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改札を出てすぐ、ふと路上に目をやると面白いものがこっちに向かってゆっくりと近づいてくる。 よく見ると足漕ぎの自転車。真黄色な車体で「ヨリモ」の広告がまず目に入る。 な~あんだ! 宣伝カーの自転車版か? すぐそばに駐車したら、親子連れが珍しそうに寄ってきて運転手に話しかけている。 その様子から自転車タクシーであることがわかった。 ネットで確認すると、「環境にやさしい新しい交通システムと動く広告が一つになった乗り物です。」というキャッチフレーズで日本に導入されてもう1年半ほど経つようだ。 VELOタクシー。主要都市を走っているらしい。 今度、機会があったら乗ってみたい!
2008年09月29日
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副題には「金融資本主義のゆくえ」とある。 本書は従来の経済学の枠を外れて、バブルの経済学があるとの視点で書き進められている。 以下、””部分を背表紙から引用 ”サブプライムローン危機が世界を揺るがしている。その原因を知るには、バブル発生・崩壊のメカニズムと、70年代以降の世界のお金の流れを押さえる必要がある。一方、日本国内を見ると、90年代以降、政府当局は「構造改革」と「金融自由化」により長期不況を脱する道を選んだが、この選択は果たして正しかったのか。政策のバックにある主流派経済学では、もはや問題を解決できず、格差の拡大など、社会の傷を深くするばかりだ。経済学の限界を指摘し、日本社会の現状と将来を見据えた新しい経済学の可能性を探る。” 今から10年位前であろうか? 現厚生労働大臣の枡添要一氏が端的に語っていた言葉が常に頭の片隅から離れない。 「金融ビッグバンとは毎日ギャンブルをやっているようなものです」 昔からよく言われることであるが、「うまい話はない」 金余りの時代、その金の運用のために国家規模で「うまい話」が作られ、それに庶民が乗せられ、飛びついたところで、破綻をきたす「バブル経済」 たとえ、うまい話に乗らなくても、その功罪がいまや全世界、全国民に影響を及ぼす‥‥今はそんな時代なのかと推測している。 経済のことはあまりよくわからないが、本書は、今の世界経済を理解するうえで、大変、参考になる。 しかしながら、「閉塞」の表題が示すように、文字通り、経済成長とは何か? 国家戦略をどうしていくのかなど、大所から考えなければ解決が難しいという重い課題を背負っているそのような状況のなかでの経済を考える内容である。 P.S. こうしている間も相変わらず、借金時計がクルクルと回り続けている。これをどうするのか?? 世界を旅行するときに、何かわからないことなどがあったら++ANNY-KEYの部屋++が参考になる。経験豊富なこのサイトがきっと何か糸口を届けてくれるはず!
2008年09月28日
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浜松町駅から竹芝桟橋方面に歩いてすぐのところにある。 ここにあるのが、浜離宮と思っていたが、違うことを初めて知った。 江戸最古の大名庭園とのふれこみで、典型的な「回遊式泉水庭園」で、池を中心とした地割りと石割が秀逸とのこと。 季節はやや遅かったが彼岸花が美しかった。 40~50分もあれば一周することができ、駅から近く、手ごろな憩いの場である。 スライドショーはこちら 到知出版社発行 安岡正泰著 「安岡正篤 一日一言」から引用 9月26日 東洋の学問、西洋の学問 東洋の学問を本当にやった人、いわゆる悟道し道を修めた哲人は、骨の髄まで学問になっている。これに対して西洋の思想家・学者は、知識や教養は豊かで洗練されていても、人物が本当に磨かれて、学問と同じように人間ができているという人は非常に少ない。
2008年09月28日
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休日、東京に出たついでの帰り道に浜離宮恩賜庭園に寄ってみた。 天気がハッキリしない陽気だったが、園内は外国人やアベック、高年の方々がゆったりと過ごす姿が目立った。 園内は広く、1時間半ほど散策したが、全て回ることは出来なかった。 大きな池の真ん中には茶室もあり、抹茶を楽しむ女性客で賑わっていた。 季節の草木も多く、まわりの高層ビルとのコントラストが何とも言えずに良い。所々に咲いている彼岸花もあでやかで趣がある。 出口付近では大道芸の演技で人だかりができて、喝采を浴びていた。 また、訪ねてみたいおすすめの散歩コースである。 スライドショーはこちら
2008年09月28日
