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数日遅れで申し訳ないんですが、例の13日に公開されたWindowsの更新プログラムに不具合、OSが起動不能になる恐れのお話なんですが。今のところこの記事文末リンクにあるように【リリース後に確認された問題】2014 年 8 月 13 日公開の更新プログラムの適用により問題が発生する場合があるの通り該当KBを削除するのが今のところの対処なのですが。私は今回のUpdate(WU)では何の異常もなくそのまんま使えておりましたので削除が遅くなりました。ですが異常がなくとも削除した方がいいということでしたので昨日出かける前にしてみました。環境はWin7ProSP1 64bitです。その前に先ほどのリンク2つめ、つまりMSセキュリティチームもそしてMSも対象OSの主語はWin8及びWin8.1になっています。最新のOSですので当然なのですがWin7で慣れない方はちょっと戸惑いますよね。Win7の場合は4つ並んでいるKBのうち最初の2つが該当です。末尾に書いてはありますがこういう大事な情報を懸命に読んでいる時って案外目が文末を滑ってしまう。もう一つ異常がなくとも該当KBを削除するとありますが、コントロールパネルを開きプログラムの削除~までは大体なんの迷いも出ませんが、該当が複数ある今回のような場合1つずつ削除→再起動なのかそれとも全部削除してそれから纏めて再起動なのか迷いますよね。はい、私は迷いました。ですが複数ある削除該当KBの因果関係まではまだ公表されていませんのでもし片方だけとなるとひょっとしたらと思い、結局1つめの再起動を「あとで」にし、2つ目の削除後纏めて再起動しました。無事起動しております。ただ、今回のWUで何らの異常もなかった環境ですのでこれが何かの参考になるとは思いませんけれど、こういう場合もあったということで。
2014.08.20
殆どマスコミに載ることはないが、現在アフリカでエボラ出血熱がパンデミック状態になっている。エボラ出血熱は劇的な症状を示すので映画や小説の題材にもなってきたから却ってリアリティに乏しく感じる嫌いもあるかもしれないのだが、しかしこれは本当の意味での重大疾病だ。現在のところ直接感染しかしないと言われて入るものの、しかし治療にあたった医師、医療関係者も罹患したということは相応の予防措置を取っていてもどこかで感染したということになり、無論ウイルスだって変異するわけでいつ何時空気感染に進化しても不思議はない。私はこの日記をただいたずらに恐怖を煽りたいがために書いているのではなく、現実がすでにそこにある以上ではどうするかを今から考えておいてもいいのではないかと、ただそれだけのために書いている。猖獗を極めているアフリカは一見遠いようだがヨーロッパとほぼ地続きのようなもので、中東とも接している。人間にはなるほど格差はないはずだが、人が生きる国家には先進国かどうか、つまり生存条件からして歴然とした差があるのも事実であって、ここで形而上学的かつ宗教的な概念を持ち込むのは時間の無駄なのでやらない。つまりヨーロッパ諸国はなんとかして水際で防ぐことが可能な国家群に入る。検疫、医療水準も高いわけで、普段はどうでもこうした国家的危機には歴史的経緯(ペストやスペイン風邪など)もあり本気でやれるだけのものは物量もそしてスタンスも持っている。エボラ出血熱が世界的大流行にならないようにするには国家のトリアージが必要なレベルになるのは間もないのではないかと私は考えていて、それが国家レベルならまだいいがアフリカの実情を思うにつけ早々に大陸レベルになるのではないかと予測もしている。こんな予測は外れるに越したことはないが、現状アフリカで先進国並みの医療や検疫や公衆衛生のレベルにある国は残念ながら一部の都市以外は皆無なのも事実で、こうした問題に楽観的観測は禁物なのは言うまでもない。話はちょっと変わるが、現在日本では政府及び第三者委員会などで個人情報の扱いについての話し合いがされている。主に個人情報とはなにか、どこまでが個人情報かという10年以上前に決着ついてなかったんかいというレベルでの話のようだが、一部委員が公開できる範囲内(殆ど全て)を記述してくださっているので読むと、未だに商用として使いたい事業者側に役人や政府側が引っ張られている感がある。何故引っ張られるかというとそれは何も判っていないからであって、困ったことに判っていないのを判っていないという漫画のような連中に一部委員が情報セキュリティの初歩の初歩から説明を強いられているバカバカしさが浮き彫りになっている。所謂四大情報が個人情報だなどという頭の悪い論を今時まだ押し通そうとしているのはビッグデータとやらが飯の種になるとこれまた思い込んでいるせいで、随分呑気というか太平楽だなと私のような素人に呆れられているわけだ。で、ここまで書けばここをお読みくださるような方には最早続きは要らないのだが。エボラ出血熱の現在只今の患者、そして死亡率、感染の経緯などは無論判ってない連中の言うところのデータとやらで何処かには必ずあり、集積されている。例えばCDCにはね。ところが私がもしCDC及びその関係者なら個人情報のなんたるかから今時基本すら判っていない連中が政府や議会関係者にいてバカな主張を繰り広げている国にセンシティブ情報は流さない。だってこれある意味軍事情報に匹敵するんですよ。基本的なものの概念すら理解できていない、いや判っているくせに食い物にしたい連中に渡せる情報じゃあない。この情報には四大情報はほぼ要らないですよね、むしろ必要なのはどこからどこに移動した、どこで発症しどこの医療を受けたなどのいわば付帯情報の方だ、そう事業者側が押し通したいビッグデータですよ。本気でこれらを商用にさせようとしている国がある事自体私には信じがたい。判らないのなら判っている人に委ねることすらできないというのは最早欠陥だよ、足りないの。先の議事録を読めば読むほど本当に僅かな一部委員の奮闘がなんとかこの国とそしてこの国に依存している国を救うと私は信じたいが、しかし困ったことに判ってないもしくは判らないふりをする連中に限って声が大きい。声を大にして言いたい。ビッグデータは飯の種どころじゃない重要な国家情報なんだよと。それを目の前の金、転がすだけで金を生むかのような錯覚させるのはやめろ。
2014.08.01
昨日のIEの0dayの続きなんですが。TVニュースになったお陰かやはりTwitterなどでもかなりの話題になっています。フォロアーさんですとここをお読み下さる方々とほぼ同じで概ねIEだけを使っている方は少なく回避方法も判って実施もできるのですがその知り合いとなるとそうもゆかない事例が多々。ということで非常に親切な方が「どうしてもIE使いたいならこのツールはどうじゃ」と出されたのがこれ。IE6~11の深刻な脆弱性の対策ソフト「IE_Remove_VGX_DLL」 Ver0.2の公開を開始しましたでTwitterで書いたりレスキューに困っている方にお勧めはしたんですが、自分で使ってみないとなんとも言えないよねということでダウンロード→インストールしてみました。環境はWin7ProSP1 64bit(昨日時点での各最新パッチ適用済みzipをダウンロードし展開してexeをクリックするだけ。最初に例のUACの「ええのかほんとうにええのんか」が出ますがそこはえいやっとwUIにも親切に注記されていますが64bitの私も2度反応がありました。このソフト、親切仕様でtest.htmlが付いていますのでインストール前と後が比較できます。ですのでどうしてもIEじゃなきゃならない、これじゃないと使えないなどの事情がある場合はexeをコビーして入れてもらいましょう。各ITメディアにも続々と紹介されています。しかしいい国ですよねえ、どうするどうするとてんやわんやになりかけたらちゃあんと母国語でレスキューソフトが出てくる。ありがたいことで。
2014.05.01
IE6~11に影響のあるゼロデイ脆弱性、すでに標的型攻撃も確認これなんですが。パッチはまだでして、GW中ということもあり中々周知されていません。IE11というとWin7なんですが、これにしても素では避けられないのでアンチウイルス入れているからといって安心はできず、この記事本文にあるようにEMETを入れて凌ぐかIE以外のブラウザを使うほかないのが現状です。ここをお読みになっている方には書く必要もないような話なんですが、実際EMETを入れるかどうかと迷ったりする場合や不慣れな人のレスキューをする時は「他のブラウザを使いそれをデフォルトブラウザにしてスタートページをYahooにしておく」のが現実的な解になると思います。個人的にはなんでYahooがスタートページなんじゃとは思うものの、実際そういう方が多いのも事実ですのでもし何も対策していない個人PCを見かけたらどうか先ほどの設定に変更してくだされ。自分の使っているブラウザが何なのか判らないような方にはこれしかない。ぶっちゃけIEがChromeにすり替わってもスタートページが同じなら気がつかない方もおいでだと思いますし。で、EMETですが現時点でリンクされている場所に飛ぶとEMET5プレビューのダウンロードリンクに行き当たりますがとりあえず入れるのならその前のバージョン、右側に「推奨」とあるEMET4.1の方がいいと思います。元はTechnetサイトなので慣れない人や読まない人にはハードルが高そうなEMETダウンロードサイトですが右側「推奨」と書かれたリンクの下には説明用PDFリンクも貼られていますので同時にダウンロードしておくと便利です。相変わらずGWになると大きなセキュリティ情報が湧いてきますなあ。
2014.04.30
毎年今時期はここ北海道のみならず日本全国どこも寒の只中。今年も5時46分に南の窓を開けるのだが毎年寒さが身と心に突き刺さる。阪神淡路大震災で亡くなられた方も寒かったろうけれど生き残った方々もどれだけ寒かったかと毎年思うのだ。そしてもう一つ私には「ちゃんと選ばないと大変なことになる」という日でもある。改めて阪神淡路大震災の犠牲者にお悔やみとそして生活も環境も変わってしまった方々にお見舞い申し上げます。
2014.01.17
多分再掲だと思うのですが、XPマシン使用の方はここ数回のWindowsUpdateでかなり時間がかかっていると思います。特にIE6,7,8利用の方は「先に」IEのUpdateを済ませてくださいまし。IE6用IE7用IE8用以上の該当Updateを終えてから月例更新されるとアホのように遅い更新がやや改善されるようです。ただ今回の更新はWin7でもそこそこ時間がかかり、また直前に.NET4.5.1のこれまた重い更新もありました。それともしWMPを常用されるとかカスタマイズされている方は注意が必要です。殆ど使わない私の環境でも設定が元に戻りちょっとびっくりしました。これまた毎度のことなのですが、ここをお読みいただいている方には殆ど不要な情報なんですけれどもし周囲でお困りの方がおられましたらということで。
2013.12.12
「Microsoft Graphics Component」にゼロデイ脆弱性、暫定対策プログラムが公開Windows Vistaや古いバージョンのOfficeに影響当初この脆弱性情報を見た時、OSはVistaとWindows Server 2008なのでさほどの影響はないかなと思っていたがOffice2003、2007、2010も対象となると話が違ってくる。このサイトには脆弱性情報の詳細、そしてFixitへのリンクも貼ってあるが、Fixitサイトへのリンクは真ん中のMicrosoft Security Advisory: Vulnerability in Microsoft graphics component could allow remote code executionこの脆弱性は画像プレビューだけで実行可能になるのでできるだけ多くの方々にとりあえずFixit適用を呼びかけて戴ければ。今はポリシーでUSBメモリなどは使えないマシンも多いけれど、こういう広範囲に渡る脆弱性にはオフライン版も欲しいよねとここでひっそり呟いてもなにもならないが、しかしこれは色々まずい気がする。
2013.11.07
