今回の修理は、「 ONKYO K-511M クイックリバースカセットデッキ(発売日:1994年) 」だ。 ノイズリダクションシステムとして「ドルビーBタイプ/Cタイプ」及び、高域特性改善システム「HX-PRO」を装備た、INTEC275シリーズのオートリバースカセットデッキだ。
[ ONKYO K-511M クイックリバースカセットデッキ ]
■主な故障と原因
■修理
TAPEが挿入できないのでは、動作確認もできない。 原因は扉開閉用ゴムベルトの劣化だ。手を添えてやると扉が開閉することを確認。テープ再生等の動作も問題ないようだ。
さて、このベルトを交換するためには、一旦テープユニットを取外し、付帯する当該メカを分解する必要がある。
底部には少々の錆が発生。 飲み物を溢したりしたのだろう。
テープユニットを取外し各部を点検・清掃。
上記ゴムベルトを交換。
シャーシの錆を研磨。本来、シャーシは各部がアースを取るため、亜鉛メッキで導通が仕上げとなっている。よって、塗装はこのシャーシアースの妨げとならないよう、部分的に薄く仕上げた。
その他各部のクリーニング、組戻し、点検。動作確認と修理後のエージングを実施し、作業完了。
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