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今年も、長閑なお正月を迎えることが出来た。 天気も穏やかである。 一仕事の後は、やはりお茶を頂くことにする。 皆と一緒に愉しむ訳ではないので、一人初釜である。 隣に座るノラと和菓子を分け合って食べて、美味いお茶を頂いた。 小豆の味と抹茶がとても合う。
2018.01.01
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すっかり我が家に居着いたノラは、いつも亡き妻の枕で寝る。何故か不思議と、隣にある私の枕を使ったことがない。妻の枕に、人間の様に頭をのせて心地よさそうに寝ている。毎夜遅くお酒を飲みながらテレビをつけると、隣のベットで、いつも同じ姿勢で寝るのである。
2017.11.01
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妻が退職してからはリハビリに励み、身体的には何の問題も無くなっていた。そこで私の気が緩み、散歩の後、テラスでの食事の途中で席を離れて30分も一人にしていた。小仕事を片付けて戻ると、彼女は大好きな鶏肉を喉に詰まらせてテーブルに伏していた。救急車を呼んだが間に合わなかった。それが昨年、2016年の春のことである。暫くは泣いて暮らしていた。彼女が去ってから1年半が経ち、漸くここに書くことが出来る。写真は、彼女の仏壇である。
2017.09.01
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子供達家族が連休をとれたというので、福島に行く途中で我家に立ち寄った。福島県いわき市にある「常磐ハワイアンセンター」まで、東京駅から無料の送迎バスもあるとのこと。震災と原発事故の放射能汚染の福島県の中で、比較的被害が少なかったいわき市の頑張りは応援したい。今回は、その常磐ハワイアンセンターに皆で遊びに行くとのことである。居付いた犬のノラは、今回が孫達との初対面である。ノラは、元気な孫たちに何をされるか気が気ではないのである。
2014.06.28
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或る日突然居候となったノラは、何故か初めからここを我家と思っている。以前、やはり突然訪れた迷い猫の「トラ」も同様で、初めからログハウスに入ってここを自分の家と思っていた。「トラ」は、1年半前に、周り飼い猫達と時を同じくして「30分も吐き続けて死んでしまった」。トラは、吐きながら私の所に寄って来て、私の腹の上で死んだ。猫は鼻が犬ほどでは無いので、可哀そうに毒餌を判別できなかったのだろうと思った。今度訪れた居候は、幸い「犬」である。今度は、騙されて毒餌を食うことは無いだろうと少し安心している。
2014.05.15
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一昨日から、新たな犬が居ついている。以前可愛がっていた迷い猫の「トラ」が来た時もそうだったが、何故かなついて、私のもとを離れない。私が庭を歩けば付いて来るし、畑に行っても付いて来る。卵を採るために鶏舎に入れば、付いて来て鶏舎の横で待っている始末である。もう一匹の犬「トミー」を連れて散歩に行けば、嬉々として一緒に付いて来る。近所の人達も良い犬だと褒めてくれるのだが、首輪も無く、何故か我が家に来て出て行かないのである。名前は、メス犬なのでイプセンの小説から「ノラ」とした。
2014.04.27
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捨て犬を貰い受けてから3年半になる。毎日見ていると気付かないのだがずいぶんと年月が経ったものだ。ログハウスのベランダが住いで、すぐ脇の道を通る方を吠えて迷惑がられている。それでも犬なので、宅急便の方や偶に来る方でも来客には吠えない。毎日一度、近くの土手を散歩するのが唯一の楽しみなので、その話をしただけでもそわそわする。それ以外の時は殆どがご覧のような格好で寝ている有様である。しかし、動物は愛おしいものである。
2014.03.02
