暖冬傾向で、ゴルフ場の予約が多い!
100万ポイント山分け!1日5回検索で1ポイントもらえる
>>
人気記事ランキング
ブログを作成
楽天市場
1027180
ホーム
|
日記
|
プロフィール
【フォローする】
【ログイン】
lovesick
PR
カレンダー
カテゴリ
lovesick
(150)
let me sleep beside you
(59)
yuuko
(13)
takasaki
(31)
first kiss ケースケ×ミリ
(17)
blue night
(34)
translucent ケースケ×ミリ
(32)
box
(309)
real stories (非小説です)
(34)
ひろ。のひとりごと。
(173)
作品紹介
(13)
オットのこと。
(272)
メッセージ収納箱。
(18)
オットネタ目次
(14)
フリーページ
lovesick
登場人物
チャプター1~10
チャプター11~20
チャプター21~30
チャプター31~40
チャプター41~50
チャプター51~60
チャプター61~70
チャプター71~80
チャプター81~90
チャプター91~100
チャプター101~103(完)
メッセージ収納箱。
side stories
let me sleep beside you
メッセージ収納箱。
yuuko
メッセージ収納箱。
takasaki
メッセージ収納箱。
first kiss
メッセージ収納箱。
blue night
メッセージ収納箱。
translucent
メッセージ収納箱。
box
メッセージ収納箱。
メッセージ収納箱。2
コメント新着
windsurf4179
@
Re:近況(05/08)
お久しぶりです、福岡の加藤です。 何年振…
ぽわぽわ0127
@
Re:近況(05/08)
ひろさん! よかった♪たまには近況知らせ…
シゲタロス
@
Re:近況(05/08)
なんだか凄く久しぶり!! 帰ってきてくれて…
t-nik0618
@
Re:近況(05/08)
良かった、仕事もできるようになったので…
ひかるですが…何か!?
@
Re:近況(05/08)
ひろ。さん、はじめまして。 こちらでコ…
お気に入りブログ
空想世界と少しの現実
緋褪色さん
きっくまーくのくだ…
きっくまーくさん
無限の扉
yuto.さん
room47
shingo4711さん
ココロのまま
るーじゅら。さん
.
☆Yuri☆さん
不況に負けずに肝っ…
かわちゃん4729さん
テレビでお馴染みの…
京師美佳さん
食いしん坊のHappyLi…
ぽわぽわ0127さん
★★★はるちん garden★…
はるちん0707さん
< 新しい記事
新着記事一覧(全1170件)
過去の記事 >
2008.01.22
51
テーマ:
連載小説を書いてみようv(10282)
カテゴリ:
lovesick
浮風窯と書かれた看板のかかった門の前につくと、宗太郎は、慣れた手つきで門を開け、中に入る。
後ろからついて入るとすぐ、広い中庭があった。誰もいない。庭の向こうには古い平屋建ての学校の校舎のような窓と廊下のついた建物。その建物の右手に通路があり、奥にいけるようだ。宗太郎は、
「ちょっと声かけてくるから、ここで待ってろよ」
とその通路を抜けていく。しばらく待っていると、宗太郎が、頭に白いタオルを巻き、青い作務衣を着た、色白で、目の鋭い背の高い男の人と戻って来た。彼がフジシマくんだな、と思う。
宗太郎は、俺を手で呼び寄せる。近づいていくと、
「フジシマくん、これが、広川悠斗。で、悠斗、こっちがフジシマくん」
フジシマくんは、手を出し、
「初めまして、藤嶋です。って、こっちは初めましてな気がしないな。テレビで拝見してるから。」
と言う。俺も、握手をしながら、
フジシマくんは、手を離して、
「楓は、そうだなあ、まだ小一時間かかると思います。」
と後ろの建物を指差し、
「そこにある教室の方で待っててください。僕、ちょうど手が空いたから、お話しましょうか、広川さん。」
宗太郎は、フジシマくんに、
「ああ、ああ、いい、いい、フジシマくん。悠斗に敬語なんて使わなくて。呼ぶのも名前で呼んでやって。」
俺も、それには賛成だったので、
「そうですよ。たしか俺、年下ですから」
