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Oct 19, 2011
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カテゴリ: 考え事







こういう類のものは、騒音が出る場合に限り近隣住民への何かしかのアナウンスがあるものではないだろうか?まぁ別にその家が外壁工事をすることに対して何かしらの不満があるとも思えないし、何よりも騒音が出る類のものでなければそもそもアナウンスの必要性はないように感じる。

しかし…しかしだ。

私の部屋が1階であり、工事を行っている作業員の人が頻繁に窓の外を通るという環境についてはどうだろうか?それは結構我慢出来ない問題ではないか。1日中部屋にカーテンをかけておくというのもなかなか厳しいロケーションだと言えなくもない。こういう部分での苦情というのは、前もってアナウンスすることが不可能だと感じる。それは、作業員がどのように動いて作業を行うかが未確定だからだ。なので私の部屋に対して何らかのアクションがないものと推察出来る。

しかし…しかしだ。

それにしてもこれはなかなかのストレスだと言わざるをえない。まぁ長く続くものでもあるまいし、暫くの我慢だろう。何事も最善はないのだから。



さて、本題へ。



物事に対する考え方というのは人それぞれだ。それは往々にして「価値観」という言葉で表現されることが多い。端的な言い方をすれば「何が大事で、何が些末か」という問題に起因する。大切な物事は評価する側の人の立場に立って極めて主観的に評価されることになる。世の中の人の殆どが大切だと感じることが必ずしもそうではないように、価値観は普遍的なものではありえない。人の評価が介在すること、そしてその人のバックボーンがそれぞれ異なることを差し引いても尚…である。
何に重きを置くか、それが最も顕著に現れるのは仕事だ。仕事ではしばしば「優先順位」という言葉を用いる。片付けるべき仕事に順番をつけ、最も制限の強いものから片付けていくというものだ。この優先順位という定義も、こと仕事に於いてはなかなかに不明瞭だと言えるだろう。全ての仕事の名称を限定して定義した場合はそのような問題は起きないが、仕事のアウトラインを抽象的に捉えた場合には、そこに人の「価値観」が介在することになる。そして意識の格差が生まれ、そこから仕事に対する優先順位がその人の中で形成されることになる。そうなると確固たるルールを持たない仕事については、漠然と据えたルールが形骸化することになってしまう。柔軟且つフレキシブルに行う場面の多い仕事だからこそ、そのような局面にはよく遭遇することだろう。



凌ぐことは、仕事を確実完璧に片付けるという意味合いからすればマイナスであるように聞こえる。しかしこれが意外に重要であるということに最近気づき始めた。これは車で目的地へ向うことを例にして考えてみるとわかりやすい。
車は目的地まで行く為の手段だ。目的地に到着することが目的である以上、極端な言い方をすれば車のコンディションは問わないのと同義だ。つまり車の状況がどうであれ、目的地に着きさえすればいいわけだ。車に乗っていて車が何やらおかしいと感じたとしても、その場で運転が可能であれば運転してしまう人が殆どだろう。車が大好きで本当に車のことを大切に思っている人であれば、少しの異常でも過敏に反応して運転をやめるかもしれない。しかし現状走っているのだから、目的地に着いてからでもどうとでもなると考える人も多いのではなかろうか?恐らくはその考えはそんなにマイノリティではないはずだ。この騙し騙し走らせる行為が「凌ぐ」ということと似通っている。

仕事は完璧に片付けられるならそれに越したことはないが、そうはいかない局面も多い。むしろ問題が起きない方が珍しいと言えるだろう。否、何事にも完璧がないように、何も問題が起きない方がむしろ問題なのかもしれない。そこで凌ぐということが大切になってくる。問題が出るとその都度立ち止まって完璧に解決するまで待つよりも、取り敢えず凌いでおいて、一旦のゴールを向え、その後に問題について検討する方が大切なのではないか、そう感じるようになってきた。
勿論これは全ての仕事に当てはまることではないだろう。だが私の仕事ではそれが結構重要なスキルであるかのように感じる。きっと同様のことを感じる業種も多いのではなかろうか。


凌ぐことで先に繋ぐ、問題は後で時間をかけて協議する、私の業種はまるで駅伝のようなものだ。ランナーのコンディションが完璧で次に繋ぐ必要はない。ただ襷が次に繋がればいい。自分が在籍している職種ではあるのだが…かなり興味深い範囲だと改めて感じた今日この頃だった。













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Last updated  Oct 20, 2011 12:05:58 AM
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