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今回の山行は,伊納山。前日,山岳会の総会があり,山への情熱が再燃した直後の山行です。数年前に時間切れで退却した山のリベンジで,コースを変えての挑戦なのです。登山口の春日は,自宅から比較的近くて20分もかからずに到着しました。準備をしていると,マイクロバスが到着。高齢者の集団で,聞くとスノーシューで伊納山をめざすのだとか。冬山では人がいると心強いんですよね。しかし,この集団とは最後まで会うことはありませんでしたが。。始めは沢沿いの林道をてくてく歩きます。今回は,新調した山スキーの金具の試し履き。また,昨日自宅で見つけた兼用靴のツアー用のタンを見つけてすねが痛くならないのか試してみます。始めはこんな看板を見つけてほのぼのしてました。沢沿いの道は,しばらく続きます。雪はすねの上辺りかな。シカらしき足跡が続いていて,若干助かります。やがて分岐が続いて,高速道路の下に出ます。ここからいよいよ道なき道を登っていくのです。ところが,取り付こうとした尾根の手前に川が流れているではありませんか。これは地図でもわかりませんでした。仕方なく,渡れるところを探します。すると,シカが歩いた跡を発! スノーブリッジを教えてくれました。こうして,無事尾根に取り付き,あとはひたすら高度を稼いでいきます。やがて,高速道路を上から見下ろすようになってきました。スキーの方も好調で,がたつきのない金具は頼りになります。また,歩行用の柔らかいタンのおかげで,すねも痛くなりません。どんどん登っていくと,稜線につきました。でも,ここからが遠かったのです。行けども行けども山頂には着きません。やがて,左足の踵が靴擦れで痛くなってきました。だましだまし歩いていると,クリスマスツリーのような木が立っていました。痛い脚を気遣いながらも歩いて行くと,やっと山頂に到着。思ったよりも疲れました。遠く常磐山の鉄塔が見えました。行動食を食べていると,救急車のサイレンの音が聞こえてきました。以外と下界に近い山なんですね。でも,スノーモビルの音じゃないだけましです。そして下山開始。踵は相変わらず痛いままで,下り口まではシールをつけたままで歩きます。ここからいよいよ滑降です。今回は山スキーなので,楽々滑ることができます。柔らかいタンではありますが,しっかりバックルとベルトで固定されているので,気になりません。ただ,途中途中の尾根が平らになっているところがあって,その都度歩行モードで踵を上げられるようにしなければなりません。どうも,レバーが固くて動かしにくかったのは残念でした。ジルブレッタならばストックですぐに変えられたのですが,ディアミールは手でやらなければ動かないのです。まだ使い始めで固いだけかもしれませんが,座り込んで思い切り動かして誤作動したりして,余計に疲れます。苦労したスノーブリッジをさけて,尾根を林道まで下りて帰ってきましたが,踵の皮がめくれて,かなり痛くなってしまいました。すねが痛くなくなった分,余計に動いたためでしょうか? 靴下のは着方にも課題がありそうですね。次回,また検証してみたいと思います。
2018.01.28
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天気が良さそうなので,山に行くことにします。行き先は,3年前に行った中愛別山。ただし,入山は愛別ダムの上流,昔の旭山地区というところです。ここは,元大関旭國の出身地なのです。当時は,結構な人が住んでいて小学校もあったのです。しかし,今は,誰も住んでいません。行ってみると,入口付近で川の改修工事があるようで車を置く場所がありません。仕方なく道路の端っこに置かせていただきました。期待していた林道の除雪もなし。最初から一人ラッセルです。今日は,とても冷え込んでいて,途中の道路では-14度の表示でした。歩き出すと,すぐに指先の感覚がなくなります。放っておいたら凍傷です。手袋を二重にして指をグーにして温めます。めざす,中愛別山方面が見えています。林道は,1.6㎞くらいまっすぐ進みます。途中,学校の跡地のような場所に出くわしました。長かった林道を右折し狩布川を渡ります。この林道の橋を渡らないと,山頂には登れません。スノーブリッジもできていないようです。ようやく,林道を外れて林の中を登り出します。