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長らく中断していたブログですが、この度FC2へと引越しいたします。http://myaustralianrules.blog24.fc2.com/また、MIXIでもコボリノコフで登録しているので、会員の方はそちらもどうぞ。コボリノコフ
Aug 29, 2006
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本採用されたわけではないので気に病む必要はないのだろうが、なんとなく背信行為をしているようで気が進まなかった。でも、「VICで一番ペイがいい。」「あそこのスタッフはとても感じがいい。」「スタッフ教育にも熱心だから早く上達する。」「現在の職場も忙しいかも知らんが、もっと忙しいぞ。」等の言葉もあり、どんな所か見るだけでも勉強になるだろうと思い、行ってきました。場所はSOUTH CAULFIELD。トラムの走っている道路からは一本奥に入っていて車がないと不便な立地。よほど地元民に愛されているのだろうか。内装は、オーナーが開店した頃からほとんど変更はなされていないだろうなとうかがえるが、毎日の手入れが非常にいいのだろう。古さは感じるが、汚さは一切無い。店内の照明は現在の職場に比べたら暗く、シャンプー台も昔ながらの椅子型。併設のネイリストが使う薬品の臭いが気になる。オーナーのThais女史はもうすでにサロンワークからは引退されていて、現在は17年目のシニアスタイリストが店長をやっている。店に入るとすぐに店長さんがやってきて、オーナーはじきに来るのでそれまでくつろいでいてくれとの事。ならばと、トイレに行っている間にオーナー到着。オーナー室でオーナーの旦那さんと3人で面接?がはじまる。日本人だろうが白人だろうが、美容関係のやり手のおば様は皆さん同じようなキッパリとした濃いメークをしていて彼女もその例外ではなかった。「Johnから色々話は聞いているわ。素晴らしいカッターらしいじゃない。日本ではカラー剤は何を使っていたの?・・・」Johnから何を聞いているのか気になるところではあるが、理容師だという事は伝わっているらしい。そのお店ではロレアルを使っているので、働き始めたらロレアルのセミナーに行ってもらうとオーナー。それは望むところ。現在の店でもブランドは違えど同じ事を言っている。給料面の細かい話は出なかったが、基本給+コミッションの形式みたいだ。スタッフは皆、長く働いていてお互いにとてもフィットしているのだと。チームワークの良さを強調されていた。それで、店がどんな風に回っているのかを見るのに一日トライアルをすることに。
May 8, 2006
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「いい話があるんだ♪」先生のジョンはニコニコしています。”いい話”と聞くとどうしても身構えてしまうのはどうしてだろう?「いい店にお前を紹介しといたから。ヘアドレッシング委員会の理事を長年やっているMrs.Thaisがオーナーで、大変繁盛しているし、なんと言ってもビクトリアで一番給料がいいぞ。スタッフは皆感じがいい(pleasant)し、教育がしっかりしているからとても勉強になるぞ。」はぁ、でも今週末に働いている店も別の先生(ボブ)に紹介してもらったのだが。「ねぇ、ボブ。ジョンがこの店に行けって言うんだけど。」と、言うと。「よかったじゃないか。最高だぞこの店は。俺が勧めた店もいいがここは別格だ。オーナーのThais、そうだ、お前"they us"と言ってみろ、そうだそう発音するんだ、はもう引退しているが、店長のMartinは、まぁゲイだけど気にするな、しっかりしているから。」むぅ。ゲイはいいとして、お前まで勧めるのか。今の店からの期待も感じる今日この頃、今さら他の店を紹介されてもと言う気もする。スタッフにも仲良くもてあそばれているし、常連のお客さんにも知れ渡ってきた所なのに。どうやらの乗り気でないのが伝わったのか、「とりあえず一度見に行け。ほら今電話しろ。”ジョンが推薦している”と言えば通じるから。」どうなることやら。
May 6, 2006
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シュワルツコフ主催の新ブランド説明セミナーに行ってきました。この「SEAH HAIRSPA」はシャンプー、コンディショナー、デイリー・トリートメントをベースとしたヘアケアブランドですが、「SPA」なんて言葉からもイメージできるように、従来のブランドよりもリラクゼーションに重きを置いた「贅沢系」のブランドです。シャンプーは「Purify」トリートメントは「Indulge」デイリーヘアケアは「Nourish」と、このブランドでは呼ぶ。「Indulge」ですよ「Indulge」。「贅沢にふける」とかいう意味ですが、それだけで「うわっ、高そう」と思ってしまう。個々の商品名を見ても、「Embrace(抱擁)」、「Caress(愛撫)」、「Allure(魅力)」なんて刺激的な名前や、「Salon Miracle」、「Beauty Sleep」というファンタジーな名前で、商品のイメージを膨らませる事からはいってますね。この講習で初めて知ったのですが、お年をめされた方のコシがなくなった細い髪の事を「Mature hair」とか「Sophisticated hair」なんて言います。こんな時に日本語だけでなく、英語にも”もってまわった言い方”があると実感しますね。トリートメント成分はもちろん従来品より濃くなっていて、「Leave in(洗い流さない)タイプのトリートメントは細い髪には重過ぎるので5分後に洗い流してください。」とまで言っている。オーストラリアで市販されているのはだいたい細い髪をターゲットにしているので日本人の髪にはちょっと成分が薄く感じられる事が多いのだが、このブランドはその点では問題なさそうだ。サボテンの花、カシミア、淡水真珠の成分が「しっとり」、「しなやか」、「つや」を与えます。さらに、香りも凝っていて、「どの商品もフタを開けると同じ香りがしますが、水に触れたり、熱に反応してそれぞれ独自の香りが出てきます。」ですって。シャンプーを付けた時はシトラス系のさわやかな香りで、泡立てると花の香りがあなたを包み込み込んでいく。なんていいですね。名前にも成分にも香りにもこだわった高級ブランド。シャンプーなど200mlが$33!お金持ちはいます。「Transform your bathroom into your personal sanctuary.」日本のお風呂があれば私には十分「安らぎの場」なんですが、、、それは$33では手に入らない。ちなみにこのブランド、北米とヨーロッパでは昨夏から市場に出ていますが日本にはまだありません。
Apr 29, 2006
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昨日から決めていました。今日はシュウマイ!。豚ひき肉は買ったし、玉ねぎ、干し椎茸、ショウガはある。あとは作るだけ~♪そうだ、百合根もあるから入れてしまおう。ホクホク感が出ていいかも。玉ねぎ刻んで、椎茸戻して刻んで、ショウガは皮ごとおろして、百合根は歯応えを感じれる位の大きさに切って、調味料(醤油、酒、塩、片栗粉、ごま油)と一緒に混ぜる混ぜる。さて、皮は・・・?皮!!!・・・忘れてたORZ...今から買いに行こうにももう店は閉まってるし。さて、どうすべーか。肉団子?じゃちょっと芸がないし、、、そうだ!豆腐がある。早速レンジして豆腐の水分を出してから布巾で軽く絞って、先の「シュウマイなりそこない」に混ぜ合わせる。ヒジキも入れたくなるが、今は手元にはない。今度ベトナム人街に行った時に買ってこねば。ハンバーグくらいの大きさにしてフライパンで表面をシールするように焼き、蒸篭で蒸す。(シュウマイする気だったので蒸さないと気がすまない)上にかけるアンは天つゆに刻んだノリを入れて水溶き片栗粉でトロみをつける。名前は、、、なんと言えばいいんだろう?中華風蒸し豆腐ハンバーグ海苔アンかけ?
