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※写真は、会場のアミューズ・ミュージアム。
二天門の近くです。
お寺で売られているのでなく
実際には「山本や」さん(創始者の子孫)が
製造販売元。
その2階に若き日の子規が下宿していた。
「坂の上の雲」の香川さんや
音楽座の「アイラブ坊ちゃん」の
のぶさんの好演もあいまって
気になる人になった正岡子規。
甘いものが大好きな子規はこんな歌を残している。
「花の香を若葉にこめてかぐはしき 桜の餅(もちい)家づとにせよ」
芳しい桜餅をお土産に♪
実は
下宿で彼の世話をしてくれた
山本やの美しい娘さんに
恋をしていたのではないか?
という説があるそう。
それゆえ、一緒に下宿した仲間二人が焼いて、
出て行ったそうな。
子規は
彼女への想いが後押ししたのか、
素晴らしい才能を発揮し
夏目金之助が
「漱石」という筆名を使うきっかけとなるほど、
いたく感動した
「七草集」もこの場所から生まれたのです。
正岡子規、21歳の夏。
愉快に過ごした学生時代までと
裏腹に
カリエスの激痛と闘いながら
34歳でこの世を去った子規。
せめて短い夏に
恋に胸を焦がす日があってほしいなと
思うのです。
ちょっと話がそれますが
病床の子規をなぐさめた、
当時としてはめずらしかったガラス窓。
外の景色を観られるようにとの、
高浜虚子からのプレゼントなんですね。
以前も何かで読んだかもしれないけれど、
記憶に残らなかった。
「アイラブ坊ちゃん」で
高浜虚子を演じた五十嵐さんの顔が浮かびます。
桜のような 五十嵐さんのあたたかな笑顔が
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