ラッセルは辛いですが,そんなに埋まりません。さすがスキーの威力ですね。樹林もそんなに密生していないので,帰りの滑りが楽しみです。途中の斜面にはタラノキがあちこちに! ぜひ,春に来てみたいものです。お天気も最高!どんどん高度を稼いでいくと,途中で旭山地区の全景が見えてきました。ここから見ても,車は遙か遠くにあります。於鬼頭岳も見えてきました。この山,今ちょっと憧れています。出勤時によく見えて登ってみたいんですよね。とても気分良く登っていたのですが,山頂が近づくにつれて例の爆音が聞こえてきました。スノーモビルの音です。この音を聞いた途端,静かな山の雰囲気が消滅です。本人達は楽しいのでしょうが,他の人にとってはうるさいだけです。さらに,山頂前の雪原が…。ひどいでしょ。ズタズタです。彼ら彼女らには,まっさらな雪原の美しさがわからないんでしょうね。もっとも,私たちも跡を残してしまいますが。気を取り直して山頂をめざします。山頂は誰もいませんでした。山頂でエネルギー補給。脚がつらないようにちょっと意識して食べたり飲んだりするようにしています。おかげで今日は快調です。残念ながら,大雪山方面は曇っていました。かろうじて,天塩岳方面はちょっと見えます。そろそろ下山しようかと思っていたら,中里の方から1人登ってきました。今日初めて会う登山者です。一言二言会話して,私は下山します。今シーズン初めてのテレマークスキーツアー!ここ最近,どうもターンが下手になったように思っていたのですが,ちょっと本で学習し直して後ろ足の加重を意識してみました。すると,以外と滑ることができました。深雪で,それほどスピードが出ないのも良かったのかもしれません。それにしてもこのコース,若干登り返しもありますが,適度な斜面が続いていてさらに疎林なので非常に滑りやすいです。いつもは,疲れて休み休み滑るのですが,ここはそれほど休むことなく,どんどん滑ることができました。ただ,最後の林道歩きが余計ですね~。
2018.01.14
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同じ山岳会の方から正月早々にメッセージが来ました。「富良野のジャイアント尾根に行きましょう!」ところが,集まってみると,北広島から来ることになっていた方が,体調不良で不参加となってしまったのです。同じ旭川在住の同行者が「別に富良野方面じゃなくてもいいんだよね。スキーができれば。」と,おっしゃったので,幌加内に向かうことにしたのでした。登山口になる幌加内トンネル入口の駐車帯では,1月とは思えないくらいの暖かさでした。手袋しなくても手が凍えないのは,北海道では信じられません。駐車帯では,札幌から来たもう1パーティーがいました。私たちもそのパーティーの後を追っかけて出発です。年末年始の入山者のトレースがまだ残っていて,ラッセルも必要ありません。ただし,私のスキーの金具の調子が悪く,靴がグラグラ動いてしまいます。きつめ直したりしながら登っていくと,徐々に風が吹いてきて,山頂付近では強風でした。同行者は,「私は行かなくてもいいんだよ」といっていましたが,私は行く方に1票。結局,風で大変な山頂に登りました。下りで,途中の斜面を滑ることになりました。真っ白で,シュプールのないきれいな斜面はこれ以上ない楽しさです。少し金具のがたつきを気にしながらですが,何度か転びながらも楽しく滑ることができました。ここから尾根に登り直しですが,同行の方はもう1本滑るたいということで,私はゆっくり登ることにしました。急斜面を登ると靴がすねに当たって痛いので,できるだけキックターンで斜めに登っていきます。上まで登ってシールをはがしているところで合流し,あとは滑るだけです。吹きだまりに突っ込んで,助け出されるというハプニングもありましたが,楽しいスキーをすることができました。同じ市内にいるので,またいろんなところへ行けそうです。今回は,スキーを積む関係でミニバンで行きましたが,帰ってから早速メルカリでスキーキャリアを購入しました。また,本日スキーの金具を見てもらおうと秀岳荘へ行ってみたら,「寿命ですね」といわれ,金具の購入も決心しました。30年ほど使ってきたジルブレッタ404ともお別れです。(涙)
2018.01.04
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