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cozycoach @ Re:徳川忠長 兄家光の苦悩、将軍家の悲劇(感想)(11/20) いつも興味深い書物のまとめ・ご意見など…
2013.11.18
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 ジュール・ヴェルヌの80日間世界一周はよく知られているが、80時間世界一周とはどんなものであろうか。

 ”80時間世界一周”(2012年3月 扶桑社刊 近兼 拓史著)を読みました。

 格安航空会社と大手航空会社のディスカウントチケットを組み合わせて、80時間で世界一周したレポートです。

 近兼拓史さんは、1962年神戸生まれのライターで、1985年よりフリーライターとして活動し、1990年に地元Kiss-FM神戸の設立より番組制作、脚本ライターを務め、放送分野で活動し、その後、ウィークリー・ワールド・ニュース・ジャパン編集長、ラルースパブリッシングCEO、インターナショナル・スクール・オブ・モーションピクチャーズ日本事務局長を務めています。

 80日間世界一周は、イギリス人資産家フィリアス・フォッグが執事のパスパルトゥーを従え、後期ビクトリア朝時代の世界を80日で一周しようと試みた波瀾万丈の冒険物語でした。

 それから140年経った2012年に、今度は、格安航空会社と大手航空会社の飛行機を使って、80時間で世界一周しようという試みです。

 茨城空港からスタートして、上海、モスクワ、デュッセルドルフ、チューリッヒ、ニューヨーク、ロサンゼルス、そして羽田へと、5カ国6都市を、機中泊中心に0泊3日半で回ったそうです。

 最初のコース設定と、その間のLCCチケットの確保が、とても大変だったといいます。

 時差や乗り継ぎを自分で計算して、最速乗り継ぎと最安価格を計算したそうです。



 短い滞在時間で入出国を繰り返したため、運び屋やテロリストと間違われたこともあったといいます。

 ほとんどの時間を飛行機での移動に費やすため、肉体への負担もハンパではありませんでした。

 LCCは機内食がなく野菜が取れなかったので、サプリメントやビタミン剤は必携かも知れないといいます。

 機中泊だけでは疲労が溜まるので、途中どこかで1泊するとか、空港の仮眠施設を利用すれば、体調の維持も可能ではないかということです。

 しかし、駆け足で回ったからこそわかる世界の国々の文化の違い、LCCの上手な活用法など、面白くて役に立つ内容も少なくないようです。

第1章 チケット手配はジグソーパズル!
第2章 さらばニッポン!茨城空港から上海へ
第3章 アエロフロートで、いざモスクワ!
第4章 ドイツでご先祖様に会う!
第5章 チューリッヒで路頭に迷う!
第6章 トラブル・イン・USA!






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Last updated  2013.11.18 18:48:05
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