Apr 25, 2006
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ヘアドレッシングで使う言葉をオーストラリア英語で言うと?1. 細い髪 2. 太い髪 3. おろした前髪 4. 新生毛5. グラデーション 6. ロングレイヤー 7. セイムレイヤー8. 刈り上げ 9. バリカンの1mm,3mm,6mm 10. 酸性カラー(ヘアマニキュア) 11.毛先が不ぞろいな感じ1. fine hair 2. coarse hair 3. fringe(英)/bangs(米)4. regrowth 5. graduation 6. increased layer7. uniform layer 8. gradation/taper9.それぞれ No.0, No.1, No.210. non-permanent colour 11. irregular/uneven最近は慣れましたけど、細い髪をfineというのがけっこう納得いかなかった。グラデーション、レイヤーは日本では「段を入れる」とか言う方もいるけど、それを聞くたびに背中がムズかゆくなります。どうしても「段」と聞くと階段のような段を連想してしまうんです。「段を入れて」とオーダーされると、階段のような段を作りたい衝動にかられてしまいます(汗)。ちなみにオーストラリア英語でグラデーションは「graduation/グラジュエイション」。刈り上げが「gradation/グラデーション」となります。ややこしいですが、お間違いのないよう。低めの刈り上げなら「Low gradation with No.2」とオーダーすれば、まず大丈夫だと思います。
Apr 23, 2006
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もしあなたがヘアサロンの経営者だとして、「わたちカトできるあるよ!」(わたしはカットができます)「あなたどしたいか?言うよろし。」(いかがされますか?なんなりとおっしゃって下さい。)なんてあやしい日本語を使う外国人を雇うであろうか?普通雇わないよね。かくいう私もここオーストラリアでは、そんな怪しい英語を話す外国人の一人。今は経験を積むためにワークエクスペリエンスとして白人系のお店で働かせてもらっている段階。自分には過ぎたお店なので、コース修了後はショッピングセンターかCityにあるサロンで職を探そうと考えていた。ところが、白人さんの中にも物好きがいらっしゃって、「怪しい英語のアジア人」を使おうと思う方もいる。お客さんとのコミュニケーションに問題があるとみるや、「Schwarzkopf(ヘアケアプロダクトのメーカー)のコンサルテーションのコースに行って来なさい。費用はこっちで持つから。」白人とアジア人の髪質の違いを話すと、「モデル募集の掲示をするわ。実際にやらないとね。もちろんお金もとるわよ。売り上げはお店とあなたで50:50よ。」それって「モデル」じゃなくて「お客さん」じゃないの?と言うツッコミも入れたくなるが、実際「モデル」さんは皆お金を払っていってくださる。ありがたや。日本の理容式マッサージをすると、「あら、あなたマッサージ上手じゃない?あなたのためのメニューを作るわ。”Japanese SHIATU Massage”なんてどう?」今日は今日で、「来週、Schwarzkopfの新ブランドの商品説明会があるから学校の後にあなたも来なさい。それから木曜の朝9時から1時間ミーティングするけど来てくれる?学校には私から遅くなると連絡しておくから。」」なにか、雲行きが怪しくなってきました。
Apr 23, 2006
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良く行く魚屋さんで先月から虹鱒(Rainbow Trout)を見かける事が多くなった。 この魚は日本にも明治時代に導入されてから各地で養殖されている比較的なじみのある川魚だ。ちなみにこいつが海で養殖されるとOcean Troutと呼び名も変わり、体長も60cmを超える魚になる。タスマニアで養殖されているOcean Troutの中にはブタみたいに太って脂ノリノリのヤツを多く見かける。今回購入した虹鱒も日本のと比べたら脂分150%増と言う感じ。 簡単にムニエルに。タルタルソースもたーっぷりかけて。私はムニエルにする時に、魚にニョクマムと牛乳をかけます。付け合せにニンジン(写真左上)の・・・なんて言うんだろう?薄切りにして炒めて、牛乳と一緒にミキサーにかけ、塩、砂糖、カレーペーストで味付け。とカリフラワー。サラダミックスをムニエルの下敷きに。
Apr 17, 2006
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世間はイースターの真っ只中。メルボルンにも秋の到来を告げる「モノ」が店頭に並んでいました。栗です。作物の国際的な流通が盛んで以前ほど季節感を感じなくなったとはいえ、やはり、地元で取れた旬の物を味わうのは生活にメリハリを持たせる上でも大事。今日は「栗きんとん」【写真ー下】 を作ってみました。私は「栗きんとん」といったら、お節料理に出てくる黄金色の餡に包まった栗が頭に浮かんできました。子供の頃は市販のそういう栗きんとんが、なんか不自然な甘さで苦手でした。ところが、今回「栗きんとん」を作ろうと調べてみると、私の思い出の栗きんとんとは全く違った、実にシンプルな「栗きんとん」が出てきました。蒸して、裏ごしして、砂糖と混ぜるだけ。蒸した段階の時には多少アクを感じたのですが、砂糖と混ぜて一日冷蔵庫に入れておいたらすっかり消えてました。素直に栗の旨味を味わえ、これなら私も大好き。思いついて小豆餡と混ぜて栗餡にし、蒸しパン【写真ー上】の中にも入れてみました。 ちょっと小豆餡に栗が負け気味だったので今度は白餡を作って再挑戦してみようと思います。
Apr 16, 2006
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自分が日本から来たとわかると、こう聞いてくるお客様が多い。「そういえばこの間テレビで見たんだけど、あれって本当にあるの?」「あれ」とはカプセルホテルの事なのだが、あんな狭い所にどうして泊まるのかが不思議でならないそうだ。これも日本を知ってもらういい機会だと思い、次のように答えることにしている。・東京は地価が高いので都心にある会社の近くにはなかなか住めない。・通勤で片道2時間かかる事も珍しくない。・時間外労働で深夜まで仕事をする人も多い。・「付き合い」や「接待」で遅くまで酒を飲む機会が多い。・タクシーで帰ると$100以上かかるがカプセルホテルなら$35で済む。カプセルホテルのいいところも。・大浴場があってゆったり風呂に入れるし、サウナもある。・タオルとかアメニティも充実している。・カプセル型の寝室の中にはテレビもあったりする。こう話していくと興味をもって、「日本に行ったら泊まってみようかしら。」とか言い出す方もいる。それに対して、もちろん「やめといた方がいいですよ」なんて言わない。「きっといい話のネタになりますよ。」
Apr 13, 2006
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子供ってすごいですよね。ブリスベンに親子留学されているごーまんさん。その娘さんのシキちゃんの一言に感嘆の声をあげました。>「ママ・・・・・ シキね >日本ではあんなにたくさん 欲しいものあったやん?>今は なあんにも 欲しくないのよ>不思議やね~~~~>シキは いっぱいいろんなもの 持ってるって気がする」この子はもう、私とは器の大きさが違います。自分の事しか考えられない私とは大違い。でも、これもオーストラリア効果なのかな。私の見解では、オーストラリアの方が人々が気さくで人間味があると思うんです。例えば、私はドアを開けて「どうぞお先にお通りください」という事をします。それに対してオーストラリアの人はニコッと笑って「ありがとう!」と言って通ってくれます。それに対して日本で同じ事をやろうものなら、恥ずかしそうに急いで通るならまだしも、私が開けたドアの前で立ち止まり、胡散臭い目で見てから別のドアをあけて通ったりもします。電車で席を譲ろうと声を掛けても日本では素直に「ありがとう」と言ってくれる事はまずありません。オーストラリアではとっても感謝されてそのまま会話が続いたりするのに。どうも(私は)日本の方が(地方により違うのかもしれませんが)人と人とのつながりが希薄で疎外感を感じる事が多い。それが物欲に走る理由とも無関係ではなさそうです。
Apr 10, 2006
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なんなのこの寒さ。まだ4月だってのに部屋の中は寒くてしょうがないんですけど。これからまだまだ気温が下がっていくなんて。。。考えたくない。しかも、風が強くてどーんよりした空。太陽はどこにいったの? 4月でもまだまだ暖かかったパースがなつかしい。とか思ってたら、お店にパースからのお客様がいらして私がカットすることに。メルボルンはもっと都会で冷たいのかと思っていたら、ギスギスしてないし、人々は暖かいね、と彼。「シドニーみたいだと思ってた。」とも。「でも、シドニーでもマンリーはいいところですよ。」と言うと。「そうなんだよ。だから俺、この後シドニーに行くんだけどマンリーに滞在するんだ。」おぉ!白人も考える事は一緒なんだな!『パースが好きな人はシドニーが苦手。でもマンリーは好き』という法則は日本人だけでなく白人にも当てはまるのだ。
