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Apr 14, 2007
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カテゴリ: 普通の日記




しかし考えてみると、私と兄は仲が良すぎるような気がする。私が22歳、兄が24歳なのだが、それでもまだ2人で色んなところに遊びに行くような仲だし、お互いの趣味や生活・果ては恋愛事情に至るまで色んなことを話すほどのものだ。はっきり言って両親よりも仲がいいとも言える。まぁこんな関係が続いているからこそ、余計に跡継ぎ問題がこんがらがってくるというものだが…そこは自然にどうにかなるものだと認識している。長男でないと家を継げないというのは古い概念だ。出来れば兄が好きなように生きられるようにしていたいものだ。



少し内々な話になってしまった、修正…





今日は少しだけ専門的な話をしてみるとしよう。時々はまともなことを書かないと頭がダメになっていけない(笑) テーマは「過疎化」だ。




過疎化というのは非常に由々しい問題だ。本当に急に話が変わるが…そこはご愛嬌だ。
過疎化…都会に住んでいるとそこまで身近な存在のようには思えないだろう。特に生まれも育ちも現在の環境までも都会だとそんなことは海外で勃発している紛争程度にしか思えないものなのかもしれない。しかし生まれたところが全てであって、都会というものをよく知らなかった私にとってはそれは大きな問題だと言える。
一端都会に出てその現状を見てみると…人というのは本当に入れ替わりが激しいものだということを感じることができる。特に企業媒体が多く密集している商業・工業地帯においては田舎に比べて生活水準や人口の入れ替わりが激しいものの…現状の人口が由々しいレベルにまで落ちるということはありえない。しかし田舎だと…特に私の地元のようなところでは、そこに敢えて生活の基盤を置こうという奇特な人がいないように、人口はどんどん少なく高齢化が進み…そして人口動態は自然動態へと変化することとなる。社会動態が駆逐されるのでそれは最早必然なのかもしれない。
今だからこそ人口は緩やかな変化しかないかもしれないが、それでも私の地元のようなところの現状を見てみると…本当に財政的な面での困窮を感じるので焦るというものだ。まぁ焦ったところでどうしようもないのもまた事実なのだが。

まずは葬式の数が異常に多い。1日に確実に3人は亡くなって葬式をしているというのが正直なところだ。しかし一方で出生率は驚くほど低く…1人でも赤ちゃんが生まれれば町の広報誌に載るほどの大騒ぎというわけだ。大騒ぎというと少しオーバーかもしれないが、それくらい言っても過言ではないくらいの扱いをされている。赤ちゃんの情報なんて出ていてもせいぜい3日に1回くらいだ。そして老人は1日3人ずつくらい減っていっている。私の住んでいる市の人口がおよそ5万程度だと仮定しても…あまり楽観視できる数値ではないように思える。このままでは数十年後には町自体が無くなってしまうのではないかと本気で心配になる。





大きなレベルでの公務員の削減が行われたのは都会でも田舎でも変わらないが、田舎は言わずもがな施設自体の数が限られている。その施設の権限は市町村合併によって中心となる町の施設へと委託されることとなる。つまりは市の中心に位置付けられなかった多くの町の郵便局や警察署や消防署や役場の人員はどんどん削減されることとなる。人口の移動の諸原因の第1位はどの時代も社会動態、もっと砕いて言うならば仕事の関係が多い。仕事の受け入れ先が少ないところに敢えて行くような人がいないように…働き口の減少はそのまま人口の減少に直結することとなる。しかも銀行や郵便局としては少ない人数で効率的に仕事をしたいが為に少数精鋭での体制を必然的に敷かざるをえないこととなる。となると…将来に向けて大きな即戦力になるような若者よりも、仕事のイロハを理解している中間管理職を擁護する形になる。その結果人員削減で弾かれるのは将来有望な若者だ。それによってもたらされる事象は…人口増加において最も必要とされる若年世代が減少である。
主戦力の定年・退職をもって新卒枠を作ったとしてもそこに入るべき若者がいなければ機能しない。そうやって田舎の中小企業は衰退していく。そこに抜本的な政策を見出せる企業しか生き残れないような…生存競争が始まることになる。ある意味それは都会のそれよりも厳しいものになるかもしれない。多くの本社があるような都会ではなく…むしろ必要不可欠な会社である銀行や消防署や郵便局だけが密集している田舎だからこそ余計に浮き彫りになるジレンマだ。そうなってから焦ってももう無駄だ。「詰まれる」とはこのことかもしれない。


ただ人口が減るだけが過疎ではない。将来に渡って多くの弊害をもたらすからこそ懸念されている問題のように思える。だからこそ今から若者を取り込む為の施策が必要だと思うのだが…私の地元では特に目立った動きは見えない。もう諦めたのだろうか?汗






夜10時になればメインストリートは真っ暗。車も人も一人もいないという状況、そんな場面を見ているとどうにもこうにもやりきれない気持ちになってくる。名産でもあればいいのだが…それもあまり期待できないだろう。
都会に想いを馳せる気持ちもわからないでもないが…若い人が出て行く環境では田舎は死んでいく一方になってしまう。


その流れを理解しているのかいないのかはわからないが…現在人口は面白い動きを見せている。都市部に集まりつつある人口が何故か田舎の方向へ回帰しているのだ。小学校で習ったかもしれない「ドーナツ化現象」がまた始まる気配がある。巷ではスローライフが流行っているらしいが、その動きが顕在化してきたのか…或いは逆の考え方がマイノリティではなくなったのかは定かではないが、それでも人口は非常に緩やかにではあるが均一化してきているのは揺ぎ無い事実だ。そうなれば格差も是正されるかもしれない。まだ小さな小さな変化であるが、これがもっと表面化すれば過疎化という問題もなくなるかもしれない。まぁしかしソフト面の調整や諸問題があることは事実だ。












というのが私の卒論の内容だ。我ながら詰めが甘いのは認識してはいるが…どうにも経済とは関係ないようなものになってしまった懸念がないわけでもない。まぁしかし公共経済学には近いものがあるので…ぎりぎり誤差の範囲といったところか。




そんなわけで今日は使い古したネタで少しお茶を濁してみました(笑)











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Last updated  Apr 15, 2007 09:35:02 PM
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