麻布十番の片隅で『ブチョ~!』と呼ばれるヲヤヂの徒然

麻布十番の片隅で『ブチョ~!』と呼ばれるヲヤヂの徒然

2013年10月08日
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カテゴリ: 日々徒然

来年4月に消費税率が8%に引き上げられるのを前にした駆け込み需要で、
大手ハウスメーカーの戸建て注文住宅の受注金額が9月に大幅に増えています。
積水ハウスは前年同月比で174%と、今年最高の伸率。他のハウスメーカーに
おいても、9月の受注金額は住友林業が前年同月比165%、大和ハウス工業も
135%、三井ホーム(賃貸住宅含む)も169%など、各社とも過去最高に近い伸率
を示しました。

■ 10月以降に訪れる反動減とその対策

ただ、消費税率が3%から5%に引き上げられた1997年度の新設住宅着工
戸数は約134万戸と、前比82.3%、1998年度も87.9%と、過去の消費税
増税において大きな反動減に見舞われていることから、今年10月以降も
消費税増税に伴う反動減が予想されています。
かつての消費税増税はそのような状況ではありましたが、今回は多額の住宅
ローンほど恩恵をうける可能性が大きな住宅ローン減税拡充、『すまい給付金』の
創設など需要縮減を食い止める制度の拡充・創設をはじめ、創エネ住宅やスマート
・ハウスの本格普及など、高い付加価値をもつ住宅ラインアップが充実しています。

参考: 富士経済2013/10/09発表
   「需要家別マーケット調査シリーズ2013
   住宅エネルギー・関連機器エリア別普及予測調査」より

■創エネ住宅
(太陽光発電もしくは家庭用CHPを設置する住宅)
2012年度 2025年度予測
単年
42.4万戸 112.4万戸
累計
160.3万戸 1,176.2万戸
■オール電化住宅
2012年度 2025年度予測
単年
40.0万戸 46.7万戸
累計
525.3万戸 1,004.7万戸

ただ、なによりも住宅購入の動機を後押しするのが、住宅ローン金利動向
の先行き不透明感。
10月についていえば、フラット35で主力の借入期間が21年以上35年以下の
タイプで最頻値が1.930%と前月に比べ0.01%下降しておりますが、新築住宅
を中心としたリフォーム工事についても、高い技術力をもつ職人の手配が
難しくなっており、これからどんどん契約~入居までの期間が延びて
いくことが予想されています。
工事規模によっては、まだ2014年3月までのお引き渡しは可能かもしれませんが、

でしょう。

住宅ローン金利についても、現時点では下降局面に入っていますが、今後の国際
情勢の変化によっては、融資を受けるタイミングで住宅ローン金利が大きく変動
する可能性は否定てきません。

■ 家づくり計画をひとりで進めるか、相談しながら進めるか

家づくり・リフォームのすべてにおいて、ご自身で判断されることはとても
有意義なことではありますが、ご自身で判断することを優先するあまり、
家づくり・リフォームの『買い時』を間違えて大きな損を抱えることになるかわり、
家づくりや資金計画のプロと相談しながら、適切なタイミングで家づくり・リフォーム
の『買い時』をいっしょに検討することで家づくりタイミングのリスクを軽減する考え方。

そう悪い考え方ではないと思います。特に消費税増税後は、ライフプランの

家族の合意をとり、着実に家づくりを進めたほうが、
結果として 【損をしない家づくり】 になる可能性
は大きいと考えられます。






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最終更新日  2013年10月12日 16時01分00秒


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