Apr 7, 2006
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Flathead(日本名:マゴチ)を使ってシーザー風のサラダに。お魚は塩振って片栗粉をまぶして表面をカリッと焼いとく。シーザーサラダ・ドレッシングはあるもので代用。アンチョビの代わりにニョクマム、ウスターソースの代わりにBBQソース。後は適当にオリーブ油、酢、マヨネーズ、塩、で調整。コスレタスはちぎって冷蔵庫に入れてさましておく。夏の間は、葉物は葉の間に小さな虫がもうたくさん紛れ込んでいて、けっこう神経質に洗わないと食べる気になれない。最近、気温が低くなってきて寒いのが苦手な私は、虫も少なくなってきたのが数少ないうれしいことだ。ボウルの中でレタスとドレッシングを合わせてよく混ぜ、皿に盛り、その上に焼いた魚をのせる。仕上げに、クルトン代わりの揚げたうどん(だって冷蔵庫にあったから)を飾り、ラー油を作った時の副産物の揚げた唐辛子をパラっとかける。
Apr 2, 2006
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ついこの前コモンウェルスゲームが終わったと思ったらもうF1だ。チャペルストリートのお店にまで響くエンジンの爆音。サーキットは歩いて15分位の距離だが、まるですぐそこでレースをやってるかのような音量。すごいねF1のエンジンは。と思っていたら、さらに上がいた。頭上の戦闘機だ。その圧倒的な音の力に振動で窓が振るえ、他の一切の物音がかき消される。基地の近くにお住まいの方は大変なんだな。あんなのと日常的に付き合っていかなければいかないなんて。地元でやるので見に行ってもいいのだが、なにせテレビ中継が充実しているので家にいても十分楽しめる。予選にもかかわらず朝の9時から午後5時までF1。特に今日はレース関係者が「イギリスを思い出すような天気」というメルボルン特有の雨天気。降ったり止んだりを繰り返すこの天気は外出する気を見事に削いでくれる。しかも今日は南からに冷たい風が強く、季節が冬に向かっていることを教えてくれちゃったりもした。そうだ、手遅れにならないうちに暖房買わないと。
Apr 1, 2006
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私がワーペリしているお店はスタッフが全員女性。そして皆ヨーロッパ系の方々。なので客層もほとんどヨーロッパ系、しかも場所柄もあり、ちょっと余裕のある方達が多い。特に白人のヘアスタイルを学びたかった私には願ってもないお店。ワーペリを始めてからもう1ヶ月になるだろうか。学校のある週は金曜だけだが、コモンウェルスゲーム期間中は学校が休みだったので毎日お店に出ていた。どんな事をしているのか?最初の頃は向こうも私の事を知らないわけで、たとえ「カットできますよ。」と言ったって見ず知らずの人間に大事なお客様をまかせるわけにはいかない。ましてや、英語もきれいに話せないような奴なんだから当然の事だ。なので、まずは当たり前の下働きを一生懸命にやる。掃除、洗濯、後片付け、ヘルプ、コーヒー。コーヒー。こっちのサロンにはだいたいエスプレッソマシーンがあり、お客様にカプチーノやラテをお出ししている。前からやってみたかったんだよね。バリスタの真似事。両親はクロアチアからやってきたというアプレンティスに習う。「私のラテは一味違うわよ!」と言う彼女。いったん普通に注いだ後にさらにミルクを注ぐとカップの縁からさらに1cmほどもミルクの泡がキレイに盛り上がる。思いっきり感動して見せたら、次の一杯はやりすぎてこぼしてしまったのも御愛嬌。で、まじめーにやってればスタッフも少しづつ認めてくれるようになってきます。「じゃあ、シャンプーやってくれる?」はいな、まーかして、シャンプーね。こっちのシャンプー台にもなれなきゃいけないんで喜んで!したら、お客さんに好評。「気持ちいーわねー。寝ちゃったわー。」「あなたの指はgemね。すばらしいわ。」日本でそんなに誉められた事ないんですが・・・(汗)ついでに床屋さんでやるマッサージもしてみせたらこれがまた受けた。そしてお店には金曜限定「Japanese Shiatu Massage」なる新たなメニューが置かれたのであった。
Mar 30, 2006
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アメリカの16歳、キミー・マイズナーが世界選手権を優勝。ここでは、審査員の手心が加わり易いGEOやPCSは置いといて、ただジャンプの基礎点にのみ焦点を当てて来期の女子フィギュアを考えたりしてみます。マイズナーはフリーで129.70というトリノの荒川姐さん(125.32)を上回る高得点を叩き出しました。フリーの村主姉さんとの点差は10.55点で、その内の実に9.1点がジャンプの点数の差。これだけ見るといかにジャンプの優劣が全体の点に影響を及ぼすほど重要なように見えます。「フィギュアはジャンプだけじゃない!」ごもっともです。少なくとも今期ずーっとフィギュアの演技を見てきた方なら「心に訴える演技」と高得点は必ずしも一致しないのはもうわかっていると思います。そんな中、ジャンプは、GEOという客観要素もありますが、基本的にきちんと跳びさえすれば点数になります。今回はマイズナーが3回転ー3回転の連続ジャンプ(3-3)を2回成功させて得点を稼いだのが大きかったようですね。その結果を受けて、「来期は3-3を飛ぶ選手達の戦い。」と言われいます。マイズナーはトリプルアクセル(3A)や4回転をプログラムには入れていません。それでも高得点を出せる今回のジャンプの組み合わせは一つの理想形になるのではないでしょうか。しかも、オリンピックの時からのレベルアップが目立ちました。 オリンピック 世界選手権連続ジャンプ 3F+2TSEQ 3F+3T 3Lz+2T 3Lz+3T 2A+2T 2A+2T+2Loシングル 2A,3Lo,3Lz、3S 同じ点数 36.14 44.4大きな違いは連続ジャンプの2Tが3Tになったのと2回転の連続ジャンプが3連続になっただけです。それで7点も「だけ」と言ってもそれが難しいのかもしれませんが、少なくとも3Aや4回転を成功させるのよりは確立が高いでしょう。そんな難易度の高い3Aを軽々と成功させ、4回転に挑戦中の浅田真央はさすがにジャンプ点が高い。今季の大活躍は基礎点で44.8点(グランプリファイナル)というマイズナー以上の高得点を稼げるジャンプ構成があってこそ。しかもグランプリファイナルでは連続ジャンプを全て点数が1.1倍される後半に持ってきたのでさらに高くなった。今季はこのグランプリファイナルの構成が一つの完成形でしょう。グランプリファイナル後は、3Aをコンビに入れたり4回転に挑戦したりで結果的に「来シーズンへ向けて新しい構成のチャレンジ」と見た方がいいかもしれません。来期も再び「ミラクル」になるにはプルシェンコの4T+3T+2Loでも跳んでほしいのですが、それは無理か。「勝負」をより強く意識するようになる来期はベストスコアにそれほど差が無い選手上位にひしめき合うので、ミスが許されない戦いが続くと予想されますが、そんな中でどんな浅田真央を見せてくれるのか不安でもあり、楽しみでもあります。今シーズン知名度が上がった中野友加里選手は世界選手権で自己ベストを更新しましたが、ジャンプを含むTESの点数はシーズン当初のカナダ杯の時よりもむしろ低く、シーズンを通してPCSの点数が高くなったのが成長の証。来シーズンでは今季ほとんど認められなかった3Aの確実性を高めるとともに、3Lz+2Tを3Lz+3Tへ、3連続の最初のジャンプをルッツへ、そして3T+2Aの完成度を上げれば、世界選手権より12.2点増。少しづつでも着実に進歩していくと思われるので、170点後半の点数でメンバーに恵まれれば、今年のNHK杯に続いてグランプリの優勝もありそうですね。村主姉さんは、「今さら3-3なんて跳べない」と見る方々が多いと思います。しかし、跳躍系の走り高飛びではコスタディノワが出産後に復帰してオリンピックの金メダルをとったり、アメリカの女子水泳選手でも一度引退した選手が復帰して金メダルなど、まだまだ限界を語るには早いのではないでしょうか?練習方法いかんで克服できると信じています。韓国のキム・ユナなんて3Aを練習するのに天井に滑車を据えて縄で引っ張り揚げたりしてますから。恩田はもう来期限りかもしれませんが、ようやく吹っ切れました。色々悩んでいたかもしれませんが、次からはそんな事は感じさせない演技になるのは確実です。来年の世界選手権の代表に選ばれなくてもいい!体が固くて女性らしい柔らかさが表現できなくてもいい!恩田さんにしか出来ないフィギュアがあるんだから!今回の世界選手権でようやく「評価されないもどかしさに悩む自分」から解放されたのだから。もう後は伸び伸び恩田の演技を見せてください。そうすれば不思議と結果もついてきます。コーエンは・・・。トリノの時はフリー演技が終わった瞬間「あちゃー、しまったー。」という表情が顔についていましたが、今回はもっとテンション低く「あかん・・・。」てな顔でしたね。ジャンプ云々ではなく純粋に「ハート」の問題。今年はすでにクワンがプロ転向しているので、それより低い実績では引退するのも難しいし、自国の後輩に追い抜かれて現役続けるのも難しくなりましたね。どうなるんでしょ?
