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腹立たしい話です。国会議員に支給される月額100万円の文書通信交通滞在費。今国会での見直しは見送られることとなったのだと。 そうなるんだろうなぁ・・と予感していましたが、やっぱり。おかしな話でじゃないですか。どの政党も、日割り支給に改める法改正には合意していたはず。どうして出来ないのよ 野党が主張していた文通費の使途明確化、つまり、世間では常識である「ちゃんと領収書を付けましょう」ということが「難しい」とかグニョグニョ言って、結果、調整つかない 現状維持、未改革、先送りにするのだと。年を越せば、メディアも世論もなにせ、飽きっぽいからこの話題にはあまり触れなくなる。そのあたりでうやむやにしちゃおう・・という議員先生方全員の思惑が、あまりにあからさま。 我々庶民は、大根1本買うにも、税金を取られ、取られ過ぎのお金を返してもらおうとすれば、数百円単位の領収書を集め、面倒な手続きを経て、やっとわずかなお金を受け取っているのに、国会議員センセイ方は、「どうぞご自由に」と毎月100万円もらって、「ぼくらは当然」「だって天下の国会議員だもん」と澄ましている。 かつ、その矛盾を解消する法改正には「全会一致」の慣例があるんだそうな。なんと、多数決で法律というのは作られていくのだろうに、国会議員の“待遇”に関わることは「全会一致」で採決することが慣例だという。呆れ返ってものもいえない。 今回、文書交通費の矛盾を指摘した、言い出しっぺは、維新から比例で復活当選した小野泰輔議員なんですね。当人的には「ここで目立とう」という計算があったのかもしれないけれど、少なくとも、人として「健全」な感性です。新鮮な新人の感覚だからこそ「おかしい」ことに気づいたのでしょうけど、この感性を持ち続けて欲しいです。小野さんって、2020年の都知事選に出馬しているんですよね。私は、期待して一票を投じたんですが、世間もメディアも注目どころか、相手にすらしなかった。 もし彼が都知事になっていたら・・東京都は悪くならないような気がしますけどネ。 ともかく、国会議員先生方は澄ました顔して自分達の都合のいいようやっている。国民は、もっと怒るべきだと思うし、厳しい目で見るべきです。「先生」「先生」と持ち上げているから、こういうことになっていく。 自民党側はいろんな言い訳を付けるわけです。「使途の公開をするにあたっては、まず『何に使ってよいのか』の定義付けをする必要がある。他にも領収書の公開方法など、詳細を詰めるにはかなりの時間がかかる。そんなに簡単にできるものではない」 とかね。でも、それは常識だし、国民は皆、やっているわけです。騙されてはいけない。残念ながら、一庶民の私なんぞが怒っても、太刀打ちできないわけで。せめてメディアなり、コメンテイターとして意見を言える立場の人は、うやむやにされないように、しっかり主張していって欲しいものです。たまには、役に立つことしなさいよ・・と思いますけどね。
2021.12.21
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27日の参院予算委員会で自宅隔離中感染者の死去に関して、「心から大変申し訳ない思いであります」と謝罪する菅総理に対し、「そんな答弁だから言葉が伝わらないんですよ。そんなメッセージだから国民に危機感が伝わらないんですよ。あなたには首相としての自覚や責任感、それを言葉で伝えようとする、そういう思いはあるんですか」と罵倒したとの記事がありました。 この記事に付いた多くのコメントは「いくらなんでも失礼過ぎるだろう」、「貴重な国会の場で「言い方が悪い」なんて些末なことで時間を潰すな!」と蓮舫氏への批難一色で、ああ、国民はまだまだ常識があるんだな、と少しホッとしたものですが。 蓮舫女史としては、最近、自分の評判が芳しくないので、ここで激しく総理を批判し、メディアの注目を浴び、世論の賛同を得ようと思ったのでしょうが、逆効果でしたね。ワイドショーでの空気をそのまま使う所なんざ、レベルも低すぎ。 その前の日、掃除しながらTVを点けたら国会中継をやっていて、立憲の辻元清美女史が質問しているのをうっかり見てしまいました。オリンピック開催に関わる医療現場についての質問でしたが、ワイドショーで出てくる程度のものを「だと思いますけどね」「らしいじゃないですか」と責めるだけで、この方は、国会で質問するにあたり、きちんとした数値すら出せないのかねぇ、と驚いたものです。我々庶民と違って国会議員なら、関係部局からいくらでも資料を集められるでしょうに。 政府側からは木で鼻をくくったような答弁しか出てきませんでしたが、あんな質問じゃあ、答える気にもならないわなぁ・・と思ったものです。 しかし、翌日のスポーツ紙では「辻本氏が猛追及」と辻本女史持ち上げの見出し。蓮舫女史の発言も、今朝のテレビはどこも取り上げていませんしね。メディアはこのお二人には、何故かやたら甘いのはどうしてなんでしょ。 コロナ禍に打ち勝つに必要なのは科学的分析と判断しかない。もちろんウィルスの広がりには予測できないこと多々ですが、それでも対策には、感情を抑えた論理的検証の上での効果とリスクのバランスでもって判断するしかない。私達は日々の生活をなんとか守りながら、ウィルスと戦わなくてはいけない、という難しい局面にいるわけですから。しかし、それにしては国会でも、テレビでも、一部の数字をことさら大げさに取り上げた感情的論理で、国民のイライラをいたずらに煽り立てるだけの発言が横行していることか。 自分が目立とうとか、かっこよくみせようとか、誰かを批難しようとか、視聴率を稼ごうとか、販売部数を伸ばそうとか、そういう計算を捨てて、冷静に科学的数値に基づいて考察し、提案して行ける人が出てこないものか。 日本にだって、そういう人達が多々いると思いますけどね。どうなんでしょ。
2021.01.28
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菅総理がコテンパンに叩かれていますね。しゃべりが下手で、誠意が見えないとか。Gotoをなかなか止めようとしないとか。そこへきて今月14日、Gotoトラベルの全国一時停止を表明した後、銀座の高級ステーキ店での、忘年会に参加したものだから大炎上になっている。感染拡大でみんなで自粛しましょう、と言っているこの時期に、と。 しかも参加者は菅首相(72)、二階幹事長(81)、王貞治氏(80)、杉良太郎氏(76)、みのもんた氏(76)、政治評論家の森田実氏(88)林幹雄幹事長代理(73)、元宿仁・自民党事務総長(75)の計8人。 「会食は5人以下で」と国民に指示し、特に高齢者は不要不急の外出は控えて、と言っている人達が先頭にたって、それも銀座の高級ステーキ屋で会食・・となれば、そりゃあ、メディアも国民もカチンと来ますよね~。 そのステーキ屋さんは「ひらやま」といって、代議士先生や売れている芸能人がよく使うお店らしい。夜のお任せコースは一人36300円で、ワインも飲めば一人6万円ぐらいになっちゃうんですって まあ、総理ともなれば、頻繁に人と会って情報交換をするようじゃなきゃ、まずいわけで、一般の我々のように「官邸に引き籠っていなさい」とはいえない。また、このメンバーを見ると「止めましょうか」と言い出すことは、二階さん以外、できなかったのじゃないか・・とも想像できます。 しかも菅首相は2時間遅れの午後9時ごろに参加し、『体質的にお酒を受け付けない』とさっと食事だけして、話もほとんどせずに帰られ、席には30分くらいしかいなかった、ということなので、義理立てして無理して出席した、という感じなんでしょう。 それでも、この会合が世間に知られれば、反感を買うことは確実で、「感染対策が最優先」を謳う政権としては、世の中を舐めていた、と言われても仕方ない。 それより。私が以前からずっと気になっているのは、毎晩のように行われている政治家さん達の会合。いずれも高級料亭とか、ホテルのようですが、一体誰が払っているんでしょ。 例えば今回のステーキ会食。みのさんも、王さんも、杉さんも気にせず支払えるお金持ちですが、こういうメンバーで割り勘をするとは思えない。 毎晩のように外食している政治家さんが、ポケットマネーで支払うとも考えにくい。 人数配分から言って、自民党だろうか幹事長権限の交際費なんだろうかそれともいわゆる「政府の機密費」いずれにせよ、我々庶民のお金がまわりまわってそこへ行っている、ということで、考えるとイラッとはしますよね。それでも菅総理には頑張っていただきたい。総理に世の中の空気が伝わりにくくなっているのではないかと危惧しています。あるいは少しわきが甘くなっている。ここは今一度、気を締めていただきたいと思いますね。
2020.12.17
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国勢調査です、と先日、マスクした、いかにもシルバーセンター辺りから派遣されました、って感じの年配の男女がいらっしゃいました。書類を渡され、エ~、ここは3丁目の・・と住所を確認され、私が述べた数字を鉛筆で頼りなげにリストに書いて、「10月7日までに提出してください」とだけ言って引き上げて行きました。 封筒を開けてみたら、書き込み欄が4人分しかない。我が家は二世帯住宅で6人住まいなんですね。で、封筒にあった総務省かどこかの事務局に電話したら、「そういうことは区に連絡してください」という。 ま、そうでしょうけど、区の連絡先の記載なんてない。それでも調べて連絡し、別の日、やはりマスクした年配の男性がもうひとつ、書類を持って来てくれましたよ。 「お留守だったんで、郵便受けに入れて引き上げた」と、このミスはお宅が留守だったから、と言いたげだったので、「いいえ、ちゃんといらして、私が受け取ったんです、我が家は二世帯ですけれど、それも確認されず、家族の人数もなにも聞かれませんでしたよ」と言ってあげました。ああそうですか、とオジサン、二世帯なら分けて書いてください、と言って手に持ったリストに「カミヤさん、漢字は」と聞くんですね。 「いいえ、カミタニです。神様の神に、谷間の谷」と伝えると、鉛筆の頼りない字でリストに書き込んで下の名前はと聞く。親世帯の世帯主がこれこれで、子世帯はこれ、と漢字を教えて、それをまた、頼りない字で書き込んで、「いやあ、これを見て50軒回っているんですよ」と地図を見せてくれました。 見るとこの辺の住居地図を拡大したもので、おそらく担当範囲だけ色付けしてある。地図はかなりいい加減で、家の形が違っている。で、我が家の所を見ると、「カミタニ」とカタカナ表記。 これ、何を見て作った地図なんだ とはなはだ疑問に思いましたね。一軒一軒、回って表札見て作っているのかしらん我が家の表札はKAMITANIとアルファベットで表記されているんです。 住民台帳を見れば、ここに住んでいるのはなんという苗字の人で、住所はなになにで、家族が何人いるかは、即座に分かるでしょう。なんで、こんないい加減な地図を基に家族構成も確かめもせずに、調査票を配っているんだ・・と呆れると言うかびっくりですよ。 役人やっていた夫に言わせれば、「住民台帳に、本来の目的以外の使用禁止という決まりがあるからじゃないか」とのことですが、国勢調査って国が必要として、やる調査じゃないの これも縦割り行政の弊害とつい、今注目のワードを思い出したんですが、国勢調査って、すさまじくアナログなことをやっているわけです。 ワイドショーによると、この調査員、報酬は38000円だそうで、高齢者のいいアルバイトになっているんでしょうけれど、100年も前から5年ごとに続けて来た調査は、こんな旧態依然とした、かついい加減で無駄の多いシステムで成り立っている。 ちょっとなんとかしたら、というより、なんとかすべきでしょう・・とフツーなら思うよねぇ。
2020.09.19
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菅新内閣が発動しましたね。政治評論家の大方の評価は「手堅い」と及第点のようで、私の予測通りではありました。小泉大臣を外さなかった点は、「実力者で固めるんじゃないの」と個人的には不満ですが。しかし、顔ぶれを眺めて改めて思うのは、岸信夫防衛大臣 → 安倍さんの弟加藤勝信官房長官 → 加藤六月氏の娘婿小此木八郎国家公安担当 → 祖父・父共国会議員で、菅氏はかつて父の秘書平沢勝栄復興大臣 → 元・安倍さんの家庭教師梶山弘志経産大臣 → 梶山静六氏の息子と身内っぽい方々で固め、さらに平井卓也デジタル担当 → 祖父・父が国会議員麻生太郎 → 吉田茂が祖父河野太郎 → 祖父が河野一郎・父は洋平小泉進次郎 → 小泉家の次男は、いわずとしれたサラブレッド組。 政治家の家系が当選しやすいのは分かるとしても、大臣にまで出世するのも、やはり家系が物言うのかな、という印象はフンプンですよね。 世襲議員が多い、よって大臣に選ばれる確率も高い、ということは当然あるのでしょうが、政界に「血筋に一目置く」という価値観がずっとあるのではないか。もっと大きく言うと、明治維新で勝ち組になった血筋が、いまだ日本を支配している、というような。 小渕優子さんや野田聖子さんが若くして大臣になったのも、血筋が大きく影響しているのだろうし、政界挙げて進次郎氏を「未来の総理」とチヤホヤ特別扱いする空気もそれなんでしょう。 で、メディアや国民も、「世襲はけしからん」と言いながら、結局、サラブレッドが好きなんですよね。きっと叩き上げで、苦労してここまで来ました、というストーリーよりも、血筋の良さの方に、世間は憧れるのだと思う。 それは政界に限らず、官僚の世界も医者の世界も芸能界にもそれがある。表向きは実力主義だと言いながら、血筋の良さが、大きく幅を利かせているのが現実です。 結局、一般庶民はスタートの位置も違うけど、栄達までの壁の厚さも違うのよね~・・というのが僻んだ感想。 ところで総裁選の最中、菅さんの行くところ、いつも片山さつき女史が周囲でチョロチョロしていて、映像的にやたら目立っていたのですが、結局、大臣のご指名はなかったですね。菅さんの評価、低いんだろうか・・とちょっと興味深くみていたのですが。
2020.09.17
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自民党総裁選に出る と意欲を見せていた野田聖子氏が、AERAで語っています。野田さんの、あっけらかんとしたキャラクターには好感を持っていますが、この記事は、ちょっといただけない・・。要約すると、1.今回、出馬を見送ったのは党員投票が見送られ、自由で開かれた選挙でないから。党員という普通の人々の票あってこその私である。2.推薦人は前回より集まったはず。でも、私の推薦人が新総理の下で何らかのペナルティーを受けても困るので、今回は動かないことに決めた。3.ポスト安倍候補として、世間の期待が高まっていないのは、私が女性議員である、ということが一つの原因ではある。女性ということでアンダーエスティメイト(過小評価)される、一段低く見られてしまう。4.首相を目指すのは、トップになれば自身の持論を実現できるから。私にとってそれは少子化対策。5.社会で一番弱い立場の子どもを大切にすることで、次に弱い立場である女性も救うことができる。6.アメリカでさえ、女性は大統領になれなかった。女性だというだけでアンダーエスティメイトされてしまう現状を打破するには、まず子ども最優先というだ。ウ~ム・・という感想。トップを目指す女性が一番口にしてはいけない言葉が、「女性は下に見られてしまっている」という「女だから損している」という言い訳でしょう。稲田さんの時にも触れましたが、政治の世界では女性はむしろ得していると思いますよ。少し見てくれがよくて、権力者に気に入られれば、ポっと出のオネーチャンでも議員さんになれる。そこに若さと多少の経歴ないし血筋があれば、鬼に金棒でありましょう。十分「女であること」のメリットを享受してやって来ながら、こういう時だけアンダーエスティメイトだの言い出すのは、ご都合がよすぎる。ヒラリーが大統領になれなかったのは、女だからではなく、彼女がヒラリーだったからでしょう。むしろ「ぜひここで初の女性大統領を」ということで、推してもらったことは多かったはず。日本だってそうでしょ。「閣僚に女性が少ない」と必ずマスコミが文句をつける。だから「女性も一人二人入れておこう」となる。それこそバカにされているような気がするけど。・・野田さんのAERAの記事を読んで、失望した人は多いのではないか。本気で総理を目指すなら、口が裂けてもこんな女々しいことを雑誌で語るべきではないです。ただ、野田さんがおっしゃる「少子化問題」は総理でなくても進められるはずですから、ぜひとも頑張っていただきたい、と思いますね。政界のオジサン達は少子化対策の重要性と問題の本質がどこにあるか、お分かりになっていないし、本気で考えようともしていませんから。尤も「女性だというだけでアンダーエスティメイトされてしまう現状を打破するには、まず子ども最優先というだ。」というのは、意味不明。確かに女性というだけで見下される風潮は、まだ社会に残ってはいますが、打破するには、論理的・客観的に相手を論破する、ということだと、長年人生をやってきて、思いますが。
2020.09.08