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今年は、子供たちの来るのが元旦の午後になってしまった。彼らが住んでいるところでも元旦のお付き合いがある為である。着くと皆で近くの親戚に行って、お祝いをしてご馳走になった。ログハウスに帰ると、薪ストーブを灯してまた飲み直しである。こうしてみるとお酒とお祝いとは一緒のものである。元旦は楽しく日が暮れて、近くの沼に白鳥を見に出かけたのは2日であった。
2014.01.02
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今年は、夏が過ぎてもいつまでも暑かった。10月にも30度を記録する夏が戻って来て、いつになったら秋が訪れるかと思われた。やっと秋が来たと思ったら、今度は瞬く間に寒い日々が到来した。身体には未だに暑い日の記憶があるというのに、心地良い秋は何と早く去ってしまったことか。しかし、寒さが急に来た年は紅葉が美しい。木々にも暖かな記憶のあるうちに霜が降るので、葉が鮮やかに色づく。
2013.11.29
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毎秋恒例の陶芸協会展である。もう30年ほど前になるだろうか、陶芸ブームというものがあった。かつて、日本経済の発展があり、多くの人々がやっと生活を楽しむ余裕を持てるようになった。皆さんがレジャーに行く余裕も出来て、各地に大型宿泊施設も出来た。陶芸ブームは、食器や調度品もより良いものにしたいという欲求であった。自分の好きな器を、自分で作って使う余裕が出来たのである。ブームにはやはり盛衰がある。当時の皆さんは次第に年を重ね、若い人達はまた違う興味と趣味を持つのである。
2013.11.01
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世間はお盆休みである。鶏を飼っている人に休みは無いのだけれど、子供や孫たちが来てくれるには良い機会である。13日には長女家族が来て、一緒にお盆迎えに行った。その夜には次女が娘を連れて来て、久しぶりに子供と孫の全員で遅くまで歓談を続けた。今日は、朝食の後、子供たちは皆で大洗の水族館に行くという。5才と3才、そして0才の孫たちには水族館と大きな海が楽しみである。休みが無いことをぼやいている鶏飼いであるが、世間が休みならば少しは楽しみもあるものだ。
2013.08.14
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ここの所はすっかり夏めいて、気温が高くなったので夕涼みが楽しみである。今年は、あまり梅雨らしくはない、雨の少ない梅雨であった。大気が乾いて来て、もう夏到来といえる気候である。夜には洗心亭で汗を流してから、隣のテラスで杯を傾ける。梅雨とは違う、少し乾いた南の風を身体に感じながら冷酒を頂くのが心地良い。お気に入りは千葉県の酒であるが、真面目さに感心している無農薬米を使った吟醸生酒。これを頂いた後、喉の渇き止めにビールを頂く。至福のひと時である。
2013.07.05
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今冬は寒さが厳しく、2月に入っても寒い日が続いた。3月になっても、庭の梅が満開にならないのは初めての経験である。ウグイスも、この寒さでやっと数日前に初音を聴けたばかりである。ふと窓の外をふと見ると、ウグイスが寒そうにサツキの小枝に止まっていた。考えてみると、50年前には今より遥かに寒かったのである。どちらが良いのかと思ってしまう。
2013.03.01
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元旦は何故か毎年穏やかな好天に恵まれている。今年も絵に描いた様な正月らしい、素晴らしい天候となった。そこで鶏の世話を終えると、里帰りしている子供達と散歩に行くことにした。犬を連れて、200mほど離れた沼まで出かけた。寒く静かな湖面には沢山の白鳥がいる。いつも多い見物人も今朝は少なく、久々にのびのびと見ることができる。ここの見物人の少なさも元旦らしさを感じることである。
2013.01.01
