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cozycoach @ Re:徳川忠長 兄家光の苦悩、将軍家の悲劇(感想)(11/20) いつも興味深い書物のまとめ・ご意見など…
2009.09.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 濃厚なつき合いはしない、社会的ルールは信用しない、心を込めないで働く、ボランティアはしない、病院には行かない。それも1つの生き方でしょう。

 ”他人と深く関わらずに生きるには”(2002年11月 新潮社刊 池田 清彦著)を読みました。

 他人とウマくやる完全個人主義のススメです。

 著者は1947年東京都足立区生まれ、1971年東京教育大学理学部卒、1976年東京都立高等学校教諭、1977年東京都立大学大学院理学研究科博士課程単位取得満期退学、1979年山梨大学教育学部講師、助教授、教授、2004年早稲田大学国際教養学部教授。

 構造主義生物学の論客として知られ進化論を激しく批判していますが、研究者が皆知っていることを都合が悪く無視されているとか定説を覆すものであるかのごとく扱うなどして、生物学としての学問的評価は低いという批判もあるようです。

 しかし、本書の中で、人間は社会的な動物であり、ひとりでは生きられない、とよく言われるが、それは現在の社会システムが強い分業体制になっているからであって、人は本来生きようと思えばひとりで生きていける、という考え方には共感できるところもあります。

 他力を頼まず自力で生きて、力が尽きたら死ぬのが最も上品な生き方だと言う孤高な生き方は究極的な上品であり、他人とのつきあいに悩んで死ぬよりそもそも深くはつきあわないで果てる生き方もいいじゃないかと考えさせられます。

1他人と深く関わらずに生きたい

濃厚なつき合いはなるべくしない

車もこないのに赤信号で待っている人はバカである
病院にはなるべく行かない
心を込めないで働く
ボランティアはしない方がカッコいい
他人を当てにしないで生きる
おせっかいはなるべく焼かない
退屈こそ人生最大の楽しみ
自力で生きて野垂れ死のう

2他人と深く関わらずに生きるためのシステム

究極の不況対策
国家は道具である

文部科学省は必要ない
働きたい人には職を
原則平等と結果平等
自己決定と情報公開
個人情報の保護と差別






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Last updated  2009.09.22 07:22:26
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