ロリポップ!、WordPress利用サイトで不正アクセスによる改ざん被害ロリポップのレンタルサーバでWeb改ざん、WordPress管理画面への不正アクセスで一昨日くらいから耳に入ってきてはいたんだが、私のようにここのあてがいぶちで済ませている者からするとレンタルサーバーを借りサーバーを構築しWordPressで記述しようというのはそれなりにそれらを使って何かをしたいか意味があってその環境を構築したんだろうなあと思う他なく、つまり上の人達なんだよねえと。ただ全く縁がないわけでもなくネットで数年前から交流のある方がはてなを止めてレンタルサーバー+Nginx+WordPressでBlogを書き、ありがたいことに使って判った注意事項や訂正必須事項を書き留めておいてくださっているから門前の小僧の前くらいには各名称や注意点なども頭の隅っこに残っていた。だから今回上2件や他のニュースサイトなどで報道されると即座に知り合いのBlogでの注意点が頭に浮かぶわけで。今年に入ってからも春先と初夏にあったなと記憶している。WordPress への大規模攻撃に関しての雑感【追記あり】WordPressとAuthor(作成者)表示に関してなどが昨夜別の方とTwしていてもぽんと浮かぶほど懇切に利用状況、いや構築の初めから記述があるので自分自身はこれほどの手間で構築するかは別にして必ず世間の役に立つ記事を書いてくださっているので是非。ただこれほど多く利用実績があるWordPressなのにロリポップサーバーだけが絨毯攻撃に遭うというのもあんまり考えられない話で、すでに春先(4月半ば)から大規模攻撃があったのに今になって改竄被害がというのもタイムラグがありすぎてちょっと首を捻ってもいる。
2013.08.30
これとほぼ同じお題で日記を書いたのはいったい何年前になるのかすっかり忘れてしまうほど昔になると思うけれど。昨今ビッグデータという言い方がしきりに持て囃されているようだが私は個人データの集合体がビッグデータだと思っているからじゃあその個人データってのは一体誰のものかと改めて持て囃している側、まんまと乗せられている側に問い糾したい。今なら携帯、PCに拠らず何らかの自分のものじゃない人様の住所氏名電話番号をそれぞれ「データ」として記憶している。しかしそれが自分のマシンにインプットされているからといって自分の好きに取り扱っていいものじゃあないですよね。今まさに私は「データ」とは書き、紛う方なくデータとして記憶されていようともそれは単なる英数の羅列じゃあなくあくまでも人を識別し特定できる「人様のデータ」だ。私のマシンに保管されているから私のデータであり、好きに扱っていいとは思いませんよね普通。自分を特定し居所が判るデータを委ねている誰かに暴露されては困惑するのと同じようにこちらも書かない。当の本人が明記している情報以外書かないというのがお約束というものです。ある程度の都市、それも東京や政令指定都市なら区くらいまで、それ以下の市町村なら原則として書かない、精々都道府県の東西南北程度まで。実は私も札幌市までは明記していますし延々書き続けた日記やTwitterを注意深く読めば区も特定できるとは思うものの実はどの区なのか明記したことはない。ネットで交流している方々はこの点ある程度リテラシを持っておられるので余程の例外を除いてこれまで居住区や区以下の住所を暴露されたこともない。書かれないから書かないという単純なイーブン意識じゃあなくそれらは普通に軽々とは書きませんし書かれませんよね。つまりこのマシンに入っている人様の個人特定情報*は私のものじゃあなく人様のものだというくらいは誰でも判っている。*実は私はネット越しで得た人様の特定情報はマシンから必ず消去していまして、理由は私自身のスキルが信用できないのでいつ何時何かがあってネットの海に放り出しかねないのを危惧しているから*但しマシンじゃあなくアナログで保存している場合もありますがこれもかなり判りにくい場所に仕舞いこんであるネットじゃあなくリアルでも本人のいない所でその人の個人が識別できる情報を勝手に渡したりしないのと同じ事です。データというからあたかも自分の所に収まっているものは自分のものだと勘違いしがちですが、違いますよね。ところが何故かこの考え方に「ビッグ」と名付けると収集側が勝手にやり取りしていいかのような印象付けられてしまう。そんな訳はないのに。人によって暴露されていい情報はかなりの落差がありますよね。それこそ人の数ほど理由がある。それなのにビッグデータと一括りな言い方をすればあたかもデータ収集側にその選別条件まで委ねているかのようになっているのはおかしいと言っています。それらの条件はあくまでも被収集側に委ねるものであって収集する側が決めていいものではないし当然ながらデータを勝手に付けた一律条件下でやり取りしていいものではない。だってデータは個々人のものだから。誰かのデータは私やあなたのものじゃあないですよね。無論私如きの個人情報がさほど重要なものではないのは当たり前で、50過ぎた婆の情報がさほどの意味を持たないというのはあくまでも私自身が自分に付けた価値であって、それを赤の他人やデータ収集側に判断されたくない。ところが何故かビッグデータという名前になると情報のやり取りの基準まで収集側が勝手に足切りする。ビッグであろうがなかろうがそれは情報の集まったものであり、じゃあその情報の元はなんだというとそれは人なんですけれどね。あなたや私はデータじゃあありませんよね。延々と書いたのはビッグと名付けようと変わらない人の情報は一体誰のものか、そしてそれらの扱いの基準を勝手に決めてやり取りできるとは一体誰がそれでいいということにしたのか甚だ疑問だからです。具体的に言えばSuicaデータ。JR東日本がSuicaデータの外部提供について説明、オプトアウト受付も開始このお知らせには期限がありましてオプトアウトしたいのなら9月25日までに申し出よという考えるだけで腹が立つ内容なのですが、怒ってばかりいても勝手に情報をやり取りされるだけなので該当者は必ずオプトアウトの手続きを取りましょう。この告知がされて以来延々と腹を立てていたわけですが、そういや私がKitacaで相互利用した分は一体どうなっているのかと気が付きましてな。問い合わせしようと思っております。
2013.08.06
今週に入ってから急に思い出しように北海道南西沖地震の記録が出てきているのだが。この地震も津波で被害が拡大した災害であった。しかし被害地域が限定的であったこと、特に主な被害地が離島であったために被害の大きさと津波の速さはあまり記憶に残ることがなかった…のは東日本大震災で判ることになる。無論とっさに逃げなかったから悪いとか被災したのだというのではない。逃げられないであろう年寄りと一緒にいればそれはよくよく判っている。これが他人でもそれを置いて動けるものが先に逃げるというのは理屈ではその通り、私も呼びかけるのならそうするがではさてその場になって自分ができるのかというとそれはわからない。ただ、震災後はどこか出かけたり交通機関を利用していると「何かあったら」とお子さん連れを確認したりすることは増えた。大人なら抱えられないがお子さんならなんとかなる、自分の負える範囲は何だ、どこからどの方向にいけばいいのかなどをね。二度と起こらないということは断言できず、ましてやこの日本では大丈夫などという保証はなにもないけれど、しかしせめて同じ規模の被災は避けられるように心がけてゆくしかにあのだと改めて感じましたな。
2013.07.12
昨日福島第一原発元所長の吉田氏が死去した。今になってはよく知られてはいるが、あの津波の後の全電源喪失という想定外の被災のさなか上(東電本店)と政府(菅政権)から海水注入はまかりならんと言われていたにも関わらず敢行して被害を最小限に食い止めた現場責任者でもある。当時の菅政権は今改めて考えても口を出さなくていいことには口を出し、政治家として責任を取る所では逃げ、さらに言えば時間との争いである事態にあろうことか己の誇示の為に不要なヘリを出し乗務員を危険に晒しやったことはカメラマン連れてアピールという有様だった。自衛隊ヘリで上から注水などという見栄えはするが危険なだけで2階から目薬よりまだ悪い「やった振りと自己宣伝だけはうまいが人を踏みつけて平気」なものを見せつけられただけだった。東電の現場幹部とはいえ一社員に過ぎない吉田氏を殊更に英雄視するのは本来極めて危険で本質を見失いかねないことではあるものの、しかし事実現場責任者としてそこにいて決断し実行した。日本をお救い下さり誠にありがとうございました、御礼申し上げます。
2013.07.10
昨日朝TLに金子勇氏の訃報が流れ、その発信元は極めて確度の高いものだった。しかしながら確かまだ40代そこそこだったはずで、信じていいのに信じられず裏を求めてさまよっていたけれど誤報ではなく金子勇氏は亡くなられた。謹んで弔意を表します。ここの日記も無論私も手探りだった時代(2004年5月)にももう本当によちよちとしたものながら金子氏逮捕への憤りは書いてあり、その記述の未熟さに恥ずかしさを覚えつつ、しかし私としては今も尚あの逮捕は一体何のためだったのだろうと首を傾げざるを得ない。司法機関側が有罪にさせる為だったのかそれとも法適用の網を拡げるためだったのかから始まり、そもそもプログラムという道具を作る側には無限の利用使用時責任が伴うのか、一体誰が道具をどう使うのかまで作成者に問えるのか、また敢えて言えばあの裁判の流れは本当に金子氏の意図を汲めていたのかなど9年経った今でも判らないままだ。判らないというよりは金子氏の時間を奪い、拘留されている間Winny経由のウイルスは跋扈し、金子氏のみならず人の人生を変えるほどの副次産物を次々と生み出しても何もさせず結局一体どこの誰の何が益を得たのかすら判らなかった。結果として最高裁で無罪が確定したからよかったですねというのは金子氏にとっても、またその間自業自得ならともかく自業自得のとばっちりを食った人間には到底承服できない「無駄な時間」であったろう。何のことはない違法不法に道具を使った人間が罪を得るものであって道具にも道具を作った人間にも罪は問えないのだから。金子氏にとって失った時間はあまりにも長く、今になって思えば彼が自由の身になってから残された時間はあまりにも短かった。そして今になってようやくああだこうだ言う人間も出てきているが、しかしあなた方は当時一体何を言ったのかね。
2013.07.08
私が「高木浩光」という存在を知ってからかれこれ10年以上経つ。人様を掴まえて「という存在」もないが、しかし彼の存在そのものが人によってまたは団体や会社にとって災厄かも知れないが少なくとも私にとっては疑義を持つきっかけと過程と検証をこのようにして明らかにするのかという指標にはなった。忘れもしない10年前、私は東京であるイベントというか催しというか会合に出席していた。その10年前が初めてではなくその前々年、前年と続けて出ていてその分野では当時日本でアクティブにしていた人達が出て、または出席していたと思う。強く記憶に残っているのは最後の時で、分煙スタイルになっていたから行事の合間の一服時には喫煙所に色んな人が来た。私もそれまでに数回出席しているので、ネットの知り合いがリアルの顔見知りになったりしていてそれなり楽しく時間を過ごしつつ素人ならではのしょうもない思いつきや素朴すぎる疑問を恥ずかしげもなく雑談する時間でもあった。夜から朝までのイベントだからその休憩が何度もある。何回目だったろう、いい加減疲れが出ていたので雑談のネタも相当バカバカしくまた夢のような話をしている最中、後ろの柱から視線を感じた。そこに高木氏がいた。確か彼はタバコを吸わないと思った(その前も喫煙所利用の記憶がない)が、あまりに馬鹿馬鹿しいネタは喫煙所で話しているというのはご存知だったのだろう。そうした本当に話すのも躊躇われるようなバカバカしさ満載の雑談にさえアンテナを伸ばしているのかというのが私の驚きでもあった。その時の雑談が今になってある程度現実に近づきつつあることもなくはないけれど、しかしその時はまだただの馬鹿話で、プロが苦笑いするようなしょうもなさにも関わらず煙草臭いであろう喫煙所の傍に寄り貪欲にアンテナを広げておられた姿は今も目にやきついている。さて。ネット上ではこの10年、高木氏が関わりまた関わることによって広がり是正されてきた問題が枚挙に暇のないほどある。私の記憶では高木氏は元々JAVA系の技術者だったように思っていたが、今現在彼は主にネットセキュリティ面で名を知られている。冒頭リンクにした日記はその最たるもので、加えてTwitterでの呟きがリアルタイムで加わることによって威力も増した。その高木氏がNISCに異動になると聞いた。高木浩光氏、7月1日付でNISCに研修出向する高木ひろみちゅ先生が活動一時停止を発表、音楽性の違い原因かご本人の異動関連発言は上2つに纏められていて、今現在起こっている武雄市やスマホなど彼が関わりまだ続いている問題にも言及されている。そして関わり続けている人達(私も隅っこでだが武雄市に関しては発言もしている)の中には高木氏が出向によって一旦私的ネット活動から引くことに危惧を抱くのはある意味当然かもしれない。発信、記述、伝播の全てに関して高木氏に追随するのは難しく、彼が欠けることによる影響力の低下は免れないのも事実だ。けれどそれは高木氏によらず誰にもどこにもありうる事で、嘆いてばかりいても話も事態も一歩も進まない。私はTogetterに書いた通りこういう時は来るのではないかと思っていたしまたこれはちょっと書くのはおこがましいが高木氏のような存在にとって一度は根回しや人脈が必要な世界に身を置いてみるのは決して時間の無駄ではないとも思っている。フェーズが変わったからといって彼のスタンスやベクトルが変わるものでもなかろうし、より一層実現させるための手段に近くなるという意味でも。但し抜けた穴は大きく、特に武雄市の問題に関しては彼自身が恫喝された経緯もあるだけにこちらの関係者にとっては痛いのも事実だが。しかし高木浩光の代わりはいないがそれをどう埋められるか、埋めずとも別の手段があるのではないかと考えてはいるが、先ほど高木氏のフェーズについて触れたがこちら側も違うフェーズに入ったということなのだろう。隅っこからエールを送りまたこちらも改めてこれからのやり方を始めようかと思ってもいる。