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年末恒例の十割蕎麦を食べる会である。今年は蕎麦を自分で栽培したこともある叔父さんも参加した。その叔父さんは私が蕎麦を打つ段になるとどこかに行って見当たらない。暫くすると戻って来て蕎麦を切るところからは見学している。訳を聞くと、「蕎麦打ちは時間がかかるから」ということである。時間がかかるのは、蕎麦を打てない人の話である。そんな人には十割は打てない。蕎麦打ちは、5分以内に終えて切り始めなければならない。食べるまでは10分ほどであると説明した。1分ほどで茹で上がり、流水で締めて、今年最高の蕎麦に皆が舌鼓を打った。
2012.12.20
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この時期恒例の陶芸協会展である。この会でも昨年の地震以降は様々な変化があった。地震による直接的物理的な影響ではないのだが、私の親しい人々が幾人も亡くなられた。特に気の合う何人かが亡くなられたり大きな病気になられている。「病は気から」というが、無垢の人々が津波で死んだり、放射能汚染に晒されていることを知ると、明るい気持ちにはなれない。体の弱い人にも「元気が出る」ことの正反対のことが襲っているのである。千年に一度という地震は社会に大きな衝撃を与えたが、東電の原発の破壊はその衝撃を数倍にしてしまった。
2012.11.01
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毎日爽快な秋本番である。朝は小鳥に起こされて、鶏達に餌を与える。給餌が済むと、畑から野菜を採って来て朝食を作る。テラスのテーブルに運んで、ゆっくりと朝食を摂る。そしてお茶を飲みながら新聞を読む。テラスでは食事と共に四季折々の季節も味わえる。真上にあった太陽が傾いて陽射しが優しくなり、空気は爽やかである。長かった夏から解放されてテラスから見えるログハウスも優しく見える。
2012.10.15
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私の知る限り、曼珠沙華(彼岸花)は春と秋の彼岸の日に確実に咲いていた。ところが今年の秋彼岸には殆ど見受けられないのである。あまりに猛暑が続いたので、地面の中では彼岸にならなかったのであろう。しかし、咲かないのではなく10月に入ると俄かに茎が伸びてきた。緑の草の中のあちらこちらに、いつもは彼岸にみられる深紅の花が咲き出した。この花は可憐で少し毒々しく、人が触れるのを拒む様で彼岸によく似合う。「暑さ寒さも彼岸まで」。曼珠沙華は間に合わなかったが、秋分の日から猛暑は嘘のように去ってしまった。
2012.10.05
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ログハウスのすぐ側には大きな朴(ほう)木がある。以前には枝を下していたのだが、不自然だろうと考えて伸びるに任せてみた。既に20mもの高さがあるので上には伸びないのだが、流石に枝は横に広がって来た。次第に伸びて、現在は隣のログハウスの屋根の半分ほどまで届いてしまう。朴木は初夏に大きな白い花を付ける。そして秋には大きな赤い実となる。その実は、強風があると屋根にドンと大きな音を立てて落ちるのである。
2012.10.01
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我家の犬(拾い犬)は雄である。昨日の朝みると、何故か子犬が一緒に居る。何故だろう?と考えた。ベランダには大人が上るステップが10段ある。生まれて未だ間もないこの子犬が来て、このステップを登ったとも少し信じ難い。普通犬は数匹の子犬を産むが、何故か一匹だけが一緒に居て、辺りに犬は見当たらない。しかも子犬は、我家の犬に慣れていてまるで親子の様である。ちょっと私には考えの及ばない不思議な事件である。
2012.09.20
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連日30度を超す暑さが一向に衰える様子が無い。日中は依然として夏であるが、夜は流石に少し凌ぎ易くなって来た。夜には少し冷気が感じられるので池辺で過ごすのが唯一の楽しみである。風呂の後にビールを持って池の側の椅子で夜風を感じるのである。ここに流れる夜風が日中の暑さからの希望を与えてくれる。長い長い夏ももう少しで終わりであるという希望である。腰を掛けていると次第に帳が落ちて辺りが暗くなる。灯篭の明かりの中で鯉が気持ち良さそに泳いでいるのを眺めながら飲むビールは格別である。
