うずまき月子の庭

うずまき月子の庭

2007年01月03日
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カテゴリ: 徒然・・・・
いまから、9年も前に遡ってしまう、お話です…。

わたしがまだ20代で、何もかもを怖いもの知らず? で、いた頃です。

当時、8歳年上で、仲良くさせていただいた方がいて、
姉のいないわたしには、お姉さんのような感じでもあり、
彼女のお宅によく遊びに行っていました。
彼女は、ご自分のビジネスに成功された方で、
お一人で、都内の、家賃が○十万円もするマンションに住んでおり、
ちょっとしたセレブな感じでした。

そのお宅には、ビジネス関係の方など、いろんな業種の方たちが


ある日いつものように遊びに行くと。

「月子ちゃん!!見て見て!!!」と、興奮気味に紹介されたのが、この絵です。


2006_1230画像0001.JPG


え・・・・なに。
この絵。


まるで、わたし・・・・???


そう、この絵は、わたしの似顔絵?とでもいえるように、わたしにそっくりなのです。


そのお姉さんの家にその日、訪れた方たちのなかで画家の方がいて、
その方の作品なんだそうです。

その画家の方もその場にいらっしゃったので、
「どうして、この絵を描かれたのですか?」と、不躾にも、その場で聞いてみました。


だって、彼とわたしは、その日が初対面.....!!



彼としても、戸惑いがあったのでしょうか、なかったのでしょうか?
わたしの驚愕とは裏腹に、
「・・・雑誌なんかを見ていて、インスピレーションで、描きました」
という、なんということもない平凡な(?)お答えでした。

ここまで読んだ皆さんのなかでは、



なんて思う方もいるでしょうか?(笑)

残念ながら、まったくそんなことはなく、けれども、わたしは、
この絵から離れがたい気持ちが沸き起こり、
(自分に似ていることもさながら、この絵が放つ元気のよさ・明るさに惹かれて)
その場で、価格交渉をし、確か3万円くらいで、この絵を購入したのでした。
人生で、最初に購入した、絵なのです。
そして、それ以来、その画家の方とは、一度もお会いしていません。

その後、わたしの友達がわたしの家を訪れるたびに、

「なにこれ~。月子の自画像???」と、驚かれました。

しかし、年月がたつにつれ、最近わたしの家を訪れる人たちは、
この絵を見ても、わたしの自画像、と認識してくれなくなりました。

もう、こんなに、色も黒くないし・・・(当時、波乗りばかり行ってて、色が年中黒かった)

わたしも、この絵の自分から、そろそろ卒業しつつあるのかな??

・・・にしても、なんだか不思議なご縁のある絵だよね。
と、折にふれ、いまだに見つめてしまう、絵なのです。





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Last updated  2007年01月27日 16時35分31秒
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