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cozycoach @ Re:徳川忠長 兄家光の苦悩、将軍家の悲劇(感想)(11/20) いつも興味深い書物のまとめ・ご意見など…
2009.07.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 日中関係はますます緊密化し、日本や欧米の企業が次々に進出し、中国が世界の工場になりつつあるばかりでなく、急速な経済発展によって巨大なマーケットと化してきています。

 日中はいまや切っても切れない関係になりました。

 好きだ嫌いだという時代は終わり、どうやって付き合っていくかということが最大の課題となっています。

 ”中国ビジネス光と闇”(2003年7月 平凡社刊  信太 謙三著)を読みました。

 巨大な消費市場へ変貌した中国の熱気と混乱に充ちたのビジネス状況をジャングル市場と呼んでその光と闇を解説しています。

 著者の信太謙三さんは1948年静岡県生まれ、早稲田大学第一文学部中国文学科卒業、1973年時事通信社入社、外信部、香港特派員などを経て、1988~1993年、1995~1998年の2度にわたり北京特派員、1990年より北京支局長、解説委員を経て、2000年より上海支局長を務めています。

 1996年度ボーン・上田国際記者賞を受賞。

 安価な労働力ゆえの世界の工場の時代は終わりました。

 中国の国土は日本の26倍、人口は10倍以上で、この巨大さゆえに、中国の実像がなかなか正確にとらえきれていません。



 中国はたんに巨大であるばかりではありません。

 数千年の歴史をもっているがゆえに複雑きわまりなく、一刀両断のやり方ではなかなか実像はみえてきません。

 中国は驚異の経済成長に裏打ちされた巨大な消費市場としての姿を現しつつありますが、対中ビジネスは茨の道です。

 互いを信用しないことを前提とするビジネス文化、海賊車まで大量に横行するコピー商法などが存在しています。

 未来に向けた輝ける光と底知れぬ深い闇がある中国ジャングル市場の実像を解説し、中国経済の闇の部分や苦悩、政治の影などについても触れています。

第1章 中国は巨大なグローバル市場

第2章 様変わりした日中間の時空

第3章 日系企業を脅かすライバルたち

第4章 中国ジャングル市場の恐ろしさ

第5章 驚くべき弱肉強食の世界

第6章 裏切りのビジネス



第8章 不確実性の世界








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Last updated  2009.07.14 20:33:23
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