Mar 28, 2006
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ヘアドレッシング・リスキリングコースはワーク・エクスペリエンスと呼ばれる「街のヘアサロンでの実習」が義務になってます。生徒が各自ヘアサロンを周って「おっちゃん!一日$5でええけん、週一回働かせてくれへんか!」と頼んでいきます。どうせ働くのなら常連客よりも「通りがかりのお客さん」が多いショッピングセンターの中のお店がいいのではないかと私は考えていたんです。値段も新規のお客さんを取り込めるそんなに高くない$25でカットとシャンプーができるような。ところが、履歴書を持って放課後に目当てのお店に行こうかな思っていた日。「お前はもう店は決めたのか?」と先生の一人に聞かれました。「ちょうど今日店に行こうと思っていたんです。」「どんな店だ?」「ショッピングセンターの中にある安めの店です。」と言ったら、「は!?ダメだ!お前はそんな所に行っちゃいかん。どこに住んでいるんだ?Prahran?よし、心当たりの店があるからちょっと待ってろ今電話する。」と先生。言うなりもう受話器に手を掛けてる。「はい!?いや、あの。。。おれはあんまり高そうでオシャレなお店いやなんですけど。。。そんな店じゃお客さんやらせてくれないだろうし。」「バカを言え。ショッピングセンターの中にあるようなそんな店じゃ勉強にもならん。最初だからこそいい店に行くべきだ。」さらに話を聞きつけてきたクラスメートまで「そーよ、そーよ!あなたはある程度できるんだから、いい所に行かなきゃいけないわ!」とたきつける。「週に一日、金曜でいいんだな?」と聞くので先生を見ると、もう電話しているし!いつのまにか、、、決まってしまった、、、ワー・ペリ先。。。まぁ、家から近いのはいいんですが、チャペルストリートの店ですか。さて、ドキドキしながらお店に行くと、10名いるスタッフは全員白人女性。オーナーのケイは宝塚の男役ができそうなくらいかっこいい。女性にしてはやや低い声がまたしびれる。スタッフは総じて明るく、雰囲気もいい。これならなんとかなりそうだ。こうして私の16週間に渡るワー・ペリがはじまった。
Mar 25, 2006
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「オーストラリアでおいしい魚は?」と聞かれれば、即答で「レッドエンペラー(Red Emperor)」です。タイの仲間なのですが、味にはもっとコクがあります。干してもいないのに噛めば噛むほど味が出てきます。パース時代には友人が釣ってきたレッドエンペラーを刺身、空揚げにしましたが、一度で病みつきになりました。普通に買ったら結構高いのですが、今日幸運にも例のプラーンの「$5ドル大売出し!」で手に入りました。アマダイに似ているので以前から試してみたかった味噌漬けに。切り身に軽く塩を振って20分放置。表面の水分を拭き取ってから、酒粕、白味噌、みりん、砂糖を適当に混ぜジプロックに切り身と共に入れ、満遍なくいきわたるように袋の外側から手で味噌を伸ばしていく。半日冷蔵庫に保存。取り出したら切り身についている味噌を手でこそげ取る。とった味噌は容器に入れ、パルメザンチーズ・・・がいいのだけれど、なかったので「とろけるチーズ」を代わりに加える。切り身は身から焼いて皮を軽く焼いてから「味噌&チーズ」を皮面に載せてグリルで焼き色がついたらあがり。揚げた長ネギの千切りをのせました。とろけるチーズもそれなりにいいんだけどやっぱり、パルメザンの方が味噌と相乗効果をだすんだなぁ。パッションフルーツの香りのする西オーストラリアのソーヴィニヨン・ブランと合います。
Mar 25, 2006
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オーストラリアにいながらにしてWBCの日韓戦が見れました。韓国のヤフーでネット中継をしているのですが、ログインしようにもハングルが理解できず、途方にくれていたところ、「オーストラリア・ヤフーのIDでログインできる」という情報が。恐る恐る入力すると、あ~ら上原さんお久しぶり!これで、W杯の韓国のグループの試合も見れるってもんです!で、このWBC。・審判がほとんどアメリカ人でアメリカの試合にもかかわらず、アメリカ人が審 判をする。・アメリカが順当に勝ち進めば決勝まで中南米の強豪と当たらないですむ。・審判の中に「新ルール」を作り出す人がいる。などなど、国際試合として「?」がいっぱいついてしまうのは第一回大会だからしょいうがないのでしょう。日本の戦いに目を向ければ、「異様に力の入っているイチロー。」「巨人時代となんら変わっていない王采配。」「先発陣の神がかり的活躍。」「小さくまとまった4番。」が印象に残ります。イチローは所属チームがここ数年優勝争いから遠ざかっていたので、真剣勝負の舞台を求めていたというのと、米国での差別に対しての抗議の意味でも日本の力を知らしめたい、という気持ちが強かったのでしょう。チームの士気を高める発言が多く、それが韓国メディアに上手く使われたりもしましたが、あの「熱い」姿は私は好きです。今日の韓国戦の勝利の前まで某掲示板で激しく非難されていたのが、辞退した松井と王采配と福留選手。王さんは、パリーグがプレーオフ制になってからシーズン一位にもかかわらずパリーグで優勝できないのが良くわかる采配ぶりですね。長距離打者を育てる力と長期的にいいチームを作る能力は素晴らしいのですが、短期決戦には向きません。今回のWBCで昔の巨人時代を懐かしく思い出しました。福留選手!ありがとうございます!!!某掲示板では、ホームランを打つ前と打った後での視聴者の手の平返しの早かった事(笑)戦犯から一気に「ネ申」に祭られました。松井は。。。もういいです。好きなAVでも見ててください。第二ステージ以降の先発の3本柱はすさまじかったですね。まさに「エース」。それまで調子の悪かった松坂もメキシコ戦はきっちり仕上げてきてたし。俊介も韓国打線を6回1安打。そして今日の上原。何もいう事はありません。それに引き換え、4番はちょっとねぇ。もともと短期決戦には弱かったのですが、なんとか結果を出そうとするあまり、小さくなってますよねぇ。まあ、3番がこれまで「凍結した道でも止まれる」くらいのブレーキだったのでチャンスもすくなかったのでしょうが。「4番」というよりすっかり「チャンスメーカー」になってしまいました。韓国には大事なところで勝利を納めることができたので、今度はキューバに今までのオリンピックでの借りを返したいところです。
Mar 19, 2006
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お肉の呼び方も国によってそれぞれ。オーストラリアでは、サーロインはスコッチフィレ。ヒレはテンダーロイン。と呼ばれてる。日本じゃ耳慣れない呼び名も飛び交っている。中でもこの「Oyster Blade」の日本の通り名がさっと出てくる人はよほどの焼き肉通の方。とりわけ安いお肉屋(キロ8ドル)で買ってきたので、マーブルがほとんど入っていないが、十分柔らかくておいしい。ただし!キチンとお掃除すれば。この日本では「みすじ」と呼ばれる部位はスジが多いのですが、それを取り除いてやれば「柔らかロース」のできあがり。赤身の旨みにあふれていて、焼肉に最適です。取り除いたスジは、その場で沸騰したお湯に入れ、1時間ほど煮込んだ後、取り出して冷凍しておけばいつでも煮込み料理に使えます。また、ここのスジが他の場所に比べてうまいんだ。今日は甘口白ワインを使った「吉野家風・牛スジ丼」です。紅ショウガはつくれなかったので,昨日に続いてガリで代役。
Mar 12, 2006
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土曜の午後4時半頃からPrahran Market内の魚屋で安売りが始まります。特にOrita'sにも仕入れている魚屋さんは品質も良くいつも大賑わい。「次はタスマニアのサーモンだよ!はい5ドル!」という魚屋さんの掛け声に集まった人垣の中から欲しい人はお札を振りかざしてアピール。お刺身でも食べれる品質のも安売りしてくれるので日本人には特にうれしい。今日は「ウニ」を手にいれました。箸で口を取り除き、鋏で殻に切り身を入れて割って、塩水で洗いながら身を取り出します。潮の香りがたまらない。ミョウバンの邪魔しないウニって旨い。
Mar 11, 2006