2013.07.03
これまで何度か武雄市長とその周辺について書いてきたが、秀逸な纏めもあるし各論客が優れた考証を展開もしているのでここのトップに問題の集成となるリンクを貼り、あとは日々眺めてきた。但し一昨夜から出てきた問題は疑問や疑惑などではなく明らかに犯罪であり、それも日本国内ではなく国外に向けて「日本の売り込み」とされてきたのでここはもう一度きちんと書かねばと記している。今回の概要のきっかけは#SG問題 Satisfaction GuaranteedのFacebookページの検証後の所感kここから始まる一連の疑問から始まる。次にこれらを纏めたものが12:Satisfaction Guaranteedそして小島先生のセキュリティホールmemo FB良品改め Satisfaction Guaranteed ……は剽窃だらけから始まる一連の纏めリンクがある。当たり前ですが他人のそれも商用写真や広告写真に勝手にロゴを入れてあたかも自前の商品であるかのようにしてはいけませんやね。お目こぼしがあると思えるのは例えばそれが商用目的でなく、また公共性が高いと思われるもの、更に広く認知させるのが公共の利益に叶うと思われるものでしょうか。商品写真について私も何度かここに写真を貼りましたが、それは販売企業に電話を入れてありますし記述についての申し入れもしています。んで。これについて当該企業=武雄市長の取り巻きというより彼らに言わせれば一心同体な方はどういう反応をしたか。これは残り字数が短いために端的な私の反応ですが当然ながら剽窃した側は剽窃したもの全てのデータを持っている加害者なわけで、それをまるで親告罪を受け付ける司法機関のように「申し出があれば」と抜かすのは甚だおかしい。全ての権利侵害被害者に対して自分から謝罪し撤回するのが筋でして、そんな事も判らずに海外展開がどうのなどというレベルではない。日本企業からの海外展開のように見せかけてその写真の多くが剽窃、それも悪質なことにロゴまですり替えて我が物としてFBとはいえ公開するとは一体どういう企業なのか。コンプライアンス以前の出自のいかがわしさすら感じてしまう。しかし公称400万いいねとやらがあったこのような剽窃が一体何故今まで大きな話題にならなかったか、そこも大変不思議ですな。つまりこの400万いいねとやらも本当に純粋な400万人のいいねであったのかということも含めてね。一部の見せたい人間にさえ数を見せればいいのだという悪意すら感じます。はっきり言いますと匿名可、所謂コテハン状態なTwitterよりもFBの方が実名を謳う建前からか、もしくは商用利用前提なのかスパム行為には全体に公式の処分が甘い傾向にあります。私は匿名実名論などという20世紀の議論に付き合う気は毛頭ありませんし、連続性のあるHNを12年ほど使い続け、実名よりもよほどそれなりに良し悪し別にして積み上げたものがあると思っておりますのでこのHNが使えないような半端なSNSに参加する気はありません。改めて感じたのは武雄市長のような人間の周りには尽くいかがわしさの漂う人間や行為が集まるのだなと、だからこれらがうっかり周辺自治体に擦り寄ってきたり支持政党に近づいたらそれは全力で抵抗しますよとここに書いておきます。その為なら私の取りうる手段を取ります。
2013.07.01
昨日夕方、庭木の枝切りや買い物の荷物持ちついでに散歩と花見、合間に爺婆という日中を過ごした後のなんとはなしに少し気持ちが落ち着いた頃合いを見計らったようにとんでもない話がTwitter経由で目に入った。結果としては「打ち返し電話をかけてきた相手が職と身分を詐称していた」という。騒動のほぼ直後に書かれたスターバックスコーヒージャパンの対応がひどいこれが詳しい上に必要なリンクも備えているので便乗させて戴く。これを聞いて個人的に一瞬脳裏をよぎったのは以前よくあった「宅配会社を装って住所氏名を聞き出そうとする詐欺」で、この場合は向こうから電話が来るが「伝票を汚したので申し訳ないが住所氏名を教えてくれ」というもの。つまり電話の向こうの人が本当に宅配会社の人かどうか判らないのに錯誤させる手口で、これに応用をつけたものが「着払い商品を預っているがお金用意しておいてください」などになる。今はND(ナンバーディスプレィ)が普通だから怪しまれないようにこのような錯誤を利用した詐欺が起こるわけだが、もしこのような問い合わせがあったら伝票番号と会社を聞けばネットでその荷物が発送されたかどうか判るし何なら電話を切って(電話の相手が言った通りの番号じゃなく)当該会社の電話を調べて打ち返せばいい。おっと。問い合わせ電話をこちらからかけて話がそこで終わらない場合、向こうから折り返すということはたまたまある話でもある。今は問い合わせ電話専用のオペレータを雇っているところが殆どだからちょっと話が込みいればそういうことにはなる。しかしその折り返し電話が一体どこの誰から来るのかは少なくとも最初の電話の時に明らかにされていなければならないはずで、それがそこそこの規模の法人であるのなら通常固定電話から来る。個人の施工会社兼親方とかならともかく少なくとも上場会社や全国規模になれば問い合わせた人間の電話及び氏名、場合によっては住所も渡るのだからその確認込めて「これこれこういう部署の○○から連絡差し上げます」もしくは「こういう部署から連絡致します」と事前に断りがあるはず。先のリンクはそれらのどれも踏み抜いた挙句完全に職業も人間も偽った上で勝手に問い合わせた人間の情報も横流ししていた話で、これはおよそまともな会社や人間のやることではない。いやはっきり言うが似た話になると殆ど詐欺の話しか頭に浮かばないよ私には。だって電話番号と名前入手した全く違う職業の人間があたかも直接応答しているかのように連絡してきたんだから。最初のリンク先を書いた方はスターバックスジャパンへの落胆を書いているがそこは全く利用したことがない私とは見解が大いに違うにせよ、これが最後のトドメで今後私はスターバックスを使うことはないだろう。なんだろうな、この一連の騒ぎというか勝手に自爆している連中のいかがわしさというのは。
2013.05.19
先週書いたMS更新プログラムの一つ、KB2823324に関する不具合だが、日本時間で昨日これに対する修正プログラムKB2840149が出た。マイクロソフト、不具合で配布を停止していた修正パッチの提供を再開先週の日記には私の環境でこれといった問題がないので修正プログラムが出るまでさてどうしようか迷っているとは書いたが、実は昨日の「新しい更新があります」のお知らせ時点でコンパネ→プログラム→左側の更新プログラムを表示をクリックしKB2823324は削除し、修正プログラムのインストールを行った。MSの更新を全部適用しているとずらずらと並ぶが、新しい更新は上の方にあるので割合と探しやすい。削除の時点では再起動は求められず、修正プログラムインストール後再起動。これでひとまずMSが求めているであろう環境にはなったが、今回の場合はユーザー側に判断を求められたわけで、実際のところ不具合が見受けられない人の中には判断を迷った人も多かろうとは思う。私も迷った。結局残したままにしておき修正プログラムの配布を待った形になったわけだが、これは起動しないまではゆかずとも再起動が遅いとか何か挙動がこれまでと違うということがなかったからで、この挙動の細かいところまで観察できたのはメインマシンならでは。これで以前のようにセカンド、サードマシンがありちょこちょこ触る程度だと起動しないのはともかく僅かな挙動の違いを自覚するのは難しいからいち早くMSの言うとおり先にアンインストールしてから修正プログラムの配布を待っただろう。GW前の更新に間に合ったともいえるので是非この更新とアンインストールは終えて連休を迎えて戴ければと思っている。
2013.04.25
Microsoftの更新プログラムに不具合、アンインストールを勧告これは先週出た13年4月分の更新のうちのKB2823324 (MS13-036)で、私の環境では何のこともなく再起動→適用できたので気がつくのが遅くなった。特定の外部プログラム(Kaspersky)との相性なんじゃあないかという公式見解で、正直なところKaspersky使う人であれば何とかこの情報には辿りつくんじゃあないかとも思っている。で、私はどうしたものかと考えている最中で、アンインストールするような目立つ挙動があるわけでなし、といってMSが公式にアンインストール推奨してしまったのではてどうするかと。代替の更新プログラムが出てから入れ替えにしたいなというのが本音で、ただ公式にアンインストール前提にされるとそれはそれで次何かあった際面倒が増えるかと思ったり珍しく迷っている。ここの処の肉体労働のお陰ですっかり早寝早起きになり、爺婆が寝静まった頃合いに落ち着いてマシンそのものその他に向き合う時間が取れていないのも多少はあるのだが。明日もちょっと母が出かけるからその後、週末にかけて考えてみますか。
2013.04.17
表記の題名は福島県内における大規模な内部被ばく調査の結果から拝借した。これはこの東京大学サイトにあるようにInternal radiocesium contamination of adults and children in Fukushima 7 to 20 months after the Fukushima NPP accident as measured by extensive whole-body-counter surveysの概訳であり、また本文はPDF全文で公開されている。数日前に早野教授自らがTwitterで公開されておられたのだが、よちよちと論文を読んでいてここに書くのが遅れた。またこの検査は当初早野教授の私費、後に寄付を募りそのお金からなされていて所謂紐付きの検査研究ではない。と蛇足を書かねばならないほど放射脳の妄想は留まるところを知らないまま暴走し先鋭化し続けているのも現状だが、しかしこの論文によって「有意で過大な被曝」はほぼ認められなかったといっていいと思う。無論今後の継続的な検査は必要ではあるが、この論文の持つ意味は極めて大きくまた重く、その分福島県への風評被害や心ない中傷が軽減されることを心から願ってもいる。いい加減凝り固まった人間が騒ぐのに耳を傾けたりいたずらに怯えた挙句周囲にまで更なる災厄を持ち込む人間は置いていっていい時期だと思うのだ。
2013.04.13
そして施政者に群がる商売人達と渦中から置いてけぼりな武雄市民という構図が4月のCCC-TSUTAYA図書館の開館に向けてますますはっきりしている今日このごろなのですが。この図書館に関しては市長の暴言恫喝もさることながら出来上がるはずの図書館そのもの、または利用者システム情報の行き先が今以って明確でない。図書館の利用情報もしくは検索情報というのは基本的には「人権擁護」の精神と同じスタンスでいるもので、だからこそ図書館の存在はそれを公共に求めまた多くの自治体でそれが成立しているのは「そこに本があって借りられて便利」な他にも重要な要素があるから。例えば自分の書庫に置くほどではない、はっきり言えば余り置きたくはないが参考のために読みたい、またはとある著者についての傾向を調べたいという時にも図書館は使いますよね。私も大嫌いな大江健三郎などは買う気には到底なれませんからほぼ全冊借りて読みました。んで。ここで困るのは「私という人間が大江健三郎を借りた」このデータがこれまでは図書館内にのみ残るはず(図書館宣言)なのに公表された武雄図書館の資料ではこれが何故かTポイントカードに図書貸出券が併用され情報がCCCに送られることになる。ここをまず遮断する、できるとは市関係者及び市長、またはCCC関係者もしくはTSUTAYA関係者は絶対に言ってくれない。この話はずいぶん早くから識者が指摘してくれていましたが、関係者は指摘と批判の区別もつかないようで罵詈雑言返信は早いけれど肝心の指摘には誰も答えないのがここ数ヶ月の繰り返しになっております。もう一つ、うちの図書館もそうなのですが十万冊規模の蔵書ともなると館内検索システムというものが必ずあります。館内端末で検索すると「今は貸出中」とか「ここの分類の棚にあります」とか出てくるあれですね。まさかと思うがこの検索システムの情報も統一化されCCCに送られていませんよね。Tカードというのは基本的にポイントカード風情でありながらDVDレンタルが本業のようなもので当然個人情報が満載されています。