明きょう止水 

明きょう止水 

PR

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

-きょう-

-きょう-

Calendar

Favorite Blog

Words Тоsйiуаさん
A LITTLE DREAM winthemixさん
アンバーグリースの… アンバーグリースさん
手作り日記 junjun0306さん
わたしのブログ ちるちる9428さん

Comments

http://buycialisky.com/@ Re:ちょっと思い立ったこと(02/11) what doe cialis look likewo kann man ci…
http://cialisvbuy.com/@ Re:ちょっと思い立ったこと(02/11) cialis tooth painfree sample of low dos…
杏唯@ 雪は嫌です (★´・ω・`)ノ【こんばんわ】ヽ(´・ω・`○) …
杏唯@ お友達 †Good Evening†o(・"・*) お友達と…
-きょう- @ Re:(o゚ェ゚))ゥンゥン(02/21) 杏唯さんへ コメントありがとうござい…
Nov 9, 2007
XML
カテゴリ: 思うこと




例えばある上司の態度がおかしいだとか、教え方・怒り方が不条理だとか。
そういう現象は何故起きてしまうのだろうか?


誰だって会社や組織に属している。そしてそのような会社や組織に属するということは、誰しもが右も左もわからない状況からスタートすることを意味している。会社や組織が1人で成り立っていることはありえないことであるように、自分が属し始めた時には必ずと言っていいくらいに上司がいることになる。そして仕事を覚えていくということは上司から指導を受けるということだ。
価値観というもの、個の考え方が人の数だけ存在しているという事象を鑑みても、自分と全く同じ考え方、立場を理解した上で指導してくれる人が必ずしも存在しているとは言い難い。つまり自分の価値観とは全く正反対の価値観を持つ人がいてもなんら不思議ではないということだ。何も知らない、全くわからない、そんな状況を察して優しく教えてくれる上司ならばいいが、仕事が出来ないことを疎ましく思う上司だっている可能性もあるというものだ。



私自身がそのような立場を経験することが多く、上司という存在しかいたことがないからこそ思うかもしれないが、最初だから仕事が出来ないことを仕方ないと思って優しく接してくれる上司もいれば最初だかた仕事が出来ないということを疎ましく思う上司がいるということに不思議な感覚を覚えることが多い。これは別に私が新人だからそう思っているわけではない、このように感じるそもそもの原因は私の後輩、つまり唯一と言っていい私よりも後に入ってきた新人さんの扱いを見ていると思うことだ。今回のテーマはそこにある。


はっきり言ってしまえば、その新人さんは仕事を覚えるのが遅い。私が決して早いわけではないのだが、どうしても新人というのは新人同士比べられることが多い。私は有能ではないので、人並みの速度でしか仕事を覚えられないのだが、明らかにその新人さん(仮称ランさん)は私よりも少しだけ覚えるのが遅いような気がする。
だからかもしれないが、私を含めて仕事をしているような状況でもランさんについての噂はよく聞くことがある。14人もいる現場で私がいる時でも噂が聞こえてくるということは、かなり悪い意味で話題を独占している存在になっているということだ。気になるのは、その噂が悪い噂だということだ。

ランさんは上層部には嫌われている。きっと私も似たような感情を抱かれていることだろう、それは比較仕事が出来ないからだ、それは仕方がないことだと思う。しかしそれよりも明らかにランさんの風あたりは強い。それは同じ立場にいる私ですら同情してしまうほど強く…そして根強いものになっている。




会社というのは人の出入りがあってこそのものだ。人の出入りはある意味では会社のレベルの高さに繋がる事象であるというのが自論だ。そこには色々な人がいて、仕事を覚えるのが早くマナーにも長けている人もいれば、それらが少しだけ足りない…今時の学生上がりような人も当然存在はするわけだ。上司として必要なスキルは、自分の培ってきたスキルを継承することにあって、人を選ぶことではない。大切なのは仕事を覚えるのが遅いことをけなすことではなく、遅いならば遅いなりにどうやったら効率的に仕事を覚えてもらえるかを自問することにあるのではないだろうか?
その上司が新人の頃だってきっと仕事を覚えるのが遅いと疎ましく思っている上司がいただろう、そしてその事実に気づいたら自分は有能ではないと落ち込んだこともあるだろう。それならば、その時落ち込んだ自分と同じ気分を味わわせるのが上司のあるべき姿ではない。覚えるのが遅いということを理解しようとする姿勢、そして温かく見守ってあげるのが本当の上司のあるべき姿だと思う。

ランさんが入ってくる前、私も確実に同じことを思われていた。悔しかったが、業務知識をもってすれば勝てないのは自明だ。だからランさんが入ってきたことで矛先がランさんに向いたことを喜ぶというよりも、少なくとも私は拙いレベルでの上司かもしれないので上記に挙げたような行動は絶対にしないでおこうと誓ったものだった。仕事は確かに低いレベルでだがランさんよりも私の方ができる。出来ないということに目くじらを立てるのではなく、出来ない頃の自分を見るように己の上に立つ資質を鍛えるものとしてランさんには優しく接そうと思う。勿論厳しくするところは厳しくしないといけないが(笑)上司に出来ない人を馬鹿にする人がいる上での部下のあるべき姿はこうだと感じる。私自身が馬鹿にするタイプの上司のいる環境だからこそそんな上司になるのはまっぴらだからだ。


今日も仕事中にランさんの悪い噂があった。でも私はそこには参加しなかった。それは偽善や情けではなく…私が一番ランさんの気持ちがわかるからだ。責めるだけでは変わらない、文句を言っているだけなら誰でも出来る。現状を良い方向に変えようという志は、会社という組織では必須のものだ。後輩が出来てから、私は少しだけそのことを学んだ。
















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Nov 10, 2007 08:43:56 AM
コメント(2) | コメントを書く
[思うこと] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: