フリーページ
数多く経験する情緒経験が性格を築いていきますから、職業や趣味などの活動を通じて、それらの活動に合った性格が築かれることになります。役割によって緊張感や躍動感が違いますから、どんな役割を担うのか、どんな活動をするのかに応じて形成される性格が違ってきます。私たちは、社会で複数の役割を持ち、複数の活動をしていますから、一人の人が異なる性格を発揮することが起こり得ることになります。普通は、基本的な性格を維持しながら、異なる役割や活動に応じて、異なる性格を示すことになるでしょう。
ただ異なる性格を持っているにしても、一人の自分という意識は持ち続けるのが普通です。自分は今はおとなしいけれど、大胆に振舞うことが出来ると考えることも出来ます。舞台や映画の俳優であれば、別人格を演じることで、自分の性格の幅が広がったと感じる人もいます。本来はわがままな性格なのに、親の遺産を目的として、思いやりのある性格を演じることもあります。しかし、多くの場合、一人の自分がそのように振舞っている、多くの役割を演じているという意識は持ち続けています。
常識的判断も情緒が支えている 2025年11月26日
情緒起源の認知(2) 2025年11月19日
情緒起源の認知 2025年11月12日
PR
キーワードサーチ
コメント新着