Tカード自体はそこを利用したい人が自分の意志で作るものですが、まさかそのカードに紐付けられて検索した図書やら借りた図書まで把握されていると想像するとかなりぞっとします。何故ならお金を出してDVD借りる時はそれなりの嗜好、もしくは軽い興味でもあるからまだいいが、図書館の本というのはそうとは限らないからですね。むしろ自宅の書庫に置きたくないが反対意見の本でも読んでみようかい、お金を出すのは抵抗あるが読むだけは読んでみるか的な「読んでいることを知られる自体抵抗がある」書籍である場合もかなり多い。これまで例えば札幌市は図書カードといわれるものは住基カード、住民票、印鑑証明ともお得意のSapicaとも別建てで発行していますしそれが当然だと思っています。市長と市職員組合など問題の多い我が札幌市でさえこの辺りは流石に今のところ図書館の独立性というものを一応は尊重している。いや普通そうだと思うのですが困ったことに武雄市長は議会でもまた一般的なネットユーザーにもそして情報セキュリティの世界では識者と言われる方々の意見を聞くどころか所属する機関や会社の名、時には上司議員を持ちだして暗に脅迫している。自治体首長が黙れというからにはその人達が黙る「ちゃんとした裏付けと説明」がなければならないわけですが、帰ってくるのが裏付けや資料ではなく恫喝なんですね。さて、これらの後また武雄市長が妙なバランスの「匿名投書」を紹介した後秀逸なBlogがありますので紹介します。本当に分かっている武雄市民とは誰か前にも書きましたが武雄市は人口5万、町村合併後の数字ですので人口分布はかなり散らばっていましてその上選挙区も市を分けている。人口5万という数字は人脈2ホップで誰が誰だか特定できる数なんですよね。誰かの誰かの知り合いはあなたの知り合いの知り合いである可能性が極めて高く、また大都市と違って僅かなヒントで人間を特定しやすいということです。そのせいか意図的なもんだと思うんですが上のBlogにある通りこれまで把握しているだけでも2人の武雄市民がネット上では事実上黙らされる事態に追い込まれている。かなり外側から技術的な問題点、懸念を表明した人間にでさえ会社名や所属機関名を挙げた上に上司だの国会議員だの持ちだす武雄市長ですから市民が声を上げるとこんな目に遭うという見せしめでしょうか。個人的には公立図書館というのはそこに住まいする者のためだけではない日本の誇る公共財の一つだと思ってもいます。ただ建物があって本が置いてあるだけのものを図書館とは言いません。ポイントカードと図書カードを紐付けする技術的な危惧、そして憲法上許されているのかどうかすら危ぶまれる市長の恫喝、図書館というものの本来的な存続、更には自治体として売り出しているはずのFB商品の商標登録者が樋渡市長個人のものになっているなどあまりに問題が多岐に渡っているので先日も紹介しましたが佐賀県武雄市の問題について:takeoproblemここが一番項目別に日々起きている問題を纏めています。このリンクをサイトトップにも置きました。何が問題なのか見る人や観点によりそれぞれおのおのあるとは思うのですが、これがもし自分の自治体に来たらと思うとあらゆる意味で住人の危惧するところだと思うのです。
2013.03.27
JINSのECサイトに不正アクセス、1万2036件のカード情報流出の可能性この見出しだけみるといささか見慣れた流出だが、実はこれ「セキュリティコード」も流出しているとJINSが公表している。不正アクセスによるお客様情報流出の可能性に関するお知らせとお詫び(PDF)これは知る限り前代未聞で、記憶ではセキュリティコードを記録しないのがECサイト作成のお作法だったと思うのだが。簡易とはいえオンライン決済の本人証明の砦的に使われる事が多く、また入力側も桁数が少ないのでさほど煩わしくないから便宜的にとはいえ一応スキミングにも有効とされてはいた。だがセキュリティコードごと情報流出ではこれはもはや流出したカードを再発行する他ないんじゃないかと私は一報を聞いて感じている。しかしそれにしてもどこぞの個人商店が知り合いの誰かにほいっと作らせたものでもあるまいに今時セキュリティコードを記録保管しちゃっているサイトをこさえるとは評判の企業にあるまじき話で、流石にそれはなかろうと思っていたところにJINS自身からの情報公開であった。何が起きるか判らんとはこのことだが、これは侵入された企業が一方的な被害者というにはあまりに杜撰なサイトの作りであったと言う他ない。これはひどい。
2013.03.16
今月に入ってから盛んにマスコミが被災地に現地入りしていて、昨日もそうした番組が多かった。無論被災地の現状、これまでの2年間、そしてこれからを視聴者皆で考える大きなきっかけにもなるだろう。けれどせめて今日の追悼は被災された方々、ご遺族と共に静かにできないものか。何事もなく日常を過ごせていた人間が言うのもおかしいことながら、せめて今日この日は何かのイベント記念日のような扱いではなく、静かに瞑目する日でいてほしい。
2013.03.11
昨日の日記を書いた後すぐ雪かきに向かったが外階段への出口、玄関フードはこの有様だった。玄関フード内側から見た外この引き戸を開けるとすぐ下が外階段一段目だからつまり階段の高さ20センチとこの雪の高さ凡そ30センチを足した50センチくらい吹き溜まっていた。こういう風になると時には開かないこともあるが慌ててはいけない。今回はあっという間に積もったので運良く開いたが、開いた場合は足の幅ほど開いたらすぐ雪の上の方を蹴飛ばす。上さえ蹴ってしまえば下積みの雪は幅もあるし土台もしっかり?しているので自立するからスコップの幅に広げつつ上の方の雪だけ順番に蹴ってからおもむろにスコップで縦横に雪を放り出し始める。開かない時はうちではウインドウオッシャー液(-40度用)を引き戸の下両方隅に垂らし少しずつ動かしながら開ける。吹雪や雪、急激な気温変化の時は氷が入り込み隙間がどうしてもできるからウインドウオッシャー液は車がなくても必需品。引き戸はアルミなので金物でつつきまわすより遥かに楽で傷も付かない。心配なら数度かけた後拭き取ればいいが今のところこれといった腐食もない。んで。今は重い雪が降っている。量としてはさしたることはないが、階段の上の方などだけは雪をどけておかないと予報ではこの上に今夜から50センチ降るとNHKでもL字の低気圧情報になっている。なので除雪が入るのは月曜出勤のぎりぎり前、明け方夜中になると思われるし一度吹雪始めると雪かきも徒労に終わるのでそれまでにある程度寄せておき、本格的な雪かきは吹雪の後ということになる。風があまりなく、荒れる前にある程度融けている分を片付けておく。雪かきはともかくとして。昨日の吹雪でもそうだったが願うのはもう犠牲になる方々がいないように、ただこれだけだ。週末でも仕事や用事のある人はたくさんいるけれど、どうか準備をなさってくだされ。命の前には多少の義理はすっ飛ばすのも大事です。
2013.03.10
先週土曜の暴風雪で何人ものいたましい犠牲があった。Twitterでも何度か「できるだけ外に出ないでくだされ」と呼びかけたが、人には用事も仕事もある。私達道民は猛吹雪に巻き込まれ目の前が見えなくなり見当識を失うことを「巻かれた」という。今はホワイトアウトと言うのだそうだがまさに白いカーテンでぐるぐる巻きにされその上息もできないほどになり結果焦るので余計に判断を失う。そして道内の殆どの地域は車がなくば身動きも取れないから警戒情報が出ても、いや出ているから車で出かける。吹き溜まりに突っ込むというが暴風雪の間はどこが吹き溜まりなのか道路なのかはたまた道路じゃないのか判らない。そしてこの吹き溜まりもゆうに2mを超えているので大型重機でさえ突っ込むとえらいことになる。実はこうなってしまい車に閉じ込められたら一番先に考えるのはマフラー(排気管)の確保。しかし突っ込んだ時点からマフラーにも雪が入り更に吹雪だからこの雪が融けるどころか暖かいものが急激に冷やされるのであっという間に詰まる。車が出られそうならマフラーの雪をどけに外に出てもいいけれど、大の大人でもドアが開かない程の強風とそして突っ込んだなら雪の圧力がある。突っ込んだ時点でエンジンを切り、毛布などにくるまり暴風雪が和らぐまでか救助を待つ他ない。今は分からないが昔は冬ともなれば車に必ず毛布やスコップや濡れにくいジャンバー、手袋などは積んでいた。けれど第一はエンジンを止め身体が濡れないように車の中でじっとしているのが一番。登山をしたことがある方は判ると思うけれど、体力の消耗や凍死を防ぐには「濡れないこと」。これしかない。願わくばこのような惨事が二度と起きませんように。
2013.03.05
昨年からこつこつぽつぽつ書いている武雄市長についての諸問題だが。諸問題と書いた通り個人では到底網羅しきれない範囲で災厄は広がっている。あまりに範囲が広いので有志がポータルサイトを開設した。個人的には傍観者ながら一番見過ごせないのが意見する人間に対しての恫喝で、恫喝対象はネットで意見をした人間のみならず武雄市民にも及んでいる。謂れのない中傷、根拠のない執拗な批難なら拒絶するのも理解できるが、客観的に見て首長または自治体としてやってはいけないのではないかという意見そのものに対する回答の前に恫喝が来るという異常事態を何度も見てきた。私は特に正義感からとか「こうあるべき」などという立派な心がけから物を言っているわけではない。しかしおかしいものはおかしいわけで、遠く離れた佐賀県の小さな市のことだからと傍観していると知らぬ間に我が自治体に類が及ぶのが嫌だからという理由が武雄市問題に注目する一番大きな理由をいえるだろう。如何に小さな市とはいえ数万人の生活がそこにある以上、数万人全員の意思通りにはならないけれどしかし既存法や条例を尊守しつつベストよりベターを選択するのが民主主義のはずで、当然そこには賛成意見も反対意見も生まれる。しかしそれはあくまでも法に準じているのが前提でありかつまた議会の手続きなどの他に市民を守るのが大前提であるはずだ。市外の批判者を国会議員の名前を使って恫喝したり所属会社名を執拗に言及しただけではなく武雄市民に対しても手元にある住民情報を元に圧力を加えるなどは自治体首長として絶対にやってはいけないことなのに。私の目から見た武雄市長は業者と結託し自分の儲けを図るだけではなく丸投げしたその業者をも見る目がない(もしくはその程度だから結託した)結果、何をやっても図書館法や旅行法、医事法著作権法などの既存法に触れまくり、指摘されると削除しただけでなかったことにし且つ指摘者を恫喝するという人間だ。シノギのためならなんでもする類の人間とそう変わらない。このような者が自治体首長でいられるというのはなるほど民主主義だなと思う他ないけれど、しかしこれが全国に広がると民主党政権を更に改悪した国家が出来上がるだけで、市民国民に害悪しか齎さない。
2013.02.26
IH用マットで発火の恐れ 生活センターが注意喚起私もここに戻ってきた後、1階台所のガスコンロをIHにしようかどうしようか迷っていた。だがコンロ台含めたなんちゃってシステムキッチンの構造やらそれまで台所に出てきていた認知症の父が触らなくなったこと、そして老齢の母が使いやすい事を考えると今もガスコンロを使っている。万が一夜中にうっかり触らないようにコンロ台の下の元栓の開け閉めで対処してもいる。そんなこんなしているうちに電力政策とやらで節電を余儀なくされているから内心はまだこれでいいかなと思っているのが正直なところだ。今うちにあるガスコンロは電池や電気を使わないクラシック過ぎるもので停電になってもガスさえきていれば使えるし。んで、ニュース見出しなんだが。ガスコンロ時代から油はねや汚れに対応したコンロカバーやコンロそのものの材質や造りを変えて何とか掃除を楽にしようというものはあった。本当は使った後キッチン用のウエットティッシュでも使えば楽に綺麗になるけれど今のものはともかく昔のは凸凹があったり五徳があったりで日々過ごすうちについついえらいことになったりもする。そういう感覚でIHヒーターのマットも売りだされ使われているのだろうけれど、このマットに注意書きがあるであろうことは容易に想像できるが、しかし人というのは提供側が苦心惨憺した挙句に書いた注意書きは読まないもので。だからこの日記の見出しもうっかりするとIH用のマット「が」悪いような表記になるが実のところは案外使う側に過失もあったりする。個人的にはIH調理器のようなつるりとしたものならさぞかし掃除も楽だろうなと思うけれどそれでもカバーが欲しいという層もおいでになるからねえ。ガスコンロに比べて比較的安全と言われているIHコンロだが、しかしその安全はやはり一定の注意や留意あってこそという点ではこれまでのものと変わらない。
2013.02.22