2012.09.11
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久しぶりに娘が帰って来た。子供はもう短い距離は歩けるようになっていた。未だ小さいので母親から離れれられずに、私が抱いてもすぐに母親を求める。犬を連れて散歩に出かけると、歩くことはすぐにギブアップして嬉々として抱っこされている。そして娘は夕方からは近くの旧友達と親睦を深めて、夜遅くの帰宅であった。一緒に行った子供も満足気であった。
2012.09.01
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近年は毎夏のことでもう諦めているが、今年も暑い。人との挨拶でも「暑いねェ」以外の言葉は聞こえて来ない。外はうるさいほどのセミ達の声である。ログハウスの壁には上の方までセミの抜け殻が沢山付いている。しかし、原発事故以降電気を節約せねばならない。毎晩が熱帯夜だというのにエアコンを控えて、汗だくになりながらやっと寝ている。お蔭で、今年は産まれて初めて汗疹に悩まされている。寝てる間に大量の汗をかくが、乾かないので肌がかぶれてしまう。テーブルに乗せている肘から手の甲にかけても同様に一面に汗疹が出来てしまった。無責任な東電による原発事故の影響は体中の汗疹ともなって苦しめている。
2012.08.22
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近隣の皆さんが養鶏の見学に来られた。夏休みを利用しての、子供たちの社会見学の一環である。いつも思うのだが、うちの鶏と鶏舎だけを見てもうちの養鶏の違いは判らない。他の同業者を見て回わらないと、どこも我家の養鶏と同じなのだと勘違いしてしまう。鶏達はどこでも、木陰の涼しい鶏舎で、殆ど臭いも無い快適な環境で飼われているものと思ってしまうのではないか。子供たちは、話して説明するだけでは違いをとても理解できないだろう。それでも、大人達には判ってもらえたようで、感心してくれることしきりである。最後には、我が家の鶏のゆで卵を食べて皆さんが笑顔で帰られた。
2012.08.01
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日中は35℃を超す蒸し暑い日々が続く。私はこの暑さを凌ぐことで精一杯の生活である。我家の鶏達はこの暑さによく耐えていると感心している。汗腺の無い鶏が汗腺のある私などよりもよほど元気で居られるようである。この陽気が関係しているのか、近頃はカマキリをとても多く目にする。様々な色と大きさのカマキリにあちこちで出くわす。ふとテラスの椅子を見るとカマキリがまさにトンボを食べ尽くそうとしていた。
2012.07.29
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妻と共に毎日散歩をしている。あまり通らないところを歩くと、知らない世界が現れてとても新鮮である。川から少し入ったところでミツバチを飼っている人が居る。春先には農業普及センターの職員が白装束の完全防備で見に来ていたが、問題が無かったのだろう。冬の間は片付けて積んであった巣箱を、その後は少しづつ広げて、現在はご覧の通り大きく並べてある。此処では沢山のミツバチがすごい速さで忙しそうに飛び交っている。
2012.07.08
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久しぶりの窯炊きである。作品をアトリエから運んでの窯詰、夜を徹しての窯炊きは気を使う作業である。以前は妻に手伝ってもらっていたが、手を借りられないので延び延びになっていた。しかし、いよいよ作品が棚一杯になってしまったので、重い腰を上げた。今回は、初めて生徒さんの手を借りて窯詰を行った。皆さんお手伝いが初めてなので大わらわである。私が運んでもらった作品を窯に詰めていると、遠くでガタン、ガラガラと大きな音がする。夫々がお互いの作品を落としてしまい、生徒さんには苦い初体験であった。
2012.06.24
