ジージの南からの便り

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2021.05.03
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カテゴリ: 鹿児島の歴史



最初に訪ねた「ふれあい広場」の入口近くに「田の神」があった。鹿児島では「たのかんさあ」と呼ばれ親しまれている石造物である。

 案内文によると、この「たのかんさあ」は元文元年(1736)天神近くにあったと伝えられたものが、この地に移設されたという。昔は苗代をするときと収穫の時には祭が行われた。しかし現在は、鹿児島の寺社で7月に各神社ごとに開かれる「六月灯」に合わせて行われる。
この田の神は、像の高さ約57cm、右手に杓子、左手にスリコギ、頭にはコシキのミキをかぶっている。形は神職型。なんともユーモアあふれる「たのかんさあ」だ。

 田の神は薩摩・大隅・日向の一部(都城周辺)にあり、日本の農耕民の間で稲作の豊凶を見守り、また稲作の豊穣をもたらすと信じられてきた神である。

 杓子:飯、汁などをすくう皿型の部分に柄がつけてある道具。
 スリコギ:すり鉢でモノをつぶす木の棒。
 コシキのミキ:日本酒の原料米を蒸すための大型の蒸し器。
 田の神の型式:1,仏像型→僧型→旅僧型 2,神像型→神職型→田の神型(または神舞神職型)



水車が回り、きれいな水が流れている。


「ふれあい広場」を望む


 すぐ近くには「旧麓研修センター」がある。


 ここには毎年の干支の動物の造形物が飾られるとのことで、大きな立派な牛が飾られていた。





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Last updated  2021.05.03 21:28:58
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