日常の小さな幸せ

Dec 9, 2005
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カテゴリ: 日々の出来事
upset



同じマンションの4階にお住まいの、あるご一家。

幼稚園に通っているお姉ちゃん。

入園前らしき妹。

いつも綺麗にしていらっしゃる、ほっそりしたお母さん。


でもね、お顔が能面のようなんです。いつも。

顔を合わすと、私は笑顔で挨拶をします。

会釈を返してくれはするものの、そのお顔は…やはり能面。

目が細くて能面のように見えるわけではないのです。



お嬢さんたちも、「何、この人。」といった雰囲気で私のほうを見ます。



「同じマンションに住んでいるからといって、挨拶なんかしてこないで」

といった内容の投稿を、以前、某新聞社の掲示板で読んだ事を思い出しました。

「挨拶や会釈くらい、当たり前じゃないの?」

という返答が多数の中、

「うざったいよねー。」

という少数意見も、ちらほら。



大きな声で挨拶なんていうのは、ちょっと変な人だと思われかねないけれど、

ニコッとした会釈や、

「こんにちは」くらいなら、

日常生活を行う上の潤滑油なのでは、と思うのですよ。




「知らない人とは話をしない」と決めている人もいるのかもしれない。

他人に声をかけてもらいたくない人もいるのかもしれない。

とりわけ、この物騒なご時世。

子供には、知らない人が話しかけてきたら無視をするように、と教えているのかもしれない。


と、いう訳で、



申し訳ないけれど、私は挨拶だけは、続けさせてもらおうと思ってました。



今朝ね、私、二度寝をしてしまったんです。

いつも通り、朝早くおきて、日記更新。

ついでに、お気に入りサイト巡り。

それから、まだ寝ていた娘を起こしに、彼女の部屋へ行きました。

そして、ついフラフラ~と娘のベッドに横になり、

一緒に眠ってしまったのですね。


目が覚めた時は、9時5分。

バスが来るのは、9時25分。


急いで焼きそばを作って、弁当箱に詰めて。

娘には、みかんと「おっとっと」を食べさせて。

バスには、間に合いました。



4階にお住まいの、例の奥様と

帰りのエレベーターを乗り合わせました。珍しい。

いつもの通り、会釈。いつもの通り、彼女は能面。


いつもと少しだけ違っていたのは、

私が声を掛けたのです。

「いや~、今朝、起きたら9時5分だったんですよ。

バスは9時25分。何とか間に合いました。」と私。

すると、彼女が微笑んでくれたのです。

ドキドキです。かわいいです。

「いっそ、休ませてしまおうかと、本気で思いました。」と、調子に乗って私。

「私なら、休ませてしまったかも。」と、彼女からの返事。

顔は笑顔です。

なんだー、なんか、素敵な人なんじゃないですかぁ。

良かった、声掛けて。

天気も良いし、ぽかぽかだし、

なんか今日は、すっごい良い日だった気がします。

私って、夫が言うように、やはり単純なのかなぁ。(笑)





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Last updated  Dec 9, 2005 05:29:29 PM
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