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強い陽射しと湿った空気の少しむっとする暑い日である。午後になると遠くに暗い雲が見え始め、気温も次第に下がって荒れ模様の気配となった。家に入るとゴーッと雹(ひょう)が屋根をたたき始め、見る見る辺り一面真っ白になってしまった。雹は1円玉程度の大きさで暫く降り続いて雨は全く降らなかった。遠くに雷鳴が聞こえて、大荒れの地域があると思われた。この時、我が家から北に20km程の辺りでは竜巻が発生していた。竜巻は東に進んでつくば市では甚大な被害をもたらした。人には到底及ばない大自然の力をまた見せつけられた。
2012.05.10
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捨てられた子犬を預かって飼っている我が家の番犬はすっかり板についてきた。適当な小屋が無いので、ログハウスのベランダが居場所となっている。ログハウス脇の道が拡幅されてからとても見晴らしがよくなり、ベランダからは道路を通る人々がすぐ目の前に感じられる。そこで、まるで道路の番人よろしく、全ての通行人をベランダから見下ろしている。いつもは誰か来ないかなぁという顔でぼんやりと眺めていて、来たら勢いよく吠える。犬を連れた散歩の人や、電線を渡るリスなどを見える限り吠え続ける。通行人にとってはとても迷惑な番犬である。
2012.04.30
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妻のリハビリのために近頃は昼に散歩をしている。土手の花が今年は例年よりずいぶん遅れて満開となった。草たちは20日ほど前に芽吹いたばかりである。遅れを取り戻すように日一日と大きくなり、みるみると薹が立って花開いた。木々の芽と草たちが一斉に育つので、この時期の景色は絵を毎日描き替える様に変わる。桜が咲くと、枯野は一気に緑の野と変わり、そして花園となる。とても気持ちの良い伸びやかな春のひと時である。
2012.04.29
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4月というのに寒い日が続いて、なかなか春にならない。いよいよ春が来たと思っても、またすぐに寒い日がやって来る。我が家の迷い猫のトラは、寒い夜は布団に入って一緒に寝る。布団をかけて、人と同じ様に枕をして寝る。私は夜型なので、トラも朝は遅い。私が起きるまで、泰然といつまでも寝ている。猫も人と同じ温度感覚と見えて、暖かな夜には布団に入らない。猫と一緒では、潰さないかが気になるので、春が来るのが待ち遠しい。
2012.04.06
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今年は例年になく長い冬だった。4月なのにまだ桜のつぼみが膨らまない。朝、昼はテラスでのんびりとお茶を飲むのが楽しみなのに、この寒さで未だにできない。それでもやっと日中は少し暖かな日が訪れる様になった。電力不足が叫ばれる昨今、寒さは嫌だが、夏も涼しければ良いのにと願う。このまま行ってくれれば、夏も30度を下回る懐かしい昔のような気温が戻るかもしれない。50年昔には河川の水がきれいで、空気もきれいで、夏のクーラーは要らなかった。
2012.04.01
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今年は春がいつまでも来ない。 彼岸までというが、今年は三寒四温どころか未だに五寒二温なのである。 庭の梅は例年よりひと月遅く咲き始めて今が満開である。 桜のつぼみは未だに膨らむ様子がない。 池の魚たちは3月になっても寒さで殆ど動かないでいた。 気温はともかく陽射しは次第に強くなって来ている。 日が射すと水は温み、日の当たるところには苔が育つのであろう。 金魚や鯉たちが久しぶりに嬉しそうに淵に集まっていた。
2012.03.27
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今年2回目のヒナが届いた。最初のヒナは2月初めに入れた。そのヒナたちが大きくなり、加温の必要がなくなる頃と考えてお願いしておいたヒナである。先のヒナたちを育雛箱から出して、そこにそのまま新しいヒナたちを入れた。 今年は予想外の寒い気温が続いているので、育雛箱から出したヒナたちが寒さに慣れてくれるか少し心配である。生まれたばかりのヒナたちは、生まれた卵の大きさである。そのヒナたちが無心に玄米を啄んでいる姿はとても楽しい。
2012.03.16