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安倍総理、辞任表明。残念です。私は、憲法改正を実現してもらいたかったですね。まぁ、かなりの難題ではありましたが、せめて国民的議論の火付けぐらいやっていただきたかった。 かくして世の中、一挙に「次期総理は誰か」一色です。菅さんが出馬を決め、流れはそちらになりそうですが。 週末、テレビに稲田朋美氏が出て、「女性がリーダーを目指すということが日本の民主主義にとっても、自民党にとってもプラスになると思いますし、チャンスがあれば挑戦したい」と総裁選出馬への意欲を述べていましたっけ。意欲は買いましょう。しかし、公共の電波に乗せて発言する、出馬の理由が、女性総理の実現って、そんなこと 昔、私が若い頃、当時働いていたNHKでは「女が読むニュースは信用されない」なんてことが平気で語られ、女性アナウンサーの出番は、ソフトな番組だけ。報道部に女性記者、なんてありえない環境でした。 時代は変わり、今や報道番組のアンカー席に、普通に女性が座る時代となりました。いや、まだまだ女性が活躍するのは厳しい、と言いたい方も多いでしょうが、政治家なんか、女性の方がはるかに当選しやすいところもあって、私なんかから見たら、つくづく女が生きやすい時代になったものだと思うわけです。 そういう時代下で、総裁選出馬の意欲を語る際に、「女性もリーダー、総理を目指すことができるということを示していきたい」を正面にだすのって、イラッと気になるわけです。 稲田さんが最初に語るべきは「私は日本をこう変えたい、こうこうこういう政策を実現するため総裁選に出馬したい」だったのではないか。女性であることを最初に持ち出すところから、すでに時代錯誤でしかない。 かつ、もう少し言わせて貰えれば、稲田氏が辻本議員に責められて、涙ぐんだことや、防衛大臣の在任中の不手際や、ややズレた洋服のセンスをむしろ得意気にひけらかしたことなどなど、国民の多くが、まだ忘れていないわけですよ。本気で総理大臣を目指そうとするならば、それらを払しょくするだけの発信をし、「やっぱり出来る人」と世間に思わせ、日頃から仲間を広げ、強かに根回しし、いざ、総裁選という段には、用意万端、「稲田朋美をこれだけの人達が支援してくれています」とご披露するくらいでなくちゃ。 「女性だって総理大臣になれる」って理屈だけのために国政を任せようなんてノー天気な国民は皆無でしょ。 後のニュースで、結局20人の推薦人を集められず、出馬は諦めるようですが、それって、一番みっともない不出馬理由だし、「そりゃあ、推薦人集めるの無理でしょ」と、国民の多くが見通していたのではないですかね。 だから女は甘い、と言われる。 なんかなぁ、とかなりがっかりしたのでありました。
2020.09.01
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感染症対策分科会の尾身会長が日本感染症学会のシンポジウムで、「全国的に見ると(感染拡大は)だいたいピークに達したとみている」との認識を示したそうです。 そりゃ、そうでしょうね。感染者数のグラフを見ても、明らかにカーブは下降を示している。 そろそろピークを迎えるなぁ、という感じは8月に入った辺りから見えていましたが、今後、秋冬に向かってさらなる波が来るとしても、ここは一旦収まって欲しい・・としみじみ願うところです。 不思議なのはこういった発言に対し「政府に忖度して政府寄りの発言をしている」「明日にもどうなるか分からない」「何の対策もしていないのに、収束するわけがない」と収束することが気にいらないみたいな発言が多いことでしょうか。 マスコミも「でも重傷者・死者はジワジワ増えている」と収束傾向であることを避け、さらに不安を煽ろうとしている。 あの戦争中もこんなだったのでは と想像します。マスコミは自分たちの都合のいいようにガンガン煽り、人々はそれを真に受け、疑問の声は寄ってたかって叩き、世の中は自粛自粛と、相互で見張り合うようになる。 違うのは、当時はマスコミは政府の意のままだったのに対し、今は、政府の全てが気にいらない・・というぐらいで。結果は、似たような社会の疑心暗鬼、でありますが。 ともかく児玉教授やその他の先生方が言われた、「このままだと目も当てられない状況」には今の所なりそうもなく、そこはほっと安心して、次に備えることでしょう。 千葉市の熊谷市長が日々、facebookで発信していて、千葉市もcocoaを推進し、ダウンロードして、濃厚接触があったと通知された市民には、行政検査が受けられるようにしたそうです。 さらに、10月から全市民に対しインフルエンザ予防接種の費用を助成し、65歳以上の全員の(これまでは5歳置き)肺炎球菌の予防接種を勧めるそうです。 熊谷市長は、コロナの感染者数や病状、人権や防疫対策についても、毎日丁寧な説明付きで発信していて、あれを読めば、市民は落ち着いて状況把握が出来るだろうな、と羨ましい。 彼は8月初めに「東京がそろそろ収束してくるので、全国的にももう少しです」といった観測を述べているんですね。「ほう」と感心したものですが、実際、そうなっているし。 千葉市とパラグアイのアスンシオン市は、姉妹都市でして、そのご縁で、アスンシオンにいた頃、熊谷市長とfacebookのお友達になりました。(お会いしたことはないですが)以来、市長の発信はいつも目にしていたんです。こういう非常事態には市長や知事の実力は見えてしまうものですが、熊谷市長、若いくせに(からか)かなりやるじゃん・・と言う印象。 東京も、ポーズだけでなしに、それくらいやってくれればいいのにねぇ。
2020.08.21
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新型コロナの感染状況が一向に収まる様子がなく、なんとも鬱々とした日々が続いています。しつこくまた、cocoaの話。 「熊本市が新型コロナウィルス接触確認アプリ・cocoaから陽性者との接触が通知された人は、無料でPCR検査を提供する」という記事が朝日新聞に出たようです。市長が12日に会見し、発表したとのこと。 熊本市のHPを見てみても、その件の告知はまだ出ていなく、テレビでもどこの番組も報道していませんから、どうなっているのか、と怪訝ですが、事実であったら、これは、当然で貴重な一歩だと思いますね。 今現在cocoaをダウンロードした人は1320万人(8月14日現在)、陽性者登録は252人と、増えてはいるけれど、まだまだな状況です。私の周囲でも、アプリを入れた人はほとんどいない。どうして と聞いても「個人情報が心配」とか「政府が信用できない」とか、「わずかな人数しか登録していないのでどうせ役に立たない」とか。 そう言う人に限って「コロナは怖い」と極度に怯えていたり、国は何もしないと怒っていたり、PCR検査を全国民にと言っていたりする。 感染防止と政府批判は別次元のことあし、個人情報は洩れないし、そうやって登録しないから、登録者数が増えないという悪循環なわけで。 ほんと、不思議です。簡便でタダのアプリで、少なからずの「感染経路不明」が解消され、感染拡大防止が確実に出来るのに。どうして人は利用しようとせず、マスコミは無視し、行政も積極的に推奨しようとしないのか 本来なら、陽性反応が出た人全員に、強制的に登録させるべきだろうし、熊本市のように、アプリで通知されたら優先的・無料で検査を受けられるようにするべきでしょう。特に人口密度の高い東京や大阪で、有効率が高いはずですが。小池さんも、毎日記者会見しているわけだし、「特別な夏」なんてしょうもない標語を掲げる余裕があるなら、Cocoaを一緒に推奨すればいいのに。少なくとも「特別な夏」のフリップよりcocoaの方が実質的に役に立つ。お国が始めたことだから、嫌なんでしょうかね。意地を張っている場合じゃないと思うけど。さて。明日から再開する日常のワイドショーで、熊本市のcocoa政策、取り上げるところがあるでしょうか。なさそう・・と思ってしまうのが哀しい現実ですかね。
2020.08.16
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個人的には、まったくもってどーでもいい話なんですが。立憲民主党と国民民主党は、また合併する方向で動いているようですね。国民民主党側も、きっぱり断ると思いきや、新党結成に前向きらしい。あれだけ大モメにモメた解党劇は、たかだか数年前だったでしょうに。ただ、党名がネックになっているようで、立憲側は、双方が解党し、改めて「立憲民主党」という透明にする。通称は「民主党」とする・・の案を出しているらしい。 ええ~ って他人事ながら思いません100%自分らだけに都合のいい発案だし。「民主党」って、あのあまりに酷かった時代を忘れていない人は多いだろうに。 それでも国民側の議員さん達は、党首の玉木氏が渋っているだけで前向きらしい。党に属する誇りとか信念とかは、二の次なんですかね。党名なんてどうでもいいんでしょう、政治家さん達には。 確かに、記憶にあるだけでも数えきれない程の玉石混交の党名が、出ては消えていってます。恥ずかしくないのかいってくらいに。どうでもいいっちゃ、国民にとっても、そういえばどうでもいい。 はて、立憲と国民は、どうなるのでしょうネットのコメントに「いっそ『一見民主党』、あるいは『共に民主党』にしたら」というのがあって、思わずプフッと笑ってしまった。座布団3枚 でありましょうか。
2020.07.21
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本日、役所から10万円給付金の申請用紙が届きました。 って・・我が家、夫婦そろってしっかりマイナンバーカード所有で、 とっくの昔に、スマホ使ってオンライン申請済みなのに。待っても待っても、振り込まれない、と苛立っていたら、なんとまあ、給付金の代わりに申請用紙が届いたわけ。 要するになに あのオンライン申請は全く無駄ってこと あるいはオンラインと郵送申請の照合が出来ていないってこと あるいは、オンラインでの申請はややこしいので、もう一度 郵送で申請して・・ってこと 訳が分からないけれど、明白なことは、なんとも無駄なお金と手間だ・・ということで。 コロナ禍で、私達は様々な現実を目の当たりにしたわけです。 WHOが無能だと、世界的なパンデミックを引き起こすこと。 物流を中国だけに頼っていては、危険なこと・・等々多々ありますが、 日本のIT化がすさまじく遅れている、ということもその一つでしょう。 マイナンバーカードシステムがこれほど役に立たないものだとも思わなかったし、 保健所はFAXで報告しているとか、オンラインで申請したものを、役所の職員は、 手作業で住民台帳と照合しているらしいとか・・呆れ返ることばかり。 コロナが落ち着いたら、ここは真っ先になんとかしないといけないのではないですかね。 クリック一つで自由に買い物も送金もホテルの予約もできる世の中に、 どうして役所の手続きだけが、こうも旧態依然なのか その辺の不思議を、誰かに教えて貰いたいですよ。 マイナンバーカードシステムについては、有能なシステム開発専門家に 登場して貰わなくてはいけないのでしょうが、日本にだっているでしょ・・多分。 それと今度こそメディアは、足を引っ張らないで、行政手続きIT化を、後押しするような空気を作り上げて欲しいものです。ほんと、このままだと日本はとんでもない後進国になりますぜ。 安倍総理が、今後の感染対策として、アプリを利用することを提案していました。どういうものになるのか、定かではありませんが、 TV経由の雰囲気は「どうせ、役にはたたないでしょ」と端から否定的。 でも、せめてここは「安倍憎し」線上の論理だてを封印し、私達の生活を守るために、より便利で精度の高いアプリを推進して、 大勢の人が使うよう、バックアップするぐらいの姿勢を見せて欲しいもの。 ところで郵送の申請用紙が届いたところで、我が家では、 改めて郵送でも申請しておこうかと考えております。 「オンラインの申請で、振り込まれなかったらいやだから」というのが表向きの理由ですが、 密かに「二重に給付されることがあるかもしれない」と期待して。 もちろん、そんなことは口にも顔にも出しはしませんが。 きっと、そういう連中・・多いのではないですかね。
2020.05.30
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29日、小池都知事は「東京はまだ厳しい状況。緊急事態宣言の時期は延長をお願いしたい」 と会見で発言し、これに対してホリエモンが 「呆れてものが言えない」とコキ下ろしたそうです。 ホリエモンのこき下ろしは棚に置くとして・・。今の世の中の空気を読めば、ご自身の選挙を視野に入れた都知事として、 「なによりも命が大事」「緊急事態延期を願う姿勢」を政府が発表する前に見せる・・ というのは当然な行動であるのでしょう。意地悪い見方だけれど。 確かに6日に解除は難しいだろうと誰もが感じてはいるわけですが、つい、小池さんらしい手法だと、豊洲市場移転延期のあの騒動を思い出してしまった。 「安全より安心」と就任早々ぶち上げ、科学的根拠なしに豊洲移転をストップした小池さんは、 多くの都民の喝さいを得、TVのワイドショーも「豊洲は危険だ~」と 散々あげつらったわけですが、そのために多大な余分な税金を費やし、 市場のオープンは2年も無駄に遅れ、 結局、豊洲は近代的な市場でした・・という結論だったわけです。 今回のコロナ禍がそのまま同じとは言いませんし、 確かに感染の不安は無くなった、というには程遠い状況ではあります。 ただ、日本よりはるかに多数の死者が今もでている他国で、 少しずつロックダウン解除を進め出した今、かつ、日本の死者数はけた外れに少なく、おそらくイタリアやアメリカのようにはならないだろうということが見えて来た今、 すでに1か月も2か月も、自粛しすべてに我慢を強いられている都民に さらなる緊急事態宣言延期を言うならば、それなりの科学的根拠と、 今後のシナリオを示すべきではないですかね。 お得意のパネルでも使って。 目下、こういう事態です。あと何日、自粛していただければ、 数値はこうなります・・ということをはっきり示して、 その上で言っていただきたい。 それは政府にも言えることです。 結局、緊急事態宣言解除は延期になるようですが、このままズルズル延ばして行っても、 もう国民は付いて行きませんよ。 安倍さんも、専門家会議の方々も、ちゃんとした数値を示して、 あと何日、全ての国民がこれだけ自粛すれば、感染者はここまで減ります。同時に、経済的落ち込みがこうこう予測されるものの、あと何日自粛し、経済を再開させれば、なんとか立ち直れます というシミュレーションを見せるべきでしょう。 もちろん、今後どうなるか、このままウィルスは消えていくのか、 第二波、第三波が来るのか、断言できる人はいないわけですが、 科学的な分析に基づいた行程図というのは、出来るはずで。 それっくらいやっていただければ私達も納得する。 国民は、政治家さん達が思っているらしい程バカではないですよ・・ と言いたいですけどね。
2020.04.30
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いよいよ緊急事態宣言が出されるようですね。 いろいろ思う所はありますが、ともかくコロナ禍を終息させませんと。 ここは日本全国で力を合わせるしかないのでしょう。 ところで、しつこくマスクの話題ですが・・。 気になるのでつい熱心に見てしまうんですが、政府が配ると発表して日本中から顰蹙を買った布マスク。 どんなものか定かではないですが、立体型で、機能的な最近のマスクではなく、 安倍総理が付けている、あの昭和の昔にあった、 ガーゼの小さめのあのマスクなのでしょう。 安倍総理も、配ると言った以上、しかたなくつけている感じなんですが、 おそらくSPだろうお付きの数人は、同じようなマスクしていますが、 よく観察するに、他の閣僚も国会議員も、専門家委員会の学者さん達も、 あの阿部さんマスクをつけている人は一人もいない 皆さん、最新型の口元をたっぷりカバーできる最新型なんですね。 このマスクを購入できない昨今、この方々、どうやって手に入れているの?とも思うし、 国民に配ると決めたマスクを、中枢のあんたらがしないでどうするとも思うし。 一人、安倍さんだけが、ゼンゼン似合わないし、貧乏くさいし、 むしろこっけいな小さな布マスクをムキになって付けている。 いや、時々、布マスクではないマスクも付けていますが、 今日あたりはまた、戻っている。 ネットで誰かが呟いていましたが「毎回、新品だ。あれ、洗ってないだろう」って。 なるほど、布マスクを使い捨てしているのかも。 一方で毎回、こちらはむしろ大き過ぎのマスクを毎日、 引っかえとっかえで付けてますよ、というのが小池都知事ですね。 今日なんか、模様入りのマスクで、あれ、「手作りですよ~」の アピールではないかしらん。そういうの得意な方ですし。 それはともかく、一国のトップが世界のこのマヌケ顔にしかうつらない マスク姿を毎日、毎日さらすのって、どうなんだろ、と思わぬでもないわけです。 どうみてもスマートではない。なんともかっこ悪い。 そして周りも、全く付き合う気がない。 なんか、安倍さん一人、ああいう姿さらさせて、いいのだろうか 少し安倍総理を可哀そうに思ったりもしているのです。
2020.04.07
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なんじゃ、それは・・と多くの日本人がのけぞったのではないでしょうか。 日本の全世帯に、マスク2枚ずつ送りますよ・・という政府の施策。 国会中継では、唐突のように居並ぶ議員さん達がマスクしてましたが、 安倍さんが付けていた、昭和の香り高き時代遅れのマスクが 配られるってことなんでしょうね。 私が子供の頃は、あんなのだった。 そのニュースを聞いて、なんかに似ている そうだ、終戦間際、竹槍で戦おうと皆が手にしたあの竹槍。 あのこっけいさと哀しさに似ているんだ・・と思っていましたら、 テレビでも志らく氏が、同じことを言ったらしい。 連想することは、結構、皆、一緒。 当然のようにネットのコメントは大炎上。 「これまでにない大胆な規模の施策って、これかよ」 と当然ながらの大失笑で、それは当然だと思う。 世帯ごとに2枚を配達する。5000万世帯ですから送料だけで、 一カ所83円として40億ちょっと。 40億円+マスク代ですから国家予算的には微々たる額でしょうが、 一世帯2枚の布マスクが、どれだけ感染予防に繋がるか・・ フツーに考えても、もったいない無駄金と思ってしまう。あの程度の布マスクなら、作る人は作れるし。2人家族以上なら、分けようもないし。 マスクぐらい自分らで買いますから、国はそこらの企業に呼び掛けて、 国産マスクを増産させてよ・・というのが国民の声でしょう。その方が余程、私達は助かるし国益になるか。 興味深いのは「誰が思い付き、誰が決定したんだろう」 ということでありましょうか。 こんな施策は失笑を買うだけ・・ということに気付かない古手の議員さんあの方とか、あの方とか・・。 まさか、出張にコネクティングルームを押さえさせた補佐官さん 国民は泣いて喜び感謝するはずだ、と本気で思ったとしたら、 これはもう、この国の先行き、不安でしかない。 仮に「マイナンバーカードを表示した人に配布」とかやるなら、 少しは強かさを感じもするけれど、それでもない。 赤字続きのゆうちょの補填を兼ねて・・なんぞと考えたんでしょうか ともかく、何か裏があるのでしょうね。 こういうことをやろうという背景に。 逆になんにもなかったら、それはそれで大問題ですが。 もしかして安倍さんを陥れる策だったりして。 TVに映った安倍総理のなんとも似合わずまぬけたマスク姿を見ながら、 ふと、そんなことまで考えてしまいましたよ。
