近代・現代の高岡 

近代・現代の高岡 

2011年10月10日
XML
カテゴリ: 文学・人物
高良とみ(こうらとみ:1896~1993)は、研究者や政治家として活躍した女性である。

高岡市生まれだったが、親の仕事の関係などで、新潟や神戸、いくつかの地域で過ごし、神戸第一高等女学校を経て、日本女子大学に進んだ。

その後、アメリカ留学し、帰国してからは日本女子大の教授を務め、戦時中は、大政翼賛会の中央協力会議の委員となった。

終戦後は、呉市助役や参議院議員、日本婦人団体連合会の副会長などさまざまな役職についた。

このように、彼女は当時の女性としてはたぐいまれな人生を歩んでいる。

自伝を読むと、戦前は主に研究者・学者として、戦後は政治家・運動家として活動してきたという印象を受ける。

このほか著作集、写真集も刊行されている。


【参考】『非戦を生きる 高良とみ自伝』(増補改訂、ドメス出版刊、1999年)
70





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年10月10日 10時24分25秒
コメント(3) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: