光透波(ことは)の泉【デジタル版】  しあわせの波紋                        

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August 15, 2006
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カテゴリ: 埋もれた名曲
「埋もれた名曲」と題しながらも、基本は自分が繰り返し聞きたくなる曲というコンセプトなので、はっきり言って全く客観性はありません。

今回も、 ヤプログ版「光透波の泉」 からの、加筆訂正の転載ということで。

まだ、4曲めなのに、すでに広末涼子が、2曲を占めているところからして、もはやこのカテゴリの客観性がないことが明らかで、ただ単に自分がはまっている曲でしかないということなのです。
はい…。
広末涼子の以前紹介した曲は 「真冬の星座に見守られて」 でしたが、今回は『果実』の紹介です。

それでは、いってみます。


★『果実』広末涼子★

広末涼子/果実

2006年6月3日0067.JPG


「果実」というシングルCDは、たしか、BOOK OFFで、発見して、その時にはすでに、広末涼子にはぞっこん(^^;;だったので、この曲は聴いたことないなあ、と買いました。

「果実」 の他に、 「Crescent River ~三日月の舟に揺られて~」 「LETTERS」 の計3曲が収録されている、お得なCDです。

何の因果か、今、超はまっています!!(この時は2004年10月11日にこれを書いています)

妻からは、完全に呆れられています。
家で聞いて、車の中にも持ち込んで、会社の車でもテープにとって、今は、この3曲中心に、恥ずかしながら、聴きまくっています。

いや、正直に言えば、はじめ一回聴いたときは、 「買ったのは、失敗したな・・・」 と思いました。

「果実」の曲の途中で、何だこの変な曲はと感じて、次の曲に切り替えて、次の曲もしばらく聴いて、うーん…いまいち、と、また早送りして、というふうに、結局、3曲しっかり聴かないまま、聴き流して、しばらくはそのまま、かわいそうに、ほったらかしにされた状態でした。

しかし、また、聴いてあげないと、と思ったのかどうかは覚えていませんが、とにかくしばらくしてから、聴いてみると、そんなに悪くないかな、という感じになりました。


本当に不思議です。

たとえば、第一印象は、ぱっとせず、印象に残らない女の子が、会うたびに、「え?こんな魅力があったの?」と、だんだん好印象に変化して、気になってしょうがなくなる。
自分でも訳がわからず、村上春樹さん流にいえば、えもいわれぬ「吸引力」を感じて、その女の子に惹かれていってしまうような感じ、でしょうか。

えっと…すみません…。あくまで、たとえですので。たとえ…ね。

「果実」はじめ、収録の3曲には、そんな印象を抱きました。




●「果実」

この曲は、まさに聴けば聴くほど「吸引力」を感じる曲です。

メロディラインが、美しい広末涼子の名曲 「明日へ」 「風のプリズム」 などの、正統派の名曲とは、完全に一線を画す曲。
詩もよくわからない…(^^;;
でも、そのあいまいさが、かえっていいのです。

歌手、広末涼子の新境地を開くような曲であり、彼女のけだるげな歌い方も、曲調にぴったりとはまっています。
彼女の表現力の豊かさに、いまさらながら驚かされる曲でもあります。

このシングルを出して、その後CDが出てないことを思えば、それが残念でもあります。
このシングル曲を出したことで、また次の新たな、歌手としての広末涼子を、十分に期待させる曲だからです。
アイドルからの脱皮を図る曲でもあると、勝手に解釈しているのですが。

まさに「果実」というタイトルにふさわしい味わいの曲です。
これは、柑橘系の果実を想像させますが、かじってみると、「すっぱい」ので、とっつきにくい曲ではある。
けれども、その「すっぱさ」が、よく味わってみると、本当の果実本来の「おいしさ」かもしれない。
それこそ、その果実の持っている、「濃密な味」であり、本来の「うまさ」でもある。
そんなことを感じさせてくれる、クセはあるけど味のある曲です。


●「Crescent River ~三日月の舟に揺られて~」

これは、前曲「果実」からは一転して、ロマンティックな味わいのある曲です。

特に全編、詩がお気に入りです。
アレンジは、「果実」と同じ「CHiBUN」という人がされているからか、「果実」の流れを汲んでいます。
しかし、詩が「果実」とは、まったく趣が違うので、こちらは、こちらで、非常に味わい深い曲に仕上がっています。


●「LETTERS」

この曲も、はじめはそんなに、印象に残らない曲だったのですが、聴けば聴くほど、いい曲に感じてきて、個人的には、3曲の中で、今は一番好きな曲かもしれません。
と、いうか一番好きですね、これは。

これはせつない…。 とにかくせつない!!!

あ…ごめんなさい、つい力が入ってしまって…。

心境としては、これも大好きな 「真冬の星座たちに守られて」 に近いものがあって、せつなさを感じさせてくれる曲です。

こちらは、歌詞から、いろいろな想像ができますが、恋人と別れてしまって、別れた後も、まだ彼のことを好きで、彼の存在を、今も感じている、というふうな歌です。
その彼の存在を 「透明なLETTER」 としているところが、ロマンティックで、秀逸です。

……と、当時は、書いていたのですが…、どうも勘違いをしていましたね…

これってよくよく歌詞を見れば、そんな甘いものではなく、「星のどこかにあなたがいれば」ってあるから、恋人と別れたというか、なんらかの原因で死別した…ということですね…。
うーん…鈍い…、
となると、透明のレターというのが、よりいっそう深い意味を有することにもなり、切なさが増します…。
いやあ、また、じっくり聞かなくては…。

「歩いても歩いても涙止められない日に出会う」

また、恋人あるいは、好きな人の「死」が関わっているとなると、以下の歌詞もまた、深みを増すのが感じられます。




というさびの部分の歌詞が、とくにいいなと感じますし、せつない…。

この曲、広末涼子のなかでも、地味ですが、かなりの上位に入れたい「埋もれた名曲」です。




3曲それぞれ、彼女の歌い方、表現は違っています。
その歌に合った歌い方をしていて、歌手としての、充実度を一段と感じるシングルCDになっています。

また、新曲を出してほしいものです…。が、無理かな…。








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Last updated  August 15, 2006 11:43:00 PM
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