光透波(ことは)の泉【デジタル版】  しあわせの波紋                        

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April 20, 2005
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カテゴリ: 散文詩
一面の緑に浮かびあがる 赤紫色の柔らかな更紗
風と戯れて生じる ゆるやかなうねり
春の陽射しに映えるれんげは
そこだけ「異空間」へと 入り込んだように
鮮やかな幻想の色を 浮かび上がらせる
そして大地から 春のぬくもりが
空へ向かって 解き放たれる

れんげの輪舞が 繰り広げられる このひと時

赤紫色の花は やがて朽ちて 土に還り

華やかな舞台の裏には 地道でたゆみない営みが息づく
あんなに色鮮やかに 咲いているのは
土の中の無数の命が 喜びで 満ちあふれているから

ぼやけていた景色が くっきりと 彩られる

消えていく迷い 進むべき道標 定まった行方
あなたと 真っすぐに向き合う勇気
心の中に湧いてくる 光の渦と芯の強さ

何を求めて 何を目指して 生きていくとしても
ひとつひとつの 小さなれんげの花のように
いつか それぞれの夢が 美しく染まっていく
透き通る光を浴びて 花のひとつひとつが


そう… 
ありのままの自分を 飾ることなく 表現していけばいい
ふと 肩の力が 抜けた気がした…

何が起きても 今この足元を見つめていよう
れんげが花開き 朽ちて 命を繋いでいくように


赤紫色のうねりは 大きく広がって 
光と風と雲にまみえて この空を 優しく 染めあげていく






※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

【散文詩 『風と緑と赤紫色の輪舞』 について】

今日、仕事の配達中、今年初めて、れんげの花が咲いているのを目にしました。
というわけで、「れんげ」
だったら、タイミングよいのですが。

ただ、実際は、最近は時間が取れなくて、やむなく、ヤプログに掲載した散文を、こっちに載せているというのが現状です。

いろいろ書きたいな、とは思うのですが。

えっと、話を散文について、に戻します。

れんげの花が、田んぼに一面咲いている様は、本当に幻想的できれいです。
その感動を言葉にしてみたい、と思ったのと、もうひとつ、れんげは、稲がしっかりと育つように、土壌を良い環境にしてくれる、といったようなことを聞いたときに、これまた感動したのがあって、イメージが浮かんできました。

華やかに見えるけれども、土という環境がしっかりとしていてこその、れんげであり、稲である、ということを思ったときに、舞台の華やかさよりも、それを支えてくれている見えない力がいかに大切であるか、それを組み込みたいと思いました。
それは植物でも人間でも同じことであると感じました。

そして今、自分のいる場所の大切さ、ありがたさ、みたいなものに改めて気がつかなくてはいけないな、とも思いますし、「ここ」をおろそかにして、何事もはじめることはできない、といったようなことを「れんげ」に託してみました。







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Last updated  April 20, 2005 07:39:29 PM
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