
生物は、内と外との境界を次第に変えながら、自分自身を変えてゆくシステムを持っている。
発生の初期のステップでは、細胞分裂をさせ内側を膨張させる活動で外に向かうシステムを取
る。やがて膨張が止まり最期は、必ず自己崩壊して死ぬ。これは外からの指令や命令がなくて
も、個体は勝手に成長し、勝手に死んでいる。就中生物の根幹でもある。
その形質の1クールの空間を「生物」と呼ぶ。
日々私たちが目にしているものは因果応報である。何を学び何を捨てるのかだろう。固執するものは明日を見ることはない。すべての事象は過ぎ去るものだ。美しい日本は幻想でしかないだろう。あの世界遺産になった富士山だって大噴火して、原形を止めないかも知れない。そしてヒューマンスケールだけで宇宙があるのではない。