Ｋ爺の日々是好日

明見池でほっと一息。 

明見湖のあるあたりは小明見と言う地区です。神奈川で言うところの「谷戸」という形状の集落です。なんとなく他の場所とは異なる空気が漂っています。昔ながらの狭い路地をノロノロと車で走っていると、ずいぶん立派な山門が遠くから見えました。

浄土宗　萬年寺といいます。調べるとほとんどネット上には出てこず、詳細は分かりませんが、元は「水元山　萬蔵寺」として別の地に建てられたものが色々あってこの地へ移転し、江戸初期に萬年寺と改名されたそうです。歴史はかなり古いようですね。


閉じられた山門の脇に本堂に向かう坂道があります。萬年寺には1714年鋳造の富士吉田市指定の文化財の梵鐘があるそうです。この時はそのようなことは知らなかったので、見には行かなかったのですが・・・。

さらに進むと・・・・。道祖神ですね。この周辺は道祖神などが多く残ります。しかも大切に祭られています。


このお店、懐かしいホーロー看板が見られます。「塩小賣所」「たばこ小賣所」専売品の名残の看板ですね。そこかしこに昭和、いやもっと古いのかも知れませんが時が止まったような雰囲気が残されていました。

次回は車で通るのではなく、のんびり歩いてみたい場所でした。 

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