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いきなりまぶしい所に出たときや、日がまぶしく感じるときなど鼻がムズムズしてきてくしゃみが出る。 誰でもそうなのかと信じて疑わなかったけれど、ある時に、その話をしたら、笑われて、特殊な生理現象であることがわかったのは20歳の頃。 身の回りにそれらしき人はあまり見かけないけど、ネットで検索すると結構な割合でいることがわかって何故か親しみを覚えてしまう。 太陽とくしゃみ同盟というサイトを発見したのは5、6年前。残念ながら最近あまり更新されていないようであるが。 天気がよい日など、朝、外に出ると必ずくしゃみが出る。好調なときは2~3回くらい続けて出て、爽快である。 今日は何回出たと、くしゃみ日記をつけようかとも思ったことがある。 会社の中で、仕事をしているときも時々出る。 車を運転しているときもムズムズしてくることがあるが、くしゃみに集中する間に事故を起こさないよう、気をつけてくしゃみをしている。 多い日で4回くらい、平均すると1日1回くらいかナ?とすると、いままでに大体2万回くらいした勘定になるのだろうか? 光くしゃみ反射
2008年09月24日
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前の上司が大変な田村ファンでそれ以来、彼女の存在が気になるようになった。 その田村能里子展が日本橋高島屋で開かれているというのでお墓参りを済ませた足で寄ってみた。 予備知識としては主にアジア女性をテーマに描き続け「タムラレッド」と呼ばれる赤の使い方が特徴というくらい。 今回の展覧会は壁画50点目で今までの集大成とのこと。 「風河燦燦 三三自在」と名打った京都天龍寺の「宝厳院」の本堂の再建にあたり描かれた奉納を前にした58枚の襖絵を中心に展示されている。 禅寺の襖絵を女流洋画家が手掛けるのは初めてのこと。 洋画の面を主体にした中に東洋的な線を組み合わせた画法で、独特の線タッチによる特に顔や手、足の表情にインパクトがあり、赤主体の襖絵に突如表れる鮮やかなブルーの空も衝撃的であった。 百年、千年と生き続けるにふさわしい襖絵であると思う。
2008年09月23日
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無料で学べる英語学習サイト「iknow」 「つながる、ひろがる、英語学習サイト」を合言葉に、音声あり、動画あり、コンテンツは大変に豊富。 学習コースの選択方法も、今の英語レベルから選ぶ、英語でやりたいことから選ぶ、など臨機応変に選べる。 もちろん、始めるに際してのレベル診断コースもある。 学習度合いもいろいろな角度からすぐさまグラフで表示される。 それとともに特筆されるのは学んでいる仲間と常にコンタクトが取れるSNS方式になっていること。 こんなことがタダでできるとは、感動ものである。 英語学習を考えている人には一見の価値ありのサイトである。
2008年09月23日
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現在、東南アジアから中東にかけて放浪の旅を続けている娘から連絡があり、 「これからコルカタに行く」 「はあ??」 「そこ? どこ???」 「 ‥‥‥昔のカルカッタ!!」 「あっそう! 今コルカタって言うんだ!」 そう言えば、以前、シンガポールで『マーライオン』を見に行こうと探していたときに街行く人に尋ねたときのこと。 「Where is マーライオン?」 「ムム?? マーライオン?? ??」 何回か身振り手振りでやっと伝わった。 「オ、オ~~!! メライアン!!」 日本語化された英語や地名、固有名詞など、ちょっとしたことで全然通じないときがある。
2008年09月22日
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近くの駅前で準決勝戦があるというので出かけてみた。とは、いうものの消化試合であり、きたるべき決勝戦への前衛戦という性格のものである。 メディアを通しても嫌というほど目に耳にしているが、メディアは都合のいいカットだけを放映しているので、やはり一部始終がわかる生の現場を見ておくに限る。それに、そこに集まった一般の人々の個々への反応を知ることも必要である。 5人の候補が立候補順に持ち時間の10分を最大限に利用して、耳障りのよい言葉をこれでもかと浴びせてくる‥‥が、今ひとつ心に響かない。 総裁選ではあるが、5人の候補がそれぞれの担当分野を意識して訴え、あきらかに決勝戦を意識したアピール戦である。 会場に行くまでの車の中でラジオで聞いていた政治評論家のM氏の言葉が頭の片隅から消えない。 「今、高潔な精神を持って、希望のメッセージを与える人がいない‥‥」 1ヵ月後くらいに予想される決勝では、我々は間接ながら誰かを選んで日本の将来を託さないといけないのであるが‥‥。
