ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2017.08.31
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IAEA査察官は250人。世界900ヶ所の核施設を衛星画像などを使って日々監視を続けている。そこにあるのは人間のもつ理性や、信頼関係ではなく、国家のエゴに対する警戒でしかない。


 ・ひとりの正気を失った人間がいればこの世界を破滅へと導く。ボタンを押しさえすれば核兵器はどこにでも飛んでいく。そういう世界にしてしまったのは科学技術である。科学の進化はそれこそ誰にでも高濃縮ウランを製造できるまでになってしまっている。あの北朝鮮でも保有が懸念されているが、それだけではない。安保理五カ国だけの保有ではなく、インド、パキスタン、そして、イランがIAEAの査察を拒否している。


 ・確かに核拡散の防止も五カ国の論理でしかない。自分たちは保有しながら、他国には核放棄をしろというだけでは公平さに欠ける。核兵器を廃絶すべきだ。そうしなければ世界は安心できない。カスケードのパイピングで0.7%の天然ウランから5%の低濃縮ウランの原子力発電ができ、さらに90%以上の高濃縮ウランの製造は簡単に可能であり、それによって最後の切り札にしたいという誘惑はどこの国にもあるだろう。そして、それは現にイスラエルには200発のミサイルが配備されているといわれる。然も、それをイスラエルは隠している。





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最終更新日  2017.08.31 12:28:24
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