昨年5月、武雄市長の恫喝について書いた。それから付かず離れずという感じで経緯を見ていた。無論私なぞは周囲で直接やりあっている方々のような学識も知識もないからいわば蚊帳の外の耳でしかない。しかし事がまるで自治体の商売(ここまでは通常いいはず)ならともかくフランチャイズ(FC)形態でおまけにそのFCの商標が自治体保有ではなく現武雄市長個人のものになっているというのは解せぬ。更にいえばこのFC商法の相手は他の自治体で、何をどう売るかといえば所謂ドロップシッピング。在庫を持つ必要がなくまた相手が自治体だから決済その他は早くなかろうがその分在庫がなくとも商売になり、また「FB良品」というSNSと既存の著名商標を組み合わせたかのような商標名だから迂闊な人は勘違いの一つもしかねない。このドロップシッピングの看板に錯誤を招きかねない商標看板を付けるのはよくある手口といえばそうなのだが、この商標が自治体ではなく現市長個人の保有というのはやはりおかしくないか。つまりこれはドロップシッピングとFCを兼ね備え更にいえばあたかも自治体が公的に行なっているかのように見せかけてはいるが実態はあくまでも武雄市長の個人的な商売ということになってしまっている。これらについて非常に判りやすいBlogや纏めがある。とあるネット通販のお話次のエントリがとあるネット通販のお話の付録最初のエントリの末尾にF&B良品・FB良品まとめのまとめもあるがこの纏めの纏めは当初公表されたFR良品サイトの脆弱性や市長の発言その他Togetterが効率よく入っている。サイトの脆弱性やら商標や商法についての紛らわしさ、そして市長の発言全部がある程度纏められているので一読をお勧めしたい。だが正直突っ込みどころだらけなのに何故ここまでして無理押しするのかを私は今考えてもいる。透明ですっきりしたところが何一つないというこの市長の言動行動そして今回の経過はまだ顛末までも行っていないけれどしかしもう一度言うがここまでこれを押し切らねばならない理由は一体なんだろうかと。
2013.02.20
昨年10月に、この遠隔操作ウイルス作者(行使者?)の誤認逮捕報道について書いている。この時はIT捜査とやらに関してと「遠隔操作ウイルスは未知ではない」という趣旨だった。もうひとつ付け加えるのなら所謂遠隔操作を可能にするツールは(Windows)XP以降ならOS標準で付属してもいる。うっかりミスや付け込まれるのを防ぐ為だろう、デフォルトでは無効になってはいるし詳細は書かないがとても簡単な手順で5秒で有効にできる。遠隔地にいる親親戚などのヘルプにも使われるだろうし例えば通信会社のオプションサービスにもこの機能を使うものもあるから有効にする場合も多いだろう。さて。この日記は遠隔操作ウイルス報道でいちばん納得できないことこちらの記述を読みなるほどなと感じて書いている。これは今回の報道に限らないが、例えばこの今回逮捕された容疑者に関して「都内30代男性」以外の情報が果たして必要かと。一昨日昨日はTV実況TLを見ているだけで充分なほどそれ以外の個人の属性に関して報道というよりも垂れ流しが行われた模様で、私は別に世捨て人でもないし枯れてもいない、相応の好奇心は持っているとは思っているが、いくら容疑者だからといって人様の好みやよく行く場所、そこでの振舞いや挙動に関してそこまで知りたいとは思わない。朝日新聞のソースコードに関する言葉足らずもさることながら何かものすごい根本的な間違いを情報をリークした警察、そしてそれを垂れ流すマスコミがそれと気づきながら現在進行形でやらかしているのをまざまざと見せつけられている気持ち悪さだけが残る。あんたら本当に「それ」を国民が、視聴者が求めているとでも思っているのか。
2013.02.12
ネットだのPCを触るようになって年が明けたからもう12年になる。それまでの自分と同じくほぼ誰ひとり知る人も先達もなくまた自分自身も何もわからないままネットの世界に飛び込んだ。その時々で親切な方や手本になる方に恵まれたのは我ながら僥倖と言っていいと思う。性格のせいかそれとも一般的にPCで興味をもつ分野に嵌るには歳が行き過ぎていたせいか覚えたての最初からやや斜めに道を歩んだ気もしている。一番最初に興味を持ち入り込んだ場所はいささか性に合わず、次はさて自分がPCやネットを使う上で一体何がしたいのか考え始めていた時期にメールでヒントを戴いたことがきっかけでネットセキュリティやらその他諸々に興味を持った。とはいっても当時ようやくキーボードを打っている有様でコピペもドラッグも判らなかったしなにせアドレスバーに「http」からアドレスを手打ちしていたんだからどこでそんな明後日方向に頭が向いたのか最早自分でもわからない。しかしそこでそれまでの所謂UG(アンダーグラウンド)とは少し毛色の変わったサイトに辿りついた。なにせ用語単語の1つずつが皆目判らない。分からないのが楽しいのかそれとも技術の話がちんぷんかんぷんなのが楽しいのかすら切り分けもできないのにそこは楽しかった。皆ネットでは長いことやってきてそれなりの技術や歴史を背中に負っていながらなんというか人との距離感が居心地がよかった。そこで何度か恐る恐る書き込んでいるうちにイベントが行われるという話を漏れ聞いた。私なんぞが行って参加していい場所かどうかすら判らないまま北海道から銀座に出かけた。狭い地下の店ほぼいっぱいに行われたそのイベントは今も持っているノートを繰り返し読み直すほどレベルが高かった。なにせ判らないからせっせと自分なりにノートをとる。取るといっても頭のイメージすらピンと来ないので己の頭を引っ叩きたくなりながら必死でノートを取った。夕方から朝までのイベントはもうとにかく夢中で終わった。この時に「そうかわからないことがこんなにあるなら楽しいよねこれは」と思うよすがになった。2001年のこのイベントが決定的に私のネットとPCの使い方を変えたと思う。中古マシンを買い、もう一台PCを組んでおもいっきりLinuxの各ディストリビューションやFreeBSDその他をインストールしまくり1FDルータを入れては失敗しネットのリアルタイム監視を試みスクラッチからLinuxを構築するなど寝る暇惜しんで触りまくった。やればやるほどわからないのでまたそれが面白い。しょうもないことを試してはドツボにはまり何回、いや100回で聞かないほど「インスコ猿」になっていた。この頃一番技術書を買っていたように思う。英語版だろうとお構いなしだったのは別に英語版でも実際のスクリーンは同じだし慣れれば英語だろうと日本語だろうと大意は変わらないので。そしてそれから2003年までこのイベントは続き、その度にいろんな方との出会いがありこのイベントは多少世間を騒がせた最後で消えた。しかし私は未だにそのイベントのディスカッションや発表のレベルに到達できている会合には参加した事がない。試しに地元開催のものとか東京での別の会合にも出ては見たものの、何も新しい目線やアプローチのものはなく、それだけではない参加者の姿勢がまるで違っていたというのが大きい。濃いエキスのような会合だと見知らぬ同士がちょっとしたお互いのヒントやものの捉え方。アプローチによって1+1=が2ではなく3にも5にも時には10にもなりうる可能性があったのだ。だがその後時々参加した会合ではまるで講演会、講演者が絶対でそのポイントにしか質問しか求められず、違うサゼッションによるアプローチは聞く耳さえ守られないならまだいい方でイベントの後の懇親会でも一切技術畑の話やネタ交換などは行われなかったのには失望した。つまり単なる懇親会なんだといってくれりゃそれはそれでいいんだけどそれまでの技術的討論を全部すっ飛ばして当然という割り切り方には私はついて行けなかった。とはいってもこういうことは所詮は一人でやることで、出来れば刺激の大きい何をしている間でも技術の話やアイディアをずっと続けていたいなというのは私のわがままなのだが。つい先程数年ネットの世界で仲良くしてもらっている人を介して自分が一番時間も頭もすべて費やしていた時代の方に邂逅した。前からそうなんじゃあなっかと思ってはいたがやはりその方で、こちらが判ったように向こう様も把握してくださったようでこれもありがたい話。最後にお目にかかってはや10年近くなる。続けていればこのようなこともありますな。いつの日かあの頃の思い出話ができればいいが。
2013.02.10
Oracle、「Java 7 Update 13」を2週間以上前倒しで公開IE、Firefox、Chromeを場合によって使い分けている方もおられますしこのパッチ以前のバージョンの脆弱性を突いた攻撃が大規模に始まってしまいましたのでひとまず無効にしておくという方も多いと思います。私もこのパッチが出る前にとっとと各ブラウザのJava及びアプレットを無効にしていましたが、自分では何のことはなくやっていたChromeのプラグイン無効が思いの外一般的に知られていないのではないかと思い当たりましてな。「Chrome Java無効」くらいで検索すると出てくるこちらのサイトの説明が一番判りやすいと思います。Google Chrome の Java プラグインを無効にする方法このサイトは前後のエントリに各ブラウザでのJava無効のやり方もありますので参考にどうぞ。また「コントロールパネル」→「プログラム」で古いJavaバージョンがありましたら削除してくださいまし。先に出たUPnPによるルータの脆弱性と今回のJavaの脆弱性が組み合わさると非常に影響の大きいことにもなりかねない。私やあなたのマシンを狙うわけがないと思い込む事自体が脆弱性なんですわね。どうぞ対処してくださいまし。
2013.02.05
昨日の日記を書いた後、やはりこれは今後どうするのかNTTに聞いてみたほうがいいと思いサポートに電話した。今回のような場合一般的な問い合わせ番号「116」にかけるよりは機器サポートに連絡した方が話の通じ方が早い。理由ははっきりしていて「116」の場合は例えば開通や移転に関する一般的な問い合わせであり、オペレータによっては話が通じにくくまた結局電話を回されたり向こうからの打ち返しになりやすい。時期も時期でやや混みあうので通信機器専用サポートの方が話が通りやすいというのは確かにある。だがしかしFAQによくある電話に悩まされているのであろう、この通信機器専用サポート電話番号に辿りつくのは容易ではない。NTT東日本の場合0120970413 ←これが通信機器専用サポート(但しすでにNTT東日本のレンタル専用光終端装置兼用ルータを使っている場合に限る…というかレンタルしかないNTT西日本は0120248995 私は滅多なことではNTTのみならずメーカーに電話問い合わせはしないようにしているけれど、今回何故自力でUPnP無効設定にできるにも関わらず電話したかというとそれはやはり今回のこの問題は影響が大きすぎるのとNTTは東西共に光終端装置兼用のルータはレンタルのみの扱いだからというのが大きい。現状のファームアップ自体はひかり電話利用であれば電話機からもできる簡便なもので初期設定のままにしておけば自動更新にも対応している。以上の理由で念押しと更新の確認の為に電話した。電話の結果はやはりここのサポートに連絡してよかったというものであった。オペレータはUPnP問題について把握しており、説明が省けまたこちらの電話の意図をよく汲みとっていた。むしろこのような電話(いつ対応するのか)があればあるほど対応が早まるのではないかという意図すら感じられたのでここであえて問い合わせ番号を書いた。腰だめだが一般的に今回のUPnP問題について把握している、聞いたことがある方々は全体の1割、自力で手動ルータ設定でUPnPを無効にできる人に到っては1%ほどと見ている。ここをご覧になっている方々とその周辺に関してはその10倍(つまり全員知っている)ほどであろうから過小に過ぎると思われるかもしれないが現実はそういうものだ。だから事態を把握している方々にこそ問い合わせという名目でNTTに注意喚起、尻叩きをしていただきたいなと願ってこの日記を書いている。自力で無効設定できるからこそそうでない人たちのためにという意味でね。
2013.02.01
「UPnP」に脆弱性見つかる、ルータなど数千万台に影響ゲームをする方ならおなじみな「UPnP」は非常に便利なプロトコルですがこうして脆弱性が発見されるとUPnPを利用していると自覚していない方々にも多大な影響がある。本来こういう機能はゲーム機を繋ぐ時に設定し設定(接続)が終われば無効にしておくのが望ましいんですよね。しかし例えばうちのルータ(光終端装置兼)についてNTT東日本サイトに今さっき出かけてみましたがUPnPを無効にするにはどうすりゃいいのかについての情報はぱっと見た目では探しにくい。開通した時もらったマニュアルをいつでも引っ張り出せるようにはしてありますがその冊子にしても手動設定をどうするかなどについての記述はかなりページをめくらないと出てこない。一般向けとしてはとにかく繋いだら使えるという方向に注力しますからせっかくの設定を無効にするという説明はどうしてもおろそかになる。しかし本来これでは困る。NTT東日本の光接続の個人向けサポートのどこにも今回のこの脆弱性に関して書いていないとうっかりあら大丈夫なのかなと思ってしまう人もいるかもしれない。現状NTT光では光終端装置とルータは一体な上レンタルでしか供与していませんからこの辺りもう少しタイムリーなニュースリリースと手段を提供してもらいたい。毎度おなじみなんですが本当に困るのはここをお読みいただいている方々はこのニュースが出た昨年末にはとっくに自力で対処できているわけで、それ以外の方々の方が圧倒的に多い。こうしたニュースに敏感な方とそうでない方の違いそのものが日本での脆弱性の根源ということなんですよね。