2008年09月21日
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ニューヨークタイムズの取材記者の経験を踏まえ、アウトサイダー的な立場から、日本のジャーナリズム界に鋭く切り込んでいる。 とりわけ、日本記者クラブの横並びで自己保身的な、本来の記者の立場を忘れた面々に対しての批判は強烈。 教師や警察、その他もろもろの業界で、戦後50年ばかりの高度成長時代に培われ、現在では負の遺産である「サラリーマン的体質」が今の世のネックとなっているということであろうか? 以下、エピローグより抜粋引用 ”確かに、私は「永田町・マスコミの敵」で、「史上最低のジャーナリスト」かもしれない。しかし、権力とメディアの良質な関係を構築しようとする意思だけは、たぶん、どの記者にも負けないと自負している。 そのために、筆者が肝に銘じていることは次の三点だ。 ・素朴な懐疑主義 ・健全な緊張関係 ・適度な諧謔精神 ‥‥” ”民主主義を補完するためにも、良質なジャーナリズムの存在は不可欠だ。だが、現在の日本におけるメディアの現状はそれとはあまりにもかけ離れている。 私はただ、権力とメディアの関係を30年前、1978年以前の健全な状態に戻したいだけなのだ。‥‥ ‥‥そして、優秀な記者たちを記者クラブから解放することが筆者の何よりの希望である。日本の記者たちは、そろそろ政府の用意した安全な「遊園地」の門から外に出るべきではないか。世界のジャーナリストたちはすでに「遊園地」の外で戦っているのだ。 「記者クラブの解放」と「クラブ記者の解放」という夢が実現した時になって初めて、日本のジャーナリズムは世界の仲間入りが可能になるに違いない。”
2008年09月21日
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以下、目次壱部 「日本破れたり」の悲劇を繰り返すな 日本はいかにして自滅するのか 歴史的大儀なき「大連立」は野合でしかない 誰が「安部晋三」を辞任に追い込んだのか 自民党を蝕む「容共リベラル」汚染弐部 アジアの「冷戦構造」をいかに打破するか 金正日、胡錦濤の「戦略的射程」を見極めよ 北朝鮮の核実験と「戦後平和主義」の終焉 「戦後民主主義」の逆襲と保守の油断 日米両政府に”チャーチル”はいないのか参部 ヤルタ・ポツダム体制からの解放 新コミンテルン・伏魔殿としての国連の闇 「ヤルタへの道」を拓いた人々の背信 「GHQ史観」に呪縛される政治家・外交官の歴史認識四部 「第四次大戦」としてのインテリジェンス・ウォー 「スパイ防止法」なき日本の危機 「冷戦」の勝敗はまだついていない 今、どのように世界が動いているのか?その中で日本は?インテリジェンスへの造詣が深い氏が、「タイタニック現象」の日本が「自滅からの脱却は可能か」との副題を立てて、日本の危機に対して渾身の力をふりしぼって書き上げている。 メディアや新聞がうわべだけを流し、その本質を決して語らない中で、日本が世界の中でどのようなスタンスと役割を持って、生きていくのかきちんとした考え方が今こそ必要とされている時はない。 ここでは究極的に日本はアメリカを選ぶのか、中国を選ぶのか、という重い課題も提起している。 おりしも将来の方向に大きな影響を与えるであろう大きな選挙が控えている。 タイタニック号の傾きかけた甲板の上で、お祭り騒ぎをしているときではない。 吹く風に流されないように、現実をきちんと判断できる知識を蓄えなければいけない。その一助として本書は近年を歴史的見地から考える上で有効なものであると感じる。 現在、報道されている様々な政治的ニュースの背景を理解する上で、一つの見方を提供してくれる有難い本である。
2008年09月21日
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読書のための便利なツールが日経新聞に紹介されていた。 以下一部抜粋引用 ”書籍販売の丸善で人気なのは英国生まれの「サムシング」。見開きの状態でプラスチック製補助具がページを固定し、穴に親指を通せば片手で本が読める。「電車内でも読書したい人が購入する」‥ 主に海外の読書関連商品を扱うサイト「快読ショップYomupara」では、「ブックストッパー」‥‥鉄製のおもり付きのクリップがページを机上などで固定する。「解説本を読みながら、パソコンや料理をする人が重宝している」‥‥” 早速、近くに丸善があるのでサムシングを購入してみた。来週からの通勤時間に試してみよう。 ところで製作元を見たらびっくり。Made in South Africa となっていた。原価はどのくらいなのだろう?
2008年09月20日
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この春から通院している。といっても歯医者である。 虫歯の治療を終えたとき、「この際に歯周病の気があるのでついでに口の中を少し気長に治療しましょう。」と言われて月に1、2回のペースで治療中。 先だって、「歯間ブラシを使ってみてください」と紹介された。 以来、時々、歯ブラシと共に使うことがあるが、慣れないために使いにくい。歯の間に入るところと入らないところがあったり、磨く方向にうまく手が動かなかったり、特に上の歯はやりにくいったらこの上ない。 できる所を気が向いたときに使っているが‥‥。効果はいかに‥‥。
2008年09月19日
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数日前の明け方、突然のショックで目を覚ました。 我に返って、すぐに事態を把握できた。 高さ30cmほどのベッドの下に‥‥‥。初めての経験である。 目覚ましを見ると、4時20分。 落ちて初めて思ったが、よくよく落ちないことの方が不思議である。 普段は無意識の中でも潜在的な意識が働いているのであろうか、脳の不思議。 茂木氏だったら何と答えるだろうか??
2008年09月18日
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おとといの晩の帰り道に見た月は少し欠けていた。明日、十五夜だけれど大丈夫だろうか?そんな思いが頭をよぎった。 昨夜はきれいな月が見えた。「そうか!十五夜か!」真ん丸く美しく見える。 今日の天声人語を見たら次の一文が目に入った。 以下、抜粋引用 ”十五夜は満月とは限らない。そのくせ、必ず仏滅になるそうだ。だからとは言わないが、拝み損ねても気を落とすことはない。満月は今夜である。” 残念ながら今晩はちょっと見えそうもないが‥‥‥。知らなかった! 十五夜≠満月、十五夜=仏滅、とは!!
2008年09月15日
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以下、背表紙に書かれた概要を引用 ”情報ネットワークや市場経済圏の拡大にともなう猛烈な変化に対して、多くの人々がストレスを感じている。格差は広がり、自殺者も増加の一途を辿る中、自己肯定もできず、楽観的にもなれず、スピリチュアルな世界にも逃げ込めない人たちは、どう生きればよいのだろうか?本書では、こうした苦しみを百年前に直視した夏目漱石とマックス・ウェーバーをヒントに、最後まで「悩み」を手放すことなく真の強さを掴み取る生き方を提唱する。現代を代表する政治学者の学識と経験が生んだ珠玉の一冊。生まじめで不器用な心に宿る無限の可能性とは?” 以下、本文第三章から抜粋引用 ”職業としての学問の中で、ウェーバーはこう言っています。われわれはみな、自分たちは未開の社会よりはるかに進歩していて、アメリカの先住民などよりはるかに自分の生活についてよく知っていると思っている。しかし、それは間違いである。われわれはみな電車の乗り方を知っていて、何の疑問も持たずにそれに乗って目的地に行くけれども、車両がどのようなメカニズムで動いているのか知っている人などほとんどいない。しかし、未開の社会の人間は自分たちが使っている道具について、われわれよりはるかに知悉している。したがって、主知化や合理化は、われわれが生きるうえで自分の生活についての知識を増やしてくれているわけではないのだ――と。 そして、高度に科学が進んだ医学についても、こう言っています。 医者は手段をつくして患者の病気を治し、生命を維持することのみに努力を傾ける。たとえその患者が苦痛からの解放を望んでいても、患者の家族もそれを望んでいても、患者が治療代を払えない貧しい人であっても関係ない。すなわち、科学はその行為の究極的、本来的な意味について何も答えない――と。 ウェーバーは、十九世紀ロシアの文豪、トルストイに非常に注目していて、合理化の問題を考えるときにトルストイにたびたび言及しています。 そのトルストイの「人生論」の中にこんなエピソードが紹介されています。 あるところに水車小屋で粉引きをしている男がいました。彼は自然の恵みの中で朝から晩まで一生懸命働いていたのですが、あるとき水車のメカニズムに興味を持ちます。