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世界Jrでキム・ヨンアが素晴らしい演技で優勝しました。今回はフリーの映像しか見ていませんが、このプログラムを徹底的に滑り込んできたからこそ生まれる完成度の高さが見ている者を魅了しました。真央ちゃんの去年の得点の伸びも尋常ではなかったけど、ヨンアも去年の世界Jr選手権からよくここまで成長した。トリノで活躍した10代の選手も今回の世界Jrのトップ2も去年の世界Jrにでていたんです。ちなみに去年は、真央ちゃんが1位(178点)、ヨンアが2位(158点)、トリノ7位のエミリー・ヒューズが3位(147点)、トリノで6位のキミー・マイズナーが4位(146点)、そして名前の読みが難しく「グル子」とか呼ばれているトリノ10位のゲデバニシビリが5位(139点)。そして、このメンバーの中でこの一年で一番得点を伸ばしたのがヨンア(ISU主催限定で)。なんと29点も伸ばしている。週24時間練習は伊達ではないっすね。本当はもっと練習しているんだろうけど、さすがに「はい、学校行ってません。毎日朝から晩まで練習しています。」とは言えないだろうからな。シニアというジュニアよりも点の出る要素のあるオリンピックで6位に入ったキミーでさえ19点の伸び。それを考えればすごい成長だという事がわかる。しかも、トリプルアクセル等の大技の導入で一気に点数を伸ばしたのではなく、一つ一つの要素をきっちりレベルアップしていった結果なので、これからも大きな波はなく「クワン型スケーター」の道を進むと思われる。この優勝で不安だった経済問題も解決するんじゃないかな?ところで、ヨンアの「振付師」の所にジェフリー・バトルの名前があったんだけど本当にあの彼が振り付け担当してるの?さて、真央ちゃん。やっと去年の荒川「姐さん」(by「False Start」の心境がわかったんじゃないかな。去年のグランプリの時の姐さんは心中穏やかじゃなかっただろうね。目の前でプレッシャーなく伸び伸び演技されて。ついには「グランプリファイナルで日本人が3人表彰台に立ったら引退する」とか弱気な発言も飛び出したり。でも、おかげで姐さんはいい意味で踏ん切りがついて、落ち着いた精神状態でトリノにのぞめたのだから。「追われるものの苦しみ」「当たり前の事を当たり前にやる大変さ」等の誰にでもある精神面の戦い。特に天然系の真央ちゃんとしては「心のワクワクの有る無し」が大きかったのではないかな。真央ちゃんの魅力はなんといっても「B型の天然さ」。夢見る少女が夢を現実にする力を持っていた。天才とか言われているけど、私はどちらかというと「不器用」なのではないかと思う。以前、「ジャンプの欠点を修正したら全く跳べなくなった」という話を聞いたことがある。片手ビールマンなど、自分の身体能力の高さ(柔軟性など)を生かした「自然とできちゃった♪」は出来ても、自分のリズムに合わない技は他の人には簡単な事でも習得はかなり難しいのでは。さらに今後は今まで以上にアスリートとして当然な「地道な努力」が必要になってくる。それを怠った某先輩のようには是非ならないでほしい。さて、今後どう成長するのだろうか?「天然系ギア2nd」に入るのか、それともヤグディンの指導が入るのか!?負けた事でさらに強くなることを信じてます。ところで、世界選手権に体育系スケーター恩田が参戦!やったー!また今期のレスラー恩田の演技が見れる!全日本の時のような激しいジャンプを期待しています!よかった。某先輩でなくて。出場選手中ISU主催試合での最高点数が160点以上なのが11人。その中に日本人が3人。これで3枠はかなり固いでしょう。姉さんは表彰台。恩田選手は波乱万丈ですが、いいんです。失敗したって。中野さんはまだ本人の思っているようには点数は出ていませんが、手堅く160点はとってくるでしょう。トリプルアクセルの回転不足に代表されるように、どれも(ドーナツ・スピンは除く)「もーちょい足りない」ので点数が伸びないのですが、これがキッチリ決まるようになるのは来期でしょうか?ーーーここからは特に私の思い込み。ーーー「勝負師」村主姉さんはトリノが悔しくて悔しくてたまらんのでしょう。私には荒川姐さんよりも村主姉さんの方がメダルに対しての執着が強かった気がします。早めに日本に帰って来たのは世界選手権で是が非でも金メダルを取るためでしょう。勝手な想像ですが、病気とはいえ、アイスショーを辞退したのも選手権に集中するためではないかと。ハッキリ言って相手はコーエン唯一人です!がんばれ!姉さん!そのコーエン。トリノで金メダルを取っていれば今頃20億円(NBCによると)の契約をシリアル会社とソフトドリンク会社と結んでいたとか。そんな余計なプレッシャーもあってサーシャ・タイマーがいつもよりも早く作動してしまったんでしょうか。せめて世界選手権の金メダルをとって宙に浮いてしまった契約をなんとかしたいところでしょう。ここで金メダルを取ったら引退もありそうですね。
Mar 10, 2006
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ひとえに「違い」と言っても山ほどあるのですが、まず、「髪質」に注目してみましょう。1.日本人と比べてブロンド系の白人の方が髪の本数が多い。 太さで言えば、日本人の方が太いのですが本数は白人の方が多いんです。 これが、髪のすき方に影響します。2.日本人よりもキューティクルが密集していて細い割りに丈夫。 なので、日本では薬事法の関係で6%までしか許されていない過酸化水素も ここでは12%まで使用できる。 パーマ液も日本のより強い。3.ほとんどの人がクセ毛なのでストレートにブローする人が圧倒的に多い。 日本のようにクセ毛風パーマなんてほとんどない。まぁ、ナチュラルがそう なのでやる必要ないのだが。
Mar 5, 2006
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オーストラリアはローカルイベントが盛んです。東京だと町内会のイベントで公園で行われる物といえば盆踊りくらいでしょうか?それが、ここCity of Stonningtonでは、市場でクリスマスコンサート、公園でジャズ・コンサート、スプリングフェスティバルなど定期的にイベントを行っていて、いつも家族連れを中心とした地元の人々でにぎわっています。今日はComo Houseという「地球の歩き方」にも載っている歴史ある建物の敷地内でジャズ・コンサートが行われました。真剣に音楽を聞きに来た人たちはマイ・チェアーを持参して早くからステージ前に陣取り、たとえいい席をとれなくてもステージの見えない芝生の上に敷物を敷いてピクニックを楽しむファミリー達。こういうイベントではいつも小さな子供の多いのに驚かされる。家族連れが中心なのだから当然といえば当然なのだが、日本でこれだけの子供を一箇所で見かける事って少ない気がする。そして、次のフリーイベントは再来週の18日に近所のVictoria Gardenでなーーーんと!OPERA!まじかよ。
Feb 5, 2006
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今年は1月29日が旧正月。世界各地の中華街で同じような光景が繰り広げられていることでしょう。日本でも、ちょっと前(といっても30年ほど前か?)まではお正月に獅子舞が商店街や街を練り歩いていたのだけど、最近ではそんな光景も見なくなってしまいましたね。でも華僑の方々はしっかり伝統を受け継いでいて、そういうところはとてもうらやましく、同時に日本の「古いものがどんどん廃れていく」有様を残念に思います。レストランは玄関先にレタスを吊るして獅子舞がやってくるのを待ちます。レタスの中にはお布施も入っていて、それを獅子が飲み込んでから店の中に入って、悪い気を追い出してあげるというわけです。この大ドラゴンに触るとご利益があるとのこと。みんなベタベタ触っています。当日は大混雑で、人ごみに慣れていないオージーの中にはイライラしている方も見受けられました。ちょっと押されただけで文句を言い出す人など、とても混雑時の山手線には乗れないなと。それでは、みなさん。恭喜発財!
Jan 30, 2006
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今日からヴィク・ユニでヘアドレッシングコース。主に移民向けのコースなのでクラスは多国籍軍の様相。エチオピア、スーダン、ギリシャ、スロベニア、ロシア、パキスタン、ベトナム、オーストラリア、中国、ペルー、コロンビア、そして日本。皆さん自分の国で資格と経験はあるのだけど、やはり、オーストラリアのヘアサロン事情を学びつつ、英語も鍛えたいという方々。さすがにフランス、イタリア、ドイツの3強国はいない。日本人もこの学校のこのコースを取るのが私が初めてだという。そして今回のクラス。男は私一人!また一人か。けっこうあるんですよ。今までも。クラスで周りが女性ばっかりで自分一人かもう一人が男という構成。今回はそれに加えてちょっと”自我”が強そうな方が何名か見受けられるので、その方が問題かな。やはり、自分の技術にプライドを持ってやる仕事なのでそういう方が多いのは確かなんだけどね。あまりイザコザが起きなければいいのだが。。。
Jan 30, 2006
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いよいよ来週から移民向けのヘアドレッサーのコースがはじまります。そのコースはフルタイムで月~金まで毎日あるので、今働いているレストランの仕事は明後日の日曜まで。もともと、学校が始まるまでという約束だったのですが、今回も大変勉強になりました。思いかえせばワーホリ時代、最初の飲食業をシドニーはNeutral Bayのジャパレスで経験。未経験ながらいきなりストーブを担当。やる事なす事すべてが始めてで、マスターもよく我慢して使ってくれたと思う。おかげさまで基本中の基本を覚えれた事で、この後のホテルのレストランで英語がわからなくてもどうにかやっていけたのだから感謝の念はつきない。次のホテルのレストランではなんとビストロを一人で担当。客に出すステーキなんて焼いた事がなかったのと、自分の持つ焼き加減のイメージとオージーの持つイメージが違ったために、最初の1週間は出した皿を突っ返されることが多数あった。イメージの違いは、「私がミディアムだと信じていたのがミディアムレアと判断される」というもの。でも試行錯誤の末、周囲をシールするやり方とオーブンの使い方で調節する事を覚え、突っ返されることもなくなる。けっこう自由度が高かったので、「今ならもっと色々なメニューを試せたのに」という思いがある。みんな親切だったなぁ。日本に帰って、新宿のホテルの中にある飲茶レストランでホール。それまで格調の高いレストランなんて行った事なかったので、フォークやナイフをどういう順番で使うのかすら知らなかったが、このレストランでは「ワインと楽しむコース形式の中華」が売りだったので、レストランのマナーを学ぶ事ができた。またシドニーでハマッた飲茶は、外見から中身がある程度わかるようになっている事を教わる。仕事が終わった後に店のバーカウンターで「飲み放題」状態だったため、のんだくれ生活を送ることになる。さらに北海道のClub Medでもホール。ここは朝昼晩全てビュッフェ形式なのだが、その日によってテーマがあり、それに沿ったデコレーションを施すので、毎日がパーティー会場作りのよう。一昨年はパースでジャパレス再びストーブを担当。テリヤキ職人と化す。シドニーの時と違って大型店でキッチンの人数も多く、非常にシステム化されていてきっちりしている。ひたすら忙しかった。そして現在のレストラン。ここではまず、プロの仕事に圧倒される。プロとアマの差を見せ付けられた。しかし、ここで働くことで今までおざなりにされてきた料理の基本をおさらいする事ができた。野菜の扱いはもちろん、鶏の解体、魚のさばき方、アワビやカキやエビの処理や、肉や魚の目利きまで学ぶことばかり。おまけにテイクアウェイショップの立ち上げも担当できたし。現在、コマーシャルクッカリーのコースを終了してきた香港人に引継ぎをしているけど、自分でも気づがかないうちにとても多くの事をならった事に気づく。そして、なんと言ってもまかないが最高!こんなに新鮮な魚を毎日いただけるなんて、もうないと思う。しかも、和牛とかカキとか、新しいのが入れば試食させてくれるし。マスターが口癖が「これ食ってみろ、美味いだろう。これは最高です。」美味い物を食べてほしくてしょうがないという人。今度は客としてお店に行こう。
Jan 27, 2006
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先週はカンガルー男が会場内を飛び回っていたが、一昨日はカモメ男があさましく食べ物を要求していた。オーストラリアでは屋外で食事をしている時に決まって現れ、「ぐぁーーーー!!!」とおこぼれをねだるカモメ。それを見事にまねてみせるこの「カモメ男」達の登場に昼食中の観客は大喜び。全豪オープンの会場ではこんなちょっとした余興の他にも、スマッシュのスピードを競うブース、ボレーで的に当てるブースなど、試合の他にもお客を楽しませようとの工夫がいろいろある。そんな中でも女性客に一番人気なのが、化粧品メーカー「Garnier」のブース。ヘアスタイリングやフェイシャルマッサージが無料で受けられる他、お土産として、ヘアケアプロダクトをいくつももらえるとあって、連日女性達で大賑わい。2時間待ちが当たり前というすさまじさ。あんたらテニス見に来てんじゃないんかい!?と突っ込みをいれたくなるが、まぁ、それもオージーらしいといえばオージーらしい。さて、肝心のトーナメント。男子でおもしろいヤツが現れた。元Jrのランキング1位で全豪オープンのJrも2003年に優勝している、キプロスのバグダディス。1回戦の時に、あまりにものキプロス応援団のすさまじい歓声に見に行ったのだがまさかここまで来るとは。最初はサッカーの試合のような応援に目がいったが、プレーも個性的だった。彼は運動神経がずば抜けている。サルのように野性味あふれる動きが、ヒゲぼうぼうで毛むくじゃらな風貌とマッチしてちょっとしたサーカスを見ているようだ。また、彼の彼女がキレイなんだな。プレイの合間にしょっちゅうテレビカメラが観客席で応援する彼女を映し出す。他のテニスプレーヤーも奥さんや、彼女が来ていればカメラが捕らえるが、彼女は別格。バグダディスの試合の時は、プレー中の映像か、彼女の映像かというくらい。「選手以外でもっともテレビに映ったで賞」は彼女以外にはありえない。でも、キレイだよなぁ。
Jan 25, 2006
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昨日から全豪オープンではJrの部も始まりました。 女子選手が活躍している成人の部と違ってJrでは女子は森田さん一人で男子が多い。 左は女子の第一シードのウォツニアッキ。 森田は昨年の全日本を史上3番目の若さで優勝した15歳のホープ。 1回戦はあっさり勝つのかと思われたが、相手がなかなか手ごわかった。アメリカの14歳メラニー・オウデン。この名前を何年か後にはよく聞く事になると思うぞ。 体つきはまだ幼いが、肩甲骨の周りから肩の辺りの筋肉のつき方はただものではない。それを裏付けるような強打がすばらしい。 森田も日本人選手のわりに攻撃的な力強いショットを放つが、ここぞで見せる一撃はメラニーの方が上手。 さらにスポーツ選手として最も大事ともいえる精神面の強さがメラニーにはある。ミスの多さで勝機を逃してしまったが、試合中はミスをひきずることなく次の1ポイントを取ることに全身全霊をそそいでいた。 こういう選手は大成することまちがいなしだ。 男子は11シードと14シードに日本人選手がおり、その他にも3人が本戦に進んできた。 正直、日本の男子Jrのレベルがこんなに高いとは思わなかった。 松岡以来の4大大会で活躍する選手がこの中から出てきそうで日本人としてうれしい。 ロディックも、今大会で毛むくじゃら旋風を巻き起こしているキプロスのバグダティスもJrのチャンピオンだったのだから、Jrで活躍すれば自然と未来が開けてくる。
Jan 24, 2006
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昨日は試合のなかったエナン・アーデン。試合のないコートでは選手が練習を行っており、試合とはまた違った一面を見せてくれることもある。試合ではめったに笑わない彼女もコーチとのやりとりで時折笑顔をみせる。会場に行けばテレビで放送されない試合の他にもそんな一流選手の練習風景も見れるのがうれしい。私の個人的優勝候補筆頭のエナン・アーデン。168cmと小柄な体のどこにそんな力があるのかというほど強い一撃を放つ。強いショットと言っても大きく振りかぶるわけではなく、コンパクトに構え、うまく体重をのせて前に押し込んでいく。その弾道は真っ直ぐでレーザービームのよう。今日もダベンポートの強打をものともせず打ち勝った。決勝はエナン・アーデンとクライシュテルスか。
Jan 24, 2006
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今働いているレストランで予約注文の電話を受けた。「はい、いかがいたしましょう。」と聞くと、「エビの寿司はあるか!?」相手は中国人訛りの英語。「すみません、エビのお寿司はないんです。」「じゃあ、何があるんだ?」と中国人。「ツナ、サーモン、チキンがあって・・・」と説明の途中で、「チキン?それはどんな動物だ?」と中国人。一瞬、頭の中が真っ白になる。いかに私の英語がまずいからと言っても、「チキン」が通じなかった事はない。「いや、あの。チキンですよ。鳥の一種の・・・・・」らちがあかないので中国語のわかるマネージャーにかわる。マネージャーも最初は英語で話し始める。「どんなご注文ですか?」「はい、ツナとサーモンと・・・えっ!?ツナがどんな魚かですって?」そこからは広東語に移行して会話は進むが、マネージャーの様子ではかなりトンチンカンなことになっているらしい。電話を終えて。「彼の家は10人を超える大家族で、これからジョン・ハワード(オーストラリアの首相)が来るから寿司をオーダーしたいんだって言うのよ。そんなの信じられる?そして最後になんて言ったと思う?「なんだ俺はインド料理屋に電話したつもりだったんだ」ですってよ!インド料理屋に寿司のオーダーってどういう事?」連日の40度を超える暑さで頭がおかしくなったんだろうとしか思えない。
Jan 21, 2006
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去年の覇者セリ-ナ・ウイリアムスが負けた。それほど厳しいコース、球速に見えないのに、ネットにかける、ラインを割るといった凡ミスを連発。これまで3戦して1セットも取られたことのないハンチコヴァにストレート負け。足を気にかけている様子だったし、万全の体調ではなかったのだろう。そうでもないかぎり、負ける相手ではない。しかし、そういう不測の事態が起きるのがゲームではない生身の人間の戦いなのだ。勝ったハンチコヴァは一回戦は会場で観戦したが、常にマイペース。同じキレイ系のシャラポワは闘志がオーラになって見えるほどだが、ハンチコヴァは優雅にコート上を舞い、勝負に対しての貪欲さがあまりみえない。そんなハンチコヴァであるが、試合終了直後のインタビューで一気に個人的な好感度がアップした。「明日はゆっくりするの?」という質問に、「明日はダブルスを戦うわ。コンビを組んでいる杉山はとってもいい人なのよ。」!!!!!そう、ハンチコヴァは杉山と女子のダブルスでコンビを組んでいる。杉山と言えば、これまでコンビを組んでいたクライシュテルスとかが、自身のシングルスの試合を勝ち抜いていくとダブルスの試合を棄権する事が多々あった。今回もテレビを見ていて相方と、「あぁ、これでまた杉山はダブルスの試合ブッチされちゃうね。」と話していた矢先だった。ダブルスの試合に出ると宣言するだけでなく、聞かれてもいないのに「She is a great girl.」なんて杉山のことを言ってくれちゃってもー!ハンチコヴァ!あなたもGreat Girlだ!
Jan 21, 2006
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オーストラリア期待の元ランキング1位のヒューイットが負けてしまった。第1、2セットをミスの連発で落とし、第3セットはなんとかタイブレークの末に取るもそれが精一杯。試合中にトレーナーがやってきて左足の様子を見てマッサージ。足の親指と小指にはテーピングがなされているし、2度目のマッサージの時には足首をテーピングでグルグル巻きにしていた。調子はそんなにはよろしくないというのは聞いていたが。でもいいのか!こんなところで負けてしまって!今後の大会の盛り上がりがちょっと心配。そして、いいのか?こんな時間(午後11時10分)なのにまだもう1試合あるぞ!下手にもつれたら午前2時くらいまで試合が続きそうだ。しかもオーストラリア人ペアのダブルスの試合。こんな夜遅くに試合して体調くずさないのか?