2020.04.02
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安倍総理のヤジが批判を浴びています。 時事も『安倍首相答弁、目立つ嫌みと挑発 やじ、過去も問題に』 と厭味ったらしいタイトルをつけていましたっけ。 辻元清美氏が予算委員会で「桜を見る会」だの「モリカケ」だのを持ち出し、 「鯛は頭から腐る」「上が腐っているから、官僚が腐敗するのじゃないか」 「ここまで来たら、頭を替えるしかない」と長々ネチネチ、首相を批判したわけです。 で、「意味のない質問だよ」と安倍さんがヤジを飛ばした。 辻本女史は激怒したわけですね。これを好機と野党は反発し、 国会はストップしてしまった。 他にも、辻元氏は憲法改正の件で「大事な自衛隊を一か八かの国民投票に掛けるんですか」 と迫り、首相は「辻本さんが自衛隊をそんなに大事に思っていたとは、 寡聞にして知らなかった」と痛烈に皮肉ったりもしたわけです。 夕方のTBS「Nスタ」では、大きく「安倍総理のヤジ」についてとりあげていましたっけ。 ヤジが品がいいかどうかと問えば、褒められたことではないし、 解説者が言うように、一国の総理は、穏やかに、ヤジと無縁であった方がいい。 でも、しつこくしつこく、桜を見る会の前夜祭で、総理夫妻が会費を支払っていないだの、 いまだに「モリカケ」騒動を出してきて、いかにも安倍さんが悪事を働いているかのように 威張りくさって罵詈雑言を並べ立てられたら、腹も立つだろうし 「意味のない質問」ぐらいはいいたくなるだろう・・とは思いましたね。 だって、確かに意味のない質問だもの。 自衛隊の質問だって、聞いていて思わず笑ってしまった。 ほんと、辻本女史から「大事な自衛隊」なんてよくそんな台詞が出て来るなぁ・・ とフツーの人なら思うよねぇ。 でも、メディアは辻本女史の罵詈雑言には一切触れない。 憎々し気に「安倍さんのヤジ」に対してだけ、非難するんですね。 総理の品格を言うならば、国会議員の品格だって 同じように欠けていたら情けないだろうに。 安倍さんを庇うわけではないですが、どうみても公平な姿勢ではない。 でも、テレビに出ている解説者が、怒った顔で「許しがたい」というと、 多くの世間の人も「そうなんだ、許しがたいんだ」と思っちゃうんですよね。 武漢からチャーター機で帰国した方々に、 当初は一人8万円の運賃を請求することになっていた。 それに対し、朝のテレビ朝日「モーニングショー」では、 3人並んだコメンテイターが揃って「信じられな~い」と大袈裟に批難していました。 辛い立場で帰国した人達から運賃を取るなんて、あり得ないと。 しかしテレビのこっち側で、私なんかは「そうだろうか それっくらい自分らで 払ってもいいんじゃない」と考えているわけです。 あの方たちは、拉致されて武漢にいたわけではない。 突然閉鎖され帰国できなくなったのを、国が飛行機飛ばして便宜を図った。 希望者が順番に帰国できたわけです。あくまでも希望で、 あの方々にとっては、ひたすらありがたい対応だったんじゃないですかね。 エコノミークラス程度の料金を支払っても、いいんじゃないの 通常なら自分で払うべきものを、一刻も早く帰国したい中、 特別に優遇してくれのだし。 他の国では、どこも当然のように支払うことになっているわけだし・・ と思った国民は、私だけではなかったはず。 まあでも、一部の世間の居丈高な声のせいで、政府は 「8万円は国が持ちます」と姿勢を変えたわけです。 即ち、テレビで「信じられな~い」と大声を上げた 彼らの意見が、力を発揮した、というわけです。 テレビって、なんだかだ言っても影響力は絶大で、 その中で語る人達の意見は、大きく世の中を動かせもする。 例え、偏った意図ある意見だとしても。そして解説する人たちは、多分に偏っていて、往々にして勉強不足で、でも意図的でかなりいい人ぶりたがる。そうすると事実って、曲がってしまいがちになるんですね。 昨日の解説を聞きながらも、怖いなぁ、と思いましたね。
2020.02.14
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小泉進次郎氏のお子さんが無事誕生し、 彼は閣僚として初めて、育休をとるのだと言う。 そのことが、朝から大々的に報じられています。 たかだか二週間(3か月のうちに)休暇をとることが、 そんなにニュースなのかいね・・と思いますが、 現役大臣がわずかでも育休をとるのは日本の中では大ニュースなんでしょうね。 彼の場合、昨年から「中身がない」「ポエム」だといろいろ言われ、 女子アナ好きのチャラい男だということもバレ、10年も国会議員やりながら、なんの勉強もしてこなかったこともバレ、 不倫の過去が報じられ、政治資金の問題も言われる最悪な中で、 この育休をとることを好感度取り戻しの一歩にしたいという計算が見えて、 なんだかなぁ、とは思います。 また、今後、何かにつれ、「僕が育休をとった経験から言えば」だの 「子育てを通して」だのとしたり顔で、 今回のわずか2週間の育休をイクメンアピールのカードとして使うんだろうなぁ・・ と考えると腹立たしい気もしますけど、 例えわずかでも、子育て、特に生まれたての一番大変な時期の世話を身をもって体験する、 ということは、一人の人間としても政治家としても、必ずプラスになるのは事実なので、 トータル、温かく見守ってあげたいとは思いますね。 ただし、ちゃんと育児やるんでしょうね。 休暇だけとって、自分は手を下さず見るだけ・・なんてのじゃないでしょうね。 昔と比べて、保育園の送り迎えをする父親はすごく増えているし、 休日、子供とスーパーへ買い物に行ったり公園で遊んだりしている父親もよく見ます。 おそらく、妻に「それっくらい、やってよね」と厳しく言われてのことでしょうけれど、 いい傾向であることは間違いない。 我が息子家族を見ても、週日地方に単身赴任している息子が、土曜の夜遅く戻って来て日曜の夕飯後に任地に戻る生活の中で、丸一日もない日曜の朝から、二人の娘の朝ごはんを作り食べさせ、 上の娘をバレー教室に連れて行き、お昼はマックへ、夏にはプールへ、冬はスケート場へと ひたすら家族サービスに尽くしている姿は隔世の感があります。 男が弱っちくなったといわれますが、こういう子育て参加ならば、 弱くなることノープロブレムじゃないでしょうかね。 子供は両親協力して育てるものであるべきだし。 いずれ保育園へ毎日送り迎えする小泉氏の姿を見る日がくるのでしょうか。 そういうことを当然としてやるようになってこそ、彼は一人前の政治家として評価されるのだと思いますけどね。 願わくば、今回の育休取得が、ただのパフォーマンスで終わりませんよう。 ま、じっくりと高みの見物でありましょうか。
2020.01.17
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政府主催の「桜を見る会」がやり玉にあがっています。 野党も、よくぞ目をつけたな、と思いますね。 私らなんとなく、ああまた、この季節か、今年は誰が呼ばれたの ぐらいにしか意識していませんでしたものね。いくらお金が掛かって、誰が呼ばれて、なんていちいち考えもしなかった。 野党や反安倍さんのマスコミが一番責めているのは、 安倍首相の後援会関係者が約850人も招待されていて、これ、 公費を使った選挙運動だろう、ということ。へぇ、それも知らなかったなぁ・・ですよね。で、いろんな所が、徹底的に調べ出したのでしょう。そうするとあの会の招待者がかなりいい加減に選ばれていることが分かって来た。 みなさん、不用意にSNSで発信しているみたいで、 三原じゅん子議員は「今年は母や叔母たちも参加し喜んでおりました」と記載し、 「へぇ、三原さんのお母さんや伯母さんってどういう功労者なの」と皮肉られているし、 安倍昭恵さんは「地元の皆さんともお会いでき」みたいなことを綴っているらしい。(昭恵さんて毎回、何かある度に余計なことをしちゃっている印象ですが) 「僕の枠は5組で」なんぞと書き込んでいる議員さんもいるのだとか。 バカですね、みなさん。脇が甘すぎる。 ネットの世界で書き込んだことは、必ず掘り返されて利用されちゃうのに。 毎年「桜を見る会」の時期になると、芸能人が高そうな着物でめかし込んで、 安倍さんや昭恵さを囲んではしゃいでいる様子がニュースになり、 私なんぞは、新宿御苑にちょこっと行くだけのために、ヘアメイクして、 着物着こんで、ご苦労なこっちゃ、そんなに公園にいくのが嬉しいんかい 安倍さんと写真撮りたいんかいと見てましたけどね。 今年は18000人も集まったんでしょ、あの新宿御苑に。 有名人を間近に見られる、うまくすると一緒に写真を撮れる、という喜びが一般人にはあり、 芸能人の方々は「こういう会に呼ばれるボクあるいはワタシ」という、 ちょっと箔が付く感じがあるんでしょう。 年々、予算は増えていて、今年は5520万円もこの日のために使ったそうです。 で、新宿御苑は「桜を見る会」のために、前々日から関係医者以外立ち入り禁止となるらしい。 5520万円も使ったところで18000人で割れば一人当たり3000円ちょい。 警備やその他の経費を引けば、料理なんてどの程度のものか想像つく。 それでも人は、喜んで出席するんでしょうかね。 私には、何が嬉しいのか、さっぱりわからんけれど。 こういう会に乗じて、政治家や権力者が自分の権力を誇示し、特権として、うまく利用するということは、おそらくず~~っと当然のこととして続いていることで、 今更安倍さん一人を批難して済むことではないと思いますけどね。 いい機会だから、総理大臣主催の「桜を見る会」は止めたらいい。 生産的なこととも思えないし、一般人として、短い桜の時期、新宿御苑を 一部の人達に占領されるって、腹立たしいことこの上ない。 あそこは、みんなの公園でしょうに。 あるいはどうしてもやりたいというなら、TVで誰かが提案していましたが、 会費制でやればいい。そうやって浮く5000万円は、それこそ治水工事や 被災地支援や文化財保護に使えばいい。 5000万円って、国家予算からしたらわずかな額ですけれど、 いざ使うとなると、大きな額です。 そういう英断を下せば、安倍政権も、もう一期続くことが可能になるかも・・。
2019.11.12
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小泉進次郎氏が注目を浴びています。 なにしろ、滝川クリステルさんとの電撃結婚を官邸前で発表し、 その上、すでにクリステルさんのお腹の中にはお二人のお子さんがいるという。 なんだい、子供が出来ちゃったんで、慌てて結婚かよ と大勢の人が思っただろうし、 その後、小泉氏が、女子アナとの合コン好きだった、というのもバレちゃって、 私なんぞは、なあんだ、チャラい男だったんだ・・とがっかりしたものでしたが、 不思議と彼らの結婚は、「美男美女の素晴らしいカップル」 「将来の総理大臣とファーストレディ」と持ち上げられたのでした。 そして続けて大臣就任。これも「史上三番目の若き大臣」 「若い発信力に期待」と拍手喝采でメディアに受け止められたのでした。 若くして大臣になる人って、みんな、親が大物政治家だった、 つまり世襲でコネありの「特別扱い」議員さんばかりじゃん・・ とは誰も言わず、小泉大臣が福島を訪れれば、「行動派だ」と持ち上げ、 千葉を訪れれば、すぐに報道され(他の大臣も行っただろうに)。 そして国連で英語で演説した・・とまたまたニュースです。 持ち上げられる一方、残念ながら小泉氏の発言は、スベリ気味です。 安易に「育休を取る」「(首相が子供を議会に連れて来た)NZのように日本もなればいい」と言ってみたり、 福一の処理水については、「福島に寄りそう」とかっこつけて前任者の発言を批難し、 でも、処理水をじゃあ、どうするか・・の解決策には「所管外」だと逃げてしまう。 これまでにない環境政策といいながら、すでに決まっている 「ポリ袋の有料化」しか具体的な政策は言えず、 で、今回国連では「from today, we're different!」と胸を張り、 「これからは違います、日本はリーダーシップを発揮します」と あたかも「私が大臣になった以上、日本は素晴らしくなります」と言いたげに 世界に向かってアピールし、気候変動の問題は「fun でcool でsexyでやっていく」 と、なんだか得意そうな顔で大見得切ったのでした。 小泉さん、ちょっと浮かれているよね。 まあ、38歳の若者が、大物美人女子アナをゲットし、凄いカップルだと憧れられ、 未来の総理大臣だと騒がれ、環境大臣に就任し、行くとこ行くとこ、 メディアが追いかけてきて、やることなすことニュースになる。 そりゃあ、「俺って、やっぱ、特別」といい気になるのも当然でしょうが。 以前の小泉氏は、そこをかなり慎重に、得意を見せないように やってきたような気がするのですが、さすがに最近は脇が甘いというか、 鼻の穴の膨らみや、目つきや発言に、「得意」が見えてしまっている。 ついついあの田中真紀子さんや小池百合子女史の人気絶頂時代を思い出してしまったり。 あるいは「僕を総理大臣にする気があるなら」なんぞと放言して、 一挙に、世間の顰蹙を買って転げ落ちた東国原元知事を思い出したり。 人間って、いい気になると必ず、堕ちますからね。 小泉さん、要注意ですよ~・・と言ってあげたい気持ちです。 損得を計算せず、驕らず、地道に誠実にコツコツと。 政治家さんには難しいかなぁ。
2019.09.24
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韓国の文在寅政権が、GSOMIA破棄を表明。理由が「日本がこちらの協議要請を無視した、信頼できない」からだという。 防衛だの安全保障には全くの素人の私ですら「どうしちゃったの」と 余りの愚かな行動に唖然、驚愕、びっくりポン(古い)ですけれど、ある人が「文政権と過去の日本の民主党政権との類似は明白で、 文在寅氏の言動も鳩山由紀夫氏や菅直人氏に非常に良く似ている」と評論していました。 なるほど、とは思うものの、私は、ふと、戦前、世界大戦に突入するときの日本って、 こんな空気だったのではないか と寒気を感じてしまいましたよ。 目先の利益や沽券や権力争いのために国策を決定する権力者と、 それに気付かず(気付いたとしても黙するしかなく)、そうだそうだと 煽るメディアとその空気にまんまと乗っかる国民と。 今の韓国って、危う過ぎる。 ただ、韓国が一番悪意あるいは敵意を表し標的にするのが日本である以上、 とにかく、関わらないよう距離を置く・・それしかないのじゃないですかね。 日韓併合なんてことをしなければ、日本はもっと、 気楽な部外者でいられたのに・・と思いますし。 ただ傍から見ていかに愚挙だとしても、文大統領は以前から GSOMIA破棄を公約にしていたそうですし、 あれだけ金氏にコケにされても、どんなに愚かな選択に見えても、 彼が一番思い描いている理想が、米軍撤退と、南北統一だとしたら、 韓国は当分このまま、突っ走るのでしょう。 その文氏を、国挙げて拍手喝采で選んだのが韓国の国民で、 大統領制というのは、本当に優秀なリーダーが出て来るなら有効だけれど、 そうでないと、危うい制度だと思いますね。 そして、「本当に優秀なリーダー」なんて、ほぼ出て来やしないし、 民衆ってのは、簡単にパフォーマンスに騙される生き物ですからねぇ。 私達日本人も他国のことは言えません。 日韓がこんな状態になり、米中関係もややこしくなって、 北朝鮮はバンバンミサイルを撃つし、ロシアまでミサイル撃ち始め、トランプ大統領は選挙のことしか頭になくて・・ とてもいやな感じです。 今後、どう転んで、どう動くか、今や、分かる人なんかいない状態なのでしょうけれど、 せめて私達だけでも、正しく冷静に客観的に、世界を見張って行きませんと。 見張っているだけじゃあ、どうしようもないのではありますが・・。
2019.08.25