というと、フジシマくんは、ちょっと笑って、
「そう?じゃあ、悠斗くんで。悠斗くんも、俺のことも、フジシマくんって呼んでよ」
とすっかり砕けたしゃべりになった。宗太郎は満足そうに、
といい、
「ああ」
というと、フジシマくんにじゃあ、と手をあげて、帰っていきました。
フジシマくんは、
「コーヒーか紅茶どっちがいいかな?日本茶もあるけど」
フジシマくんが、教室に案内してくれ、お茶を淹れにいってくれている間、俺は、壁際にたくさん並べられた、様々な焼き物を眺めて歩く。小さな子供たちのクラスもあるのだろうか。とても小ぶりで小さな指先の跡を残したものもある。
そして、ある一角で否応なく足を止めることになる。陶芸に、なんの興味も知識もない俺にも、染み込んでくる、圧倒的な才能。楓の作品だ。柔らかいラインに、淡い彩色が特徴的だ。見入っていると後ろから、声がかかる。
「どれも素晴らしいよね?」
振り返ると、湯のみを盆に乗せて、フジシマくんが立っていた。
「こっちにどうぞ」
お茶を机においてくれる。俺が
「ありがとう。いただききます」
と座ると、フジシマくんは、自分も座り、湯のみを包み込むように、持って飲みながら、
「楓は、天才だよ」
と言う。
「俺も、もちろん、陶芸をやってるけど、あんな才能はない。間近で、天才の才能を見せられるということは、最初は、特にまだ子供の頃だったから、かなり、つらかった。何を作ってもむなしい気がしてさ。ただ、やはり、これほどの作品をこんなに沢山、それも作っているところから、焼き上がりすぐの瞬間さえ、間近に見られるというのは、幸せだと言うべきだと思ってる」
そういって、俺の方を見て、
「悠斗くんは、原田好司と仕事をしているから、きっと理解してくれるよね。あ、こういう言い方は失礼になるかな」
俺は首を振り、
「いえ、よく分かります」
好司と仕事をしていると才能に、圧倒される。天才なのだ、彼も。
フジシマくんは、
「俺は、天才ではないけど、陶芸を愛してる。だから、努力でどこまで才能を補えるか、日々チャレンジみたいなもんなんだ」
楓の作品を眺めながらそういうフジシマくんの横顔を見ていると、つい、口に出してしまっていた。
「フジシマくんは、陶芸だけじゃなく、楓のことも愛してるんですね」
← 1日1クリックいただけると嬉しいです。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
いいね!
0
シェアする
最終更新日 2008.01.22 00:12:17
コメント(0) |
コメントを書く
< 新しい記事
新着記事一覧(全1170件)
過去の記事 >
ホーム
フォローする
過去の記事
新しい記事
新着記事
上に戻る
【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね!
--
/
--
次の日記を探す
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
広告を見てポイントを獲得する
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
エラーにより、アクションを達成できませんでした。下記より再度ログインの上、改めてミッションに参加してください。
ログインする
x
X
© Rakuten Group, Inc.
X
共有
Facebook
Twitter
Google +
LinkedIn
Email
Mobilize
your Site
スマートフォン版を閲覧
|
PC版を閲覧
人気ブログランキングへ
無料自動相互リンク
にほんブログ村 女磨き
LOHAS風なアイテム・グッズ
みんなが注目のトレンド情報とは・・・?
So-netトレンドブログ
Livedoor Blog a
Livedoor Blog b
Livedoor Blog c
楽天ブログ
JUGEMブログ
Excitブログ
Seesaaブログ
Seesaaブログ
Googleブログ
なにこれオシャレ?トレンドアイテム情報
みんなの通販市場
無料のオファーでコツコツ稼ぐ方法
無料オファーのアフィリエイトで稼げるASP
ホーム
Hsc
人気ブログランキングへ
その他
Share by: