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相撲の天才輪島大士以来半世紀以上の歳月を経て、石川県から横綱が誕生した。師匠稀勢の里以来8年2か月、21世紀に成り二人目の久しぶりの日本人横綱。唯一無二の横綱に成って欲しい。大の里時代の到来!を期待している。横綱昇進の大の里「横綱の地位を汚さぬよう、稽古に精進し唯一無二の横綱を目指します」と口上読売新聞 2025 05 28日本相撲協会は28日、大相撲名古屋場所(7月13日初日・IGアリーナ)の番付編成会議と臨時理事会を開き、大関大の里(24)(本名中村 泰輝(だいき) 、石川県津幡町出身、二所ノ関部屋)の第75代横綱への昇進を決定した。 今年初場所後の豊昇龍に続く新横綱誕生で、日本出身では稀勢の里(師匠の二所ノ関親方)以来、8年ぶり。協会の使者が茨城県阿見町の二所ノ関部屋で満場一致での昇進を伝えると、大の里は「横綱の地位を汚さぬよう、稽古に精進し、唯一無二の横綱を目指します」と口上を述べた。 大の里は2023年夏場所で、幕下10枚目格付け出しで初土俵を踏んだ。所要13場所での昇進は、年6場所制となった1958年以降初土俵では、輪島の21場所を抜き最速。新入幕からの所要9場所も大鵬の11を抜いて最速となった。石川県出身の新横綱は輪島以来、52年ぶり。名古屋場所は2横綱1大関となり、2021年秋場所以来、4年ぶりに番付の東西に横綱が並ぶ。「天才」輪島を超えて 学生出身の横綱は郷土の先輩以来 「自分は自分」強い気持ちで開花 最速横綱大の里(下)産経新聞 2025 05 27これまで大相撲では多くの学生相撲出身力士が活躍してきた。近大の朝潮、日大の久島海や琴光喜…。しかし、最高位を究めた者は一人しかいなかった。第54代横綱の輪島である。輪島と同じ石川県出身日大で2年連続学生横綱に輝くなどして花籠部屋に入門。「学生出身は大成しない」との声が今よりも強かった昭和45年初場所に幕下最下位格付け出しで初土俵を踏むと、わずか21場所で番付の頂点へと駆け上がった。その〝天才〟輪島以来となる学生出身の横綱が28日に誕生する。同じ石川県出身の大の里だ。大の里は昨年の巡業で、かつて輪島の付け人を務めていた若者頭の花ノ国から話を聞くなど、郷土の先輩について勉強してきた。輪島との〝縁〟について「感じるものがすごくある。まだまだ雲の上の存在。少しでも近付けるように頑張りたい」。優勝回数は輪島の14に対して、大の里は4とまだ及ばないが、年6場所制となった昭和33年以降、最速で横綱に昇進した輪島の記録を、所要13場所の大の里は上回ることになる。1を聞いて10を知る圧倒的なスピード出世に関しては入門以前の蓄積も見逃せない。大の里は新潟・海洋高時代までは、なかなか全国大会で勝ち切れなかった。本人は「大相撲では通用しないかな」と考え、日体大に進む。大の里の中学・高校・大学の先輩で、当時、海洋高でコーチをしていた三輪隼斗さんは「自信をなくすと消極的な相撲で負けることが多かったけど、大学に行って気持ちが徐々に強くなっていった」と見ている。日体大の斎藤一雄監督は今までに接した選手の中で、潜在能力がずば抜けて高いと感じた者が2人いたという。1人は明大中野高時代に同中学にいた花田光司、後の横綱貴乃花。そしてもう1人が教え子の中村泰輝、後の大の里だ。「中村はあの大きな体でスピードが超一流。下半身の力の使い方、瞬発力は天賦の才です。あと、1を聞いたら10を知るという感じで地頭がすごく良い」日体大のぶつかり稽古はスタミナよりも瞬発力の強化に重きを置き、押す姿勢をしっかり取って体幹と臀部(でんぶ)、足に負荷を掛ける。大の里は自主性を重んじる練習環境の中、それまで鍛練してきた力を一気に開花させ、1年生で学生横綱に、3年、4年と続けてアマチュア横綱に輝いた。幕下10枚目格付け出し資格を得て角界入り。わずか2年、負け越し知らずで横綱へと駆け上がる。「人とは比較せず」この歴史的快挙が成し遂げられたのは、先達の足跡や固定観念などに縛られない大の里の心の在り方があってこそだろう。「自分は自分。人と比較することはなかったですね」。関係者によると、故郷・石川県津幡町の相撲教室は近年、入部者が増えたという。24歳の大器は、これからも自分らしく可能性を追求する姿を未来の力士たちに見せていく。(宝田将志)豊昇龍 大の里の全勝優勝阻む 横綱の意地 横綱2場所目は12勝で終える報知新聞社 2025 05 25◆大相撲夏場所千秋楽(25日、東京・両国国技館) 横綱・豊昇龍(立浪)は、すでに優勝を決めている大関・大の里(二所ノ関)に上手ひねりで勝って、12勝目。大の里の全勝Vを阻んだ。大の里の強烈なもろ手突きを受け止め、右を差し、左上手を取り、右にまわりながら投げた。「もちろん、楽しみ。いい相撲を取って終わりたい」と話していた通り、不戦敗を除けば、過去5勝1敗の相手に勝利した。 