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なんとなくモヤモヤ感がぬぐえない。 参院選が終わって、れいわ新選組から立候補した重度身体障害者の 舩後靖彦氏と木村英子氏が、比例の特別枠で参院議員となられた。 それはいい。障害を持つ方が国会議員になることは、当然あっていいのです。 国会は、早速議場の一部を改装工事し、お二人が議会に臨めるように改装した。それも当然のことだと思います。 お二人は次に、議員の職に就くことで法律上、公的補助の適用外とされる 「重度訪問介護」の費用をなんとかして欲しいと要請された。 つまり今は24時間態勢の介助サービスを受けているわけだけれど、 議員として活動を始めると現在の制度では、「就労」は 公費によるサービスの対象外となっていて、自己負担となるからです。 そしてそれは、特例的に受け入れられ、当面は参院が支払う・・ことになったらしい。 このあたりから、なんとなく世の中がモヤモヤとしてきたわけです。 さらに木村氏は障害者の介護費用をすべて国が負担する制度改正を求め、 それが決まらない場合は国会にいかない・・てな態度も見せられた。 初登院の日、お二人が登院するのかどうか話題にもなった。 木村英子議員が主張する「多くの働きたい障害者が、働きやすいように 障害者が働いている間も公費によるサービスを受けられるようにしてほしい」 という主張はもっともで、今後議論を進めて制度改革を進める機会だろうとは思いますが、 それは仮にも国会議員であるならば、手続きを経て進めるべきではないか、 登院しないとニュースにして、アピールする姿勢と、それに乗じて いい人ぶるテレビの人達に、やっぱりモヤモヤする。 今の世の中、障害をお持ちの方への批判はできない風潮になっています。 特にお二人のような重度の方に対しては、絶対できない。 子持ちの議員さんが公用車で保育園に子供を連れて行ったというだけで、 大騒ぎするマスコミも世間も、安倍総理が持病による腹痛で何度もトイレに行く、 というだけで、総理失格だ、とはやし立てた政治家もマスコミも、 お二人に対しては、何にもいえないし言えない。 すでにお二人は国会議員と言う権力者であるのに、 障害をお持ちだ、ということで、何も言えない。 参院が負担する、お二人の介助サービスが、いくらになるのか、 という数字もどこからも出ない。 かろうじて維新の松井代表が「参院議員は個人事業主だ。 国会議員になった瞬間に公的補助で優遇されるのはおかしい」と発言し、 橋下さんも「福祉とは、障害のあるなしにかかわらず、所得のある人が支える側に回ること。 国会議員の年2200万円の報酬、その他文通費年1200万円や 政党交付金年5000万円の収入を考えれば、障害があっても 国会議員であれば支える側に回ってもらうしかない。 それが所得の再分配、格差の是正の基本原則。」とツィートしていますが、 テレビのコメンテイターは口を揃えて木村議員、船後議員擁護だし、 いつの間にか、山本太郎氏が弱者の救世主みたいな扱いになっている。 批判しているわけではないですよ。 ただ、なんとなくモヤモヤが抜けない。 なんというか、偽善と建前とそれを利用する勢力を目にしながら、 でも、何にもいえないわよねぇ・・というモヤモヤ感。 ただ、お二人が介護費用を公費で賄って欲しい、と願う事情は 分かるところがあります。 私の友人の96歳の父親が認知症なんです。 彼女は仕事をしながら、本当によく介護を続けてきたのですが、 いよいよ重症になって、でも施設入居はどうしてもいやがるので、 二十四時間の介護サービスを委託したのです。 家を改装して、介護人の休憩室も作って、4交代制で24時間。 夜中、歩き回ったりもするので24時間誰かが見守る必要がある。 一か月、300万円になるそうです。1年だと3600万円! 幸い、彼女のお父さんは資産家で、その費用は賄えるのですが、 24時間介護と言うのは、それだけ労力も費用も掛かるものなんですね。 きっと国会議員の高額なお給料でも、赤字になるのではないか 木村さんや船後さんは、24時間態勢の公的介助サービスを受けられる分、 まだ、恵まれていらした(こういう言い方は変ですが)わけですが、 世の中には、公的補助も受けられず、家族で全部、 その300万円分の労力と精神的負担を担っているケースが、 きっと、ものすごくたくさんあるのだろうな・・とも想像するわけです。 仮に、お二人とれいわが主張するように、公的負担の範囲を広げて行ったら、 それこそ膨大な額になって、国はやっていけないのだろうな・・という現実も想像する。 どの番組のなんというコメンテイターか忘れましたが、 「れいわが支持を得たのは、お二人の姿に感銘して、 ぜひ活躍して欲しい、と思う人達が大勢いた、ということですから」 と解説している人がいました。 現実はそういう経緯ではないことは、分かっていながら、 我先にきれいごとを口にして、いい人ぶる人ばかりになっている。 国会議員である以上、多々特権を持つ権力者ですよ。 その権力者に何も言えない世の中・・。 なんとも言い難いモヤモヤ感を持て余しているんですけどね。
2019.08.02
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いよいよ参院選投票日。どういう結果になりますやら。 昨夜20日夜22:27発信の時事記事のタイトルが気になりました。 『「安倍辞めろ」コール=自民、動員1万人-東京・秋葉原』 「東京・秋葉原で、安倍晋三首相が参院選最終日の街頭演説を行った20日夜、 聴衆の一部から「安倍辞めろ」コールが沸き起こった。 選挙カー周辺は自民党員や支援者が固め、反対する市民らは遠巻きに声を張り上げた。 選挙カーに一番近い場所は、党がゲートを設置し入場を規制。 「恥を知れ」「忖度」などと書かれた反対派のプラカードを遮るように、 支援者らが首相を支持するプラカードやのぼりを掲げた。 党関係者によると、1万人を目標に動員をかけたといい、首相は 「1万人を超える最高の皆さんに集まってもらった。勇気100倍であります」と述べた。 演説を聞きに来た学校法人「森友学園」の籠池泰典元理事長は 「史上最低の演説だ。自民党以外の一般の人を外に追いやっている」と批判した。 首相は2017年の東京都議選で、秋葉原での演説の際、「安倍辞めろ」コールに 「こんな人たちに私たちは負ける訳にいかない」と反論、批判を浴びた。」 一見、事実を淡々と報告しているように見えますが、 「安倍辞めろ」コールで盛り上がるのを期待したのに、 自民党が支持者大勢動員したせいで、反対コールは遠ざけられ 沸かなかった、という悔しさがにじみ出ている。 で、籠池氏のコメントを入れ(大勢の中でよく、見つけたというのか、 最初から知っていたというのか)、2017年の「こんな人たち」発言を 敢えて蒸し返している。 この記事から、ああ、自民党は前回の轍を踏まぬよう、今回、入念に最後の街頭集会の準備をしたんだ、というのと、籠池さんは、まだしつこく安倍さんにつきまとっているんだ、 ということが分かりますが、もう一つ、時事は安倍さんのこと、 つくづく嫌いなんだなぁ・・ということが伝わる記事ですよね。 人それぞれ感情があるわけで、どうしても自分の気持ちに近い方に 偏るのはしかたないとしても、選挙の報道は、徹底的シビアに 公平にして欲しいところです。 ただでさえ、今の選挙はパフォーマンス力が強い方が勝つわけです。 「民衆の心に訴える力がある」という言い訳で。 確かに演説が下手じゃあ、政治家は務まらないし、 訴える力、というのは大事ではありますが、我々民衆が 「訴える力」と信じてしまうことが、信念とか誠意とか正義ではなく、 裏にマスコミの印象操作が巧みに働いていたり、 事実の歪曲だったり、言葉の一人歩きだったり・・ が往々にしてあるから、困ったもので。 ようく思い出したいものです。 この政党、以前はこれと反対のこと言っていたよね、とか、 この人発言の中身を少しずつ変えているよね、とか、きれいごと言っているけれど、実現できるのとか。 地味でいいから、ちゃんとした人投票のポイントはそこだと思うんですけど、ね。
2019.07.21
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桜田義孝五輪相、とうとう更迭されちゃいましたね。 オリンピックまであの大臣でいることはない、と思っていましたから、 「ああ、そうですか」ぐらいの感想しかないですが、 まあしかし、お粗末な話で。 また野党が「総理の任命責任」と騒いでいますが、今回は 確かに無責任な人事だったことを猛反省して欲しいと思います。 私は桜田氏に一回だけしか会ったことはないですが、 強烈な印象で「こんなレベルの人でも国会議員になれるんだぁ~」とびっくりし、(根は悪い人ではないことは分かりましたが、しかし権力に弱い) だから大臣就任というニュースを見た時には、最初、 なにかの冗談かと思いましたよ。以前、このブログでも書きましたが。 1回会っただけの私ですらそれだけの印象を持つというのは、 政府サイド、議員さん仲間は、もっといろいろ分かっていたはずなのに、 それを様々な「政治家の都合」であの方に大臣のポストを与えた・・。 国政を舐めているし、国民を見くびっています。復興大臣を、いつのまにか、どうでもいいポストにしてしまっている。 自民党なのか、官邸なのか分かりませんが、 国政を担う重さを、もっと意識して欲しいものです。 単に人材がないのかもしれませんけどね。 ただ、桜田氏がとんでもない「復興軽視」「被災者の気持ちを分かっていない」 人だという非難は、当たっていないような気がします。 あ、擁護しているんじゃないですよ。 彼はそれ以前に、な~んにも考えていない。 最近マスコミの「切り取り」が顰蹙を買っているせいか、 今回、桜田氏の問題発言の全部を、テレビでは紹介していて、 実際どういう話をしたのか視聴者は詳細に知ることができますが、 彼は全く意味もなく最後に、付け足しのように 「復興以上に大事なのは高橋さんですので、よろしくお願いいたします。」 と発言しているんですね。 スピーチのまとめに、考えもなく思い付いた言葉を並べたら、 問題発言やっちゃった・・というのが分かる。 その前に更迭された塚田国交副大臣の「忖度」発言も、 野党はまた、モリカケ騒動の再来を期待して、麻生氏や安倍氏の関与を 追求するべし・・みたいなバカなこと言っていますが、 彼だってスピーチを追えば、「ここでちょっと面白いことをいってやろう」 で忖度という言葉を使っただけ・・という他愛無い失言だということが分かる。 擁護するわけではなく、国挙げて議論するようなことですらない、ということ。 マスコミは「ちゃんとスピーチ原稿をチェックする人がいないのだろうか」 なんぞと嘆いてみせますが、割と身近に議員さん達のスピーチを聞いて来た経験から言えば、 国会議員さん達って、応援演説とか挨拶程度のスピーチに原稿は用意しないし、 ほとんど何にも考えないで壇上に立つんですよね。 で、口から出る言葉を出るまま長々話し、なんとなくまとめた感じにしてしまう。 それで、なんとかなっちゃうわけです。 聴衆はおとなしく、ほとんど聞き流すだけだし、 なんとか大臣がしゃべった・・それだけでありがたがって納得してしまう。 議員さん達もそうだろうと思っているから、原稿なんか用意しない。 そんなもの無くてもちゃんとしゃべれる・・と自信たっぷりに、 文脈のいいかげんな内容のないスピーチを垂れ流し続ける。 それが政治の世界の現実なんですよね~。 極めていい加減。よって時々、チェックする人がいると、 たちどころに「失言」がクローズアップされてしまうことになる。 もっともテレビでもっともらしくコメントする方々だって、 ゼンゼン勉強していないし、テキトーに世間で言われていることを、 自分が知的に見えるように並べているだけ。 そういうのを熱心にみている我々も、その程度ってことなんでしょうが。 世間はすべてそのレベルで動いている。 恐ろしい話です。
2019.04.12
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英国が混乱している。 国民投票でEU離脱を決めておきながら、この期に及んで 離脱反対派の100万人を超える署名を集めたり大規模デモをやったり。 議会は議会で苦肉の策の離脱案を否決し、 今や、メイ首相降ろしが起こっているらしい。 メイさんにとっては「やってられないわよ」と腹立たしい限りでしょうね。 EU離脱なんてとんでもない・・と思っていたのに、 気が付いたら離脱に向けての最先鋒の役を担わされ、 苦労してまとめた離脱案は「そんなのダメだ」と却下される。 離脱延期を決めたところで、それを認めるのはEU側なわけで、 「なに、やっているんだか」でありますよね。 投票から時間はあったのに・・ほんと、なにをやっていたのだか。 そういうことに気付いているんだか、いないのだか、 この期に及んで「離脱は止めよう」なんて声を上げ出したりもして。 英国の最大の失敗は、EUを離脱するかしないかの大きな選択を、 安易に国民投票に委ねたことでしょうね。キャメロン氏の罪は深い。 大事なことだから民意に問う・・というのは正論であり、 一見、見事な民主主義に見えるけれど、私達は民意というものの、 いい加減さをよーく、分かっているはずなのです。 民意ほど気まぐれでいい加減で思慮に欠け、 何らかの先導に煽られ易く、風次第でいくらでも手のひらかえすものはない。 ・・ということをマスコミは絶対言わないし、 政治家が口にしたら大炎上でありましょうが。 実際、離脱に投票しておきながら 「だって、離脱するってどういうことか分からなかったから~」 なんぞと今頃になって言い訳している人は多いらしい。 私は過去、通算二十数年間の在外生活で何人もの英国人と接触してきましたが、 ほぼ全員というのが大げさでない程、知的で理性的で物事を客観的に見られ、ウィットに溢れる人達でした。 もっとも、ほとんどが外交官やその家族という、比較的知識層の方達だったせいもあるでしょうが、 他国の同レベル階層の人達と比べても、そこは「英国の質」に一目置かざるを得ないほどの、 格の違いみたいなものがあったものです。 だから今回のこの混乱ぶりを見るに、失望感は抑えようがない。 私は世の中が「物事を深く考えなくなっている」と危惧しているのですが、 英国よ、お前もか・・という印象。 ただ、他人事じゃない・・とも思うわけです。 だって、なんか似ているじゃないですか。 国会で繰り広げられている偽善に満ちた論争や、 ステレオタイプの報道や、考えの浅い街の声や・・。 英国の混乱を遠くからみることで、 日本の私達は学ぶこと多々であるわけで。 大事なことは、一時の気分や風で決めてはいけない。 まともな政治家を選んでおかなくちゃいけない。 ともかく、英国にはいい解決策に到達してもらいたいものです。 今更国民投票をやり直すことも出来ないだろうから、 潔く離脱して、英国流の生き残り法を探るしかないとは思いますけどね・・。はて・・どう切り抜けるんでしょ
2019.03.25
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安倍総理が民主党政権時代を「悪夢」と言った・・と 元民主党側の方々が大いに怒っているようです。 仲間内の自民党大会での発言なんだから、それっくらい言うでしょ、 と思うし、元民主党の方々はことあるごとに、罵詈雑言を発していたのだから、 「悪夢」ぐらいで怒っていてはバランスが取れない。 言った分、返って来るのは世の倣いです。それを岡田克也氏は、国会で「謙虚な気持ちで、総理ですから発言してもらいたいと思います。 今の発言、まったく了解できませんよ 取り消なさい」 と怒鳴ったらしいけれど、人間が小っちゃい小っちゃい。 私も民主党政権時代を「悪夢」だったと思っています。 政権誕生前から、民主党が政権を取ったら日本は大変なことになる・・ と危惧していましたが、蓋を開けてみたら実体はそれ以上で、 やることなすこと、国益に反することばかり。 このままだと日本はとんでもないことになる・・と私は海外在住でしたが、 日々、心配で心配でたまらなかった。 私が政治に関心を持つようになったのは、民主党政権のせいです。それ以前は、もっと政治に無関心なオバサンでしたよ。 自民党が必ずしもいいとは思いませんが、あの政党はひどかった。 その最大の要因は、トップに立った人たちがことごとく、 「我が身のアピール」、自分がいかにかっこよく見えるか・・を最優先にしたことです。 国政の長期的展望なんて、誰も持ち合わせしていなかった。 八ッ場ダム中止がそう。厚生省に乗り込んだ長妻さんがそう。 事業仕分けを牛耳った蓮舫女史その他もそう。 菅直人さんなんて、その最たるものでした。 事故最中の原発現場に、わざわざカメラマン連れて乗り込んで、 「かっこよく」現場に直行する総理大臣をアピールしようとした。 鳩山さんも、奥さん共々芸能人気取って、テレビに出ては、 はしゃいでいるだけだったでしょう。 それをメディアは批判すらせず「90日は批判しないものだ」と言い訳し、 むしろ拍手喝采、ひたすら民主党政権を持ち上げていましたっけ。 悪夢は民主党の政治家とメディアとそれに乗った国民で作り上げた。 あの時期、円高+株価最悪で、我が家のささやかな資産も、 半分以下になって、絶望的でした。あのまま民主党政権が続いていたら・・と考えるだけで背筋が寒くなる。アルジェリアの大使館にいましたが、本省から来る命令は、「え、なにそれ」と呆れることばかり。でも本省のお役人たちは手のひら返したように黙々と岡田外務大臣のしょうもない思い付きに従っていましたっけ。あの頃私は失望しかなかった。 民主党にいた方々は、「悪夢」といわれて怒る前に、 何故自分たちは見限られたかを分析し反省すべきです。 謙虚になるべきは、岡田さん、あなたの方で。 「悪夢」に噛みついている時間があるなら、 山積の重要課題をしっかり議論して欲しい。 それが元民主党、今の立憲周辺の方々の信頼回復、進む道だと思いますけどね。
2019.02.13
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政府が子連れ出勤を後押しするのだという。新たに「重点課題」と位置づけるのだという。 で、啓蒙活動などで推進する自治体への補助率を引き上げるという。 宮腰光寛少子化担当相が、子連れ出勤を実施する会社を視察し、 「赤ちゃんの顔が幸せそう。乳幼児は母親と一緒にいることが 何よりも大事ではないかと思う」 「(子連れ出勤は)新しい施設を整備する必要がなく、 企業の規模にかかわらず取り組むことができる。 想像以上に『これなら、どこでもできるのではないか』と実感した。 この取り組みをモデルとして、全国へ広めていければと思う」 と記者団に話したのだという。 この安易さ、実態を知らなさ過ぎに呆れるしかない。 これが、日本の『少子化担当大臣』の発言だなんて、 日本も、どうしようもないよね。 いや、緊急措置的に、子連れ出勤も認める社会 ・・というのはありだと思いますよ。 企業が職場に保育所を設けてくれるのも、いいことだとは思います。 また、子供がその辺をうろうろしていても仕事が出来るという 職場があったとしても、もちろんいいと思う。 しかし、国がそれを推進しようって、 政府は「子育て」の本質を全く理解していない証明でしかない。 子供なんて一瞬だって目を放せない生き物ですよ。 次の瞬間、何をしでかすか分からない。 たまに孫の面倒をみますけれど、数時間でもヘトヘトになる。 子育てって、片手間にできることではない。 かつ子供はほったらかしで育てるものではない。 遊び相手になってあげたり、本を読んであげたり、 外に出て駆け回ることも必要だし、草花と接したり、 縄跳びをしたり、砂遊びも水遊びも欠かせない。 じゃあ、職場にも保育スペースと保育士さんをちゃんと確保しましょう ・・とこの保育士不足だと騒いでいる時代に無理でしょ。 都会の場合、満員電車に子供を乗せるのか 毎日毎日、何回も乗り換え、混んだ中を一時間も耐えさせるのか そういった途方もなくたくさんの課題がある中で、 少子化担当の大臣が「これならどこでもできる」と 発言してしまうお粗末さ。 どうしようもないですね。 長年少子化問題を追及して来た産経新聞の河合雅司氏が、 「少子化を傍観してきたために、取り返しのつかない事態になっている」と 書いていますが、政府は口先だけで本気で取り組んできていないし、 いまだにこんな体たらく。マスコミももっと警鐘を鳴らすべきだし、 私達も、本気で憂うべき時なのだと思います。嵐の解散を日本中で悲しんでいるどころじゃない。まずは、少子化担当大臣をもっとましな人間に取り換えるべきでしょう。 安倍さんも、議員さん達も、もっとしっかりしてよ・・ と私はホント腹立たしい。
