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Sep 19, 2007
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カテゴリ: 思うこと






そういえば前に何時切ったのか覚えていないくらいに月日は流れていたのだ。ふと鏡を見かけて自分の姿を見てみると、前髪が目にかかりきっていた。もうそんなに髪の毛が伸びるほどに時間が経ったのかと思うと、この数ヶ月のことはとても早いことのように思えるから不思議だ。

思えば数ヶ月間は本当に遮二無二なって過ぎていったもののように思う。誰一人知り合いがいないところに1人で出てきて、それで仕事を頑張って…。休みの日も誰も知り合いがいない中でなんとか寂しさを紛らわすように生きて。そしてまた休日が終われば仕事に出向く。こんな生活が続いていた。
確かに最初はなんだか自分の家も落ち着かなく、誰かの家を間借りしているような気分で生活していたのだが、しかし今ではもうすっかり慣れてしまった。慣れてしまうと楽なもので…効率的に生活していく術ももう発見した。後は私に構ってくれる人だけなのだが、これが一番重要且つ困難なことかもしれない。仕事をそんな風に捉えるのは無粋かもしれないが、私もそろそろ誰かの為に働きたくなってきた。








話は少し前に戻るのだが、社員旅行があった日の夜、私は衝撃的な話を聞いた。
私の職場は今人材不足にあえいでいる。それは今月を堺に1人の主任が現場を去るからだ。なので戦力補強が重要視され始め、私もその渦中に放り込まれることとなった。
まずは私の教育が異常なまでのハイペースで行われているということだ。これは異例だろうと思えるほどの速さで様々なことを詰め込まれるので消化するのに時間が掛かる。まぁ不本意だがそこまで期待されていると考えてみれば悪いものでもない、なのでそれはいいのだが。
次に新人枠の獲得数の増加だ。現に私が入って2ヶ月もしたらまた新人がやってきた。なので私もその新人さんの教育担当の一環を担っており、おいそれと自分のことばかりが出来なくなってきた。
現場にとって主任が抜けるという穴は非常に大きく、個人個人がその主任さんの活躍の穴を埋めるべく大きな働きが期待されるのだが、私もどうやらその一員のようだ。自分のスキルを向上させるだけでなく、教育まで任されているのだから中々ハードだと言える。しかしそれは現場の存続が危機的だからこそなのだ。それを踏まえた上で…


その先輩はどうも同期間ではやる気がないとされている先輩で、あくまで私の目線からすれば凄い先輩なのだが、どうも一定の力量に甘んじているような風があるようだった。その原因追求をしていた(先輩方がしていたのだが、何故か私もそこにいた)のだが、その途中でポロっと吐露してしまったようだった。今の現場がかなり困窮している状況だからこそ、余計にその告白は衝撃的なものだった。
聞くところによると、その先輩は今の仕事よりもやりたいことがあるようだった。なので今の仕事は始める前からステップと決めており、何年というスパンでこの仕事をやめるということを具体的に考えていたようだった。それが今年のようで…何時になるのかはわからないのだが、辞める準備はあるということだった。

問い詰められてその先輩が放った一言が私の中でまだ強烈に残っている。




「やめる会社のことなんて知ったことか!俺は次にやりたいことがあるから、今の仕事なんてどうだっていいんだよ!」




この言葉を聞いて私は非常に残念だった。確かにその先輩の言っていることは正論かもしれない。自分の中で本当にしたいことがあるのなら、今の仕事をステップにするという考えもよくわかる。だがしかし…上記の言葉の真意は「辞めるまでの仕事は適当にやる」という意味を孕んでいる。それは果たして正しいことなのだろうか?
自分のやりたいことが別にあって、そして今はその仕事に就く為のステップとして今の職場にいる場合、それでも今の職場にはその仕事が好きでいる人だっているのだ。今の仕事が天職だと思い日々努力を惜しまないという中で、そのような考え方で無難な仕事をしている人がいるとどうだろうか?これが遊びならまだいい、しかしこれは会社なのだ。その中には会社が無くなってしまえば路頭に迷う人だっていくらでもいる。その人が適当にやってしまうことへのリスクは山ほどあるのだ。しかし本人にしてみれば本当にやりたいことを前にしての「準備段階」なのだ、そんなことは知ったことではない。

この考え方は悲しいというよりも愚かだ。仕事というものをやりたいもの基準のものさしで量っているという行為と同義だ。やりたいことに付随していない仕事は仕事じゃない、そう言っているのと同じことだ。当たり障りなく仕事をこなして、やる気なんて見せない、そんな人はいてもらっても迷惑だ。しかも、仕事を選り好みしている人になんて本当の意味で仕事をすることなんてわかるはずもない。きっとやりたいことが興味の対象とずれた段階ですぐにやる気を失ってしまうだろう。そんなことは火を見るより明らかだ。

本当の意味で仕事がわかっている人間はそんなことはしない。例えステップだとしても、その現場に息づいている全ての意思の為に与えられた仕事以上のことを全うする。そして自分の頑張った痕跡を残したままに次のステップにいってこそ然るべき対応の仕方だと思うのだ。お金を貰っているということを勘違いしている、若しくはその現場で働いている人を愚弄する行為に思えてしまった。
その考えは結局変わることなく今に至る。なので私はその先輩を前ほど尊敬してはいない。というか失望している。やりたいことでないと仕事をしないというのは子どもの考えだ。やりたくない仕事でも自分のスキルをもってして最高の結果を残す、やりたい仕事も当然に、それが私の中での仕事のあり方だと思っている以上は、その先輩の考え方には相容れないものだと思う。






誇りを持って仕事をしているという自負はまだないかもしれない。しかし私は今の仕事は結構好きだ。突き詰めていけばもっと色々なことが見えるかもしれない。それは自分の興味に合致したとかそんなことではなく、むしろ私を見出してくれた会社に感謝の念があるからだ。その気持ちだけで充分に働ける。













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Last updated  Sep 21, 2007 01:52:26 PM
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