Jan 19, 2006
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みなさんご存知であろうか?タスマニアサーモン、タスマニアンオイスターなど新鮮な魚介類で有名なタスマニアに魚市場がないことを。「だからどーしたね?」つまり、タスマニア島にあるレストランはメルボルンの魚卸屋から魚を仕入れているのだ。タスマニアで捕れたお魚さん達はメルボルンに一度渡り、再びタスマニアのレストランへと向かうのである。シーフードのブーメラン現象。だから値段もメルボルンで買うよりも当然高くつく。いつの日かタスマニアでシーフード三昧をもくろんでいたのだが・・・あれ?タスマニアのお魚さんはメルボルンへと来るのだから。。。いいのか!?メルボルンで!知らなかったよ。
Jan 19, 2006
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会場では、怪しいカンガルーの着ぐるみを着たお兄さんが女性をナンパしてました。オーストラリアのイベントではこのような仮装(?)をした方々が現れて楽しませてくれる事がよくあります。しかし、テニスに何の関係があるのやら。ところで、全豪オープンのフレーズ「Bring it on!」は日本語でいうと、「かかってこいや!」とか、もっと極端に言えば、「喧嘩上等!」という非常に挑戦的な言葉。これがプリントされたTシャツも売っているのですが、そんなの着て歩いた日にゃ、いくつ命があっても足りなさそう。キプロスの応援団。ギリシャ人が多く住んでいるのは知っていましたが、キプロスの方々もこんなにいらっしゃるなんて知りませんでした。非常に熱い応援で相手選手の戦意を喪失させていました。
Jan 18, 2006
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オーストラリアオープン本選がはじまりました。 平日の月曜だというのに朝からチケット売り場は長蛇の列。 グランドチケット($27)を購入。 このチケットで決勝も行われるロッドレイバー・アリーナ以外の試合が全て見れる。 今日の目当ての選手はHantukova対小畑、杉山、Kirilenkoそしてエナン・アーデン。 会場は「オレたちゃクロアチア人だぜ」という国旗のデザインされたシャツや帽子の人達が目立つ。 第一試合のハンチコワ対小畑がShow Court3で行われる。 1セット目は小畑がとるも、ハンチコワは余裕しゃくしゃく。相手の素晴らしいポイントには軽く拍手をする。 一方の小畑は1セットですでに息をきらしている。この時点で勝負あったか。 徐々に調子を上げていくハンチコワと徐々に動きが鈍くなっていく小畑。 第3セットはストレートでハンチコワがとり、2回戦進出。 モデル並みのスタイルと腰骨を見せる悩ましいウエアだけでなく試合中の落ち着き方はたいしたもの。 次は第6コートに移って杉山の試合。 コートに着いた時にはすでに1セットを落としていて、2セット目も危ない展開。 ショットには強さは見られるが、いかんせんミスが多すぎ。 イージーボールのスマッシュを相手のいる方に打ってしまい、リターンを決められ 「なにやっってんだよ!」と叫ぶ一幕も。 そのままいい所なく敗退。 続いて隣の第7コートのマリア・キリレンコ。 同じマリアが名前のシャラポワを一回り小さくした感じ。 ちょっとまだ線が細く力弱いが、相手の調子が悪すぎ。 たいして苦しまずに第一セットをとると第2セット途中で相手が棄権。 なにやらテニスの試合とは思えない歓声が上がってくるので興味をそそられて見に行くとキプロス人の大応援団だった。プレーとプレーの合間はズーッと息のあった応援を続ける。相手のアメリカ人選手はすごくやりにくそう。第1、2セットとも接戦で落としたらもう第3セットはやる気喪失したのか6-0でストレート負け。 最後の試合はヴォダフォン・アリーナでエナンアーデン。 グランドパスでも並べば中に入れるのだ。 まだその前の男子の試合の最中だった。 オーストラリアの2mを越す長身の若手選手が220キロを越すビッグサーブを連発するも、まだネットプレーに確実性がなく、勝負所をことごとくミス。 でも、経験をつめば恐ろしい選手になりそうだ。 ようやくエナン。 帽子から靴まで真っ白で統一された彼女は精悍な女騎士といった様。 ダベンポートやウイリアムズみたいにゴツイわけではないのに力のこもった一撃を打ち込んでくる。 無駄のないフォームでレーザービームのようなショットを相手の深い位置に正確に繰り出す。 ミスを待つのではなく決めにいくテニス。 カッコいい。文句なしの優勝候補。
Jan 17, 2006
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Prahran(「プラーラン」の後ろのラをすごく弱く発音するので「プラーン」のようにも聞こえる)にはPrahran Marketがある。このマーケットはメルボルンにある他のマーケットよりも品質の管理がよく、地元の人達からも高い評価を得ている。魚屋さんには日本人もおり、刺身で食べれる魚を教えてくれるのもありがたい。ただ、値段もそれなりにやや高いのだが。そんなプラーンマーケットの値段に「?」を掲げる人達が行くお店が近くにちゃんとある。それが写真の「Fresh Super Market」だ。確かに安い。だが、安いのにはわけがある。商品管理が行き届いていないのだ。野菜はもちろんのこと、肉、魚、豆腐も良く見て選ばないといけない。肉や魚をみると冷凍の仕方がよろしくないのがよくわかる。しかし、安い。安いのでレストラン関係の人が大量に買いに来るのもよくみかける。そんな時にはレジのおばちゃんはオマケとして野菜や果物をくれるのだが、これがクセモノ。形が悪かったり、傷ものなのはいいとして、ちょっと賞味期限切れてるんじゃないかというものを平気で渡してくる。皆さんもここで何かオマケをもらったらご注意。何かしら手間を加えないといけないものばかりですから。
Jan 14, 2006
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車の窓ガラスが無残にも割られ、ガラスの破片があたりに散乱している。車上荒らしです。こんな光景をメルボルンではよく見かけます。金品やバッグだけでなく、携帯電話がダッシュボードの上に載っているだけでも窓を割られるらしいです。上の写真はHawksburn駅の前で撮ったものです。駅前の通りは日本とは違って商店街などなく、閑散としています。人通りが少ないため、チャンスも多いのでしょう。メルボルンのあるビクトリア州警察の発表では、2004年7月―2005年6月の車上荒らしは、人口10万人当たり904.9件。ちなみに東京は165.3件。日本で一番治安が悪いと言われている大阪でさえ、408.8件。いかに日本と比べてメルボルンで車上荒らしが多いかがわかる。しかし、ビクトリアの車上荒らしの件数は前年比11%減との事。このまま減っていってほしいものです。メルボルンの治安を考察されているブログがあるので紹介します。「メルボルンでこつこつやる」http://d.hatena.ne.jp/lateral55/20050310/1110414742#c
Jan 14, 2006
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いよいよ全豪オープンが始まりました。ランキング上位の選手(日本人女子6人を含む)は16日の月曜から行われる本選からとなりますが、ランキングが下位の選手は3日連続で行われる予選を勝ち抜いて本選への出場権を得られるのです。昨日の木曜からメルボルンのロッドレイバー・アリーナで八分の一を争う熱い戦いの火蓋が切って落とされました。その予選。うれしい事に観戦無料!日本人選手も多く参加するので応援に行ってきました。ゲートで入場者用のステッカーを貼られて最初に観戦したのは不田選手。フルセットにもつれ込んで、第3セットはなんと20ゲーム目に決着が着くという3時間半にも及ぶなが~~~い試合。勝ったのは不田選手!おめでとう!今日の2回戦は6-0、6-1のストレートで勝っているので本選へ向けて期待大!まだ19歳と若く、これからメディアへの露出が多くなりそうな選手です。男子の岩淵選手。相手のアメリカ人選手は、数回続いた微妙な判定にイライラを隠さず抗議。そして、審判に絡む。「お前何人だよ?」「フランスだが」と審判。「そうか、オレはアメリカなんだよ。アメリカではラインに触ってりゃインなんだがフランスは違うらしいな。」この選手、態度悪すぎ。最初はいいリズムだった岩淵選手も相手の抗議があるごとに試合の流れを持っていかれ、敗退。勝負処をことごとく落としていたのが痛かった。本村選手。相手の選手はちょっとデブ。サーブは速いがそれだけ。本村選手の圧勝でした。今日の2回戦も勝ち本選まであと一つ。ぜひとも勝ち上がってほしいものです。
Jan 13, 2006
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マスターはレストランで使う野菜、飾る花を自宅で栽培しているのですが、まさかこんな「生き物」までいるとは思いませんでした。羽は純白、身は漆黒。烏骨鶏です。身も卵も健康にいいと珍重されている鶏。鶏より一回り小さくてとても可愛らしい。お土産に生みたての暖かい卵をいただきました。 周りの色つきの卵は1dz700gの卵。それと比べると小ささがわかるとおもいます。
Jan 11, 2006
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作りました。メルボルンでも売っている店はあるけど、そこまで行くのが面倒だし、材料は近所で手に入るし。餡子も作る。小豆なんて、缶入りの餡子に比べたらかなり安い。ミキサーを使えば手軽に”漉し餡もどき”のできあがり。ついでにお汁粉もできちゃうじゃん。こっちのイチゴは日本のと比べて甘さが足りない。しかも、イチゴの真ん中に隙間があるのが多い。今度はその隙間にコンデンスミルクでも入れてみよう。そうすれば、「イチゴミルク大福」か?皮は上新粉を蒸してワインのビンでこねくりまわす。丸くちぎった上新粉に片栗粉をはたいて餃子の皮を作るようにビンで伸ばす。そして餡子でくるんだイチゴに皮をかぶせていくのだが、これがけっこう難しい。特に閉じる部分の工夫が必要だと感じた。でも日本にいたら”作ろう”なんて気が起きないけど、実際作ってみると最後の皮の部分を除いて思ったよりも簡単にできた。今度はサツマイモやかぼちゃを使った餡で何か作ってみようかな!?