2019.01.29
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日韓関係が悪化の一途だ。 日頃は韓国びいきの各局も、さすがに韓国側の理不尽な態度に、 批難するしかない・・といった様子。 それでもTBSなどは「文大統領は反日ではなく、 中国や北朝鮮や米国との課題が優先で、日本に対しては 無関心なんだ」・・という解釈をしていましたっけ。 無関心なら、わざわざ日章旗に文句を付けさせたり、 レーダー照射したり、慰安婦合意を破棄したり 子飼いの弁護士最高裁判事にして、徴用工問題を再燃させたりしないだろうに。 ともかく困ったことに、韓国は「日本には何を言ってもいいんだ」 「むしろガンガン言うべきだ」と考えていて、かつトップの大統領は、徴用工問題にしても 「韓国の最高裁判決が日韓請求権協定に優先する」という解釈を 堂々と表明してしまうわけで、こうなったら議論にならないわけです。 よく考えてみると、条約を無視したところで、法の支配がない。 つまり相手国が当事国の合意を守る気がなくなれば、 簡単に放棄でき、その行為に対し、法的拘束する成文も機関もない。 「諸国民の公正と信義に信頼し」ようと憲法で謳ったところで、 相手国はせせら笑って無視するんですよ。それが世界なわけで。 何度も書きますが、私は各国駐在の際、いつも韓国の方と 一番親しくしてきました。本当は、日本人と一番息が合うはずなんですけどね。なんとも残念至極ですが、今の事態は、かなり深刻です。 いろんな人が今の日韓関係についてコメントしていますが、 「トップが話し合って」とか「お互い冷静に」とかをエラソーに並べるだけで、 解決に繋がるような意見は一向に出てこない。 そんなこと、誰でも言えるわい!・・でありますよね。コメンテイターって楽な商売だとしみじみ思ってしまう。 だったら、どうすればいいのか 思うにこういう人って、時々いるわけです。 権力者にはヘラヘラと言うままになるくせに、 ちょっと「気に入らないし、気が弱くてどうせ反発しっこない」と思う相手には、 身勝手な理論を押し付け、聞く耳持たず無茶苦茶を平気で押し通す人。 ちゃんと議論をしようとしても、独自の理屈をつけるので議論にならない。 そう言う人と、どう付き合ってきたっけ・・と考えてみるわけです。 まず、距離を置く。なるたけ関わらないようにする。 相手が何か喚いても無視する。 こちらが力をつけ、上手に付き合わないと損をする、と思わせる。 相手が頭が上がらない有力者と、こっちの方が親しくする。 味方を増やす。 有力者も味方と思う人も、世の中、簡単に掌返したりするので、 用心しなくてはいけないですけどね。 つまり、「徴用工問題は解決済みで、補償は韓国政府がすべきこと」 と言い張る。「慰安婦問題はすでに合意されている」と言い張る。 「レーダー照射は国際問題」と言い張る。聞く耳持たずで言い張る。 そして、経済的援助は引き上げる。 中国やロシアやアメリカやインドと親し気に付き合う。 時間は掛かるでしょうけれど、10年は強固な態度を続ければ、 韓国は態度を変えて来るのではないですかね。 少なくとも政府要人が「遺憾」を連発していて解決はない・・は確実だと思いますけど。
2019.01.15
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水道法改正案が成立するらしい。水道の運営権を民間事業者に売却する「コンセッション方式」だそうですが、生命にも関わる大事なインフラを、民間に任せていいのか と多くの人が不安に思う中、「待ったなしだ」と通すらしい。 入管法の改正も「人手不足は待ったなし」だと、かなり強硬に進めていますが、 水道を民営化にして失敗した国は多々あり、外国人を受け入れてにっちもさっちも行かなくなった国が大半な中で、いつも外国の真似ばかりしようとする日本が、こればかりは「海外では」を封印して、「いやこれは移民政策ではない」とか「民間に売却しても 施設を所有する自治体が事業の最終責任を持つから問題なし」だと 口先だけのきれいごとを並べているわけです。 待ったなしって、問題は以前から明瞭だったろう、と思いますけどね。 外国人受け入れも水道も、国の形を変える程の大きな問題ですからね。 目先の利益優先で決めてしまっていいのか・・と 国民は不安ですよ。 国力が落ちている。それは日本の誰もが感じていることだと思います。 その最大の原因は人口減少だと言いながら、少子化対策なんて 口先だけで、根本的な解決に向き合おうとしない。 人口減少も大問題ですが、国力を落としている別の理由として、 日本は知恵を働かせてピンチを逆にチャンスに持って行く・・ ということをしなくなったからではないか、と私は思うわけです。 安易な方法にすぐ飛びつく。 それを政治家が、ご自身の利益と政局に利用する。 人手が減るから安手の労働力を外国人から・・もそう。 多様な働き方をとかいった派遣制度もそう。 日韓問題は「冷静な判断を」とか言って正面から向き合わないし。 水道民営化も、50年以上も使って錆びついた水道管入れ替えに 膨大なお金が掛かることが、導入の動機の一つらしいですが、 全国的な水道工事を展開することで、経済効果を生み出すことを考えないのだろうか日本の技術力を利用すれば、効率的な工事、安心安全な水道管配備を創り出し、それがまた、世界に躍進するステップにだってなり得るでしょうに。 オリンピックや万博は、経済効果何兆円だ・・とかいうのにね。 明治維新の時、志士たちは外国に負けない・侵されない日本を と命を賭して知恵を絞ったのではなかったでしたっけ もしかして今は、それに並ぶくらいの日本の危機だと感じるわけですが、 現代の日本人、自分の名前を売ることばかりだったり、ハロウィーンで浮かれて車を倒したり、 誰も得しない煽り運転を繰り返したり、ですもんね。 気が重くなるばかりです。
2018.12.06
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外国人受け入れを進める法案を政府与党はなんとしても通す気らしい。しかし・・人手不足だ。だから外国人を呼んで単純労働を安価でやってもらう・・ って、ものすごく安易な発想であるわけです。 テレビを見ていると政府寄りのコメンテイターは、 「人手不足は深刻なんだから、一刻の猶予もない」と、 それしか解決方法がないような言い方をしています。 確かに安手の居酒屋の厨房を覗くと、外国人ばかりが働いているし、 建設現場でも、外国人の姿が目立つようになっています。 寿司屋をやっていた友人も(今は廃業したが)、人がいない、と いつも嘆いていましたっけ。 しかしそれは「安価な働き手」がいない、ということであり、 もう少し賃金を上げれば、まだまだ人出は集まるのではないか だって私の周辺、働く意欲も体力もあるのに、 働いていない人がいくらでもいますよ。 女性とか、定年退職者とか、若者も。 外国人だって人の子。いつまでも低賃金の単純労働の位置にいようとは 思っていないはず。当然上昇を目指すわけで、10年後、20年後、彼らは 日本人が今、就いている職の領域に入り込んでくるわけです。 とすると、はじかれるのは、我々日本人だったりする・・。 日本は少子化現象甚だしいわけですが、世界全体を見ると、人口は増加一方で、 もうすぐ100億人を超えるとすら言われている。 アジアの人達も、イスラムの人達も子だくさんですからね。 日本に居ついて彼らの子供がたくさん増えて、一方で日本人はどんどん減っていく。 今年の成人式。豊島区では出席の35%以上が外国人だったそうです。 さらに新宿区では40%を超えていた。 すでにそういう現実となっている。 そこにさらに34万5000人も増やそうとしているわけです。 おそらく一旦進めたら、それだけで済まないはず。 それでいい、というならいいですよ。 いずれ日本に住む人口の大半を中国やアフリカやアラブやアジアの人達が占めるようになって、これぞ、美しき多様化社会だ、と割り切るならそれでいいです。 でも、割り切って多様化を誇ろうとしていたドイツやイギリスやその他の国では、 すでに様々な問題が起こり、頭を抱えている現実がある。 今、移民政策(そうは言いませんが、これは移民政策です)を推し進めようと している人たちは、そういう未来まで視野にいれているのでしょうか とてもそうは思えない。ともかく、目先の「人手不足解消」をなんとかする、とそれだけ。 安易ですよね。あのしょうもないサマータイム導入の思い付きと、同列の発想でしかない。 きっと、経済界辺りから突かれているのでしょう。 でも、それって、経営者が得する話で、庶民が潤うこととは違う。 安価な労働力を確保できれば、日本人の給与も上がる事はなくなりますよ。 正社員を減らして派遣社員を増やしていったのと同じ発想でしかない。 そもそも、特定技能1号、2号って、何凄まじくいい加減な解釈じゃないですか。 一見、特別な能力を持った人達・・という風にみえるけれど、 よく聞いてみると、特定と言うのは、日常会話程度の日本語ができ、 言われた仕事をこなせること・・なんですね。 そんなの、いくらでも、どうにもなるじゃない・・と思いませんこれ、行政側のごまかしですよ。 とにかく、目先のことしか見ていない安易な発想と思慮不足で、50年後、100年後の日本の形なんか、考えてもいない。 私は非常に危惧しているのです。 なんにもできないことが歯がゆいばかりで。
2018.11.19
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国会答弁で、桜田五輪相の不安定さが露呈して、大きな話題になっています。海外駐在時代、研修旅行やら視察でいらっしゃる議員先生方と 直接お話したり食事をしたりの機会が結構ありました。 その程度の接触でも、直接話をするということで、 その方の人物像が、かなりのインパクトで分かるものです。 想像以上に頭の切れる人もいましたが、「こんな人でも議員になれるわけ」 と日本の政治家のレベルの低さに呆れるような人も、少なくはなかったものです。 その「こんな人でも・・」の上位5人に入るかな・・と今でも思うのが、 目下、国会答弁の拙さで総攻撃を受けている桜田義孝氏でありましょうか。 悪口になるので詳細には言いませんが、根は悪い人ではないけれど、 品格不足で、権威に弱く格下だと傲慢にふるまう人・・というか。 少なくとも頭の切れる人とは思えなかったものです。あれ? 私、ボロクソ言ってる ですから、今回、なんと大臣に就任しちゃったことには、 びっくりでしたね。TVのこっち側で、ええ大臣になっちゃうの・・と思わず声を上げてしまった。 一回会っただけの私がそう思うのだから、世の中、 同じように思った人は大勢いたのだでありましょう。 政権を叩くに格好のターゲットになる、ということで。 案の定、しょっぱなから失言だらけで頼りないことこの上ない。 野党もメディアも、ここから血祭 と喜んでいるのではないですかね。 ただ、この桜田氏叩き、客観的にみると、揚げ足取りの要素が強い。 レンホー女史のことをレンポーさんと言った、人の名前と言うのは重要だ・・ と激しく批難していますが、桜田氏にとって蓮舫女史は、名前を憶えたくもない 存在で、レンホウだろうがレンポーだろうがどうでもよかったのではないか。 1500億円を1500円と間違えた呆れたあり得ない・・とも批難されていますが、 即訂正しているわけだし、そういう間違いはニュースの解説者だってよくやっている。 確かに素人から見ても勉強不足で、大丈夫かいね・・というのはありますが、 かなりの「イジメ」的要素も含まれているわけです。 ま、相手が大臣なのだから、いいんだ、というなら、そうなのかもしれませんが、 最近の日本の「言葉尻叩き」体質が、そこには見える。 ちょっとした言い間違いをこそさら大袈裟に取り上げて、国全体で叩く・・という。 桜田氏を庇う気はさらさらないですが、その背景の危険さにも、 私達は気づいた方がいい。 もう一人、ボロボロに叩かれているのが片山さつきさん。 この方の場合は、また別の背景がありそうです。 東大法学部卒の元バリバリの大蔵官僚で、弁は立つ、頭はキレる、顔は売れている・・ この方が何故、今まで、大臣に任命されなかったのか。 私は不思議だったのですが、就任した途端にこのありさまということは、 政界の中では、片山女史の問題点は広く知られていたのでしょう。 もしかしたら「待ってました」状態なのかもしれない。 片山さんを叩き落す格好の機会がやってきたわい・・というような。 偶然にも、目下、叩かれているお二人は、どちらも二階派なんですね。 これ周到なる「二階幹事長の権力増大封じ」だったとしたら・・。 仕掛けた人は凄い、と思うけど、 まあ、そんな強かで緻密な策略を仕掛けるような、 日本の政界じゃあ、ないわなぁ。
2018.11.10
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私ごとですが、5歳の孫のお勉強を見ています。 今は、小学校に入る段階で平仮名は書けるようになっていないと まずいらしいので。 ついでに足し算もみているんですが、だんだん難しくなるにつれ、 孫もグズグズ言い出すわけです。「今日はやりたくない」とか。 「面倒だ」とか。癇癪起こしたり。 そういう時、一番効果的なのは、「分かった、じゃあ、 ちづちゃんは(孫にはちづちゃんと言わせている)もう知らない。 やらないならこのドリルは捨てるね。こっちも忙しいから 自分のことやらせてもらおう。あとは好きなように遊んでいなさい」 と突き放すんです。そうすると慌てて、 「ドリルやるやりたい」と言い出す。 おだてるより、怒るより、冷ややかに突き放すのが一番こたえるみたいです。 さて。韓国の最高裁が、戦時中に徴用されていた韓国人への賠償を 日本企業に命じる判決をだしました。 嫌な予感がしていたけれど、とうとうこうなってしまった。 当然、世論は「何、考えているんだ 韓国って国は」と怒り沸騰、 政府も一応「あり得ない」と毎度の「遺憾」よりは強い怒りの意志を見せています。 でもその一方で、毎日新聞のように 「日本も感情的な対立を招かないよう自制が必要だ」と 日本側の自制を促す姿勢を続けるメディアもあれば、 東京新聞は「過酷な環境で働かされたことを法廷で証明し、 謝罪を受けたいという原告の切実な思いがあるのだ。 原告の一人は『一日十二時間働かされた』と証言した。 国家間の協定の陰で後回しにされてきた心の痛みを無視できるだろうか」 と書いているようです。感情的になっているのは向こうだし、 この件の最大の問題は、両国間で「すでに解決した」と合意なっていることを、 あれこれ理屈をつけて、戦後70年も経った今になって、ひっくり返した・・ ということなのにね。 私は、長い在外生活で、いつも韓国の人達と親しくしてきましたから、 両国間のこの事態が残念でしかたないですが、しかし、慰安婦問題も合意事項を覆す、 大使館前の少女像も撤去しようとしない、自衛隊の旗にまでいちゃもんを付け・・ と最近の韓国の姿勢を見る限り、日本はそれなりの毅然とした姿勢を 見せなくちゃいけない局面になっているのだと思います。 で、やるべきことは、冷静に「じゃあ、そういう国とお付き合いするのは ご遠慮させていただきますよ」という態度を見せて、関わるのを避けることだと思うんですね。 5歳児と一緒だとは言わないけれど、それが双方にとって 一番の解決策になるのではないか。 感情的になっている相手には、距離を置くのが一番いい。 しかし、この件は韓国にとってもデメリットの方が大きく、なんの得にもならないと思うんですが、 どうしてこういう判決を出すようにしてしまったんでしょう 元韓国大使の武藤氏がTVで解説されていましたが、 この最高裁判事のトップは文大統領とツーカーの仲で、文政権誕生の時に、就任となったそうで。 つまり、政権側の意志が大きく働いた今回の判決ということらしい。 その背後で蠢いているのは、一体なんなんでしょ
2018.11.01
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自民党が、サマータイム導入の是非を検討する研究会を開き、「東京五輪での導入は困難」との認識を示したとのこと。まあ、当然だし、導入強行なんて暴挙に動かないだけの理性があってなによりではありました。しかし、遠藤利明・五輪組織委員会副会長は、「気持ちとしては導入したいが、物理的にシステムの問題や国民の反応を見ると、なかなか難しい」と未練たらたらの様子。まあ、発案した側だから、そういうしかないのかもしれないけれど、仮にも五輪大臣をやった人がその程度の認識なのかと、悲しくなります。ちょっと考えれば、五輪の暑さ対策のためにサマータイム導入なんて、愚策以外のなにものでもないのに。怖いな~と思うのは、発案があの森喜朗氏で、政界を引退した一老政治家の気侭な、全く科学的根拠もない思い付き(としか思えん)が、総理大臣を簡単に動かし、与党を動かし、日本中を巻き込むくらいの騒動にまでなってしまう、という現実でしょうか。産経新聞だって、当初は「すわサマータイム導入」と浮足立っていましたものね。なんか嬉しそうだった。国民も賛成多数だという、世論調査を持ち出すマスコミもあった。その後の世論調査では、反対多数になっていて、いったい、あの時期、誰がどういう風にあの数字を出して来たのかほんと、不思議。 五輪組織委員会に関係している人の話のまた聞きなんですが、森氏が何か言うと、誰も逆らうことはできない雰囲気があるのだそうです。なるほど、オリンピックの準備が、なにか、スムーズじゃないわけです。安倍総理だって、森さんの発案だったから、「検討を指示」したわけでしょ。しかし、町工場じゃあるまいに、一国の運営が一政治家の思い付きで左右されているらしい・・って恐ろしいことではないか。サマータイムがうっかり導入、ということになっていたら、とんでもない大混乱になっていたと思いますよ。デメリットだらけで、メリットなんか、ほとんどないのに。それを、森氏に、それこそ忖度して、国が動く。マスコミも、一時、「導入決定」みたいな調子で報道していましたし。政治家とその周辺にいる人達の、レベルが低すぎる。この件、「導入なんて、とんでもない」という国民のコメントが殺到し、それらを考慮しなくてはならなくなったのは、せめてもの幸いでした。国のトーンも一挙に衰えましたしね。それにしても・・と思うわけです。今回、分かりやすい暴挙だから、愚かさがよく見え、政治のレベルの低さが見えたわけですが、微妙な国際問題や交渉問題など、専門知識がないと判断に難しい多々の政策に関しては、私達は政治の決定の是非関して判断しにくく、抗いにくいところがある。どうしますその他の重要案件も、このレベルで政治的判断がなされているとしたら・・。しみじみ、政治家を、安易に選んではいけない・・と思いますね。もう、選んじゃっているけど・・。
