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この旅2日目のラウンドは、Whistling StraitsのStraitsコース。 2010年に全米オープンが開催され、優勝街道を走っていたダスティン・ジョンソンがバンカーにソールした事で罰打を払い優勝をフイにしたことでも脚光を浴びた事で覚えている人もいるかもしれない設計はBlackwolf Runと同じくピートダイ。 Blackwolf Runは川に沿ってレイアウトされた森の中のコースですが、こちらはそこから20分ほど走ったミシガン湖畔のリンクスコースだWhistling StraitsのStraitsコースはキャディ付きの歩きのみのコース。 そして、ウィスコンシン州という海のない州にもかかわらずリンクスのごとくコースが出来た背景にはミシガン湖の存在抜きには語れない。 5大湖のひとつのミシガン湖は一般の日本人の感覚からすれば広大な海だが、その水面を抜ける風がただでさえ難しいこのコースでのプレイを余計に困難なものにさせるベルベットのような緑のじゅうたんが続き、グリーンの向こうには海のように見える湖が広がる。 写真だけ見れば、なんとも美しく、しかも内陸のコースだとはとても信じられないこのコースにあるパー3はどれも息をのむほど美しい。 と同時にグリーンの片面はご覧のように崖になっていてゴルファーの勇気が試されるこのコースには嫌というほどバンカーがある。 それも18ホールで50や100ではなく、正確な数は誰にもわからないのだとか。 少なくとも500以上である事は確認されているらしい。 そして、この数限りないバンカーを巡っての扱いがダスティン・ジョンソンの悲劇を生んだとも言えるラウンドも終盤、17番のパー3は美しいが同時に引っ掛けると切り立った崖下からのショットとなりティショットに緊張が走る。 マーフィの法則よろしく、普段はスライスしかしないはずのショットをなぜかプルしてしまったゴルフは全てが自己責任のゲーム。 ティショットのミスがこのようなライからのショットをjunhiroに課した。 天上にはキャディが立ち、ピンの方向を教えてくれているが、そり立つ壁のごとく立ちはだかるこの状況、なかなかに貴重な体験だった18番ホールは白ティからでも420Y、トーナメントの黒ティからはなんと520Yのパー4。 ティショットは今回プレイした緑ティから275Y地点で90°に近い左ドッグレッグになっている。 ドッグレッグの右サイドにはウェイストエリアが広がり、その向こうにはもう一本のフェアウェイが広がり、その先にグリーンがあるWhistling Straitsのクラブハウスは、Blackwolf Runのログとは趣が違い、堅牢な石造りのものでこれまた違った趣がある。 タフな18ホールを間もなく終えようという時に見えるクラブハウスは長い船旅を終えた船乗りが見る灯台や港のようなものかもしれないと思った
Aug 22, 2012
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2012年に全米女子オープンが開催された、Blackwolf Runを回って来ました。 ピート・ダイがデザインし、非常に難易度の高いコースとして知られています。 Blackwolf Runはシカゴから北に2時間ほど移動した、ウィスコンシン州のコーラーという町あります。 この町は日本で言えばTOTOとかINAXのようなトイレタリー・バス関連の企業の城下町となっていて、その企業の名前がそのまま町の名前になっていますこの日回ったのはBlackwolf Runにある2コースのうち、Riverコースでした今回のラウンドでは、宿泊とラウンドがパッケージされたものを利用しました。そのパッケージにはプロからの30分間のレッスンもあわせて付いていたので、この先の3日間、4ラウンドの前に朝一番でレッスンを取りました。 レンジはご覧のように広々としています。 こちらは一般向けののレンジで、レッスンはこの広大なレンジの反対側で行われます。 プロはjunhiroのバッグに入っていたロイコレのトライワンフレックスというスイングの練習器具に興味をひかれたようで、質問攻めにした挙げ句、自分のiPhoneで写真を撮って俺もこれを買おう! と、言っていましたRiverコースと名付けられているように、多くのホールでは黒い水を滔々とたたえた川に面してレイアウトされています。 これほど多くのホールが川と面しているコースには今まで出会った事がないように思います。 関西にゴールデンバレーというコースがありますが、もしかするとこんな感じなのかも知れません。 こうやって右に川があると、スライサーとしてはティショットで緊張を強いられますこのパー3では全米女子オープンの時に、多くの選手が池ポチャしていたのを見ましたが、いざ自分がこのホールに対峙すると右に広がる池が怖くて、大きく左に曲げてしまいました写真でもわかるようにグリーン面は非常にスムースでした。 誇張ではなく人生で経験した中で最も高速なグリーンでした。 1番最初のホールでは登りの2メートルほどのパットを1メートル以上オーバーしてしまいました。 この日、一緒に回ったのはフロリダから来たもうお孫さんがいる70代のご夫婦でしたが、二人ともグリーンのスピードには相当に難儀していましたこの日は5つ用意されているティ位置の真ん中であるグリーンのティを使ったのですが、そこからでも190ヤードを超える長いパー3で、左手前に大きな木ががっちりとガードしています。自分の飛距離とスライス系の球では攻め手に欠き多くのストロークを失う結果となりましたホールの右手をずっと川が流れます。 池と違い、流れがある川の端を行くのはどことなく風情がありますこのホールではティショットでは左手に池、セカンドショットでは右手に池が広がり、何とも神経を使わせる設計になっています。 この方角から写真を撮るとフェアウェイが左右に平行して走っているように見えますパー5の18番ホール、グリーンの向こうに趣のあるクラブハウスが見えます。 全米女子オープンの時には左サイドに続くバンカーに水が張られ、池となっていました。1999年に全米女子オープンがここで開催された時に優勝したパク・セリがその池でアドレスし、法面のボールを打ったシーンを覚えていらっしゃる方も多いかも知れませんね楽しいラウンドが終わるとこの素敵なクラブハウスに併設されたレストランで、ご夫婦とランチをいただきました。話がはずみ、すっかり気に入られてこの日のディナーも一緒にと誘ってもらいましたが、夕食は是非とも別の場所でいただきたかったので丁寧にお断りをしてお別れしました。 まだ日も高かったので、レンジに戻り気の済むまでボールを打ってホテルへと戻りました
Aug 21, 2012
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