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鶏の世話で年中休みのない私も、三賀日は販売を休んでのんびりさせて頂いている。上の子の家族は元日から来ているが、今日は下の子の家族も挨拶に来た。我家から200mほどにところに毎年白鳥が飛来する沼がある。皆が揃ったので久し振りに白鳥を見に出かけた。(写真)我家の裏には平将門の胴体が埋葬されている。次は、その近くの対となっている寺に行って鐘を突いた。力を込めて交代で思い切りゴーンと轟かせた。家に戻ると、我家のコーヒーやミカンの味を子供たちは懐かしんでくれた。子供たちが帰る時刻となり、私は一緒に走り回っていた犬のトミーを抱いて孫にバイバイと言った。すると何故か突然大声で泣き出した。何かしたのかと思ったが犬は離れていて触っていない。孫は帰るのが嫌だと車に乗せても見えなくなるまで泣き続けて行った。
2012.01.03
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新年明けましておめでとうございます。昨年は様々な不幸や困難な事柄が多く押し寄せて来ました。今年はそれらをバネに一歩前進して行きたいと思います。昨年の締めくくりの大晦日は、地元神社の氏子役員として過ごしました。お陰で元旦は悪酔いで一日中頭がフラフラしておりました。元日には垂れ込めていた曇も晴れて今日はまずまずの好天になりました。娘夫婦と一緒に「一言主神社」まで歩いて初詣に出かけることにしました。丁度昼なので、いつも賑わう参道にも人は少なく楽に進むことができます。参拝で暫く時間を掛けての帰りには、その参道も人と車で一杯となりなかなか進むことが出来ません。正月は皆さんの行動時刻が同じなので、少しずらせば快適に暮らせます。
2012.01.02
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年末恒例の蕎麦打ち会を行った。今年も、蕎麦粉は友人が自家製を粉にして持って来てくれた。今回は希望があって先ずかき揚を作った。畑で引き抜いた長ネギに生海老をちぎって入れて、桜海老と玉ねぎ少々を加える。これに小麦粉をまぶしてから、卵を入れた衣をつけて揚げる。天ぷら鍋を囲んで、酒を飲みながら揚がるのを待ち、揚げたてを塩で頂く。寒い庭で鍋を囲みながら、味のある前座であった。続いて、蕎麦粉と水だけの十割蕎麦を打ち、庭の大鍋でサッと茹でて冷水で絞める。会場を山居堂に移して、夜遅くまで蕎麦と天ぷらに舌鼓を打った。
2011.12.26
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今年は近年に無く寒い冬と感じる。私だけではないらしい、皆さんが挨拶で今年は寒いと仰る。気温が10度を下回ると部屋に暖房が欲しくなる。ここ暫く10度を下回る日が続くので、薪ストーブの出番となった。薪ストーブは、心地好いのだが石油と違って手間がかかるものである。先ず火を起こして、次第に太目の枝を加え、温度が上がったら薪を入れて安定する。ここ迄で30分程かかる。肝心なのは、火が点き易くカロリーがある焚き付け材と高カロリーで長持ちする薪である。焚き付けには初夏の椎の選定枝がベストで、薪は何と言っても樫である。今年は樫の薪材を大量に頂いた。お陰で数年先まで冬は心地好く節電が出来る見通しである。
2011.11.26
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父の死後、手入れをせずに放置しておいた池に7月に金魚を入れた。始めは和金だけであったが、その後小さな錦鯉も加えた。購入時の錦鯉は和金の成魚と同じ大きさで、価格も同じであった。餌を時々投げ入れるだけで鯉はみるみる大きくなり、4ヶ月で和金の4倍にもなった。稚魚が3回孵化し、初めの1匹はもう和金と見分けが付かない。2回目の4匹は模様が見えるので、鯉に間違いない。その後も孵ったのだが稚魚はもう見当たらなくなった。鯉も我家の鶏と同じように増減を繰り返し、生々流転である。
2011.11.17
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我家の今年の柿は豊作である。庭にある次郎柿に登って実を採っていると、道を行く人から「沢山生っていますね」と声をかけられる。下から見るとすぐに食べ切れそうだが、採ってみると実が大きく思いの外大量なのである。写真の他に富有柿もあるので、毎日食べても食べ切れない。そこで、知人に送ったりしているのだが、柿は葉が落ちてからが甘味が増して更に美味しい。今思えば、早く送ってしまった方には少し気の毒である。熟した柿は、まるで羊羹を食べているような甘さがある。