2013.01.31
昨夜遅く、菅官房長官と日揮広報部長の記者会見が相次いで行われた。NHKでは菅官房長官の記者会見が中途で終わったが、ニコニコ生放送では菅官房長官の記者会見に引き続いた形で日揮広報部長の会見が最後まで見られた。これ一つとっても最早既成メディアは役割を終えたと断じていいようなものだが、その中身はもっと酷いものだった。冒頭の悼ましい発表を受けての記者の質問は悔み一つ言うわけでなくひたすら犠牲になった方々の氏名公表について執拗に迫るものであった。最初の質問からずっと社が変わってもそれは続けられ個人情報をほじくるのが報道と勘違いしているとしか思えず、どう考えてもワイドショーネタを探しているとしか思えない。報道とは一体何か、今回のテロ事件の背景や歴史的経緯を客観的に視聴者に提示しそれらを纏めて解説するのが報道なのではないかと私は思うのだが、しかし考えてみればそのような「報道」はここ25年ほど見たことがなく、目の付け所もベクトルもまるでずれているのが実情といっていい。視聴者の多くは犠牲になった方々の個人情報をほじくり返したいのではなく、一体何故このような事態に陥ったのかを知りたいわけで、人様の不幸を首長くしているわけではないのだ。今回の場合日揮の会社関係者が身元を確認したわけで、どこの誰とも知れない人を探しているわけではなくまた必要なところには連絡も行っているであろう。特に日揮に対する執拗さはあたかも日揮が加害者であるかのような失礼極まりないもので、忘れてはいけないのは日揮も被害者、被害企業だという事実なのに。本来であれば冒頭悔みの一つも言ってから質問をするのが礼儀でもあろうに繰り返し繰り返し同じ内容の質問、それも犠牲者の個人情報のみを聞いて一体どうするつもりだ。アフリカの現状に関してはここでも数年前からぽつぽつと書いてきたが、ひょっとしてこの常識といっていい現状やほんの50年ばかりの北アフリカの現代史をすっ飛ばしたいのかそれとも知らないのかと。記者どもの自己満足に過ぎない下らないしつこい質問を聞いていてすっかり煮えくり返ってしまい、あまりに腹が立って昨夜寝る前に到底日記を書く気になれず寝て起きてからこれを打っているが、指が震えるほどの怒りはまだ続いている。お前ら本当にクズだわ。報道とは一体何だと思っておる。
2013.01.22
「Windows 8 Pro」アップグレード版、優待価格5800円は1月31日まで 2月1日から2万5800円に先日あたしゃWin8は当面見送りと書いたばかりですが。見出しでは5800円となっているWin8Proアップグレード版ですが実は探せば5000円を切る価格もあることはありまして、それがきっかけであれやこれや調べてみたのが先日の日記の元になっております。買っておいてパーツ更新に合わせてという考えも浮かびましたがおそらくその頃には次世代OSが出てくる頃按配になっているだろうと。ただこのアップグレード版はお買い得はお買い得です。現状XPマシンなので一新したいな、マシンや周辺機器ごと買い換えるかなという方でしたら今月中に買っておいたほうがいいでしょう。個人的にはXP環境メインならWin7かWin8にしていただきたいところでして、新しいOSにした時の軽い違和感はWin7の方が少ないとは思います。実際私もXPからWin7に切り替えた口ですが、今となってはどうやって慣れたのか思い出せないほど軽々と移行できました。念のため仮想環境のXPMODEも入れてあり、その為にWin7Proにしたといっていいんですが今となってはセキュリティアップグレードでしか起動せず、そろそろこれも要らないかなと思い始めています。
2013.01.21
「宝くじで当たった1億円をあげます」→2000人から1億9千万円をだまし取るこの動画を自分の目で見たわけではないけれど少し前からYoutubeに限らずTwitterでもこうした「あげます」メールは話題になっていた。メールも私のところには来ないからこちらも実物にお目にかかったことはないのだが、ぽつりぽつりとネタになるくらいだから大丈夫なんだろうなと高をくくっていたのは甘かった。一体どれくらいの割合で引っかかったのかはともかく判っているだけで2000人というのは少なからぬ人数で、正直よくもまあ引っかかったなと。むしろ「どうしてもらえると思ったんですか」と真顔で聞いてみたいようなもんで犯人たちが一番悪いのは無論だがコバエホイホイのように吸い寄せられる人たちというのはいるもんなんだなと思いましたな。やれやれ。
2013.01.19
もうはや阪神大震災から18年なのかと改めて年月を噛み締めている。被災された方やご遺族には未だ続く震災であろうと思うのだが。しかし18年といえばそれはそれで年月でもあり、当時の子供が大人になる歲月を経たのは間違いない。発災時刻までは4時間あるのだが毎年この日この時間帯にあの場所に行って叫べたらなと思うのは変わらずまた5時46分を待っている。何もできずただただ呆然としていた自分を忘れないように。
2013.01.17
実は昨年末、IE6,7,8の脆弱性が公表されていた。Microsoft Security Advisory (2794220)Vulnerability in Internet Explorer Could Allow Remote Code Execution日本語版公開は1月7日マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2794220)Internet Explorer の脆弱性により、リモートでコードが実行される当初とりあえずIE6,7,8を使わないという選択肢しかないという方向だったけれど、日本語訳版が出るのとほぼ同時にFix it(ひとまずパッチ)が出たので当ててくださいというアナウンスも出た。これらの纏めがIE6/7/8に任意のコードが実行される脆弱性、Microsoftが暫定対策プログラムを公開 IE9/10には影響せずいつもの事だがこうしたニュースに気が付き自分の主に使っているOS、ブラウザのバージョンが何なのか判っている人はIEメインということは少ない。また今回のIE6,7,8は主にXPを使っている人対象、それも社用などやむを得ない事情がある人以外がもしこれらを使い続けているのなら今回のアナウンスにも気がついていない可能性が高い。OSがWin7以降なら標準ブラウザはIE9、IE10なので今回の脆弱性からは自然と免れているが、いずれにしても意識してブラウザを使い分けている人ならほぼ影響がない。こうしたジレンマ「脆弱性情報に気づく人にはさほど緊急じゃなく気づかない人に急いでパッチを当ててほしい」状態はもうずっと続いているわけで、今のMSの「電源を落とそうとすると更新」に苛立つ人も多かろうが実はそれはやむを得ない歴史を経た上での措置なんだと私は思っている。そしてこうした情報を見る、例えばここをご覧になる方には旧聞な情報でしかなく全く必要がないということもね。ということで身近に自分がどのOSとブラウザを使っているかさっぱりな方、XPを使い続けている方がおいででしたらとにかくパッチを当てさせてくだされ。追記分、ここからどうやらこのFix itをすり抜ける0dayらしき話が夜になって駆け巡りどうしたもんかと思いつつ日付が変わってから書いております。Bypassing Microsoft’s Internet Explorer 0day “Fix It” Patch for CVE-2012-4792(ノ∀`)アチャーとしか言いようがないですがこうなってしまうとIE8までのブラウザはインターネットでは使うなとしかいえません。個人的には今ならFirefoxよりChromeの方が使いやすいとは思うのですが上に書いたように個人情報をGoogleに流さない設定は必要なのと定期的にキャッシュは消したほうがいいというのはネックかもしれませんです。あとできることは「XPなんてもう古いからWin8、せめて型落ちのWin7PCにしましょう」と焚きつけることくらいでしょうか。頭が痛い話です。
2013.01.08
引用か盗用か、はたまたそれをどう表記するかという問題が昨日からわらわらと湧いておりましてな。池田信夫氏の記事『老いゆく日本で格差は拡大する』のグラフに他ブロガーが作成したグラフを盗用した疑い掲載直後の魚拓あくまでもこの時点では「疑い」であり、何故それをご本人でもない方々が気がついたかというとグラフに元作成者の特徴でもあるアイコンがついていたから。で、大抵の場合Blogの形式を取っていてもこの場合のように転載元(アゴラ)がありその転載元が商用紙だったりすると文末尾やグラフ下に引用元が記されていてこの手の形式だと「引用元はここ」的なリンクを張り無論引用元には許可を取る。引用(盗用)されちゃった本人が気づかないということもままある事で、ましてや年末年始でもあるから普段IPある方が数日お留守でしたという場合も有り得る。ただし今回は盗用されちゃった方はTwitterでもかなりアクテイビティのある方だからせめて一言「これこれこういうことでグラフ貸してもらえまいか、無論言及リンクはします」というのが常識だろと。たまに個人Blogでも他人のBlogを切り貼り寄せ集めして延々と貼りつけた挙句末尾に紛らわしい広告リンクという手法もよく取られてはいるが、それはよほど胡散臭いアフリエイト用サイトに区分されるような代物で、今回のはちょっと種類が違う。池田信夫氏はネットの世界ではともかく世間には経済ジャーナリスト(学者)として認識されているクラスタで、だからこそ時たまメディアに出たりネットの記事にも寄稿している謂わば商用ライターの分類。以前には上杉隆の盗用問題についてかなり鋭い突っ込みもされていたから厳密な解釈はともかくある程度こなれたやり取りや引用の扱い経験があると思われていた(というか私も思っていた)、昨日や今日ネットで文章書いているものでもあるまいにとね。しかし現時点では盗用された方が明言しているように連絡手段を明記している方なのに事前連絡もなかったと。で、なんでこれがこのような騒ぎになっているのかというと「引用だ」「盗用だ」の以前の話で気づいた方々が池田信夫ご本人にTwitterで確認したんですよね。ところか返事の前にブロックされてしまいこりゃ一体なんだと言うのが発端だったりします。これ、ネットでは絶対やっちゃいけない反応の一つでして仮にうまいことなかったことにしようとしても必ず魚拓や画像化などで本人が削除してもどこかの誰かには残ります。私も既存メディアの記事を一段分引用することがありますが、その理由は何と言っても元ソースが消えてしまう事に尽きます。10年前ならともかく今このご時世でたかが数年分のLogを残せないわけがないのに何故かどんどこ消す。削除してもなかったことになるわけでもないのに。翻ってBlog引用の場合は直リンで相手にそれと気づいてもらう形を取ることもあります*が、それはあくまでも文章そのものにであり、人様のコピーライト代わりのマークのついたグラフだけを抜き取って自分のものとして注釈も入れずにけろっと貼り付けるということはしませんな、普通。*Blog言及引用は相手が「どうぞリンクしちゃってくれ連絡はいらない」と明記されていることが殆どで私自身もそのポリシーなのでネットはリアル社会と何一つ変わることはありませんがしかし一つだけ明確に違うと言えることがあるとすればそれは情報の蓄積なんですよね。既存メディアもしくは個人でも著名人でも同じですが揮発性情報じゃあありません。私も恥ずかしいけれどこの10年半のLog全部残し公開したままにしているのにはそれなりの理由もある。いずれにせよ明確に直リンもしくは引用元を明記して「このグラフはこの方が作ったものでここにあるよ」というのなら連絡さえ付けばまだしもグラフだけ抜き取って知らんぷり、指摘されたら返事もなくブロックというのでは到底ネットで物言う資格はない。まして今回のように後からこそっとリンクだけ継ぎ足しても魚拓というものがあるので無駄です。こんな事をこっそりするから引用じゃなく盗用だったんじゃあないのかという疑いが深まるという事にすら気付けないレベルでは人様の前で物言うのは控えたほうがいいんじゃあないかと思いますよ。
2013.01.03