2018.09.30
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自民党の総裁選がg近づいて、どうやら安倍総理VS石破茂元幹事長の一騎打ちになるらしい・・ということで、石破氏のメディアへの露出が目立っています。 今朝も『石破氏はゴルフやらない「その時間あれば地方に」』 の日刊スポーツのタイトルみて、おやおや・・と思ってしまった。 数日前もTV朝日の羽鳥さんのモーニングショーに出ていて、 玉川某氏、青木理氏とかの、バリバリの「反安倍政権」論客らから 持ち上げられて嬉しそうで、なんか、気味悪かった。 そういえば日刊スポーツも朝日系で、朝日は石破さん応援態勢にがっぷり突入、ということなのでありましょう。 おやおや、と思った記事は、石破氏が「自分もゴルフが好きだが、 かつて地元でゴルフをやって、『石破さんもいい身分だね。もうゴルフかい』 と言われたことがすごく響いて、次第にやらなくなった」 「総理がリフレッシュのためにゴルフをすることは、まったく否定しない」 が、「私は、その時間があったら、どこか地方に行けるよねと思います」・・って。こういうのって、なんか、嫌らしい。人間が安っぽいというか・・。休日にゴルフを楽しむことに非難がましいのも、人間が小っちゃい、と思うし、安倍さんが政界・経済界様々な人とゴルフやることで、人間関係を密にしていることは、明らかなわけで、一部の安っぽい風に乗ってのこういう発言は・・情けない。 何年も前ですが、石破氏に期待している時期がありまして、 石破さんのブログを毎日のように読んでいたことがあります。 ただ、世の中の動き加減で、おっしゃっていることが、そうっと いつの間にか変ることが多い。実に言葉が巧みなんで、フムフムと うっかり納得してしまいがちなんですが、ちょっとなぁ・・ と気になりだして、ブログも読まなくなりましたっけ。 今回、総裁選で厳しい状況だからか、モリカケ騒動を意識して、 「正直、公正、石破茂」をキャッチフレーズにしていますが、 そこかよ・・とがっかりでしたね。 野党じゃないのだし、日本の総理を目指すなら、もっと 大局的な視点でものを言って欲しい。 さらに気になるのは改憲のことで、石破氏は以前から 「9条の第2項を削除するべき」と主張されていて、 そこは、もっともだし、正論だと思うのですが、 「僕が総理になって国民を説得して、実現させる」 というわけではなく「でも、今は改憲の時期じゃない」 という結論に至るわけなんですね。 政治家がトップを目指すということは、理想の世の中を作るために 命を張る・・ということではないか。 最初から「でも、今は憲法改正はしません、時期じゃないから」 と逃げていては、話にならない。 分かりますよ、今は難しい・・ということは。 一字たりとも憲法を変えてはいけない・・と言い張る人達、 多いですしね。もう議論の余地すらなく、信仰のように反対している。 だから、理屈ではその通りなんでしょうが、トップを目指す人がその姿勢だったら、 世の中は絶対に変わらない。 朝日が石破さんを応援しているのも、安全牌だから、ということなんでしょう。 モリカケ騒動の中でも疑問だったのですが、石破さんが作ったという 獣医学部の「4原則」。あれで獣医学部の新設は出来にくくなったわけです。水戸黄門の印籠みたいに、出してましたけど・・。 つまり石破氏って「やらない」「動かない」ことは積極的にやっている。 しかも目指す政治が「正直、公正」だと。 こういう世論に媚びるフレーズって・・私は信用できない。 なんか、民主党政権が誕生した時と似ているじゃないですか。 政治ってのは、清濁併せ飲んで、何が何でも国を守って行く・・ という気概を見せてくれないと。 なんか、残念ですね。 どうしちゃったの、石破さん・・って印象。 安っぽくならないで・・と言いたいところです。
2018.08.23
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五輪組織委員会の森喜朗会長が、首相官邸を訪れ、オリンピック時の酷暑対策のために、サマータイムを導入することを要請したのだという。 これを受け政府与党は、政府提出法案ではなく、議員立法として 超党派で成立を目指すべきだという方針で、 議員立法として超党派での成立に向け、動くんですって。 で、与党では、6~8月を軸に数カ月間だけ2時間繰り上げる方向で検討に入ったらしい。 31年に試験導入して問題点を改善し、32年に本格導入する案が有力だという。 導入すれば、午前7時スタート予定のマラソンが、もっとも涼しい午前5時スタートとなり、 日が高くなる前にレースを終えることができる。 政府提出ではなく・・というところが、これ、反感買うだろ、 超党派でやらんと無理だろ‥的思惑が透けて見えますが、 それにしても・・バカか 政府は 自民党は 私達日本人は、オリンピックのために生きているわけではない。 私なんか、本音では、東京で開催することに何の興味もない。 酷暑の真夏の東京で開催する意味だって、全くない。 気候のいい10月辺りに動かせば、いいだけの話。 選手にも観客にもボランティアにも、主催者側の経費的にも、 全ての面でのメリットにもなる。 アメリカのメディアの都合らしいが、それって本末転倒でしょう。 その上に、オリンピックのために、サマータイムなんて、しんどくて 面倒で混乱するシステムを入れるなんて、ますます本末転倒で。 森さんがいかにも考えつきそうなことですが、国が一緒になって その気になって、どうするの・・じゃないですか。 サマータイムって、過去、何回か試みて定着しなかったですよね。 私は、世界各国で体験してきましたが、嬉しくないシステムでしたよ。 体が慣れるのに時間が掛かるし、体調は崩すし、ようやく慣れた頃、切り替えになるし。 切り替え当日は、社会は大混乱するし、家中の時計を動かすのは大変だし。 そういうデメリットを上まわるだけのメリットって、 あるような印象が全くない。1時間の時差だって、体を慣らすのが大変なのに、2時間差のサマータイムだなんて・・ 日本の社会で、夕方明るいうちにサラリーマンが帰宅するようになりますかいね。 結局、朝早く起きて、仕事に出かけ、暗くなるまで残業して・・と、 ひたすら就業時間を伸ばすだけに終わるのではないか 人間の体って、明るくなってから動き出し、暗くなって休むように 本来、出来ているんですよ。それを無理やり替えるメリットはほとんどない。 オリンピックの暑さ対策なら、競技のスタート時間を変えればいいだけの話だし。 ほんと、何を考えているのやら。 産経新聞は「五輪だけでなく、通勤・通学の酷暑対策としてサマータイムは切り札となる。 先の国会で働き方改革関連法が成立し、残業規制が強化されたことも成立に追い風となりえる。 第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストは、サマータイム導入で、 個人消費が押し上げられ、年間7千億円の経済効果があると試算している」とまとめています。 なんとしてもサマータイム導入したい人の、無理やり持ってきた理屈なんでしょうけれど、 個人消費が押し上げられる・・なんてないと思いますね。 なんたら金曜日の導入が、失敗に終わっているのがいい例だと思うけどね。 ・・ほんと、愚か。実現させる気だろうか
2018.08.06
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なんともモヤモヤと不愉快なのは・・ 参院議員定数を6増する改正公職選挙法が可決、成立した件。 え? 定数を減らすんじゃなかったの 減らすどころか、よりによって増やしちゃうわけ というのが、大方の国民の気持ちじゃないですかね。 私達は、国会議員がいい思いをしていることを知っています。 お給料もいいし、特権も多いし、どこに行ってもヘイコラされて、 日々、いい気分でもありましょう。 議員会館なんて、素晴らしくて、一度、あの中に事務所を持ってしまうと、 もう、絶対、この権利を失いたくない・・と思うに決まっている。 一方で、国会議員が(全部が全部だとは言いませんが)さほどの人達でもないことも、 見えてきてしまっている。きれいごとを並べて、言いくるめるのは 上手だけれど、所詮、我が身が大事が最優先じゃないの・・と。 2012年、民主党政権下だった時、当時の野田総理と安倍自民党総裁が 党首討論をして、13年の通常国会までに衆院議員定数を削減する約束をしましたよね。 その約束をもって、衆院を解散したいきさつを私達はTVで見ています。 その約束は、いつの間にか、先延ばしされ、今回は増員だと。 「これは参院の話です」とかの言い訳があるのかもしれないし、 「合区の問題を解消するため」という言い訳を振りかざすつもりでしょうが、 所詮、議員内互助会であることは、明白なわけで。 そもそも、参院不要論もある中で、かつ財政難で、少子化で人口そのものが減る中で、「定員を増やすことで一票の格差問題を解決する」というやり方は、 どうみても、自分たちに都合のいいようにやったね・・でしかない。 自民党もそうしたいのでしょうけれど、野党だって定数が増える方が 落選リスクが減るわけで、悪いわけがない。表向き、野党は反対していますが、 内実は、ちゃんと合意が出来ているのじゃないですかね。 分かりますよ。 国政という大きな器を考えれば、国会議員が数人増えようが小さなこと。 それで、地方の声が国政に反映されるようになるなら、国益ではないか ・・という意見があることを。 それが理論的だとしても、自らやるのは通らんでしょ。 財政難だといって、公共投資はなされず、堤防も橋も老朽化し、 災害の度に多くの犠牲者が出る今の日本。医療費は上がり、年金は減り、 地方は疲弊し、中小企業は次々と潰れ、サラリーマンは深夜まで働いても 給料は上がらず、非正規雇用が増える一方で、なんと、少子化対策で 移民を受け入れようとする・・そんな中で、自分達だけ、有利にしようと (実際、そういうことですから)国会議員が動いちゃ、いけないでしょ。 「それでは、国民の納得は得られない」と言っていたはずの小泉ジュニアも 賛成票を入れたとか。 なんかなぁ・・でありますよね。 こんなことをしていると、また、政権交代の気運が生れてしまうのにね。そうなると、また大混乱になるのに。
2018.07.20
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米朝首脳会談。共同声明の大方の評価は、 「北朝鮮に一本取られた、進展のない会談」のようです。 どうなんでしょ トランプ大統領と対峙した金正恩は、 いつになく、カチカチに緊張して、借りてきた猫のような、 入幕したばかりの新人相撲取り・・という印象でした。 会談場所に到着して、待ち受けた身内に囲まれた時の、金正恩氏の傲慢な顔と、トランプ大統領と会っている時の少年のような顔。 トランプ氏の方がはるかに余裕に満ち、一枚も二枚も上手だったし、 アメリカ側には国際社会が総出で味方に付いているのに、 結果は、北朝鮮の思惑通りとなるって・・本当だろうか 確かに、政治ショーそのものではありましたが、もともと、 今回の会談で、大きな進展は期待されていなかったはず。 ともかく、すぐにもミサイルを撃つと攻撃的だった北朝鮮が、 口先だけかもしれないけれど、友好的かつ公に非核化を明示した・・ これはやっぱり、一歩前進であることには間違いありません。 核兵器に関しては、北朝鮮がそう易々ときれいさっぱり廃棄するわけがなく、 そこはまだまだ長い道のりが必要なのでありましょう。 でも、アメリカ大統領が、「拉致問題をなんとかしろ」とともかくも口にし、 それを記者会見の場で世界に表明したことで、拉致問題の解決には、 案外と道筋ができたのではないか・・という気がしています。 少なくとも、米朝会談を経たことで、日朝間交渉に進められるわけですし。 これからは世界が見守る中で、拉致問題交渉が出来る。 道のりは険しそうですけどね。 今朝のテレビ朝日「モーニングショー」で、あのバリバリ反安倍政権の雰囲気の中、 テレ朝の記者が「ともかく、政治生命を掛けて拉致問題に取り組める政治家は 安倍さんしかいないわけですから、千載一遇の今、解決に向けて頑張っていただきたい」 と語っていて、ほう~・・とびっくりしました。 テレ朝でも、そういう解説をすることがある・・。 でも、その通りだと思います。 拉致問題は、日本が独自に動かない限り、解決するわけがなく、 「非核化の費用は韓国と日本が助けるだろう」なんぞとトランプ大統領から カードを投げられたことをむしろ奇貨として、ガンガンと乗り出して欲しいもの。 ここは右も左も関係なく、与野党協力し、 国挙げて「拉致した人たちを返せ」と 一大キャンペーンを張る時なんですが・・野党の連中は、それでもモリカケに終始するのだろうか 今が、最後のチャンスだと・・思うんですけどね。
2018.06.13
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立憲民主党の枝野代表は、6月20日の国会会期末に向け、 内閣不信任決議案の提出を検討する考えを重ねて示した。 ・・との時事の記事。 加計学園の問題や、「働き方改革」関連法案をめぐる 厚生労働省調査の不適切データなどを挙げた上で、 「一刻も早く国民の信を問え、(安倍晋三首相は)自信があるなら 堂々と衆院を解散しろと思っている」と述べたのだそうで。 もし、内閣不信任案を提出することを本気で考えているとしたら バカか君らは・・としか言いようがない。 時事の記事なので相当に野党に肩入れしている文章になるわけですが、 まず「加計学園の問題や」のそこからしておかしい。 大騒ぎして解散し、国民に信を問う程の問題ですかいな 野党といえど、国政を委ねられている国会議員の、しかも政党党首が 今、北朝鮮問題がどう動くか世界が緊張しているこの時期に、 解散だ、選挙だ、と言い出すところが、常識を疑ってしまう。 あの悪夢の民主党政権時代を体験しながら、いまだに 立憲民主党を支持している人がいるのも事実で、 (そこがどうしても私には不思議で仕方がないですが) マスコミも総勢力で加勢して、安倍政権打倒を目指しているようですけれど、 大半の国民は枝野さん達にもう一度国政を任そうとは、 思わないだろうし、その辺はご当人達も分かっていて、 虚勢を張っているだけなんでしょうかね。 本気で解散に期待しているとしたら・・かなり末期症状。 トランプ大統領が米朝首脳会談キャンセルを言い出したことで、 ノーベル平和賞も、みたいにおだてられ調子づいていた金正恩は、 相当ギクリとしたに違いありません。 トランプさん、なかなかやるじゃない、と私は感心したのですが、 「金正恩は頭がいい」などと持ち上げたマスコミは、 相変わらずトランプ批判に向けたい様子です。 一昨日だか、夕方のフジテレビのニュース番組で、 局の解説者が今回の会談取りやめについて 「これは北朝鮮の思惑通りなんです」 「アメリカは北朝鮮に詫びを入れることになる」なんて解説していましたっけ。 詫びって・・あり得ないと思うけど。 で、昨晩になって急に南北首脳会談を行って、 金正恩は米朝首脳会談に向けた確固たる意思を示したそうです。 南北高官協議も、開くことでも合意したとのこと。 だったら、会談をすっぽかしたりドタキャンしなければいいのにね。 ともかく世界の難局をなんとかここで、乗り切っていただきたいもの。 そして明瞭なのは、それができる日本の政治家は、 加計だ、解散だ、といまだ騒いでいる野党の方々では絶対ない・・ ということなんじゃないのかなぁ。
2018.05.27
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どうでもいい、っちゃ、どうでもいいことなんですが、希望の党と民進党が合流して国民民主党を結成し、 でも狙ったはずの野党第一党にはなれず、 松沢成文、中山成彬、恭子議員らが「希望の党」を引き継ぎ、 小池都知事は「こういう形で、分かれて活動するというのは大変残念」 「(自分自身は)都政にまい進させていただく。国政については関与を避けたい」と語ったそうです。 国民民主党なんて、なんとも落ち着きの悪い顔の見えない政党名でありますが、 この党も、おそらくいずれ分裂していくでしょうし、 希望の党残留組も、「日本のこころ」時代に、喧嘩別れした方々ですから、 いずれ、ますます小規模になっていくのでしょうし、 消滅の始まり・・という感じでしょうか。 私は希望の党立ち上げの最初から、こんな確たる政治信条もない、 にわか仕立ての政党が勢力を持つようでは日本もお終いだと、 危機感を持って行方を見守っていたクチですから、この結果に 「まあ、当然でしょうね」という感想しか持ちませんが、しかし、 希望の党の勢いを信じて立候補し落選した方々や、地方議員さんや、 希望の党に入れた1000万人位の支持者は、いま、どんな気持ちなんでしょ。 「(若狭さん、細野さん達の動きを)リセットして、私が立ち上げます」 と派手に「私」をアピールした以上、小池さんは彼らに対し、 言うべき言葉がもっとあるのじゃないかなぁ・・という気はします。 もう少し責任を感じて欲しいし、「残念」で済むことではない、と思うけど。 ところで、豊洲移転の件は、その後、どうなったんでしょうね。 一時、あれだけ毎日、地下水がどうの、水が溜まってどうの・・と 大騒ぎしていたマスコミは、一切忘れたように知らん顔で、 あんたらと小池さんで、ガタガタにした豊洲移転問題の、 後始末ぐらい、責任もって、ちゃんとせい・・と思いますけどね。 どこもここも、なんとも無責任。 でも、そういう人が生き残ってしまう世の中なんですよねぇ。 まったく・・。
