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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!
August 9, 2025
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前回観た時は、玉三郎さんが稲田姫で
幸四郎さんが
スサノオだったのですが

『研辰』同様、
幸四郎さんのお役は当代染五郎さん。


玉様の薫陶を受けた七之助さんは堂々と、
前にも稲田姫を演じた米ちゃんは危なげなく
しっかり染五郎君をリードしていて世界を作ってました。


若いお客様にも 伝わりやすくて良かったかも💗

歌舞伎界のビジュアル担当勢揃いですしね☺️


前半は静かめですが、

後半ヤマタノオロチが本性を現した後、
鱗四天が大活躍

最初に観た当時は
玉三郎さんが観たいと思っていただけだったのに

え!この展開?とビックリして
その後、もう一度観たい!と

痛切に思ったのがこの作品でした

大蛇の分身(鱗四天)

橋三郎
仲助
橋光
扇十郎
橘治


彼らのフォーメーションを観るには3階で良かったです。

『火の鳥』

実は8月は『研辰』をたくさん観たいので

他は我慢する予定でしたが 

玉三郎さんの新作はやはり
拝見したくて妹と一緒に観ることになりました。




歌舞伎座で

こんな作品が観られるんだと驚きながら
音楽とダンスに釘付けになっていました

軽やかに舞台上を動き回る

玉三郎さんのメイクも衣装も
従来の歌舞伎ではなくて

それがまた とてもお似合いでしたし、
お声も、歌舞伎のお役の時の発声でなく
玉三郎さんのふだんのお声に近いように感じました。

永遠の命の 火の鳥よりも
玉三郎さんこそが 不死鳥のようで
あまりにも美しくて神々しくて。


最後のフライングは鳥だから、
の発想なんでしょうが

危険を冒しても、
より良い作品を届けようとなさる
玉三郎さんの強い意志に
感銘を受けました。

『鷺娘』のように 
一人で長時間が無理にしても

演出と共演者を工夫することで
作品が成立するのがわかったので

これからもずっと
玉三郎さんを観て行きたいなと
感じた新作でした。

女方を極め、他の追隋を許さない第一任者でありながら
なおも、傾(かぶ)く精神を忘れない玉様を観られて良かった。

(もっと良いお席にするんだったと
一抹の後悔はありながら)

火の鳥の羽が拾えるお席を奮発しなかったことを
悔やみながらも 惜しみない喝采を!






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最終更新日  August 12, 2025 06:13:09 PM
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