かえる通信
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会社の同僚(45歳・中間管理職)は言った。「そりゃ、飼っちゃうね。あいつらの可愛らしさは暴力的だもん」 彼の二の腕には、紫色の筋が二本ある。暴力的な可愛らしさに敗北した証拠だ。 ってな訳で、捨て猫(仮名・プチ)は今も我が家にいて、相変わらず私にはお尻しか見せてくれません。近寄ると後ろを向くのです。 義妹いわく「さすが、野生の勘」怪しいものは避けるってか……。くっすん。 先週末も、飼いたいというお友達が大挙して遊びに来ていた様子ですが、決まったのか決まらなかったのか、まだプチはうちにいて、ポテポテと可愛らしさを振りまいています。私はあまりの可愛らしさに写真を取ろうとしながらも悉く失敗し、指差し確認で笑われるというていたらく。 尻尾の写真は沢山とれたの。全部ブレているけど……。 会社の人がココを見ていないのを祈りつつ、あまりに面白い話を聞いたので書いちゃう。 彼はある日子猫を拾った。うちのプチと同じく暴力的な可愛らしさだった。 しかし、飼うわけにはいかないと妻は言った。(らしい)何故ならマンション(ペット可)には猫アレルギーの息子(浪人中。ひきこもり)がいたからだ。 彼はしばし考えた。 息子は可愛い。しかし、一人で放っておいたら死んでしまうという年ではない。世間の荒波に放り出した時、生き延びることが出来るのは子猫ではないはずだ……。 彼は、猫ではなく息子を放り出すことにして、近所に木造モルタル築40年、トイレ共同風呂ナシ物件を探してきて、息子に引越しするよう求めたらしい。「父さん、酷いよ。猫と俺とどっちが大切なんだっ!」「どっちも大切だが、お前は放り出しても死なない。死ぬような人間には育てなかった(つもりだ)この子は、放り出したら死んでしまうだろう」「どっちが可愛いんだ」「聞きたいのか? 本気か?」「……いいよ、俺が出て行く」 ってな会話が交わされたらしく、のんきに引きこもりも出来なかった息子は設備最低エアコンなし木造モルタル築40年、トイレ共同風呂ナシの部屋で、意地になって受験勉強にいそしみ、現在は立派な大学生になっているらしいです。 そして、なんの偶然か猫アレルギーも無くなり、マンションに戻ってきたところ、いない間に自分のベッドを自分の寝床と認識してしまったらしい、今では立派に四キロに成長した猫と日々戦いを挑んでいるという。 心温まる話ですね。 帰宅時間が遅いので、平日はプチに会えないので、週末を待たずに貰われていったりすると結構悲しいかも。 すっごく可愛い。
2007.07.10
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