脱廃人的社会人生活
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副題のとおり,明らかに弁護士をターゲットにしている一冊。裁判官や検察官は,読者としてはあまり想定していない模様。証拠法の知識や,比較的新しい弁護実践を踏まえた記述が散見され,読んでいて面白い。公判でも黙秘する被告人(それを実践する弁護士)なんて,当地のような田舎では全く耳にしないけれど,東京の最前線の先生は結構やっているらしいからね。私も機会があればやってみたいと思っているのだけど……。刑事事実認定の総論的な部分について,繰り返しを厭わず,丁寧に解説してくれるので,見かけのボリューム以上に応用がきく一冊だと思う。ただし,空中戦のような議論も目立つので,初心者が一読するだけで直ちに使える知識を習得できるような本ではないと思う。当たり前か。各論的な部分は『50選』ということで。
Jan 30, 2019
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