2018.05.08
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麻生大臣の辞任を求め国会審議をサボっていた立憲民主党など野党6党は 連休明けに国会審議に復帰する検討を始めたそうです。 その理由、というより言い訳は、柳瀬元首相秘書官が参考人招致に応じるから、ということらしい。 あれ 麻生さんは辞めませんぜぃ・・と誰もが思うわけですが、 辻元清美国対委員長は2日、柳瀬氏について「一番いいのは証人喚問だが、 早く追及したいという気持ちもある」と述べ、 証人喚問じゃないけれど、まあ、いいや、という意思表示をし、 「今までは『対話のための圧力』だった。いろいろあったが粘って良かった」 と記者団に語ったそうです。 麻生さんは辞めないし、国会審議をサボる野党はどうしようもない、と国民の批判は強まるばかりで、 振り上げた拳をどう、降ろしていいか、困っていた野党が、 おそらく、自民党と裏で交渉したんでしょうけれど、 柳瀬氏の参考人招致、というところに落としどころを見つけた・・ というのがミエミエのなんとも、情けない話。 でも、辻本女史はそういう時でも、しゃあしゃあと、 「今までは『対話のための圧力だった』粘ってよかった」と言うのですね。 いやはや・・その面の皮の厚さには、恐れ入るしかない。 私だったら、とても恥ずかしくって、口にできません。 これくらいの図々しさを持たないと、政治家なんかやれないのかもしれない。 「市や県の担当者と会った記憶はない」と突っぱねていた柳瀬氏は、 「陳情の団体とは会ったが、その中に市や県の担当者がいるのは気づかなかった」 的な言い訳で、逃げることになるらしい。 ともかく、それで野党も国会に戻れるし、会った会わないの整合性も一段落し、 国会的には、やれやれ・・と落ち着くのかもしれない。 あっちのメンツを立て、こっちの立場も立て・・となんとも、面倒っちい所で ありますかなぁ・・というのが率直な感想。 まあでも、GWでTOKIO関係以外ネタ切れ気味だったワイドショーも、 また、モリカケで騒がしくなるのでしょう。 なんともはや・・という感じです。ここで北朝鮮関係で大きな動きでもあると、モリカケやMeTooなんかで騒いでいられなくなって、多少は日本の政治もメディアも引き締まるのかもしれないけれど・・。
2018.05.03
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日本中が注目したかのような、佐川財務省・理財局長の証人喚問、終わりましたね。見事に沈着冷静・理路整然、余裕さえあって、さすが、エリート財務省キャリア・・ と私なんかは、感心したのですが、 財務省をクビになった佐川氏が、政府への恨みと反逆精神で、 「はい、総理夫人の名前があったので慌てました」 「文書改ざんについては、官邸秘書官に『なんとかしろ!』と言われたからです」 と暴露する・・というシナリオを期待していた野党とマスコミは不満たらたらのようです。 丸川議員が、答弁を誘導しただの、疑問は益々深まっただの。 そして、いまだに「安倍昭恵氏を証人喚問せよ」ですと。 籠池氏にわざわざ会う、バッカみたいなパフォーマンスをしまがら、何ら攻撃材料も持てず、財務省の佐川氏からなにも聞き出せなかったのに、「指示はなかった」とはっきり否定された昭恵夫人を引っ張り出して、一体、何を聞こうというのやら きつい尋問に昭恵夫人が耐えられなくて「ごめんなさい、私のせいです」とか ポロリと発言してしまうことを期待しているんでしょうか。 マスコミも野党も、「やっぱり安倍夫人が諸悪の根源だ」と言っている人たちも、 申し訳ないですが、ほんと愚かだと思う。 国会での証人喚問で、これ以上、何か出て来ることが、あるとは思えないし、もっと、物事を客観的・大局的に見た方がいい。 国会を開くのに、一日3億円掛かるそうです。 モリカケ問題で、すでに1年以上、つまり300億円以上の税金と時間を、 無駄に捨てている事実を考えるべきです。 ネットでの発言にありましたが、日本の国家予算は100兆円を超えたそうです。 その中で、森友学園の8億円安く売っただのなんだのと騒ぐのは、 1億円規模の会社で、800円の買い物の是非について、会社あげて、 他の会議も放りだして大騒ぎしていることと同じことだと。 そういうバカげていることをやっている現実に目を覚まそう・・と。 誰かがこのことで、私腹を肥やしたわけではない。 あの籠池さんも、せっかく建てた学校は無駄になり、 開校を待っていた生徒や父兄は、行き所を無くしてしまった。 佐川局長も、職を失い、名誉まで傷つけられ、 連日連夜、マスコミや野党から攻撃や叱責や質問を受け、 財務省のお役人は、疲弊し、自殺者まで出てしまった。 安倍夫妻は、あることないこと、散々言われ、ほとんど人権侵害です。で、国会では他の議論が進まず、無駄に空回りしているだけ。 責めている気になっている野党もマスコミも、 (彼らはまだ、気づいていないのかもしれませんが) 無駄に誹謗し、騒ぐだけに終わり、国民に呆れられている。 この件で、「さすが、共産党、さすが立憲民主党 やっぱり 彼らに政権を任せたい」と思った国民がいるんでしょうか 日本のマスコミって、さすがだと、恐れ入った人がいるのでしょうかひたすらマスコミの下品さ・低俗さ・でたらめさが、露わになっただけではないか。 つまり、誰も得していない。 無駄に、国政を混乱させているだけのこと。 これでシメシメとほくそ笑んでいる人がいるとしたら、 自民党の石破さんと、あとは日本の弱体化を喜ぶ、 周辺諸国だけじゃないですかね。 今、この時期に、中国や北朝鮮や韓国を利することを、 国挙げてやっている・・って、やっぱり愚かとしかいいようがない。 そういうことに、気づこうよ・・と思うわけですが。
2018.03.30
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いまだ収まりそうもない森友学園騒動。マスコミも野党の議員さんも大抵の人は、安倍昭恵さんが、 役所に働きかけた事実はない、と分かっていながら、 「事実の解明が必要だ」「民主主義の危機だ」と騒ぎ立てることで ともかく安倍政権のイメージを落とし、出来れば政権打倒に繋げないと思っている。 だから、昭恵さんが野党の悪口コメントに「いいね!」した、とワッと騒ぎ、 お役人が自殺した日にパーティーに出席していた・・と非難し。 メチャクチャで、人権侵害の域だろうと思いますし、そういう手法って、下衆よね~・・と腹立たしいけれど、 世の中の反安倍気分造成には、大成功しています。 でも、これでは、安倍政権打倒には弱くって、 幸い、財務省が「公文書改ざん」したことを契機に、 安倍さん嫌いの方達の目下のシナリオは、 「改ざんを指示したのは、内閣の誰か」ということで安倍政権を追い込みたい。 佐川氏の証言に、大きな期待をしているのが、見え見えです。 それが無理なら「行政の長として、責任がある 内閣総辞職だ」 と持っていくしかないけれど、それだって弱いですしね。 あの削除された部分なんかを読むと、安倍夫人が感涙しただの、 どこそこの国会議員が学校を訪問しただの、どうでもいいようなことは 無駄に詳細に記載しているのに、あの土地がどういう土地だったか、 籠池氏がどういう人物で、どこからどういう圧力や脅しがあって ・・ということは書かれていない。いろいろあったでしょうにね。 要するに近畿財務局は、「安倍夫人が関係している」風を装い、 この案件を通したかった、とうことではないですかね。 本当にヤバいこととか、マル秘のことって、普通、記載しないでしょ。 そういうことはコソコソ、耳打ちして伝えていくもので。 つまり、かなり闇は深いんじゃないの・・というのが私の推測なんですがね。 まあ、ともかく、佐川氏の胸一つ、言葉一つで、 日本はまた、大きく動くのかもしれない・・。 それって、でも、恐ろしいことで。
2018.03.26
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小池知事主導の「結婚に向けた気運醸成のための動画」に関して、都議会の一般質問で、スポーツ紙に言わせると、『「おかしいだろ!」などの怒号が響いた』のだそうで。 この動画は、64年東京オリンピックを機に結婚した祖父母に思いをはせ、 結婚に踏み出すカップルを描いていて、最後に小池氏の声が 「東京2020オリンピック・パラリンピック、あなたは誰と観ますか?」 と問いかける内容だそうで、3000万円もかけて制作したのだとか。 こういう動画で「ようし、結婚するぞ」と決意する若者がいるとは考えにくく、 いつもの「ちょっと話題性のあることをして自分が目立つ」小池女史的 処方だなぁ、と思うし、これに関して「『行政が結婚を押し付けるな』との 批判が出ている」と責めた自民党都議も、目的は小池知事批判で、 しかも「との批判が出ている」という責任回避で、なんともなぁ、とも思うし。 少子化が深刻な課題となっている今、かつ、子育てという 大変な作業は、父親と母親が協力し合って行うのが最良である以上、 行政が押し付けようが、なにしようが、あらゆる手段を使って、 若者世代が結婚する気になる方向へ持って行くのが、政治の使命でしょう。ですから「結婚を希望しながら一歩を踏み出せないでいる方の後押しをすることとも重要」との小池知事の意見は、その通りであり、都議会・都庁をあげて、がむしゃらに知恵を絞って本気でやってもらいたいもの。我が身のアピールでもなく、知事攻撃でもなく、 議会で権力争いしていないで、どういう方法が有効か、 もっと真剣に考えてよ‥と思いますね。私の周辺でも、30代40代になって、結婚は意識しているけれど、 「これ」という相手との出会いがない、とぼやいている人多いんですね。 彼らの背中を押すのは、やっぱり、周囲のおせっかい、世話焼きが 必要なのだろうと。どうも、日本全体に、「それぞれの生き方があるのだから、余計な口出しはしない方が‥」的価値観が大勢を占めるようになって、結婚しにくくなったことがあるのじゃないですかね。かくいう私も、口出ししなくなくなっちゃってますが・・。ところで、最近の都知事関連の記事を読むに、どうも小池女史の冴えない顔が目立つ印象です。そういう写真を使われがちになっているのか、実際に、冴えない顔をしていることが多くなっているのか・・。(写真は、敢えて、冴えない顔を載せましたが)まあ、満面の作り笑いは、正直、嫌いですが、あまりに冴えない顔ばかりだと、心配になります。健康は笑いから。まずは健康大事に、願いたいところです。
2018.03.03
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希望の党の執行部が、小池百合子前代表に離党を促す調整に入る方針・・との共同通信の記事。 結党メンバーの松沢成文参院議員らと党を分割する「分党」も視野に、 将来の党名変更も検討するんですって。 凄いわねぇ~、この仁義なき人達の動き。 玉木代表らは政党支持率が1%台に落ち込んだままの現状を深刻視して、 「排除の論理」を振りかざした小池氏の影響は、少なくないと見ているのだとか。 つまり、支持率が1%になったのは、小池さんのせいで、小池さんのイメージさえ払拭すれば、 人気出るはず・・と考えた、ってことなんでしょう。 「どうしても希望と聞くと小池氏の党だ。それとは違う『玉木カラー』を出す」ですって 玉木さんって、玉木カラーで支持が上がるなんて、思い付くところが、凄いというか、無神経というのか。 この無節操さに、呆れるしかないですが、今の希望の党の幹部の方達は、その辺、気づいていないんでしょうね。 私は都知事選の時から、反小池派と言いましょうか、小池さんじゃダメでしょ・・ と言っていたクチですから、希望の党を立ち上げられた時も、こんな党が、 うっかり政権を取るようなことがあれば、日本は終いいだ・・と 本気で心配したものでした。 まあ、幸い、メディアが小池さんを見限ったこともあり、 今の結果になり、ですから、この党がどうなろうと、 どうでもいいんですが、それにしても・・と思うわけです。 小池さんが提示した条件を飲み、踏み絵を踏んで入党したわけでしょ。小池さんイメージで当選できると、大の大人が尻尾を振って、勢い込んで入党したんでしょ。 それが今になって「小池さんじゃ、イメージが悪い」という理由だけで、 離党を突きつけ、意見の合わない創設メンバーとは別れ、党名まで変えるつもりですって。 一方で、創設メンバーと言われる政治家さん達の影の薄いこと。 なに、この集団はではありませんか。 こんな無節操な党が、この先、発展するとは思えないですけどね。 ま、正直どーでもいいことですが、なんか、あまりの無節操さに、一言、言いたくなりました。 しかし、この動き、小池女史には、案外プラスに運ぶのではないか 離党を突きつけられた元代表、希望の党の今の幹部ってひどいよね、 小池さん可哀そう・・という空気が盛り上がれば、 少なくとも、この先知事を続けるには、有利に働きそう。 知事に専念、というイメージもより濃厚にアピールできますしね。 私は、知事を続ける前に、豊洲騒動の責任と始末をちゃんとつけて欲しいと思っていますが。まあ、実におぞましきは、政界闘争・・でしょうかね。怖い怖い。
2018.01.26
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今朝の産経の一面トップに、安倍総理が平昌五輪の開会式に出席の意志・・の記事。その機会に文在寅大統領と会談し、慰安婦問題をめぐる日韓合意に関し、 文政権の新方針を「受け入れることはできない」と直接伝えるんですって。 要するに、やっぱり、開会式には行くことにしました。 でも、その機会に、しっかり文大統領に抗議しますからね。 その方が、国益でしょ・・ということを言いたいらしい。 記事は「産経新聞のインタビューに答え」とあって、安倍総理への単独インタビュー企画記事も載っているので、その話は産経にだけしたのでしょうか その辺は分かりませんが、産経は一気に、安倍さんの訪韓は、 「直接抗議をするためなのだから、意義がある」的立場に変えたらしい。 おそらく。与党内あるいはアメリカや韓国関連団体などの、様々な圧力、 ないしは、政治的かけ引きが背後にあって、その結果の訪韓への方針変更なのでしょう。 なにか言い訳を考えないといけないので「直接会って抗議をする」を付けた。 「政治とスポーツの祭典は別」という、もっともらしい理屈もつけるのでしょうけど、 韓国と北朝鮮が思いっきり政治利用している最中、あまり説得力はない。 しかし、本当に抗議の姿勢を見せるなら、首相は欠席し、誰かに「抗議」の書簡でも持たせた方がより強い意志を示せることは明白で、これはやっぱり、安倍さんの弱さを見せてしまったというしかない。 しかし、これは間違った決断だと思いますね。 韓国で、韓国主催の祝典に参加して、たとえ、まっとうな抗議をしたところで、 韓国サイドにいいように使われるに決まっている。 アメリカですら、まんまと慰安婦の女性とトランプ大統領が 親し気にハグする写真を全世界に発信されたではないですか。 お祝い事だから、終始渋い顔をしているわけにもいかないし、 相手がニコニコと握手を求めてきたら、安倍さんのことだから、 思いっきりニコニコと応えるに決まっている。 それは、「ああ、何だかだ、言っても、日本は文大統領の遺憾の意を 受け止めているんだ、韓国に負い目があるんだ」というメッセージを 国際的に発信することになるのではないですかね。 しかも今回は、北朝鮮の参加が、どうやら最大のイベントになっていて、 例えば、例の美女軍団の美女たちを、安倍さんが 嬉しそうに見ている写真か映像でも撮られたりしたら、 ほとんど、彼らの思うつぼにはまってしまうことになる。 アメリカもフランスもロシアも中国も、トップは出席しないというのに、 何が悲しくて、散々コケにされている最中、日本の首相がノコノコ、 開会式にまで足を運ぶのか・・。 情けないというか、愚かな選択としか思えない。 慰安婦問題は、これでますます、収拾付かない方向に行きますよ。 そんなことは、どうでもいいと、ご自身の目先のことしか考えない 政治家さんが大勢いるのでしょうねぇ・・。 残念です。
2018.01.24
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今朝の産経新聞を読んで、呆れたというか、びっくり!超党派の日韓議員連盟と韓国側の韓日議連が合同総会を開き、共同声明を発表したものの、慰安婦問題をめぐる日韓合意の履行を求める文言を、敢えて盛り込まなかったのだとか。 「韓国の政権交代による国民感情もあり、配慮もしなければならない」 だからだそうで。 日韓議員連盟の連中って、バカなの 日韓合意は国同士の約束事じゃないですか。 曖昧な内容や成文化されなかったことに、大いなる不満はあったものの、 まずは前進、今の精一杯の前進だと、多くの日本人が見守ろうとしたものです。 ところが、約束の10億円はきちんと韓国側に渡ったにもかかわらず、 撤去するはずの慰安婦像は撤去されず、それどころか、 新たに総領事館前にも建てられ、世界中に次々と建てられ、 トランプ大統領訪韓の折には、これ見よがしに慰安婦だったお年寄りを大統領主催の歓迎会に招きトランプ大統領とハグさせ、その写真を世界中に配布するという、稚拙な嫌がらせを 平気でやらせてしまう情けない現状です。 そういうことに対し、抗議もできずにヘラヘラ愛想笑いして 相手の意向を組み入れちゃった、ってことでしょ。 日本の国会議員って、どうしてこうも、情けないのだか。 ゼンゼン難しいことではない。「約束は守ってください」・・というそれだけのことが、何故言えない国際関係というのは、目先の甘っちょろい友好を優先させることではなく、言うべきことははっきり言わないと相手には通じない・・ということが、どうして、分からないんでしょう 日韓合意に持っていくまでに、大変な水面下の駆け引きがあったのだと想像しますが、 その努力を、国会議員たちが我が身の損得のために、簡単になし崩しにする・・。 腹立たしくも情けない話です。 彼らは、世界中に、存在もしない「性奴隷」と謳った像が ニョコニョコ建てられつつあることを、そのために日本人全体が あらぬ不名誉を未来に渡って負い、在外で暮らす子供達までいじめに遭っていることを、 議員としてどう、説明するのか。 きちんとお一人お一人に語ってもらいたいものです。 日本のマスコミも、貴乃花親方の心情を毎日毎日、忖度している暇があるなら、 こういう問題に目を向けるべきだろうと思いますが・・ 日本のマスコミは、敢えてそんなこと、しないのよねぇ。 こうやって、せっかくの日韓合意も、韓国の思うままに、 なかったことにされてしまうのでしょうか。 日本人って、お人よしすぎるのか あるいは愚鈍なんでしょうかね。 ほんと・・情けない。
2017.12.12
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熊本市の、若い女性市議が、議会に赤ちゃんを連れて来た・・ ということで、物議をかもしていますね。 非常識だ、議員なら保育園にも楽々入れるし、シッターだって悠々雇えるだろうが、 というのと、こういうことを容認する世の中でないと。海外では認めているよ・・というのと。 この市議さんの場合、多分に政局的行動だったようなところもあり、 その意図に乗せられるのも、と思うんですが、いろいろ思うところもあって・・。 息子が1歳か2歳の時でしたから、今から35~6年も昔、 私も社内旅行に息子を連れて行ったことがあるんです。 そういうことでは、アグネス騒動よりさらに前、子供同伴騒動の、私、さきがけというわけでして。 土日の部内の社員旅行ですから、子供がいるから、と不参加にしても問題はなく、 夫に押し付けて出かける手立てもあったのですが、たまの休みは子供と過ごしたかったし、 職場に連れて行くのではなく、お遊びの場なのだから問題もないだろうと考えたのでした。 往復は息子を乗せて自分の車を運転し、ちゃんと幹事さんの許可も得、結果的に息子がぐずったり泣いたりすることもなく ほとんど誰にも迷惑を掛けなかった・・と思われる行動だったんですが、評判悪かったですね。 行ってみると、私と息子だけ布団部屋みたいなところに隔離され、 宴会にも、息子を寝かしつけてから参加、という条件でした。 それでも、「こういうことをみんながやり出すと混乱を招くだろ」 「おとなしくたって、赤ん坊がいるのは、周りが気を遣うし、うっとうしい」と冷ややかな空気、この上ない。 なるほどなぁ、とその時思いましたね。 当人にはかわいい子供でも、世間もかわいいと思うとは限らない。 世の中は、むしろ他人の子供は、うっとうしい、と感じているものなんですね。 確かに飛行機のエコノミークラスに乗って、すぐ近くに子連れの家族が座って、 子供がぐずってギャーギャー泣いたりすると、ああ、参ったなぁ、と思いますものね。 もちろん、お互い様だから、何も言いませんが、嬉しいことではない。 で、私が学んだことは、周囲が「迷惑だ」と感じるなら、なるたけ迷惑を掛けない方がいい。 わざわざ社員旅行になんか連れて行くものではない、ということです。 熊本市議会のママさん議員さんの場合、議会に連れ込まない手段はいくらでもあった。 臨時にシッターさんを雇えばいいし、さっさと保育園に入園することだってできた。 議会の間だけなら、見てくれる人はいくらでも探し出せる。 議場で、子供がぐずったり泣いたりすれば当然ながら、例えおとなしくしていたとしても、 他の議員さんは、気が散るに違いありません。 他人の子を「かわいいかわいい」とずっと相手出来る大人なんて、 そう、世の中には、いない、ということを、やはり気づいておいた方がいい。 もちろん、ママさん達は堂々と子連れで交通機関を利用し、 堂々と保育園増設を要望し、堂々と社会参加するべきです。 ただ、無理やり意図的に「母親の権利」を振りかざさない方がいい。 子供は国の宝だけれど、物理的にはやっかいで煩い存在だ、ということを ちゃんと心得ておいた方がいい。 そういう意味では、熊本のママ市議さん、ちょっと フライング、やり方を間違えたかな・・と年長者になった私は思いましたね。
2017.12.04
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小池さん、「希望の党」代表を辞任してしまいましたね~。 代表でいても、今後、希望の党が大きくなって政権をとれる見通しは全くないし、 今や完全に名前だけ替えた民進党となった政党で、 敗戦の責任を責められ続ける針の筵状態を考えれば、 さっさと投げ出して、離れよう、と思うのが当然のような気がします。 しかし、振り回された議員さんや関係者、有権者は 「あの喧噪は、なんだったんだ」・・と呆然でしょうね。 今更「都知事に専念する」って言っても、あなた、何回、その台詞いいました で、何回、裏切りました・・ってなもんだし。 普通、政党を立ち上げる、というのは、妥協できない政治信念があって、 その実現のために、仲間を募り、増やし、一緒に戦っていこう・・ ということが基本なんでしょうに、その基本の政治信念は、どこに行ったの そもそもあったの・・ですものね。 よくもまあ、有権者もマスコミも政治家さん達も、振り回されたもの。 責任は小池さんにあり、というより、勝手に振り回されたこっち側だと思いますよ。 私は終始、反小池側でしたから、小池さんをかばう気はさらさらないですが、 しかし、公明党は、「これまで小池知事寄りのスタンスを取ってきたが、 これからは是々非々でやっていく」と、「都民ファーストの会」との 「知事与党」関係を解消する考えを示したそうですねぇ。 小池人気をあてにして、ヘイコラすがってきた議員さん達も、 今や、エラソーに小池さんを悪しざまに言うばかりだし、 世の中ってほんと、人は強いものにはひれ伏し、ご機嫌を取り、風向きが変わると、さっさと手のひら返すものなんですねぇ。 なんとも・・悲しいことで。 ところで気になっているのは、中山成彬・恭子ご夫妻。 完全民進党となった希望の党で、お二人はどうやって行くのでしょ。 議員ポストにさえ就ければ、それでよし、ってなことなんでしょうか。 まあ、希望の党は、この先、分裂していくのでしょうから、 自民党に入る準備でも始めているのかもしれません。 なんかねぇ。 政治の世界って、見ていて面白いけれど、 なんとも、魑魅魍魎、殺伐でありますよねぇ
2017.11.15
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トランプ大統領のアジア歴訪が話題です。 この機会に、習主席は最高級の待遇でもてなし、ご自身の力を世界にアピールし、 この機会に、と韓国は、たった1回の晩さん会に慰安婦だった女性を招き、 トランプ大統領とハグする写真を、大々的にまき散らしました。 中央日報は「安倍氏にひと泡吹かせた1枚の写真…トランプ氏、慰安婦被害女性を抱擁」 と報道。トランプ大統領と慰安婦の李さんのハグ写真は、日本のどの新聞も使っていましたから、 晩さん会の報道写真として、これがメインで配信されたのでありましょう。「マスコミはこれを、使え」という風に。 これ、おそらく、入り口で晩さん会の客を両国大統領が出迎える、というシーンの写真で、 次から次へと入場する客を、相手が誰だか分からないまま、並んでベストコンベアー式に挨拶するという場面のはず。この年配の女性が日韓間でしこりとなっている、慰安婦問題の当事者、ということを、 トランプ大統領は気づいてもいなかったのではないですかね。 で、映像で見ると、李さんからトランプ氏の背中に手を回し、しかたなく、トランプさんもハグの形をとったけれど、なんか、相手の腕をつかんで、そこで体裁だけ整えた、って感じ。まあ、88歳の見知らぬバーサマ相手に、ほっぺたにチュなんて、したくもなかったのでありましょうし。 私も昔、大使館主催のレセプションで、こういう感じで来客を迎えたものですが、 握手にするか、おじぎにするか、ハグするか、言葉を交わすだけか・・というところはビミョーで、 相手の出方に従うところが、多かったですよね。 日本人同士だと、お辞儀で済まし、日系の方だと握手。ラテン系の女性だと、ハグされることが多かった。 女性からハグを求められたら、男性は応えるのが礼儀ですから、トランプさんはそれに従ったのでありましょう。 で、まんまと韓国側の思惑に乗せられ、構えていた(多分)カメラマンにばっちりその瞬間を撮られ、 それが世界中に配信された・・。 どこの国も強か、ということなんでしょうが、これ、韓国サイドに得だったのかどうか 日本では大ヒンシュクですし、トランプさんも、してやられた、と不愉快だったのではないですかね 米韓関係にプラスになったとは、とても思えない。 それはともかく、私が興味深いのは、大統領夫人・メラニアさんの様子です。 なんだか、どんどん、つまらなそうな顔で映ることが増えている。 首脳と会っている時も(皇后陛下と会った砥いですら)平気で足組んで座っているし。 正直、もう、いい加減うんざりなんじゃないですか よく分からない外国の連中と、歯の浮くようなつまらない会話を交わし、 面白くもないセレモニーに付き合わされ、もう、いいかげんにしてよ・・というような。 さっさと帰国して、NYのご自宅で、昼ドラ見ながら、 スタバのカフェラテでも飲みたい、と思っているのじゃないですかね。 アメリカのファーストレディになって、あのスタイルと美貌で、その気になれば、 ほんの少し、ニコニコと愛想を振りまくだけで、世界中の注目を一身に浴びることだってできるのに、その気はないのでしょうね。 ところで気になっているのですが、メラニアさん、いつもピンヒール履いて。 まあ、国賓である以上、ピンヒールで優雅に歩かなくちゃまずいでしょうが、 故宮美術館をじっくり案内されたようですが、足が痛くなったのではないか。 歩いていて、くぼみにあのヒールの先が刺さって困ることはなかったのか 中国ではメラニアさん、かなり頻繁にトランプ氏と腕組んだり、手を繋いだりしていますが、「ここで仲良しぶりをアピール」ではなく、単に、足が痛くなっただけでは・・と私は睨んでいるんですけど。
2017.11.09
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自民党が安倍総理をキャラクター化したLINEスタンプを作ってそうです。「思ったより使える♪総裁スタンプ」と題して、目下配信中。 自民党の公式LINEアカウントを「友だち」に追加すると、 無料でダウンロードできる・・とのこと。 この記事に対し、コメント欄はボロクソですね。 こんなくだらないことに時間と税金を使うな ちょっと選挙で勝ったからって、調子に乗るな。 そんな暇があるなら、拉致被害者や、貧困家庭のことを考えよ。 謙虚さが足りない。 誰がこんなもの、使うか・・などなどと。 厳しい、厳しい。 民主党がユルキャラ「民主君」を作った時は、こんなにも 批判はなかったような気がしますが・・なんででしょ。 私はこれ、広報戦略として十分ありだと思いますけどね。少なくとも、民主君より、よほどいい。 おそらく、ネットをどう活用するか、というのは、古い体質の政党には頭の痛いところで、 しかし、若い層によりアピールするためにも、なんとかしなくちゃならない・・ というのが、現実なんだと思うんですね。 で、親しみやすさから入ろうとすれば、ありなんじゃないですか。 有権者もキリキリ感情的にならずに、総理スタンプで遊べる・・って 面白がればいいのにね。 本当は、小泉進次郎スタンプとか、トランプ大統領とのゴルフスタンプとかだと、 もっと受けるんでしょうが、さすがに、そこは出来ないでしょうし。 ま、絵にはならないけれど、安倍総理で・・ということなんでしょ。 あの国会見学をすると売っているらしい、政治家キャラクターまんじゅうと同じ発想 そういうことで、多分にミーハーですが、私もダウンロードしてみました。 かわいいキャラじゃないけれど、何かに使えるかも・・という印象。 ただ、私の友人知人は、護憲派・安倍さん嫌い・立憲民主党あるいは 共産党支持・朝日新聞購読者がとっても多いので、 (よって、お互い、あまり政治の話はしないよう心掛けています) うっかり使うと、顰蹙買うかな、使う機会あるかな・・というのはあります。 これ、希望の党が躍進していたら、百合子スタンプ作ったと思いますよ。 立憲民主党はエダノンスタンプ、すでに配信準備しているのかもしれないし。 新たなネット戦略時代に入った・・そんな気がします。 ま、今のところ評判が冷ややかなのは残念ですが。
2017.11.01
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希望の党の当選者や落選者から、小池批判が高まっているらしい。 落選した「落下傘候補」のある女性は、小池さんの応援も来ないし、 党から何の助けもなかった・・と愚痴っていましたし、 柚木道義氏なんて、希望の党枠で比例当選できたにもかかわらず、 「『血が流れる』ではなく、血しぶきが舞い散る選挙だった」 「排除の論理によって逆風となった」とガンガン批判しているようです。 私は、都知事選の時からずっと小池さん批判派で、 庇う気はさらさらないですが、でも、そこは違うだろ~・・と思いますよね。 にわか仕立ての党が、新鮮な政策も際立った政治信念もなく、寄せ集めの新人と当選したいだけの民進党の候補者を立て、 小池人気という、得体のしれない「風」だけが頼みで 圧勝できると考えた方が、甘いし、おかしいでしょ。フツー。 新党作って大勝する、というのはほとんどリスクだらけの大きな賭けであり、 その賭けにあなたらは賭けて、負けただけ、の話。 小池さんが「希望の党から出馬すれば、当選間違いなしよ」と保証したわけでもない。 目下テレビでは、評論家や元民進党の方々が、「排除発言さえなければ、 政権だって取れたのに」みたいなことを盛んに言っていますが、今だから勝手なことがいえるだけで、 これもまた、違うだろ~・・その2ですかね。 「最初の3日の勢いは凄かった」というのが、その根拠らしいですが、 少し考えれば、むちゃくちゃな新党立ち上げだということが分かりそうなのに、 取りつかれたように、小池氏仕掛けの流れに、政治家もマスコミも乗ろうとしただけで、 でも、そんな薄っぺらの流れ、必ずボロが出て来るもので、 案の定、そういう結果になった、と言うだけの話。 排除発言があってもなくても、結果はそう、変わらなかったと思いますね。 国民はそんなに愚かじゃない・・多分。 違うだろ~その3・・だと思うのは、小池さん。パリから帰国して、希望の党の議員懇親会で、しおらしく謝罪されたそうですが、 まあ、それはそうかもしれないけれど、まず謝罪すべきは都民に対してじゃないですか。 都政、ほったらかして、この1か月国政選挙にうつつを抜かし、 結果、かき回しただけで終わってしまった。 あんた、何やっているのよ・・じゃないですか。 都民は知事に、総理大臣になって欲しいなんて、思っちゃいないわけです。 しっかり確実に東京都の行政をやってもらいたいだけ。 迷惑なこと、この上なかったわけで、まずは、 あなたを推してくれて都知事の地位に座らせてくれた 都民に謝りなさいよ・・とどうして誰も声にしないんでしょ。 立憲民主党が筋を通した政党みたいに言われているのも「違うだろ~」だし、 希望の党がいつの間にか民進党そのものになってしまっているのも「違うだろ~」だし。 なんだかモヤモヤと腹立たしい昨今です。 まあ、どうでもいいと言えば、どうでもいいんですけれどぉ。
2017.10.27
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衆院選は与党圧勝の結果となりました。 北朝鮮危機を筆頭に国際問題が山積する中、安定与党確保で、なによりでありました。 マスコミは朝から「希望の党失速の原因はなにか?」をテーマに盛り上がっています。 小池さんネタというのは、どう転んでも美味しいのでしょう。 大方の見解は「排除」「さらさらない」発言がいけなかった、あそこから風向きが変った、と、 街のおばちゃん達の「あれは、ないわよねぇ」なんて声を取り上げたりし、 希望の党で出馬した方々の「あんな排除の態度を見せるからいけない」との恨み節を伝えています。 もちろん、あれらの傲慢な発言も失速の大きな要因だったでしょうが、そうだけだろうか・・。 そもそも、総理大臣になりたい野心家女性の、空気みたいな人気だけを頼りに、 何の議論も積み重ねていない、見てくれだけのしょうもない公約を並べ、 実績のない、寄せ集めの素人候補者を、しかも地の利も何もない選挙地に立たせ、資金もない、支援組織もない、 国政に目指す信念もはっきりしない(ただ安倍一強を倒せ、だけでしたしね、結局)、 党首以外、役職も決まっておらず、規約も党是もない、政党として機能していないにわか仕立て、 街の小売店みたいな党が、政権を取るなんて・・考えることすらおかしいでしょう。 日本国民も、そこまで愚かじゃない。こういう結果になることは、当然だったと思いますけどね。 まあしかし、風というのもおかしなものです。 希望の党の候補者が街宣中、街のおばちゃん達が「なんで、あんな党から出ることにしたのよ」 と苦言を呈している映像を見ましたが、そのおばちゃん達は絶対に、都知事選の時も都議選の時も、 「小池さん、最高」と応援していた方々なんですよね。 風の怖さというのか、マスコミの印象操作の怖さ、と言いましょうか。 ま、ともかくも結果は出たわけです。 あとは、希望の党がこの先どうなるか、が興味の対象でありましょうか。 小池さんは滞在先のパリで、「都知事に専念せよとの民意だ」と語り、 同時に「これから国政の組織を固めていく中で、代表を退くというのは かえって無責任だと思っている」とも語ったそうです。 おそらく、帰国して「私はずっと都知事に専念すると言い続けています」と しれっと笑って、都知事に戻られるのでありましょう。 で、誰か共同代表を置き、静かに静かに、身を引いていく。 希望の党は、すでに波乱状態ですから、離党者が続々出て、いずれ、 解党状態になるのではないですかね。 だって、「芯」がなんにもないですもんね。 結局、元・民進党の方々が、そろそろと目立たぬように再集結して、 名前を変えて、同じことを繰り返す・・と。 有権者は新しい名前に騙され、無駄に期待をする・・。 そういうことになるんですかね。 マスコミは満足でしょうけど。 世の中って、愚かなことの繰り返しなんですね。
2017.10.24
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