麻薬特例法違反ほう助:容疑で2ちゃんねる元管理人を書類送検 薬物売買の書き込み放置私は元々警察を敵視しない方だけどこれはやりすぎだ警視庁。場を提供した側には相応の公序良俗を適正に管理監督する責務があるのはこれでも小さい小さい店をやっていたから判るしそれが巨大掲示板だからといって免れるとは思わないが、しかしこの理屈で言えば今どきの麻薬取引なら携帯電話使うから携帯会社に捜索までは判るけれど携帯会社を書類送検のようなものでして。おまけに2chには「削除依頼」や「違法な書き込み通報」のシステムも出来上がっている。それなりに協力し合えば効果的な犯罪摘発に導けると思うんだが何故2chだけがここまで敵視されるのかと。というか麻薬に関してなんだから売る方買う方どっちも違法行為なのだけは間違いなく、いつだったかTVか何かで見かけた麻薬取引を伺わせる書き込みをぱっと見てその気のない人間が気がつくかと。仮に無関係な人間が気がついたとしても違法なことをやりたい人間だけがアクセスするんじゃあないのかな。万引き犯が多いのはその店が悪い的な逆切れともいえる歪んだ考え方が透けて見えるんだよね。悪いのは犯罪を犯す側で、ものが麻薬なら売り買いともに明確な触法行為だと自覚はできているはずで、うっかりとかついとかいう世界ですらない。だからそのような違法行為に繋がる連絡先をむしろ徹底的に捜索するのが取り締まりってもんじゃあないのかと。2chには確かにしょうもない書き込みも多いけれどそれだけじゃあない。専門板と言われる技術系のレベルの高さ、情報の多さは閲覧する側の情報取捨選択によってはゼロからそこそこのことができるまでにはなりうる可能性もある。また見ず知らず同士だからやり取りも知り合い前提の甘ったれたものではなく、いかにして限られた中で的確に言葉、文を選ぶかという点でも特にネットでのやり取りのいい手本にもなりうる。これだけの規模になればそれなりの自治体クラスの社会でもあるから専門、雑談、趣味暇つぶし時にはやり合うネタが溢れるのは当たり前で、数の中だもの違法行為や2chのLR(ローカルルール)に触れるものもあるだろう。けれどそれは場を提供する側(今回ひろゆきはそういう意味では提供する側ですらないが)の一方的な責任かというとそれは筋が違うんじゃないのか。そしてこのニュースをしたり顔で取り上げるマスコミもどうかと思うんだが、あなた方特に民放はマルチや詐欺に等しい広告を出したことはあるじゃろ。それは金になったからという理由だと思うけれど2chは基本的に無料で、混雑時用の課金システムもあるがごくささやかなものだ。実はこれは憲法に触れる可能性すらあるしょうもない摘発なのだということにも私は危惧もしている。2chのシステムをちゃんと理解できていればその落ち度が全くないとはいえないにしろ「明らかにそれと知って悪意で放置助長した」などとはとても言えないと私は思ってもいる。
2012.12.21
未だ停電が続き避難されている方々がおいでなのは室蘭・登別・白老・洞爺湖町、特に倒壊した鉄塔の仮復旧に3日かかるとのことでこの雪と寒さの中せめて暖かく過ごせますよう心から念じております。風だけなら40mは台風並みと言いつつも送電塔崩壊には至らなかったと思います。主な理由は着雪も絡んでいまして、この時期と春先水分の多い雪と風が吹き続くと風雪対策をしていてもこのような事が起こります。暴風雪による停電で記憶に新しいのは2004年の「50m台風」ですがこの時は札幌市内のほぼ全域が6時間~12時間停電しました。今回は道央をぐるりと巡る基幹系まで一旦切れかけて大規模停電寸前だったのも公表されましたがよく制御したなあと北電に感謝したいです。昨日の札幌市内の停電と瞬停の地域情報からすると憶測ですが今はほとんど使っていない泊からの送電系を一時迂回させたのかなと思ったりしました。大規模停電を免れる為の急遽迂回ですと一瞬電圧が変化し下がったり枝の端だと届かず停電にということもありえます。季節も季節なので道がいち早く災害救助法を出し避難された市町村の方々への救助活動を開始されたと聞いていますけれど、先にも書いた通りとにかく暖かく過ごして戴ければ。道民にとっては開拓時代から冬場のご馳走は「暖かい」ということなのです。暖かくさえあればさほど贅沢は要らない。この寒さの中での北電と傘下企業の皆様、どうぞどうぞよろしくお願いします。早く皆が暖かい自分の家に帰れますように。
2012.11.28
缶破裂事故:強アルカリ性洗剤「詰め替え危険」一報概要を聞いた時私は内心テロだと思ったし今もその疑いを消し去っていない。それほど「知らないでやったというのはあり得ない」。事故ではなく事件とお題を付けたのは正直そう思っているからで、むき身の包丁をレジ袋に包んだだけで混んだ電車に乗り「切れるとは思わなかった」と言い訳するのと同じようなもんだと。いずれの報道も「強アルカリ」となっていて一部に水酸化ナトリウムとあったと思っていたのは気のせいかと今朝改めてニュース記事チェックしているのだが、いずれにせよそんなものを金属それもアルミ容器に入れて持ち運ぶなど無知を装ったテロかと言われても仕方があるまい。理科が不得意な私でいつこれを教わったのかさっぱり記憶がなかったのだがそれでも小学校だったか中学校だったかということまでは判っていて、ネットはありがたいもので多くの理系の方々がその証拠も出した上で小学校で習うと断言して下さったからそうなのだろう。つまり義務教育として「強アルカリのものは金属製の容器に入れるな」加えて仮に水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)であるのなら迂闊に水を加えず無論アルミ容器などに入れないことくらいは流石に判っている。焼肉屋をしている時特に夏は汗まみれで焼く鉄板(鋳物)と焼き鍋(ステンレス)を洗っていたらよくしたり顔で苛性ソーダ使えばいいのにとは言われたが万が一のことを考えればそんなものを洗い物もする場所で使うのは躊躇われ、排水口の詰まりの時に間に合うように一応一瓶の用意はしてあったものの置き場所は容易に触れない水のかからない高い場所に置いてあった。薬局に行けば買えるし安価だけれど注意書きもあり、その通り詰め替える事など考えたこともない。というか詰め替えたら何の薬品だか判らなくなり危ないだろう。店を閉める時結局処理に迷い近くの焼肉店に話に行ったら快く受け取って下さったのは助かった。アルミのコーヒー缶といえばバッグに入るんじゃないか程度の大きさだから、こんな程度でこれだけの事件引き起こすとなれば「知らなかったんですぅ」でそうかそうかというわけにはゆかない。無知であれば許すというのはやはり問題があるよ。特に義務教育程度であれば尚更。
2012.10.21
人にはそれぞれの動かしがたい価値観や基準などがあり、だからこそお互いの差異を知った上での距離感や信頼感がないまぜになった上での人付き合いになる。ある人には許容出来るものが別の人には容認しがたいというのはこれで、全部頭の上に書いてあるわけではない上に新しい事態に直面して初めて判断するということもある。この判断は無論正しかったり間違っていたりするわけで、その繰り返しでほんの僅かずつ経験値にもなるんだが経験値といってもそれが正負両方なのも当然ある。最初に書いた「動かしがたい」も実はその瞬間瞬間、時には相手にもよるし事態にもよるのというのが良くも悪くも人間らしいということかもしれない。しかし例えば科学技術とか軍事という分野は「怖い怖いいやいや」で済むかというと「好ましくはないが容認せざるを得ない」脳内の感情を自分で宥める事も時には必要になる。自分にとって好ましいものだけで社会は成立運用されていず国家となると尚更で、1億3千万弱がこの水準の生活を維持するには多大な「個人的には好ましくないもの」も存在する。昨日Twitterでひとしきり騒ぎがあった。【驚異の】「放射能はウイルスやアレルゲンに変異する(キリッ」【新説】一見おちゃらけたような題名だが、こうでも書かないとこの1年半営々と放射脳を説得しまた傍から見るものにも充分納得できるだけの意見を発信し続けたにも関わらず未だこういう認識なのかという無念や脱力感のみに押し流されてしまうのは私にはよく判る。やってきた者だけがこの題名を付けられるというのなら纏めた方も当然こうした題名をつけていいと思ってもいる。この騒ぎの大元といっていい放射脳と言われる脳内アレルギーは発災から1年半を過ぎこれだけ情報が数字としてまた何よりもその地にいる方々が自ら証を立てていることから目を背け続けている。どんなデマを飛ばしても自分達の気分がそれで休まるのならいいという極めて病的な衝動と理由だけでこの1年半彼らはやってきたわけだが、それらが時間が立ちまた数字や経緯経過によってデマの根拠さえも覆され始めるとこの纏めの最初の発言者のようにどこから突っ込んでいいか判らないほどの錯乱を示す。もうひとつ言うのなら「勝手に移り住んで勝手に脳内アレルギーになる」自体は勝手だがまとめコメントにもあるようにそれを正当化しようとするとこのような事態に陥る。日本ではどこに住もうとそれは自由で移った以上はその先で楽しく生活すりゃいいものを勝手に移住したのまで人のせい何かのせい、果ては金寄越せは通らない。また私もじかに病院で見たが癌患者へのインチキ健康食品、なんちゃらキノコの押し売りと同じで、元々ある程度信用のあったもの(EM菌)を勝手に放射能に効く的なデマを飛ばして高価に売りつけるなどの被害も発生している。もう一度言うがゼロベクレルはこの宇宙にも地球上にも存在しない。目指すのは無駄だ。この当たり前の事実くらいはせめて理解しろと思うけれどね。
2012.10.18
昨日からニュースを騒がせている「遠隔操作ウイルス」だが。まずこれは警察の失態で、そもそもそうした可能性を予感させるウイルスは2004年9月、そしてそれを更に巧妙にした一見別物だが「勝手に何かをアップロードする」ウイルスは2005年5月にすでに出ている。通称「苺キンタマ」が2004年、通称「山田ウイルス」が2005年で書き方解釈は行き届かないながらここにも書いている。動作自体は細かく言えば違うけれどパターンとして「勝手に書かせてしまう」のは同じという意味ね。だからそうした部類のものがなかったわけではないし、もう一つ当時の小泉首相への危害を書かせてしまうものも亜種として存在したのだから技術的にはもう7年も8年も前にあった。警察の失態はPCの解析が甘かったのが一つ、それとそうした可能性を考慮せず実名を報道に渡したのが大きい。2004年2005年いずれもそれらのウイルス検体収集解析に当たりアンチウイルスソフトメーカーが定義更新するのに役立っていたのは当時中学生で、直後にはチェッカーまで作っていたから本当に寝ずに頑張っていた。しかし専門家と言われている人達はそれを黙殺し、感染自体が違法か、またはそれらをウイルスと呼ぶかトロイと呼ぶかなど感染が爆発的に広まっているさなか本当にどうでもいい議論をしてくださって私はそれで見切りをつけたといっていい。内輪でもいいからその中学生に誰か労ったのか、何か褒めたのかすらおそらくなかったと思うのだが、最前線で頑張り抜いた人間を知っているだけにそれを黙殺した業界とやらには心底腹を立て続けている。「身内」が同じ事をすれば大絶賛したであろうに輪の外にいた人間がどんなに最前線でふんばろうとそれを助けるどころか足を引っ張るというのはまず第一に必要な情報収集すら怠っているということで、そんな甘い大ザルでよくもまあ専門家と自称できるものだなと。私も埒外の人間だが、当時推移を見守っていた大人の一人としてその中学生に何も報いてあげられなかったのを未だに心残りにしている。今からでも遅くないからなんとかして当時やり抜いていた人間を知ってもらいたいと思ってこの一文を書いてもいる。内容は拙いがここの日記の2004年9月、2005年5月の記述を見れば大体の推移は判ると思う。彼は当時中学生だったので悪影響を慮り非常にぼかした書き方をしているが検体収集解析アンチウイルスメーカーへの提出、そしてチェッカー作成していたのは同一人物だ。もうひとつ、情報収集を言うのならこうした人材を仲間の輪の外から見出すのも大事なことで、いくらIT業界といえども人材なくばこの先は見込めないというその意味を本当に理解してもらいたい。当時業界専門家のあまりの反応の酷さ、あさって加減に呆れ返って遠ざかるようになったのを昨夜思い出していた。鈍感なのが揃いも揃って何が専門家だと。
2012.10.08
