対処方法


飼育方法
対処方法
病気と治療法
日ごろの管理
餌の与え方
魚の組み合わせ
イソギンチャクとの相性

* 魚が隠れて出てこない *
【考えられる原因】

入れたばかりでまだ水槽に慣れていない、 強い魚に苛められている、病気になっている、水質が悪い

【対処方法】

大抵の場合数日で出てくるようになる、魚の種類によっては1週間ほど出てこない場合もあるので、様子を見ましょう。
同居の魚がいる場合は、新入りの魚を攻撃していないかを見る。ヒレや体にキズが多く付いていたら、どちらかの魚を隔離しましょう。
水質が悪い場合は、新しい魚を入れても、水槽に慣れる前に死んでしまうことがあります。水質をチェックし、フィルターの掃除や、水換えをしましょう。

* 水槽の隅で動かない *
【考えられる原因】

強い魚によるいじめ、病気、ドアの開け閉めによる振動など

【対処方法】

魚の体の色が暗くなり、水槽の隅や岩に張り付いて、ヒレや体にキズがある時は、魚を隔離しましょう。病気の可能性もあります。
振動の場合は、水槽の場所を移動して対処しましょう。

* 気の強い魚に攻撃されている *
新しく魚を追加した時によく起こりやすいトラブルです。よく観察して、新入りが一方的に攻撃されている場合は、どちらかを必ず隔離しましょう。新入りが少し反撃するなどして、完全に一方的でない場合は、ある程度のところでおさまるので、しばらく様子を見ましょう。ひどくなる場合は、隔離しましょう。

* エサを食べてくれない *
【考えられる原因】

水槽に慣れていない、他の魚に威嚇されている、病気になっている。

【対処方法】

ショップで与えられていたエサと違う種類のものを与えると、食べないことがあるので、2,3日空腹にさせてから与えてみましょう。
他の魚に威嚇されている場合は、そのままでは餓死してしまうため、どちらかを隔離しましょう。
病気でエサを食べなくなっている場合は、重症です。病気の治療をして回復させましょう。

* 泳ぎ方がおかしい *
【考えられる原因】

水質の問題、病気になっている、減圧症になっている

【対象方法】

水質がおかしい場合は、水換えをする。水槽をセットしたてなのに、魚を沢山入れていないか、フィルターが小さすぎないかなど、原因を探してください。
泳ぎ方や呼吸を見て、病気かどうかを判断しましょう。
頭を上、または下にしてせわしなく泳ぐ減圧症は。海の深い場所で摂取された魚に多い症状です。体内のウキブクロの調整がうまくいっていない状態。治療の方法はないので、自然治癒に任せるしかありません。
魚を購入する場合、泳ぎ方のおかしい魚を選ばないようにしましょう。

* ヒレがぼろぼろになっている *
【考えられる原因】

ケンカ、病気

【対処方法】

ケンカでぼろぼろになっている場合は、一方的にやられている場合がほとんどです。ヒレが傷ついた魚は、隔離して回復させましょう。
病気の場合は、隔離して、グリーンFゴールドやエルバージュなどの薬で治療しましょう。重症になると、完全に治癒するのは難しくなってしまいます。

* 体のあちこちにスリ傷がある *
【考えられる原因】

ケンカ、病気、驚いた拍子に岩などにぶつかる

【対処方法】

ケンカの場合は隔離して治療する。
病気の場合や体に大きな傷があって血がにじんでいる場合は、隔離して、グリーンFゴールドやエルバージュなどの薬で治療しましょう。

* 目が飛び出している *
【考えられる原因】

水質が悪い、細菌によるもの

【対処方法】

これといった治療方法がありません。症状が軽い場合は、きれいな海水で飼育していれば、自然に治ってしまう場合が多いです。水がきれいであれば出ない症状なので、水換えなどきちんと行い、水の状態を常に管理することで防ぐことが出来ます。

* クマノミがイソギンチャクに入ってくれない *
イソギンチャクがクマノミの好みに合わない場合は共生してくれません。クマノミの種類ごとに、好むイソギンチャクが決まっています。 例としてまれに、イソギンチャクなしで長期間飼育していたクマノミは、水槽に後からイソギンチャクを入れても共生しないことがあるようです。


* 飼った魚を無事に家に持ち帰る方法 *
まず、水温変化を抑えましょう。寄り道せずに家に帰りましょう。車の場合、クーラーボックスや発泡スチロールなど断熱性の高い入れ物をあらかじめ積んでおき、そこに収納して帰りましょう。
夏場や冬場は、気温によって保冷剤やカイロを有効に使いましょう。
魚を運んでいる時、あまりに振動が加えられると、小型魚などはそれだけで消耗して弱ってしまうため、なるべく衝撃を与えないように持ち運ぶように気を配りましょう。

