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Jan 3, 2006
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カテゴリ: ワインを飲もう
morris0001.jpg

寝かせたってフレッシュさが消えるだけで、
「若いうちには隠れていた旨さ」が出てくるなんてのは
あまり期待しない方がいい・・・というのが、一般的な意見だ。
しかし、安いワインの中にもそういった可能性を秘めている物は確かにあり、
それを探しだすのがまた楽しみであったりする。
この「Morris Rutherglen Shiraz 2001」はまさにそんなワインだ。
ハリデーさんは「3年のビン内熟成を経てすばらしく変わった。」とおっしゃるが、私の好みで言えば、まだ若い。
開けてから30分経ってようやく硬さがとれてくる。

アルコールの強さを数字以上に感じるのは、果実味の中に甘さを見ないからか。

同じ「凝縮感のあるシラーズ」でも、私のベンチマーク「Gleatzer bishop」とはブドウの凝縮されている部分が違う。
「Gleatzer」がブドウ丸ごとを詰め込んだ感じなのに対して、
こちらはブドウの皮の渋みと旨みを特に感じる。

食べ物と合わせるより、ワイン単体で楽しむタイプか。
あえて合わせるなら赤ワインソース煮かドミグラスソースか。
それも、甘さを極力おさえた感じで。

ハリデーさんのコメント
Morris Ritherglen Shiraz :94points
The usual story is rooster to feather duster. In this instance, it is the reverse, a wine that was (to change metaphors) originally an ugly duckling, after three years in bottle becoming something quite special. Dense, almost thick, rich and concentrated black fruits ooze from every pore. Magically, the wine is not over extracted nor too tannic.
Drink:Now-2015





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最終更新日  Jan 3, 2006 11:36:22 PM
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