そして、水車に引き込まれてきた川の水によって動いていると理解すると、今度は川の研究に熱中してしまい、気がついてみれば、本来の仕事である粉をひくことを忘れてしまっていた――というものです。 トルストイのテーゼは徹底的に「反科学」です。科学はわれわれが何をなすべきかということについて何も教えてくれないし、教えてくれないばかりか、人間の行為がもともと持っていた大切な意味をどんどん奪っていくと考えました。” 以下、第八章から抜粋引用 ”トルストイは、「無限に進化していく文明の中で、人の死は無意味である。死が無意味である以上、生もまた無意味である。」と言いました。人が自然の摂理に即した暮らしをしているときは、有機的な輪廻のようなものの中で、生きるために必要なことをほぼ学んで、人生に満足して死ぬことができます。しかし、絶え間ない発展の途上に生きている人は、そのときにしか価値を持たない一時的なものしか学べず、決して満足することなく死ぬことになります。だから、確たるものの得られない死は意味のないただの出来事であり、無意味な死しか与えない死もまた無意味である――というのです。” 夏目漱石やウェーバー、トルストイにしろ、昔の人は生きるということに対して、深く考えていたのだろう。だから、永遠の摂理として今でも新鮮さを保っているのだろうと感じた。 ----------------------------------------------------- 花まるpakapakaクラブ 花まるのマスターが今年後半のG1レースを渾身のチカラを こめて予想します。ご期待ください!!-----------------------------------------------------
2008年09月15日
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知人からふと聞いた庭師の小川治兵衛が気になり、旧古河庭園を訪ねた。 上中里駅から徒歩7~8分。並木沿いに道なりで本郷通りに出てしばらくしたところにある。 リーフレットによると、もとは明治の元勲の陸奥宗光の別邸であったが、宗光の次男が古河財閥の養子になった時に、古河家の所有になったとのこと。 小高い丘にある洋館は深茶のレンガ作りで落ち着いた色調がとても良い。斜面を含めた周囲は、かたや芝生、かたや薔薇の洋風の庭園、低地に日本庭園が配されている。 小川治兵衛作の和風庭園、灯篭の配し方や池の周辺の雰囲気、ところどころが平安神宮などの庭園とラップして映る。 9月半ばというのにつくつくぼうしの鳴き声がにぎやかだった。 ふと、相続税対策で田中家が手放したと記憶している目白御殿や現在政界で活躍中のA邸の、50年後100年後、その住処がどう処遇されているのだろうか?頭をよぎった。 旧古河庭園 庭園スライドショー
2008年09月14日
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この方のブログで紹介されていて気になっていた文房具店「SOCS」。 今回、近くに行く機会があり、ちょっと寄ってみた。 場所は本郷3丁目の菊坂を下り始めるところに、こじんまりとあり、注意をしないと見逃してしまいそう。 店先においてある黄色いポリバケツが目印か?? 中は数人入れば身動きできなくなるくらいのスペース。 輸入した文房具が所狭しと置いてある。主だった商品には店長の感想が書かれていて参考になる。筆記具などを中心に見たが、視点や発想、技術の置き所が面白い。 日本の商品はやはり横並びから抜け出していないという気がした。 なかでも、ペン先が太いカリグラフィー用のペンなのか?大変に面白い線が書けるペンに食指が動いたが、次回に譲って、今回は卓上のカード立てを買って引き上げた。 上野松坂屋、銀座プランタンにも出店しているとのこと。 また来て見よう! -------------------------------------------------------もつ鍋がおいしい市川駅前《花まる》 引っ越してきたばかりとか、転勤してきたばかりとかいう単身赴任のサラリーマン、結婚ホヤホヤの若夫婦が多い店。何故か初めての土地で入りやすい店ではあるらしい。どんなもつ鍋が出されるのやらと、恐る恐る立ち寄った博多出身の紳士や、ブランド牛の名で知らぬ人はないという松阪から来た若いカップル、もつ料理系の店が多い浅草で育ったという青年をはじめ、多くのお客様から大変好評をいただいています。