2011.11.07
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何度入れても鶏舎から出てしまう鶏がいる。ここなら出られないだろうと小屋を移しても、気が付くと外に居る。朝の給餌の時には小屋の中に入りたがり、ドアを開けるとすぐ入るのだが、昼には外にいる。この繰り返しが続いて、こちらが疲れ気味であった。昨朝の給餌の時に、どこからかヒヨコの声が聞こえた。声のする方を見ると、あの鶏がヒヨコを連れているではないか。外で卵を暖めていたのだ。ピヨピヨと雛が母鶏の周りを前に後ろに歩いている。私が近づくと、母鶏が警戒して、ヒヨコを連れて威嚇しながら去って行く。産まれて1日経って今日は暖かな一日である。陽射しを浴びて母鶏が気持ち良さそうにヒヨコと日向ぼっこをしていた。
2011.11.04
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私が卵の片づけをしていると、トラ(迷い猫の愛猫)が何かを咥えて来た。獲物を獲ったので見せに来たようだ。羽があるので鳥らしい。我家のヒヨコかと思ったが少し羽色が違う。咥えた小鳥を受け取ってよく見ると、どうやらジョウビタキのメスである。毎年この時期に渡って来て、庭先で奇麗な羽を見せる小鳥である。暫くはぐったりとしていたが、部屋の中で休ませているうちに次第に回復してきた。トラは、あまり傷付けない様に捕らえたようである。1時間ほどすると、小鳥は羽ばたける様になったのでベランダに出て掌の上に乗せた。少しの間躊躇していたが、元気に空に飛んで行った。
2011.10.30
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今年も隣町で脱サラして果樹園を経営している友人宅に伺った。関東なので、ブルーベリー、梨、イチジク、ブドウ各種が作物の主である。着くなり試食してみたがやはり美味しい。梨は、どの品種も見たことがないほど大きいのだが、ジューシーで味がとても甘く濃い。美味しい梨に会えたという満足感が残る。ブドウはもう10月なので日本種は既に無く、西洋種のみである。カスピ海周辺産のものや南米産の品種を幾つか頂いたが、雨の多い日本では気候が異なるせいか、本来の味はもう少し濃いだろうと思われるがやはり美味しい。彼の果物は全て直売で客と顔の見える関係もある。何方も放射能の風評被害に悩まされているが、彼のところは影響が無いということだった。
2011.10.05
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先日の台風は久々に強力であった。静岡県中央部に上陸して北東に駆け抜け、各地で大雨と強風による被害をもたらした。台風が北上する場合の東側地域では風が強くなる。上陸地点近く東側の知人は、パイプハウスが全て飛ばされたと嘆いていた。東京でも街路樹が倒れて車が潰された画が配信されていた。我家も同様であった。鶏舎周囲の大木3本が折れて、内1本は畑に、一本は鶏舎に倒れかかった。鶏舎に倒れた木はケヤキで20mを越す大木であった。鶏舎のすぐ横という過肥料環境が災いし、根が弱くなってしまったのが原因だと思われる。これから暫くは後片付けの日が続く。
2011.09.24
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今年は久し振りに秋雛を入れた。春雛が季節に合っていて成長も成績も良い。秋雛は20年ぶりである。今春もヒヨコを入れたのだが、予想外のトラブルに遭って少なくなった。ヒヨコが小さい時に何度も襲われたのである。朝鶏舎に行くと、小屋の隅にかたまって沢山死んでいる。原因は分からなかったが、次第に昨年も来たサシバだろうと見当が付いた。しかし、サシバが金網越しに威圧してヒヨコを脅かすのを防ぐ手は無かった。何度も脅かされて、結局2/3も圧死してしまい、残ったヒヨコの揃いも悪くなった。ヒヨコを8月末に入れて、夏餌付けは管理が楽だったことを思い出した。
2011.09.02
