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kugutsushi

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2008.02.12
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カテゴリ: カブロボ
日本銀行金融機構局金融高度化センター 碓井茂樹 氏の 確率・統計の基礎知識 をざっと眺める。

さすがに日銀の人だけあって統計の基本がコンパクトにまとめられている。カブロボ作る人にも役立つ入門資料に思える。

あとはついでのメモ。

ちなみに、一月からの相場は、 バーゼル銀行監督委員会による市中協議文書「トレーディング勘定における追加的デフォルト・リスクにかかる自己資本の算出のためのガイドライン」(全国銀行協会仮訳) (PDF, 275KB) を織り込む相場だったという感じなのかなぁ。これに、冴えない企業の決算発表とか、ヘッジファンドの 45日前解約売り来るぞー報道が重なって、モノラインの格下げいつくるか的な流れが重なって、まあ、ここでどうやってあがるのよって雰囲気が蔓延。

第一生命経済研レポートが比較的分かりやすいレポートを出していると思う。 日本経済の羅針盤 とか、 第一生命経済研レポート とかおもしろい。

日本株が冴えない理由

要するに、上がると思うから買うのであって、割安だとしても下がると思えば買わないのである。現状で、米国を中心に家海外経済に対する警戒心が強く、円高リスクが指摘され、原油をはじめとした資源価格が高水準を保っている状況では、割安の前提となる業績さえおぼつかない。売買の主体が外国人に負うところが大きいのであれば、外国人投資家が帰るような状況になったかどうかを見極める国内投資家が多いのだろう。



1月の「M2+CD」、2.1%増 (NIKKEI NET) を見ても、

定期預金などを含む準通貨が324兆6000億円と前年同月より5.1%増え、伸び率としては1991年4月以来の高水準となった。

「割安だとしても下がると思えば買わない」という感じか。

そこから離れて、第一生命経済研レポートの他のものを見てみる。 「サービス関連業のIT化は遅れているか ~金融業・通信業などでは高いIT資本投資。二極化の動きもあり~」 なんとなくそうなんだろうなと、直感的に思っていることを裏付けてくれる資料だな。

金融関連のIT投資といえば、日銀の 次世代RTGSプロジェクト通信 第5号 (PDF, 433KB) が目に付いた。 日本銀行当座預金決済における次世代RTGSの展開 (2005年11月29日) が10月14日稼働を目標に始まっているようだ。3月9日にオンライン試験が始まって、4/6 に2回目のオンライン試験。4/27 に性能負荷試験、5/25 にリグレッションテストと、その後、総合運転試験がフェーズI、フェーズII と9月まで順次行われて、10/11 からシステム移行作業、オンライン接続確認試験、稼働開始可否の判断、等々行われてうまくいけば稼働開始にこぎ着けるといったスケジュールのようだ。

日経BP あたりの取材記事が出てくるとおもしろいところだな。まあ、富士通の TOPIX 先物取引システムのトラブルが先だろうけど。


なかのひと





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Last updated  2008.02.13 00:33:08
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