先日も、娘さんの就職に伴う引っ越しを手伝いに名古屋から来ていたお母さんと娘さん当人が、太鼓判を押してくださいました。名古屋も、もつ鍋文化圏であったらしい。是非、トライしてください。生から煮てゆく牛もつのうま味は、きっとあなたに、ディープ・インパクトとカルチャー・ショックを与えることでしょう。当店オリジナルの特撰牛すじ鍋も好評です。醤油で、味噌でよし。柔らかく下ごしらえしてある花まるの牛すじ鍋は、もつが苦手、歯に自信がないという方には特にオススメします。一人前からできますので、お一人様でもお気軽にご来店ください。-------------------------------------------------------
2008年09月13日
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天気が気になる。台風15号が近づいているとのことで10時のニュースを見ようとNHKをつけた。 ちょうどのタイミングで松平?キャスターが、「今、入ったニュースです。」ということで、世界貿易センターに飛行機がぶつかったことを伝え、ほどなくニューヨークの青空を背景にビルの中腹から煙をあげている映像が映し出された。 その中継映像を背景にニュースは続いていく。しばらくして、その映像に機影があらわれ、もう一方のビルに突っ込む様子が映し出された。無声映像に、キャスターはその真意がつかめず、戸惑いの様子が画面を通じて伝わってくる。 録画映像にしては様子が違うし、まさか、まさか2機もという‥‥‥感じである。 その映像に対して、キャスターのコメントもない。 何かの間違いでは‥‥、そんな雰囲気が伝わってくる。 ‥‥‥それから、えんえん‥‥‥テレビの前に真夜中まで釘付けになり、翌日は寝不足で出社したが‥‥。 あれから今日で丸7年。 ところで‥‥‥、あの台風はどこへ行ったのだろう。トンと記憶にない。
2008年09月11日
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会社からの帰り道、ふと気がつくと、いつのまにか、セミから、秋の虫の鳴き声に変わっている。 風情を感じるひと時であるが、はて、何の虫だろう? こおろぎ、キリギリス、うまおい、鈴虫、マツムシ、このくらいしか虫の名前が思い出せず、どれも当てはまりそうもない。 ネット上に、花の名前を知りたいときは、花を調べる辞典があるが、虫の音を調べる図鑑?も必ずやあるはずである。 早速、この宿題を忘れないようにメモして、家に帰り、食事を済ませてから調べてみた。 「鳴き声」は「図鑑」ではないが、それ以外に適切な言葉が見つからず、とりあえず、「虫、鳴き声、図鑑」と入力して検索してみた。 やはり! あった!! 鳴き声を調べる最中に、いくつかの虫の声に聞き入ってしまい、本来の調査は中断してしまったが、虫の音は心に一服の清涼剤となった。 秋の夜はやはり虫の音が聞こえないと‥‥‥。 以下、虫の鳴き声を聞くことができるサイトをいくつかピックアップしてみた。 YAHOOキッズ図鑑 虫の声WORLD 森の声コンサート 虫の声 今では懐かしい?セミの鳴き声はこちらのサイトがオススメ。
2008年09月09日
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きちんとした文体に深い考察を加えた論理的な長文が目を引く。 こんなブログを書く人もいるのかと感心していた。 つい先日、テレビで大臣の経費の問題のニュースを見ていたら、噂の家の隣に住んでいるんです‥‥ということで、なんと‥‥、いきなり実名で登場した。 例のブログの筆者の池田信夫氏である。 経歴などを見ると、書くことのプロである。 合点がいって安心した。 ブログ、ネットという媒体は手の届かないところにいる人もごく身近な人に引き寄せてしまう便利な革命的なツールである。
2008年09月08日