新横綱として臨んだ先場所は途中休場、今場所は横綱初賜杯を目指し、土俵に上がったが、3日目、西前頭筆頭・王鵬(大嶽)、4日目、東前頭2枚目・阿炎(錣山)に連敗して、優勝争いに絡むことができなかった。大の里と東西の横綱と相対する来場所、横綱としての初の栄冠を狙う。◇大の里 泰輝(おおのさと・だいき=本名中村泰輝)2000年(平12)6月7日生まれ、石川県河北郡津幡町出身の24歳。7歳から相撲を始め新潟に相撲留学。能生中―海洋高。日体大では1年時に学生横綱、3、4年時にアマ横綱に輝くなど13冠。元横綱・稀勢の里が師匠を務める二所ノ関部屋に入門し、23年夏場所に幕下10枚目格付け出しで初土俵を踏んだ。2場所で十両に昇進し24年初場所で新入幕。同年夏場所で幕内優勝。2度目の優勝を果たした同年秋場所後に大関に昇進した。今年春場所、夏場所で連続優勝。1メートル92、191㌔。得意は突き、押し、右四つ、寄り。家族は両親と妹。【手記】父より息子大の里へ 故郷に「裏切り者」と言われ「つらかった」親子で泣いた4年前の夜 日刊スポーツ新聞社 2025 05 26無傷の13連勝で2場所連続4度目の優勝を決め、横綱昇進を確実とした大関大の里(24=二所ノ関)の父・中村知幸さん(49=会社員)が、日刊スポーツに手記を寄せた。192センチの長身、幕内最重量191キロの大柄な体は、184センチ、125キロの父譲り。これまでの歩みを振り返りつつエールを送った。 ◇ ◇ ◇泰輝、優勝おめでとう。そして指導していただいた二所ノ関親方、応援していただいた皆さま、本当にありがとうございました。感謝の言葉は尽きません。もともと「ダイキ」という名前にすることだけは決めており、当初は「大輝」を考えておりましたが、画数の関係で「泰輝」と名付けました。小学生の時は、常に同級生よりも頭一つ、二つ体が大きかったです。中学に入学する前で身長は178センチ、体重は100キロに届かないぐらいでした。体も頑丈で、小学4年生の時に、普通乗用車にはねられたことがありました。乗っていた自転車はグシャグシャに壊れ、救急車で病院に運ばれました。後頭部には1センチぐらいの傷痕ができ、2、3針縫ったのですが、本人はピンピンしていて。何ごともなかったように、翌日にはまた出かけてしまう元気な子でした。もともと大相撲に進む考えはなく、高校や大学などアマチュアの指導者を目指していました。なので、日体大に進んだのは自然な流れ。中学生の時に「20歳の自分へ」と題して書いた手紙が印象的でした。20歳の自分に向けて「学生横綱になっていますか?」と、書いていました。1、2年生にして、大学生の頂点に立っていることを想像していたようです。そして有言実行。1年生で学生横綱になり、3、4年生で社会人も含めたアマチュア横綱。そして大相撲でも、横綱に推挙していただけるかもしれないと言われるようになりました。手紙を書いて10年後に、ここまでくるとは、私はもちろん、本人も想像できなかったと思います。私の思いも背負って、ここまで戦ってきてくれました。中学から新潟県糸魚川市に相撲留学。元横綱輪島さんをはじめ、相撲どころの石川県を離れることで、多くの人に「裏切り者」と言われました。もちろん、変わらずに接してくれる人もいましたが、私は若いころ、石川県代表として国体などに出場。それが息子を他県に留学させたことで、地元の津幡町少年相撲教室でも、それまでのように指導ができなくなりました。何とか見返そうとしてくれていたと知ったのが21年12月。大学3年でアマチュア横綱のタイトルを取った日の夜、両国の居酒屋に私ら親子と泰輝の相撲部の友人、3人で入った時です。その友人に説明する形で、泰輝が「オレたち親子は、本当につらかった」と、涙を流しながら話している姿に、私も涙が止まりませんでした。自分のせいで、私まで相撲と関わることができない状況にしてしまったと、責任を感じていたようでした。そんなこと何も気にしなくていいのに、いつも誰かの思いを背負う。優しい性格に育ったことが、何度優勝することよりも、横綱に昇進することよりも親としてはうれしいです。2場所連続優勝したことで、これまで以上に追われる立場になると思います。しかし、丈夫な体と、誰かのために戦う姿勢は変わらないと思うので、大丈夫と信じています。相撲をやっていた人間として、息子を尊敬し、誇りに思います。大の里の横綱昇進口上に父感激「もう言わないと思っていたのに、また言ってくれた。本当に親孝行」報知新聞社 2025 05 29日本相撲協会は28日、大相撲名古屋場所(7月13日初日・IGアリーナ)の番付編成会議と臨時理事会を開き、大の里(24)=二所ノ関=の第75代横綱昇進を満場一致で決めた。新横綱は茨城・阿見町の部屋で行われた伝達式で「横綱の地位を汚さぬよう稽古に精進し、唯一無二の横綱を目指します」と口上を述べた。 大の里の父・中村知幸さん(49)は二所ノ関部屋で息子の晴れ姿を見届けた。大関昇進伝達式に続き、口上で述べた「唯一無二」は、自身が「どの家族でも(自分の)子供は特別だと思う。