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cozycoach @ Re:徳川忠長 兄家光の苦悩、将軍家の悲劇(感想)(11/20) いつも興味深い書物のまとめ・ご意見など…
2008.03.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 このところ、年金に関する問題がいろいろありますね。

 気がつけば、日本の年金は不公平のデパートになってしまいました。

 保険料を負担する現役若年層と年金を受け取っている高齢層との不公平、会社員と自営業者との不公平、働く女性と専業主婦との不公平などなどがあります。

 どうすれば公平になるのでしょうか。

 ”年金を問う”(2004年3月 日本経済新聞社刊 日本経済新聞社編)を読みました。

 いまや大多数の人にとって大きな関心事である年金への素朴な疑問に正面から答えることを狙いとした本です。

 国民皆年金が制度として確立して、すでに四十年以上の歳月が経過しました。

 皆年金ができたとき、日本経済は高度成長のうねりがしだいに高まり始めていました。

 男性学卒者は正社員として企業に雇われ、女性は一時的に勤めることがあっても結婚後は専業主婦として内助の功に徹する人生を送る人が圧倒的に多かったのでした。



 原則として5年に一度の年金改革が繰り返されてきましたが、バッチワークの繰り返しでした。

 少子・高齢仕様にするためには、土台から基礎工事をやり直す本物の抜本改革にしなければなりません。

 年金の問題を年金制度の内側だけで解決することは限界にきているようです。

 高齢者医療や介護の問題、税制の問題など、隣接する政策分野の接合面を重視して改革に取り組まなければならないようです。








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Last updated  2008.03.12 09:20:26
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