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2020年2月3日、横浜港に入港した「ダイヤモンド・プリンセス」号にて、日本で初めてコロナ
ウィルスの集団発生が確認された。当時、コロナウィルスに関する知識は乏しく、ウィルス対策の専門組織もなかった日本では、緊急的に医療ボランティア団体である「DMAT」が出動することに。治療方法や、ウィルスの性質に関して知識不足のなか、様々な偏見にさらされながら、乗客を無事に帰すため奔走した関係者たちの闘いを描く。
めちゃくちゃ興味深い題材じゃないですか。
あの時、船の中でなにが起きていたのか…。
しかも、私は当時日本にいなかったので、日本全体がどういう反応をしたのかもすごく気になっていました。
まさか、ボランティア的な医療団体が対応してくれていたなんて、
これってすごいことですよ。
やっぱり医療従事者って本当に尊い職業だとあらためて感じました。
すごい使命感ですよね。
未知のウィルスが蔓延してるところに人を救いたいという気持ちだけで向かっていくんですから。
しかも世間はいろいろ言いますよ。
危険だから下ろすなとか、責任取れるのかとか。
そして、いろんな立場の人がそれぞれの仕事をするなかで葛藤があるんですよね。
医療従事者だけじゃなく、その家族、省庁、マスコミ、一般市民…
でも、結局は善意なんだなと思いました。
人が人を思いやる、1人ずつか少しだけの善意を示すだけで、事態は良い方に向かっていくんですよね。
コロナが普通の病気になった今こそ、この題材で映画を作る意味があったと思います。
日常が奪われたときにどう振る舞うかで人間性が問われるんだと忘れてはいけないですよね。
ただ、少しだけ…、あえて、少しだけ意見させてもらうなら…、
私としてはちょっとドラマチック過ぎるかなー?と感じました。
ちょっと意地悪な見方かもしれませんが…。
小栗旬さんはスカしたというより、情熱大陸的な俳優さんだからかな?
演技がというより全体的な演出がちょっとドラマチック。
実話ベースだから、もっと淡々と描いてくれたほうが感情移入しやすかったかもしれません。
とはいえ、コレは難癖レベルの話なので、全体的には観て良かったし、感動できるお話でした。
あの時期を経験した私たちは観て損のない映画だと思います。
★★★☆☆
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