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Aug 13, 2007
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カテゴリ: 普通の日記




まぁよく考えてみればそれは当たり前のことで、お盆に何か欲しくなって買い物に出かけたとて個人営業のお店の以外は大半開いている。それはつまりお盆に焦点を合わせた営業をしているということであって、よってお盆にも働いているということを意味している。そんな当たり前のことなのに考えたこともなかった。きっとそれは自分が受動的な立場にしかいなかったからだと今となっては思えるのだが…社会の仕組みを知れた出来事でもあった。


お盆というのはカレンダー上は休みではない。つまり慣習としてのお盆があるだけであって、それは国民レベルの休日ではないということだ。所謂日曜日と同じ扱いだと言える。日曜日に全てのお店が休んでしまえばそこには弛みが生じてしまう。きっと物や財、サービスを売るという行為が大きなレベルで行われる文化が形成された頃には日曜日は全て休みだったに違いない。しかし今となっては日曜日でも営業しているところがある。それは何故だろう、少し考えてみた。
例えばある地域に100軒のお店があったとしよう。最初はこのお店の全てが日曜日に休みにしていたとする。そのままでも営業的には滞りなく行えるということは自明なのだが、そのうち何軒かのお店があることを考え出す。全てのお店が休みなら、自分のお店だけが営業していたらお客は全て自分の店に来るのではないかと。どの世界、どの業界においてもそうなのだが、隙間をぬうような考え方は存在するものだ。
そうしてお店を開店した結果大きな利益に繋がる。しかしそのような一店だけが大きな利益を出すことを他のお店が黙ってみていることはない。他のお店も我先にとそのような策を講じてくるだろう。

そのようにいつ店を開けるか、そしていつなら閉めていいのかそのような打算が始まることになる。競争力の高い地域なら余計にそうだろう。まぁそのような結果日曜日も平気で開店しているお店が出てくるというものだ。その度合いは考え方如何で大きく変わってくるので一概に言うことはできないが、それでも全てのお店が日曜日に開店していないところを見ると…そのような原理を無視した個人の意志というものが存在していることを意味している。そこが公共経済の面白いところでもある。理論に当てはめることの出来ない事象が数多く存在している、そこがたまらない魅力なのだ。





少し話がずれたが…ここからが本筋だ。





私の家の近くには少し大きめの商店街がある。そこはいかにもと言ったような寂れ具合で、近くに住む職場の先輩の話では、太陽とともに活動しているということらしい。つまり太陽が昇ると開店し、日没とともに閉店するということだ。それは流石に冗談だろうと思っていたが、しかし実際に見てみるとあながち冗談でもないということがわかった。日没とともに半数のお店が閉まってしまうのだ。最初こそ不便だと感じたのだが、この営業実績度外視の考え方、独自の路線を突き通すソリッドな考え方が案外いいものだと最近では思うようになった。

そうなってくるとその商店街を見てまわろうと思うものなのだが、商店街の西の入り口辺りにある(その商店街は東西に伸びている)お店に私はもう魅了されてしまった。

しかし私が気に入ったのはそんなところではなく…お店の前に張ってある張り紙だったのだ。

そこには赤く太いマジックでこう書かれていた。
















「イタリアン カジアル」















言いたいことはわかるが…惜しい!!(笑)


これは敢えてそうしたのか、それとも素で間違えたのかは店主に失礼なので聞けなかったのだが、それでもそのような誤字を誤植をどうどうと店の前に張っておける店主の心意気に感服した。

その他にも、リサイクルショップなのだろうが、お店の看板に



新品(一部)リサイクル□ 



と何が言いたいのかさっぱりわからない看板を堂々と掲げているお店もあった。ちなみに(一部)の部分は手書きで、しかも「リサイクル」の後の□は、何か書いてある上に紙を張ってあるというもの凄く気になる仕上がりになっていた。
ピックアップするとキリがないのでこの辺りで止めておくが、兎に角ツッコミどころ満載の商店街となっている。


夜の8時もまわればもうどこの店も店仕舞いだ。10時を過ぎようものなら人っ子一人いなくて、静かな雰囲気に包まれる。
何故そんな寂れた商店街が好きなのか、それはおそらくそんな田舎っぷりを見ていると私の地元を思い出すからだと思う。今年はもう地元に帰ることは出来ない。正月だって危ういものだ。だからこそ何の魅力もないその商店街が無性に魅力的に感じるのかもしれない(笑)まぁツッコミどころが多いのも魅力だが(笑)













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Last updated  Aug 15, 2007 01:52:47 AM
コメント(4) | コメントを書く


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成程  
imperi  さん
24時間営業などでも同じことが言えそうですね。
私の地元の商店街もかなり寂れておりますが、
流石に日没とともに…。という訳では無い様です。
しかしながらクルマの渋滞状況と日没の関係性は
ご存知ですか?
小さい頃暗くなる前に帰るように母親に言われたのが
刷り込まれているのかどうかは分かりませんが、
夏でも冬でも日没間近が一番込む様です。
まあそれは視覚的に暗くなり、全体のスピードが
滞る為という説明も出来ますが…。
私は単純なので日が暮れると
「早く帰らなきゃ」と
心のどこかで思ってしまいます(笑) (Aug 15, 2007 03:31:40 AM)

あしあとから訪問しました!  
はじめまして・・・イタリアンカジアル・・ナイスです。今は盆も正月も節操なく店が開いていますよね。消費者としてはありがたいことですが、なんだか季節感がうすれていくような気がしますね・・日の出・日の入りと共に生活してた江戸時代のような商店街・無くなってほしくないですね・・
又お邪魔いたしますね・・ (Aug 15, 2007 10:16:38 AM)

Re:あしあとから訪問しました!(08/13)  
-きょう-  さん
tomoちゃん6695さんへ

コメントありがとうございます、初めましてですね^^
季節感は日本における重要なポイントだと思います。それが日本独特の古来からの特色であって、そして私が日本が一番好きな理由でもあります。
季節感に固執しろとは言いませんが、しかしそのような流れが当たり前になってしまうと日本らしさが失われてくるように思います。

昔ながらは古いという考え方が当たり前になっている今だからこそ、そのような商店街の存在が古き良きを実践しているようで嬉しくなりますね^^

またいらしてくださいね、お待ちしております^^
(Aug 15, 2007 02:25:14 PM)

Re:成程(08/13)  
-きょう-  さん
imperiさんへ

コメントありがとうございます、初めましてですね^^

車と渋滞の関係は前に何かで読んだことがありますね^^なるほどと思ったのを覚えています。それに関連してですが、その時間帯には事故が起こりやすいという統計もあるようですね。薄暗くなるということで道路の状況が把握しにくくなり事故が起こってしまうということなのでしょうが…やはり早く家に帰りたいという気持ちも関係しているように思えます。

家に誰かいると帰りたいと思いますが…私は帰りたいという気持ちよりも、暗くなってきて淋しいという気持ちの方が強いですね^^;

またいらしてくださいね、お待ちしております^^
(Aug 15, 2007 02:28:07 PM)

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