* イソギンチャクがフィルターの取水口に詰まってしまった *
まずフィルターを止め、吸われたイソギンチャクごと取水口を取り外す。バケツに新しい海水を用意して、エアレーションし、そこに取水口が付いたままのイソギンチャクを収容して、1~2日様子を見る。
自力で脱出できればそれでいいですが、そうでない場合は、取水口のスリットをイソギンチャクを傷つけないように、ペンチなどで壊しましょう。
取り出したイソギンチャクはバケツに収容したまま数日様子を見て、溶けたりしないようであれば、水槽に戻しましょう。
予防策として、フィルターの取水口には、吸い込み防止のスポンジを取り付けましょう。

* 塩ダレ対策 *
塩ダレは、水面から海水が飛び散った塩分が固まって白いかたまりになったもの。エアレーションしている水槽では、よく塩ダレが見られる。
対策としては、なるべく水面が波立たないようにする工夫が必要です。こまめに水槽のフチを拭き取るなどして対応しましょう。

* 夏場もヒーターを入れっぱなし? *
夏場、ヒーターを水槽から取り出さずに、電源だけ抜いてそのままでも問題はありません。でも、水槽から取り出して乾燥させて保管した方が、寿命が長くなります。
秋口になったら、ヒーターのセットを忘れずに!飼育水の保温を忘れて、水温が下がりすぎると、魚が調子を崩したり、病気にかかる場合があります。

* 漏電を避ける *
コンセントに付着した塩気を放置しておくと、コンセントが焦げたり、最悪の場合、それが原因で火災を起こす危険があります。
コンセントのタップを水槽よりも高い位置に置いたり、海水がかからないように防水カバーを取り付けるなどの工夫をしたほうがよい。差し込み口に、トラッキング防止のゴムカバーを取り付けたり、漏電ブレーカーを設置するのもいいかもしれません。

* 濾過槽の掃除のサイクル *
上部フィルターではろ材の上に敷いたマットを外せば、ろ材の様子がよく分かりますが、外部フィルターの場合は分解しないと中の様子が分かりません。この場合は、吐水量の落ち具合で判断しましょう。4~5ヶ月ごとというように期間を決めて掃除するのもいいかもしれませんね。

* 外部フィルターの吐水量が減ったのはなぜ? *
フィルターの吸い込み口を調べて、何か詰まっていないか確認しましょう。
何も詰まっていないようであれば、フィルターの目詰まりです。フィルターを分解し、ろ材を取り出して掃除をしましょう。洗いすぎると、ろ過バクテリアも流れてしまうので、海水で2~3回洗う程度にしてください。掃除を終えたらフィルターをセットし作動させる。この時、吐水口をバケツに入れて、汚れた海水を少し出しましょう。

* コケを効果的に取る方法 *
茶ゴケのように簡単に取れるものは、ウールマットで静かに取り、水を入れたバケツの中でマットを洗う。絶対にマットを水槽の中でもまないようにしましょう。
水槽面に生えたコケは、スクレーパーを使いましょう。一定方向に静かにこそげ落とすようにしましょう。
水槽の四隅に付いたコケは、使い古した歯ブラシなどで取り除くと効果的です。

* コケが生えない水質はあるの? *
まずは適度な水換えを心がけましょう。水換えで古い海水と一緒に、コケの栄養となるケイ素などを捨てられるからです。水換えのときに使う水は浄水器を通した物を使って海水を作るなら、水道水の中に含まれるケイ素などを取り除けられます。
コケが大発生してしまった場合は、純水で作った海水を用意し、コケを取り除いてから80~90%の水替えをするとかなり減る。
水換えのほかに、コケの栄養分になるリン酸、ケイ素などを取り除く吸着剤を使って除去する方法もある。

* 水槽の立ち上げ時に水がすぐ濁るのはなぜ? *
水槽をセッティングして水を入れるのと同時に、魚を入れすぎてしまうと、ろ過が追いつかなくて水が濁ることが多いです。 沢山の魚を入れたいという気持ちを抑えましょう。
ライブロックが腐っていると水を換えてもすぐに濁ってしまいます。新しいものと交換しましょう。
水槽を立ち上げる時、サンゴ砂の洗い方が足りないと、濁りが取れないことが多いです。しっかり洗ってから水槽に入れましょう。

* 蛍光灯の交換時期 *
サンゴメインと、魚メインの水槽では、蛍光灯の交換時期が違います。蛍光灯は時間が経つと、暗くなるのと同時に波長も弱くなります。
サンゴは光が弱くなると少しずつ開き方が小さくなったり、色合いが悪くなったりします。サンゴ水槽の場合は半年ほどで、交換しましょう。
魚メインの場合は、10ヶ月~1年くらいを目安に交換しましょう。

* 蛍光灯が突然つかなくなった *
蛍光管が切れてしまったか、グロー球が切れているかのどちらです。 蛍光管が切れた場合は新しいのと交換しましょう。目安は蛍光管の両端が黒くすすけたようになっているかどうかです。
蛍光管が新品なのに付かない場合は、グロー球が切れてしまっている場合が多い。グロー球は、それぞれの灯具にあったW数、同じ形のものに交換しましょう。
それでも駄目な場合は、器具が故障している可能性があるので、ショップで調べてもらいましょう。


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