
川辺川ダム建設に絡んで五木村は翻弄され続けている。もう20数年経ち、今般熊本県知事より白紙撤回の話が出された。何という拙劣な行政だろうか。問題の先送りがされ住民無視もこれに過ぎるものはない。かっては平家の落人たちの村といわれていた。あの「五木の子守唄」の故郷でもある。純真な村民を巻き込んで生活の本拠であるその住まいを奪ったのだ。今更だが、ダムは本当に必要だったのだろうか。水害予防と言われた、あれからどれだけ大規模な水害はあったのか。
・住民の意志を無視してダム計画がされた証拠だろう。既に2000億円と40年間という投資がされている。誰がこれを補填できるだろうか。住民を苦しめた物的損害と精神的慰謝料はあるのだろうか。行政のすることは果して地域の利益に根差しているだろうか。諫早の干拓地も同じだろう。次々に計画されたものが、必ずしも地域のためだけではないことは明らかだ。利権に絡む裏があるのではないさえ思われてくる。
・へ2・・・政治に絡んだ裏取引があるのではないだろうか。五木村は、住民たちの生活の基盤である住居が水没するとして移転をさせられた。強い反対運動がつづいていた。今頃になって白紙撤回をしてどうするのだろうか。住民から県知事の説明に対して「責任を取れ!!」という怒号が飛んでいたのも当然だ。余りに長い政治の空白だろう。悲しいい次の子守唄の歌詞が思い出される。