以前から、醤油さしとソース入れが欲しいなぁ…と思っていて、買うならあれだなと決めたものがありました。ところがなかなか買いに行けなかったり、忘れていたりでやっと本腰を入れて買いに行きました。(大げさ)ところが、思った以上に苦労しました。
欲しかったのは、中国製の景徳鎮のものです。事前にネットで調べると、どうも様子が変です。中華街に行ってまず驚いたのは・・・・昔、朝陽門近くにあったはずの「萬順行」が無くなっています。あろうことか寿司屋に化けていました。萬順行は知る人は知る中国物産を扱う店で景徳鎮などはゴロゴロありました。閉店してしまったということで、次いで照宝に向かいます。照宝は厨房用具の店で蒸篭が有名ですね。多少食器も扱っています。で・・・あるにはあったものの僕の欲しかった物ではありません。他の物産を扱う店を見ても景徳鎮そのものの扱いがごくごく少量です。う~ん…おかしいぞ。
で、飛び込んだのがこちらです。一応中華街で最も景徳鎮の扱いが多そうでしたから。
食材や小物、土産品、そして工芸品などを扱っています。奥のほうに行くと・・・・ありました!僕の欲しかったタイプです。
ただ、色が左のものは黒のみ、右のものはピンクと黄色のみということでした。話を伺うと、どうやらずいぶん昔に絶版になっているそうです。25年位昔には、どこの店でも右のタイプは売っていましたけどね。ネットでも、まだ残っているものが見受けられます。ところが左のタイプは全く見ません。ということは、左のものはさらに古いタイプということでしょうか。
左のものを醤油さしに使います。実はこちらのほうが安いのですが(¥580)作りは手が込んでいます。注ぎ口とねじ込みタップが削り出してあります。これが意外にしっかりしていて液だれしませんでした。
右のタイプは容量が大きめなのでソース入れにしました。値段は¥780ですが作りは単純化してあります。蓋部分は指で押さえて使わないと落とします。それとソースのような粘度の高いものですと液だれします。まぁ、仕方ないですね。
そもそも「景徳鎮」といって「ああ中華街の店でしょ?」と思われるか「高級陶器でしょ?」あたりじゃないでしょうか。本来は「景徳鎮」というのは中国 江西省にある都市の名前なのです。陶器のブランド名でもなければ景徳鎮焼きでもありません。底に見られる「中国景徳鎮」というのは中国の景徳鎮市製です・・・ということなんですけど、ここから「景徳鎮の食器」が「景徳鎮」と呼ばれるようになった模様。写真の、この印字そのものが現行のタイプとは違っているらしい・・・。
続く
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