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日経朝刊「米大統領選混沌 海図なき世界秩序」から以下抜粋引用”次期政権の戦略が見えないと、どんな事態が想定されるか?インテリジェンスの専門家によると、初めてヒキガエルにであった幼児を想像するとよいそうだ。最初は遠巻きにしてみている。石を投げる。小枝で突っついてみる。動かなければ刺し、ピョンと跳ねたら一目散に逃げる。 「新大統領の出方をみるため、就任直後に小規模な軍事紛争やテロが起きる」というのがその専門家の見立てだ。 ロシアのグルジア侵攻はその先駆けのようなものだ。” これよりも規模は小さいが、会社でも人事異動などの際にこれと似たようなことを多々見受ける。 敵なのか、味方なのか、瞬時に働く人間の防衛本能であろうか? しかしながら、グルジア侵攻がもし、その駆け引きの仕掛けであったとすれば、やはりいつも犠牲を強いられるのは、弱いものである。
2008年09月07日
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1000ブログ記事、内容はともかくさておいて、昨年の正月に今年の9月末の予定を立てたが、少し前倒しして達成! マイルストーン的目標も含めて、1000という数を意識して能動的に何かを積み上げてきたことは今までになかった。初めての経験である。 1000という数がどんな数なのか、少しは体で感じ取ることができたような気がする。 4年半で1000ブログ、ゆっくりした速度である。せめて1日1ブログくらいは書きたいところだが‥‥ 次の目標5000はとりあえず10年後(2018年)くらいに設定しておこう。
2008年09月07日
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早くも今年の流行語大賞が噂され始めている。半分冗談ではあろうが‥‥。 しかしながら、これ、結構、いろいろな場面で使えそうなギャグである。 「私はあなたとは違うんです!」 刺激的な質問に気色ばんで‥‥‥、ユーモアでかわせない生真面目な性格なのだろう。 結果的に1年で放り出してしまったということは、魑魅魍魎の政治の世界で、舵取りをしていくには似合わなかったのかもしれない。 それに現在の八方ふさがりの閉塞的な状況。 いろいろな批判が多い中で、それなりの業績もあるのだろうが、その人の「ひとこと」だけが記憶に残りそうである。
2008年09月06日
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解散、総選挙の時期をこだわることについて、 なるほど、そういうことだったのか!
2008年09月04日
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夕刊フジの「あすは何の日」をふと見ると☆1977年9月3日☆「王世界一756本塁打」とある。 久しく忘れていた光景が眼前によみがえった。 当日は後楽園球場のライトスタンドで野球観戦をしていた。756号は左斜め前のスタンドに吸い込まれていった。 大歓声の中、ゆっくりと王選手が一周した後、突然に球場内が真っ暗になり、ピッチャーマウンドにスポットライトが当たり、ご両親が‥‥。 帰りに全員に王選手のサイン入り色紙のコピーが配られた。 思い出してみるとつい昨日のようだが、あれから、もう31年か‥‥‥! 王756本塁打
2008年09月02日
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日経のネットナビ《こっそり教えて》コーナーに『「と読む」入れて読み方一発検索』との見出しで役に立つ記事があったので、以下、一部抜粋引用。 ”「鏑木」など、漢字の読み方が難しいときもコピーして張り付け、スペースを入れて「と読む」を検索条件を加えれば、簡単に読み方が分かります。音楽グループの名前など、当て字や表記に凝ったものを調べるときにも使えるので覚えておきましょう。” 検索方法のちょっとしたヒントが、知を広げる上での欠かせない技術となる。一つの手法として有効に活用していきたい。 到知出版社発行 安岡正泰著 「安岡正篤 一日一言」から引用 9月1日 佳書と出会う 佳書とは、それを読むことによって、我々の呼吸・血液・体液を 清くし、精神の鼓動を昴めたり、沈着かせたり、霊魂を神仏に近づけ たりする書のことであります。 佳い食物もよろしい。佳い酒もよろしい。佳いものは何でも佳いが、 結局佳い人と佳い書と佳い山水との三つであります。 然し佳い人には案外会えません。佳い山水にもなかなか会えません。 ただ佳い書物だけは、いつでも手に執れます。
2008年09月01日
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