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「蘇民将来」と「過ぎ越しの祭り」第二幕の続き。

第一幕では、「蘇民将来」について、第二幕では、「過ぎ越しの祭り」について、見てみました。

なぜ、このふたつの故事を同時に取り上げたかというと、ふたつの故事には共通点がいくつも指摘されているからです。

結論から言えば、「過ぎ越しの祭り」が、日本にもたらされて、その故事をベースに「蘇民将来」の故事がつくられた可能性がある、ということです。

さらに、「過ぎ越しの祭り」にみられる風習が、日本の風習と大変よく似ているということ。
「常識」から考えれば、信じられないかもしれませんが、これも結論から言ってしまえば、古代イスラエルの風習が、日本にもたらされているということです。

では、古代イスラエルと日本の風習の共通点などを中心に見ていきます。


★過ぎ越しの祭り=「日本のお正月」★

イスラエルの民が、奴隷となっていたエジプトから解放されたことを記念する祭りでもある「過ぎ越しの祭り」


別名、「種なしパン」の祭りとも言われています。
「種なしパン」とは、一言でいえば、イースト菌などを使わない、特別な小麦を使ったパンで、これを 「マッツァ」 と言うそうです。
この時、発酵する事がないように、特に湿気には注意するそうです。
それと同時に、発酵したパンや穀物を一掃するために、部屋の大掃除をすると言います。

「過ぎ越しの祭り」は、ユダヤの暦でいう第1の月の14日から1週間かけて行われる祭りで、言ってみれば、「新年」を祝う祭りです。

「大掃除」「新年」「1週間」……!!

そう、日本の大晦日から新年、すなわちお正月にかけての時を彷彿とさせます!
年末には、日本でも大掃除をします。
「過ぎ越しの祭り」は、1週間、つまり7日間かけて行われます。
「お正月」も、基本的には、7日間です。

イスラエルの「過ぎ越しの祭り」と日本の「年越し」「お正月」がシンクロしてきます。



★「子羊の肉」と「苦菜」★

「過ぎ越しの祭り」では、先に述べましたように、種なしパンである、 「マッツァ」 という食べ物を食べます。

その他には、子羊の肉、苦菜(マロア)などを食べます。

子羊の肉 を食すことの意味は、かつて、イスラエルの民は、子羊を2本の串で十字架の形に刺し、丸ごと火で焼きほふったところから来ているのでしょう。


そして、苦菜(マロア)。
これについては、日本でも想起するものがあります。

「菜」=「野菜」 です。

そして、「苦」い「菜」ということで、 「野草」
「野草」といえば、「春」ですが、体の毒素を排出する力が強く「苦い」ものが多いです。
春は苦味のものを食べると良いとは、昔より言われてきました。

そして、日本でも「野草」を食べる風習が、古来よりあります。
それも、過ぎ越しの祭りが、一週間すなわち7日間行われるのと呼応するかのように、正月の7日目に食べる風習があります。

そう…。

「春の七草」 です!

古代イスラエルの「苦菜」=日本の「春の七草」!!

1月 7日 7種類 の野草を入れた 「七草粥」 を食べるというのも、考えてみれば、実に意味深です。


★種なしパン「マッツァ」とは、何か?★

パンは普通、小麦粉にイースト菌などを入れて、膨らまして焼きます。
しかし、「マッツァ」は、種なしパン、つまりイースト菌などを入れないパンということになります。

小麦粉で練って、そのまま焼いて食べます。
これを日本の正月に食べるものに当てはめると…。

原料こそ、小麦粉ではないですが、これしかありません。

そう、もち米で作った 「餅」 です!

小麦粉ともち米の違いこそあるものの、同じ穀類から、こねて作ったものです。

種なしパン「マッツァ」=「餅」!!

さらに、「マッツァ」の興味深い記事があります。以下引用して見ます。
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興味深いことに、マツオ(マッツァ)は、の祭壇に供えられるとき、丸く平べったい形にして、これを左右に6個ずつ、計12個(イスラエル12氏族を象徴している)重ねて供える。
まさに、これは鏡餅である。丸く平べったい形といい、重ねて供える習慣といい、鏡餅以外の何物でもない。実際数こそ違うが、神社では鏡餅を祭壇に左右に分けて供えている。
このほかにも、過ぎ越しの祭りのとき、門口に常盤枝(ときわえだ)を飾る風習は、そのまま日本の門松に対応するといった具合に、共通する点は多い。日本人の年越し・正月ほど、イスラエル人の過ぎ越しの祭りと似ているものは、世界広しといえど、他にはないのだ。
(『失われた10支族「神武天皇の謎」』(飛鳥昭雄・三神たける著・学研より)
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古代イスラエルの故事「過ぎ越し」は、「過ぎ越しの祭り」として、現代にまで、伝えられてきました。
そして、この「過ぎ越しの祭り」と、「日本のお正月」が、シンクロしてくるのは、偶然の産物でかたずけるには、あまりにも、苦しい。
さらに、「過ぎ越しの祭り」と「蘇民将来伝承」との類似性もあります。


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あと1回(くらい)、続きます。(^^;






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Last updated  June 27, 2005 01:13:35 AM
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