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さかnえさの与え方さかな

観賞魚飼育の楽しみとは、水槽内で綺麗なお魚達が泳ぐ様子を眺める
事はもちろんですが、餌を与えることも大きな楽しみの一つです。
美味しそうに餌を食べる様子を見たり、慣れてくると水槽に近づく
だけで、寄ってきて餌をおねだりされると、今まで以上に愛情が
湧いてきます。



* えさを全く食べない場合 *

ショップからお魚を購入してくる際に、既に餌を良く食べている魚を選び、一緒にその食べている餌をを購入してきましょう。 しかし、お店で良く食べていても、運ばれて、別の水に入れられればショックは大きく、餌を食べなくなってしまう場合が有ります。 また、どうしても欲しかった魚がやっと入荷した場合などで、お店で餌を食べるようになる前に購入せざるをえない場合も有るかも知れません。

●『餌付け』作戦
まず、魚を落ち着かせてあげることです。魚を購入した日は、そっとしておいてあげましょう。 水槽に先輩の魚がいる場合は、隔離ケースに入れてあげましょう。 翌日、まず先輩達が食べている餌が新入りのお魚の口に入る大きさであれば、それを2、3粒与えてみます。そして気づかれないように”そおっと”様子を見て、食べている様ならもう餌付けは終了です。

ここで食べないようなら、生の餌の登場です。 一般的には7~8センチ位までの小型魚であれば”ブラインシュリンプ”が、それ以上大きな魚であれば”アサリ”が特効餌です。 アサリを使用する場合は、一度冷凍してから解凍したものにします。生のままのアサリには、人間にとっては平気でも、魚にとっては病原菌となる菌がついている場合があるので、冷凍によって殺菌するためです。 ここでも上記同様に、ごく少量を”そおっと”与え、人影を察知されなように観察します。


* 人工飼料を食べない場合 *

生の餌に餌付いていても、なかなか人工飼料を食べてくれない場合があります。 この場合、 人工飼料を食べる様に仕向けて行く必要が有ります。 人工飼料に餌付ける方法は、現在食べている生の餌を与えるのを1日止め、翌日に少量の人工飼料を与えて様子を見ます。 食べなければ、その日は他の餌は与えずに、更に翌日少量の人工餌を与えてみます。 それでも食べない場合に、やっと今まで食べていた餌を与えます。 この3日1セットを繰り返します。 ただし、お魚が極端に痩せてこないかを確認しながら行います。 とにかく、お魚の空腹状態を長くとり、『なんでもいいから食べたい』と思わせる事です。


* 餌を与えすぎない事 *

ついつい、餌を与えすぎてしまいがちです。 ”食べたそうにしている”のは、殆どの場合、餌が不足しているのではありません。よく餌の説明書などに、『一度に食べきれる量を、数回に分けて与えましょう。』と書いてありますが、この”食べきれる量”の解釈を間違わないように。 30分も経ってから、やっと餌が無くなる程度では、一度に入れる量が多すぎです。 多くの餌は底に沈んでしまって次第に腐り、水を汚すことになります。 一度に与える量の目安は、一匹ずつの魚が、『パクッ』と食べるのを2~3回確認したらそれで十分です。 一匹づつの魚に与える気持ちで『ちょびっと』づつ入れるのがコツです。 そして、入れたぶんが無くなったら、再度入れます。


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