LOHAS(ロハス)な家事をしよう

行事(1月)

TOP 季節の行事の裏技 >季節の行事に食す(1月)

2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月



食の歳時記   季節の行事に食す(1月)

***  1月  ***
お正月
1月1日~3日

お正月3元日はおせち料理を食べます。
「おせち」の語源は年神様へのお供え物の節供(せちく)からきています。

その昔、年の初めにお供えものと同じものを食べて願かけをしていました。
それらの農作物を雑多に煮たものがお雑煮です。
ですからお雑煮は地域ごとに入れる作物が違うのです。

以上の伝統から、実はおせち料理の基本はお雑煮だと分かります。
3日間お雑煮を食べるのが慣わしなのです。
数量限定 北信州のお雑煮  数量限定 北信州のお雑煮 

江戸時代になって縁起をかついだ現在のようなおせち料理が盛んになってきました。
祝肴3種の黒豆、かずのこ、田作りは一の重に、エビなどのメインは二の重に、
煮しめは三の重に入れます。

伝統おせち料理”和食三段重” 伝統おせち料理”和食三段重”

お年玉の語源とも言われるお餅。(他の語源も現在考証中だそうです)
年長者からお供えした後のお餅をもらったところからきていると言われます。
(お供えのお餅は丸い玉餅でした)

お屠蘇を飲むおうちもあると思います。
屠蘇散をみりんなどで味付けしたアルコール。
屠蘇散は漢方でできています。
地方によって異なりますが、お屠蘇は年少者から順繰り飲んで、
次の人に注いでいく慣わしになっています。

三日とろろ
1月3日

3元日の最後、3日の日はとろろ芋を食べるのが慣わしの地域があります。
(全国的な行事ではないようなのですが、ここ、東京の一部では やっています。)

とろろ芋には消化酵素がたくさん含まれているので、
3日間おせちを食べ続けて疲れた胃を休ませようという、
昔の人の知恵なのでしょう。
この冬も元気に過ごせますようにとの願かけで食べるそうです。

七草がゆ
1月7日

春の七草をおかゆに入れて食べます。

春の七草とはせり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。
おせちで疲れた胃をおかゆでゆっくり休めましょう。

春の七草がゆ 春の七草がゆ

鏡開き
1月11日

お供えの鏡餅をおろして割る行事です。

開くは割るという意味で、縁起をかついで切ることはしません。
ハンマーなどで割って食べます。

割ってすぐ食べるのが正式なのですが、最近では保存しておいて後で食べたり、
15日の小正月に食べたりするようになりました。

小正月
1月15日

1月最初の満月をお正月としていた昔の名残りで1月15日を小正月というそうです。
厳密には旧暦の1月15日のことですが、今では新暦の1月15日にお祝いしています。

また、お正月に忙しく働いた女の人をねぎらう日として女正月ともいいます。

小正月には小豆がゆを食べて、豊作を願う慣わしがあります。
小豆から出る色で赤いおかゆになります。
昔は 赤い食べ物が体に入ると元気になれる、と思われていて、
縁起の良い食べ物でした。
小豆がゆは発展して、今のお赤飯になったといわれています。

【健康食彩館】味わい粥(あずき粥) 【健康食彩館】味わい粥(あずき粥)

二十日正月
1月20日

お正月料理の食べ納めをします。

行事の過ごし方はまちまちで、おせちの残りを食べ終わるとも、
また全くおせちとは違うものを食べるとも言われています。






© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: