
DVDを借りてきて観ていた。半分見て、一息入れた。あのメル・ギブソン監督の作品だ。興行的にはどうか知らないが、俳優の演技とは違う初々しさがあり新鮮な気がする。これが西欧人の描く映画とすれば彼らの理解のエリアも捨てたものではないだろう。フィション映画であることには変わりはないが、現実と虚構が入り混じっている。この映画については様々な意見があるようだ。どれだけ史実に基づいているかも議論の余地がある。生贄や奴隷にしても、どこまで現実に近いのか、遠いのかはよく分からない。ただ凡庸であるが走るという姿に人間のイメージを重ねていることには興味がある。
・へ2・・・文明と隔絶した時代に人間は、他部族と生き残りをかけて死闘を繰り返した。そこには、野蛮とだけは言えない営みがあったのだろう。それをどういう視点でみるかでもあるのだろう。実際のマヤ文明に対して極めて理解不足であり、観客に誤った認識を植え付けるおそれがあるともいわれている。マヤ学界ではわずかな資料から様々な学説があるという。ただ西欧だけが世界ではなく、それを見直すことを誰が始めるのだろうか。