包丁が切れなくなったらどうしてますか? というか、切れない…ということ自体に気が付いていないことも多いのかもしれませんね。僕は自分で砥いでいます。どんなに良い包丁でも砥がなくちゃ、ただの金属の板ですから。
ところが砥石というのは、使うことによって減っていきます。砥ぐ面の中央あたりが陥没していくんですよ。
見事に陥没しています。こうなると、ヘタすると包丁の刃の部分が変な砥がれ方になり、まな板との間に隙間が出るようになったりします。
そうなると、「面直し」といって砥石を削って平面を出す必要が生じます。専用の工具もあるようですが、僕が使うのは道路のコンクリートの路肩です。程よく平面だし、古くなってくると表面が荒れてきていて砥石が削りやすいからです。写真は削った後なので、砥石の削り粉が付いています。
平坦になりました。これでしばらくは普通に使えます。もっとも、この砥石、100均で買ったものですから面倒なら買い換えれば済む話なのですが。もっと言えば、包丁そのものも100均で売っているから切れなくなったら買い換える・・・という世の中?
こちらはアメリカ製のオイルストーンという砥石です。日本の砥石と違って、油を垂らして砥ぎます。これもへこんでいたので修正しました。縁石で荒削りした後、砥石同士ですり合わせて仕上げると綺麗になります。
自分で包丁が砥げると、料理もしやすくなるし、良い包丁・悪い包丁の差が分かります。正しい砥ぎ方をしても刃が付かないのは・・・悪い包丁です。良い包丁は素材が硬いので砥ぎに時間がかかりますが、刃が付くと持続性がいいし、切れが違います。
砥ぎはしないけどタッチアップはするという人もいると思いますが、あのタッチアップという道具を多用すると、やはり包丁の刃が歪むので(中央がくぼんでくる)たまには、砥ぎに出したほうが良いですね。
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