それを当てはめた言葉」と周囲に息子を表現する際に用いてきた文言。「もう言わないと思っていたのに、また言ってくれた。本当に親孝行な息子ですね」と感激していた。石川県出身では第54代横綱・輪島以来の最高位だ。「輪島さんは石川県を代表する偉大な存在。その人と肩を並べたのはすごいこと。少しは石川県の皆さんに恩返しできたかな」と一層の重みを感じたという。横綱の父になる心境を問われると「どんな気分ですかね。まだ実感はない」と苦笑し、「これからが大事。とにかくけがなく頑張ってほしい」と願った。 〇…大の里の母校、新潟・海洋高相撲部の田海(とうみ)哲也総監督は夫婦で伝達式に駆け付けた。教え子の雄姿に「何とか目から汗が出ないように頑張った」と笑顔だった。「地位が人を育てるというが、この子はその地位に上がるとまた成長する。昔からそういうものを持っている。みんなに愛される横綱になれると信じている」。6年間を過ごした中高時代を踏まえ、期待を寄せた。
2025/05/28
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暑熱順化で風呂を熱く沸かし過ぎた。風呂上り20分経っても汗が出て来る。今年初めて此の時期に団扇を出した。➡冷房、扇風機は使わない。
2025/05/21
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1月28日誕生日に起きた。事故発生当時は応答が有ったという。其れから3か月以上経ち、5月2日ようやく運転手男性の遺体が発見、搬出された。絶望の中、心中察するに余りある。今後誕生日が訪れる度に思い出すかもしれない。謹んでご冥福をお祈りいたします。【速報】下水道管内で男性運転手(74)とみられる遺体発見され地上に搬出 身元確認へ 事故発生から約3か月 埼玉・八潮市の道路陥没事故5/2(金) 7:50配信今年1月、埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故について、現場近くの下水道管内からトラックの男性運転手(74)とみられる遺体が発見され、先ほど、地上に搬出されました。この事故は、今年1月、八潮市で道路が陥没してトラックが転落したもので、下水道管内にある運転席部分に運転手の男性(74)が取り残されているとみて、消防などがけさ早くから捜索活動を行っていました。県などによりますと、捜索活動の結果、下水道管内から運転手の男性とみられる遺体が発見されたことがわかりました。その後、遺体は地上に搬出されました。警察は遺体の身元の確認を急いでいるほか、県は今後、下水道管内に残された運転席部分の引き上げを検討しています。また、壊れた下水道管を修復するとともに、新たな下水道管をつくる「複線化」を目指していますが、この工事が完了し、本格的に復旧するまで、5年から7年かかる見通しだということです。トラックの男性運転手とみられる遺体が発見されたことを受け、先ほど、男性の遺族が「未だに信じることも受け止める事もできない」などとコメントを発表しました。【以下、遺族のコメント全文】事故から3か月以上が経ち、ようやく父が救出されました。道路陥没事故に巻き込まれるなんて想像すらしていない出来事でした。落下した車内に取り残された父は、心の強い人だったので、恐怖や苦痛と戦って、力尽きるまで生きて帰りたいと思っていたはずです。それを想うと体が震え、胸が締め付けられる想いです。体が大きく、何かと頼れる父でした。少し頑固なところもありましたが、いつも笑顔で、とても優しく温厚な性格の父。私たちにとって、かけがえのない存在でした。孫が生まれ愛情を注ぎ、ひ孫が生まれ更に沢山の愛情を注ぎ、これからの成長をとても楽しみにしていました。みんなが大好きな父が突如として居なくなってしまった事実を、未だに信じることも、受け止める事も出来ません。まだまだ時間が必要です。今は父の為に、私たちが出来る事を精一杯やり、前に進んで行かなければならないと思っています。【続報】司法解剖で発見遺体は「成人男性」と判明 損傷激しく死因は判明せず 現場付近には献花台が設置 埼玉・八潮市道路陥没事故フジテレビ社会部2025年5月3日 土曜 午前11:10埼玉県八潮市の道路陥没事故で、きのう見つかった遺体は、司法解剖の結果成人男性だとわかりましたが、死因は判明しませんでした。1月28日に八潮市の道路が陥没してトラックが転落した事故では、きのう、下水道管内の運転席部分で遺体が発見されました。これを受け現場近くにはきょう献花台が設置されました。警察が行った遺体の司法解剖の結果、身体的な特徴から成人男性だとわかりましたが、損傷が激しいことなどから、死因は判明しなかったということです。警察は引き続き死因を究明するとともに、遺体は70代の運転手の男性とみて、身元の確認を急いでいます。
2025/05/04
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