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近年の気候変動の異常さは凄い。夏の時期が長くなり、昨年は毎晩35度を上回る状況であった。今年は7月下旬に急に涼しくなり、津波のトラウマからか人出の少ない夏の海辺は更に厳しいだろうと思われる。そして昨年凄かったセミの声は、今年はめっきり減っている。しかし、お盆が近づいて暑さが戻ってから、例年の様なセミのうるささが戻って来た。ログハウスの周りにもセミの抜け殻が増えだした。夕方、ログハウスの裏口でふと見るとアブラゼミが、まさに脱皮しようとしている。ゆっくりと殻から抜け出す未だ白いセミを見ながら何かホッとした。
2011.08.11
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今年は3月に地震と原発の放射能漏れがあり、野菜作りの意欲が湧かなかった。放射能汚染の野菜を子供たちに食べさせようとは思わないし、自分もあまり食べる気がしないからだ。しかし、野菜が無い訳には行かないので、ナスやきゅうりを少しは作った。きゅうりは、つるっとしたよくある品種とイボだらけの懐かしい感じの品種である。同じきゅうりではあるが両者の味の違いには驚ろかされた。つるっとしたきゅうりの味に比べ、イボだらけのきゅうりは青臭く野性味溢れる味で、サッパリとしてコクがある。心配した放射能は、茨城県の全地域の検査で当地は幸い最低であった。しかも大阪や福岡と同程度なので、当地域の放射能汚染は殆ど無かったことになった。それが分かると尚更美味しいのだが、写真のきゅうりがもう最後になった。
2011.08.10
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ここ数年は夏になるとオニヤンマ等を見かけるようになった。子供の頃以来の久し振りに見かけたときには、あまり堂々と飛ぶので怖く感じたほどである。10cm以上のトンボが人の目と鼻の先を悠然と飛んで行く。紐の先にとまると、尾っぽをダラリと下げて、逆さになって平然と休んでいる。今日は、ログハウスの裏口の下に止まっていた。カメラに収めようといくら近づいても一向に逃げることは無い。鳥で例えるとまるでワシの様である。
2011.08.09
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自然養鶏を長年やっていると鶏舎は鶏糞で一杯になる。始めは床の見えた鶏舎も、毎日の糞で、気が付くと鶏糞の山と化している。発酵飼料と野菜をたっぷり食べた鶏の糞は、肥料としてのバランスが良く安全で臭いも無い。自家用の畑の肥料として利用しているが、成鶏500羽分ではとても使い切れない。最近は、やっと利用してくれる方が増えて来た。団塊世代の方々が退職されて、周囲にも家庭菜園を始める方が増えて来たのである。お陰で、鶏糞のお返しに美味しい野菜を沢山頂けることにもなった。今日は暑いので、頂いたスイカを切ってみることにした。我家の鶏糞だけで育てたスイカは味が濃く、とても甘かった。
2011.08.05
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今日は取引先の納入業者の総会である。毎年行われており、総会よりも余興と懇親会が楽しみでの参加である。総会後は福島県に入植して農業をしていた元TBSの秋山豊寛氏の講演である。氏は原発破損によりいち早く逃げて現在は群馬県で米作りをしているという。毎月帰る福島の家とその近隣の方々の思いや、東電が毎年100億円の宣伝費を原発推進に使っている事などが紹介された。懇親会は食べ物の安全と安心を目指す様々な業種の生産者と交流できる貴重な機会でもある。15年も行われているので、参加者の2/3は名刺を交換する必要の無い方々である。少農薬でリンゴ栽培をしている農家には、一歩進めた無農薬の実験圃場を勧め、静岡の無農薬お茶農家には無農薬抹茶の生産をお願いしたりしている。福島県に入植したばかりの野菜農家の方には、話を聞いて激励し、沢山呑んで食べて頂いた。総会に出るには、その間の鶏の世話と卵の配達をお願いしなければならない。娘が引き受けてくれて、東京と山梨に居る娘達が子供を連れての里帰りともなった。
2011.07.14
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