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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!
May 21, 2016
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カテゴリ: 映画・テレビ・本
21.お役者松


(C)NHK

巾着切りと言う言葉を久しぶりに聞いた。

スリの中でも、

スられたことも気づかせないくらいの
腕の良いスリは

一目置かれているってのがいいなー。

お吉さんの結城美栄子さん。

これと「肝っ玉かあさん」しか知らないけれど、
ホント ステキな女優さん。



そのお吉さんの目が💛になるような
男前の板前さんが
かわせみに働くことになる。

もと、腕の良い巾着切り、
「お役者松」とあだ名された色男。


失礼ながら、

演じている高橋長英さん、二枚目の認識がなかった。

どちらかというと
演技派の役者さんと思っていたので。

ところが目張りのせいもあるんだけど、
水もしたたるイイ男。




かたやスリ、かたや与力の弟なのに
松と東吾の初対面の会話がいちいち、面白い。


三両返してもらうために訪れたのに、
冷や飯食いの東吾に遠慮して

「二両でけっこうでさ」



身分の違い、分はわきまえた上で挑発する松のほうが
明らかに上手(うわて)で、悔しそうな東吾が可愛い。

このユーモラスな話と組み合わせたもう一つのエピソードは痛ましい。

「濡れ手で粟の五十両」なんてセリフがあって

放送当時に聞いたら、
「苦も無く手に入れたのね」と
感慨も何もなかったろうけれど


「(歌舞伎の)斧定九郎のセリフだ!」と気づいて

歌舞伎は江戸の人達の生活に密着していたんだと
改めて思う。

松は、最後に歌舞伎役者のような所作を見せ、
バタバタと附けに乗って去る


いつも青い着物が多い(それでキリッと見える)るいさんが

淡いピンクの着物、芸者姿のなんとも婀娜っぽいこと。


真野響子ファンなので、そんなとこもウレシイ作品だった。


[DVD] 御宿かわせみ 選集 DVD第六集


22.鬼女


市原悦子さんがコワイ。怖くて可愛そうな女の人だった。

なつかしい たこ八郎さん の姿、発見。
富士山を信仰するのに、こんな風にしていたんだね φ(..)メモメモ

23.花冷え


芸者に仕込もうと器量よしの姉ばかり可愛がり、
弟の面倒を見ないっていうのは信じられない。

その後、自分と息子の生活の為に、
娘に客を取らせる母はなお、信じられない。


そうして娘が不憫、
この息子の事は自分が始末をと

母はつらい覚悟をするわけだけど…


生活が苦しくなると珍しい事ではないんだと
厳しい表情で源さんが唇をかむ。


24.人は見かけに


この話は、なんといっても若き日の三津五郎さんがステキ!

坂東八十助時代の爽やかな三津五郎さん。
優しくて頭脳明晰で、気分よいラスト♪♪


第五集も見応えのある作品ばかりでした。

ミステリーと人情物を巧く組み合わせてあって
悲惨なだけには終わらせない優しさと

登場人物の魅力ですっかり「かわせみ」贔屓です。

仲がいいのに結ばれない二人。


「東吾でもるいでもなく暮らしてみたい」

ロミオとジュリエットのようなセリフもあって
気がもめます。

6巻目。第一集はこちらでオシマイ。





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最終更新日  October 1, 2025 01:44:54 AM
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