Jan 10, 2006
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安いワインはそのほとんどが「早く飲みタイプ」で、寝かせたってフレッシュさが消えるだけで、「若いうちには隠れていた旨さ」が出てくるなんてのはあまり期待しない方がいい・・・というのが、一般的な意見だ。しかし、安いワインの中にもそういった可能性を秘めている物は確かにあり、それを探しだすのがまた楽しみであったりする。この「Morris Rutherglen Shiraz 2001」はまさにそんなワインだ。ハリデーさんは「3年のビン内熟成を経てすばらしく変わった。」とおっしゃるが、私の好みで言えば、まだ若い。開けてから30分経ってようやく硬さがとれてくる。デキャンタした方がいい。アルコールの強さを数字以上に感じるのは、果実味の中に甘さを見ないからか。同じ「凝縮感のあるシラーズ」でも、私のベンチマーク「Gleatzer bishop」とはブドウの凝縮されている部分が違う。「Gleatzer」がブドウ丸ごとを詰め込んだ感じなのに対して、こちらはブドウの皮の渋みと旨みを特に感じる。食べ物と合わせるより、ワイン単体で楽しむタイプか。あえて合わせるなら赤ワインソース煮かドミグラスソースか。それも、甘さを極力おさえた感じで。ハリデーさんのコメントMorris Ritherglen Shiraz :94pointsThe usual story is rooster to feather duster. In this instance, it is the reverse, a wine that was (to change metaphors) originally an ugly duckling, after three years in bottle becoming something quite special. Dense, almost thick, rich and concentrated black fruits ooze from every pore. Magically, the wine is not over extracted nor too tannic.Drink:Now-2015
Jan 3, 2006
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「5、4、3、2、1、HAPPY NEW YEAR!!!!!」の叫びとともにヤラ川に浮かんだ何艘もの船から花火が一斉に打ちあがる。川岸を埋め尽くした群集は皆空を見上げて光と音のパフォーマンスに酔いしれている。当局発表で50万人という人出。どこにそんな人がいたのだろう?しかも、まだどのレストランも満員だというのにこの人数。混雑回避のために電車、バス、トラムの交通機関は無料!という配慮がまたうれしい。思えば4年前。シドニーのニューイヤーの花火はすごかった。打ち上げ数と質では日本の花火大会の方が上だろうが、シドニーのロケーションは他ではまねできない。ハーバーブリッジからは打ち上がるは、シティのビルの屋上から飛び出すは、ハーバーブリッジを中心に街のあちこちから花火があがるのだから。当時はオーストラリアにまだ着いたばかりで、バスが終夜運行しているなんて知らず、オブザベータリー・パークで一晩を過ごしたものだった。ベンチで寝ていたら、「祭り」の後始末をしていた掃除夫の一人に声をかけられる。「生きてるか?」確かそんな感じの事を言われたんだと思う。救急車でも呼ばれたらまずい(そんなわけないだろうにねぇ)とあわてて起き上がると辺りには10人以上の人達がゴミを拾っている。こういう人達のおかげで街がキレイでいられるのだな。一緒になってゴミ拾いを始めると、なにやら笑顔で声をかけられる。何を言ってるかはわからなかったけど、少しは力になれたようだ。「英語はできなくてもなんとかなるかな」という手応えをつかんだニューイヤーだった。
Jan 1, 2006
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大晦日はニューイヤーメニューお一人様$95のみ。予約は常連の方々だけでうまる。料理のみならず、店内の装飾もニューイヤーに合わせて飾り立てる。「お正月」というよりも「NEW YEAR!」という雰囲気なのが、海外生活の長いマスターらしいこだわり。飾りつけが終わると「いやー、これでようやくニューイヤーという気分になってきました。」とマスター。自分の目には「お誕生日会」のように見えるのだが。そんな大晦日に人間の顔ほどデカいユリが咲きました。花もお祝いムードを敏感に察知したのでしょうか。文字通り、「一花添えて」いただきました。
Jan 1, 2006
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クリスマス。クリスマスにはほぼ一ヶ月ぶりのお休み。11月28日の月曜日を最後に、12月は休みなしのノンストップ。クリスマスの日だけは12月で唯一お店が閉まる日。人手不足なので交代で休みを取るなんて事はなく、毎日同じメンバーで朝から晩まで。自分はいいとして、みんなもよく働くわ。まぁ、年が明ければ11日間のお休みが待っているし!今年もカウントダウンに入りました。メルボルンもシドニーのように大きな花火を打ち上げるのかな?
Dec 19, 2005
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日本では女子のフィギュアスケートが大変なさわぎになっているそうですね。しかし、ここオーストラリアでは全く話題にも上りません!グランプリファイナルなんだから「FOX TVで放映するのかも」と淡い期待を抱いたが、その時間帯には「韓国で行われている水泳の短水路選手権」。さすが水泳大国オーストラリア。涙が止まりません。カタリーナ・ビット様の「戦う女神」を思わせる美しくビシッととした演技を見てから、「冬のオリンピック=フィギュア」。なのに、こんなに日本人選手が盛り上がっているのに見れないなんて・・・特に浅田真央ちゃんの演技を見たい!トリプルアクセルを跳べるのもすごいけど、”演技に入り込んでいる”(らしい)のがなによりすごい。さすがB型。ノリだしたら止まらない天才肌は巨人の長島監督を思い起こさせる。きっと競技中は自分の世界に入り込んで、気持ちいいんだろうな。特にグランプリファイナルのフリーではジャンプを成功させる度にガッツポーズを繰り出したとか。ノリにのっているのですね。ある方が「エロカワ・カルメン」と称したSP。エロで可愛いのか!?そんな事を言われたらもう眠れません。そして前回の世界中ジュニアで真央ちゃんの2位で先月のジュニアグランプリファイナルを優勝した韓国のユナ・キムさんは真央ちんの演技を「男子の演技みたい」だという。くううう。エロで可愛くて、男らしいなんて!あぁ、なんでみれないんじゃあああああ!
Dec 19, 2005
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ジャパレス(ジャパニーズレストラン)で働く楽しみと言えば、1、美味いまかないが食べれる2、プロの技を盗める特に今のレストランはメニューに魚が豊富。スシで使うキハダマグロ、サーモンをはじめ、オーシャントラウト、キングフィッシュ(ブリ)、バラマンディ、シーパーチ、フラウンダー(カレイ)、スナッパー(タイ)などなど。魚を下ろせば頭や内臓のアラが残る。このアラがまかないになるのだが、魚が超新鮮なためアラが美味い旨い。どの魚も煮込むと目玉はゼラチン質がプルプルでトロケルし、サイズが大きければ唇だっておいしい。スナッパーの白子はフグのそれに近い物があるし、いいマグロの白子も苦味がなくまろやか。シーパーチなんて、甘辛く煮るとムツのよう。魚好きには天国のよう。そして、それらの魚の下処理や下ろし方、さらには鮮度の違い等を毎日見ているし、マスターが解説しながらさばいていくのでいい勉強になる。刺身包丁はあるし、近くには品質保証のプラーンマーケットがあるので休みの日には一匹買って来て家で魚料理。今度は干物を作ろうかと計画中。
Dec 15, 2005
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日本ではインターネットの懸賞で試写会によく行ったものだ。というか、試写会以外でお金を払って見に行くのは年に1回あるかないかだった。オーストラリアは日本に比べて映画チケットは安い。去年いたパースでは公開から時間の経った作品を2本合わせて5~6ドルで見れる映画館がいくつかあった。ここメルボルンではまだそういった映画館を発見していないので、映画を見に行く回数は確実に減っている。そんな時に、日本語情報誌の「伝言ネット」で映画の試写会に当った。こっちで試写会の募集をしているのを見たのは初めてだったのだが、今度から英語のフリーペーパーもチェックしてみようかと思う。以外に多いのかもしれない。会場はLygon StのNOVA。映画は「BROKEN FLOWER」「ロストイントランスレーション」のビル・マーレー主演。カンヌでパルムドールの次のグランプリを獲得したコメディー。笑いどころはコンスタントにあるのだが、私のような一般人には難しい内容。終わった瞬間後ろの席から「Unbelievable!」という声があがったり、周りの雰囲気を見ても、終わり方に納得していない人多数。
Dec 14, 2005
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最近あるワイナリーにはまっている。オーストラリアはバロッサのGLEATZER。「京橋ワイン」のコメントを読んで、好奇心を掻き立てられたのだが、これが大当たりだった。ロバート・パーカーが絶賛!というのがどんなものかというと、これがフルボディー!という凝縮した果実味。メルボルンの安売り酒屋「Dan Murphy」で2001年のBishopが28ドル、2003年のWallaceが19ドル、1999年のShirazが20ドル!。という値段。はっきり言って超お買い得です。特に2003年のWallace!WallaceはGleatzerの一番安いブランドでシラーズにグリナッシュが少々ブレンドされていて、栓もスクリューキャップという「早飲みタイプ」。そして、2003年はバロッサの超大外れ年!にもかかわらず、豊かな果実実があり、しかもそれが、10ドル前後で購入できるワインの”果実味”とは全くの別物。19ドルという値段に納得というか、安すぎ!いわゆる”パーカー好み”なのでアルコールのボリュームも感じますが「オーストラリアのフルボディ」を体感できることは保証します。次に他の「フルボディ」を飲んだ時にまた、Gleatzerの良さを再確認できます。
Dec 8, 2005
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現場にはまず消防士さんが到着し、その後、公園の入り口に警官が現れて入園規制を始めました。地元の人はなれたもので、ハラハラするこっちとは裏腹に緊張感はほとんど見られない。このANZAC PARKは市街にあるのに。消火活動は1時間で終わり、公園内の丘に上るとあちこちに生生しい焼け跡が。そもそもここを訪れたのは夕日がきれいにみえそうだから。街の外れにあって、小高い丘からはアリススプリングスの街が一望できる。何事もなかったかのように日は沈み、一日が終わろうとしていた。
Dec 4, 2005
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