女子高生のスカート内にデジカメ、市職員逮捕そもそも普通スカートを履いて外に出る女性がその下に何もないなどというのはおよそ考えられないから、一体何が目的なのかを考えるとむしろ何を考えているんだと真顔で訊いてみたいもんだと常々思っているんだが、やれやれ捕まったかと思いきやこれが当市職員でおまけに4年前にもやらかしているとは。で、もの記事はすぐに消されそうだし何故か地元北海道新聞にはさっぱり掲載もされていないので引用。引用↓ここから 北海道警札幌手稲署は1日、札幌市手稲区星置1の6、同市西区役所健康・子ども課職員、米沢慶明容疑者(62)を道迷惑防止条例違反容疑で逮捕した。 発表によると、米沢容疑者は9月21日午前7時20分頃、JR函館線稲穂―手稲間を走行していた列車内で、通学中の同市手稲区の女子高生(16)のスカートの中にデジタルカメラを差し入れ、した疑い。 乗客の男性が気付き、110番した。同署の調べに対し、米沢容疑者は「2年くらい前からやっていた。に勝てなかった」と容疑を認め、同容疑者のカメラからとみられる画像が数百枚見つかったという。米沢容疑者は市保健所係長だった2008年にも同容疑で逮捕され、罰金30万円の略式命令を受けた。しかし、市の処分は訓告処分にとどまり、同容疑者は11年3月の定年退職後、市に再任用されて同区役所で勤務していた。同区の広川英人区長は「多大なご迷惑をおかけし深くおわび申し上げる。詳細が明らかになり次第、厳正に対処したい」とコメントした。引用↑ここまでそして4年前の記事こちらより引用携帯拾おうと…スカートの中=保健所職員を逮捕(2008.06.13)北海道 札幌・中央署は13日、女性のスカートにカメラ付き携帯電話を差し入れたとして、北海道迷惑防止条例違反の現行犯で、札幌市手稲区星置一条、札幌市保健所食の安全推進課係長、米沢慶明容疑者(58)を逮捕した。調べによると、米沢容疑者は同日午前、市営地下鉄東西線西18丁目駅のホームで、電車を待っていた会社員の女性(22)=稚内市=に後ろから近づき、カメラ付きの携帯電話をスカートの中に差し入れた疑い。目撃した男性会社員(46)が問い詰め、した画像を女性のものと確認。女性の要求で画像を削除した後、署員が到着すると「落とした携帯電話を拾おうとしただけ」と話し、容疑を否認したという。米沢容疑者は、保健所での会議を終えて事務所に戻る途中だったという。上記事引用ここまでびっくりするでしょ。罰金30万円で訓告処分が軽いか重いかはともかく、それがけろっと再任用され今度は「区役所健康・子ども課職員」に成りおおせているのが怖い。前回は22歳今回は16歳、2回とも乗り合わせていた方が気がつき捕まっているんだが、まともな神経なら最初で懲りて二度としないもんだと思うんだけどね。もしかして札幌市役所というのは「これくらい」ならお咎めなしで再任用再雇用されているのかと思うとぞっとするんだが。ここでどこかの田嶋のように「女性がきゃあきゃあ」言う気はないけれど、罰金30万というのはそんなに軽い罪じゃあないよ。この名前を軽くググってみるとNPO法人にも行きつくんだけど同一人物じゃあないことを祈るわ。だってこの男の住所とそしてNPO法人の所在地からしてJRを使うんだもの。そして札幌市は初犯の処分が軽すぎだし、軽い処分で済ませたのなら退職後の再任用は止めてほしい。だって盗/撮犯だよ。ついうっかりなんてもんじゃない機材は充電されているだろうし録画する為のメモリも用意しているし完全にやる気でやってるでしょ、酒酔い運転並に。こういう事を繰り返すのが市役所区役所にいるかと思うとそれだけで気持ち悪い上に何の示しもつかない。まさか本気で「これくらいなら」的な空気とそして似たり寄ったりが跋扈しているんじゃなかろうな札幌市役所。そういや前に住んでいた地域の区役所保健所職員もOSのコピーという犯罪行為をけろっと口にし、私が窘めると一転それまで継続許可だったものがものものしい立ち入り検査に切り替わったよね。犯罪行為を犯罪行為と判断分別できないような空気醸しだしているんじゃあなかろうな札幌市役所よ。文中単語の「/」「」はここの規定により単語として掲載できないためです
2012.10.04
昨日夕方、散歩に出たら物凄い夕立に遭遇し這々の体で戻ってきた。玄関先でズボン脱がなきゃならないびしょ濡れぶりに母ときゃあきゃあ騒ぎ母と私がとりあえずシャワーを浴びようやくひとごこちつけていると珍しく父が出てきた。TVは内閣の何やらとニュースになっている。オスプレイが映ったのだが相変わらず「プロペラが動きましたっ」「飛んでいますっ」的報道で私はあれを聞くたびに中越地震の際柏崎原発の建屋の火事を延々生中継したバカさ加減*とバカ報道を思い出すのだが、それをどう聞いていたのか紛れもない認知症の父がぽつりと言った。「あれは飛ばないと困るんじゃないか」。そうだよね、飛んで人員運ぶようにできているんだから飛ばないと困るよねと返事しつつ最早日付けも定かじゃない認知症が判っている事を何故大仰に報道するかねと笑ってしもうた。私は殆どTVは見ないがよほど「飛びましたっ」放送を繰り返していたのかと半ば呆れつつ父はそれだけ言って満足したのか部屋に引っ込んだ。そして母が私に聞いた。「あれは米軍のだよね」そうです、在日米軍が在日米軍基地で使うために導入しました、前の輸送機が老朽化して危ないからと。「だったら日本政府が意見くらいは聞かれるだろうけどだめとはいえないよね」はいその通りです。これが実績も何もない実験機のようなものを持ってきて市街地上空で演習するというのならそりゃ大問題だけどオスプレイはとっくに米軍輸送機として実績を積み軍関係のみならず米国首脳その他乗ってるしねえ。「じゃなんで騒ぐの」それでご飯食べている人がいるからじゃね。とまあ我が家では86歳の認知症と80歳のそろそろ諸々怪しくなってきた鬱の爺婆ですら事実認識はできております。私自身はここで何度か書いたように「沖縄の方々には二度とあのような目に遭って戴きたくない」ので世界最強の軍隊に駐留してもらっているという認識ともう一つ、それが嫌だというのなら自前で同等の軍備と練度と運用しなきゃならないけどその場合運用だけで防衛費最低5倍初期費用は20倍は固いねと思っているのでその辺も加味すると現状の憲法下ではこれが現実だと。*なんぼ建屋燃えてもあの程度の火災で原発が原爆化することは構造上も物理上もありえないのともう一つ、同じような大騒ぎで原子力空母が来た時も「火災になったら放射能がー」と騒いだ左巻き及びNHK始め報道機関があり、こともあろうにここに公開しているメアドにメール寄越した新聞社もあったのには呆れたが根本的な仕組みやそれがどういう運用されるのか理解もせずに脊髄反射したこと*更に言うなら福島第一原発、あれはちゃんと緊急停止できていまして、水蒸気爆発した原因は官邸の判断ミスと電源故障おっと。反対する権利、意見をいう権利は無論あります。ありますがしかしその為には最低限義務教育終了程度の事実を把握認知していなきゃならない。その上での賛否ではないかと思うのですよ。無論何にでも誰にでもリスクはつきもので、そもそもゼロリスクを求めるだけならまだしもゼロリスクでなければならないというのはいささか常軌を逸している。希求することとそれを他者に絶対のものとして強要することは全く違います。「ねばならない」がいつの間にか絶対あるはずのものに摩り替わったのかさっぱり判りませんがいい加減ゼロリスクはありえないものという事実だけは認知してほしいなと思う今日この頃ですわ。
2012.10.02
昨日沖縄奄美を大停電に陥らせた大型台風17号は今現在四国に接近している。予想では太平洋岸を舐めるように北東進路となっているので厳重警戒が必要だ。気になって天気図を見てみれば北海道周辺は東西に低気圧があり、それで微妙過ぎる天候ながらバランスを取っているのかと思うのだが、台風が近づけばこの小さい低気圧は北東に飛ばされるだろう。飛ばされてくれれば御の字、何かで合体されては目も当てられない。本州交通機関は今は近畿発着を中心に止まっているが、これは今日中に首都圏東北まで及ぶと思われる。海水温があまりに高いのでこれ以上海上に出ず発達しないことだけを願っている。それにしても天気予報、明日から10月だというのに最高気温予想が軒並み20度前後あり、暖かいのはありがたいがそろそろ気味悪く感じてきた。こんな年はこれまでになかった。
2012.09.30
食器洗い乾燥機が発火、15機種8千台リコールメーカーはハーマンとなっているがこれは2002年4月から2007年4月に点検修理した多くのOEM品も対象になっている。『食器洗い乾燥機』の修理・点検をさせていただいたお客様へお詫びとお願いハーマン、クリナップ、トーヨーキッチン、パナソニック(松下電工名)、ナスラック(ナススレンレス)の以上5メーカー15機種が対象。ビルトイン型なのと製造期間が2000年8月~2006年12月にまず留意して機種確認をお願いします。また親戚に高齢者がおられたりしましたら気をつけてあげてくだされ。記憶では小型ビルトインが最も普及した時期のものじゃあないかと思っている。店をやっていた頃からメーカーに度々勧められても気が進まず、自宅に戻った後もうちにはないし今後導入予定もない食器洗い機だが、現在の普及率は腰だめで80%はあるんじゃないかという食器洗い機が今年8月に引き続いてリコールというのはいささか残念な気もする。万が一電気火災になれば大変なので是非是非この機会に型番把握を。電気製品は専用のクリアファイルを一冊用意してそこに保証書などを入れておくとこういう場合などに便利です。
2012.09.28
昨日早朝から降っている雨は断続的にだがかなりの総量になった。昨日昼には札幌中心部の商業施設なども冠水している。本州の方が雨量をご覧になったら驚くかもしれない量だが実は札幌は雨には弱い。時間雨量だと50mm、日雨量だと200mm以下でもこのような状況になる市内地域がある。私の年齢だと記憶に新しい?のは昭和56年豪雨で、この時は豊平川が市内中心部で危険水域、ススキノ交差点マンホールから水が噴いていた。全体的に高台とされている市内西部でも山の手通りの一部が冠水し事実上不通になっていた。手稲前田地区がほぼ湖になり、消防団などがボートを出したのもこの時。この後かなり道路状況や排水工事は進んだのだが、それでも市内西部の一部でも50mm前後の時間雨量でマンホールが噴く場所は残っている。ここは線路の近くなのと近年大規模店舗、マンション、住宅なども建ったから今は排水路が改良されていると思うけれど、要注意地域なのは間違いない。雪なら年間累計6mに耐える札幌市だが、雪と雨はそもそも対策が違うのであれもこれもといかないわけで、どうしてもこれまでは必ず降る雪対策に傾注していたのを責めるわけにもいかない。しかし体感でもこの数年、時間雨量が激しくなってきている頻度が上がったなとは感じている。なんだこの雨は、見たことがないという降り方だ。まだその雨が続かないからこれで済んでいるが、何かの拍子で1日続いたら昭和56年豪雨が再現しないとも限らない。その場合、困るのは札幌市民は豪雨避難に全く慣れていないことだ。高台がどこなのか、いやそれ以前に豪雨災害で長靴を履いてはまずいとかできればリュックで両手を自由にしてとかあれば長いものを持ってマンホール穴を探りながらなどそういう基本が私含めて何も実感がなく知らない。豊平川は大きな河川で街なかにあるから目立つけれど、あれは石狩川に流れ込む。昨日の消防警戒出動が札幌東部北部に集中していたのはその石狩川上流も豪雨だったからで、合流地点は低地だからそこが溢れれば一気に札幌市北部から東部に溢れる。札幌が100万都市になったのが昭和47年かそこらでこの頃から一気に住宅造成が増えたが、同時にそれまで建てなかった、建たなかった場所も見た目は綺麗に造成され宅地になった。つまりそれ以前から住宅地になっていたところとそれ以降の造成地は地盤や地形が違う場合がある。札幌市洪水ハザードマップ札幌市の洪水予想地図はこれなのだが、実はこれも長く住んでいる者には「えっ、南区は」という代物でもある。ここにない南区も今はすっかり古い住宅地になった南の沢などは火山灰地で記憶では土砂崩れがあり道路も民家も埋まっている。火山灰地はある程度までなら水をよく吸い、泥炭湿地より遥かに安心なのだがしかしその吸う水の限度を超えると崩壊する。南区はこの火山灰地が案外多いんだが地盤調査もせずに大づかみでやっちゃったのかね。古くからの札幌市民なら「昔はここに家はなかった」という記憶でいざという時の避難経路、避難場所は心づもりできるから、機会があれば地域の長老などに聞いておくといいと思います。但し長老の「ここは大丈夫」は聞き流してくだされ。近年増えているのは「これまでにない災害」だから。実は今住まいしている場所は標高が高く、地盤もよく洪水地震の際の心配が少ない。市内震度4なら大体震度2程度。だから高みの見物といくかというとそういうことはなく、親戚知人などになにかあれば家にとは思っている。今は鬱と認知症の年寄りがいて快適とは言いがたいがしかしとりあえずの避難場所くらいにはなる。ですので札幌市内で不安を感じた時は連絡くださいまし。Twitterの方がレスポンスいいですがご遠慮なくどうぞ。収容だけなら20人くらいは大丈夫、寝れます。
2012.09.10
もう何度かここで言及した武雄市長の暴走だが。今度はそれの余波ともいえるセキュリティ関係者同士の話になってきた。当初からそれは予想できていて、上の日記にもリンクしている市長の恫喝とその後の言動から察するにどこぞのコンサルなりアドバイザなりがくっついていることはだれでも容易に想像できる。何故なら市長は年齢相応のど素人、何がよくて何が悪いか言われても理解できない、指摘を理解できないレベルなわけだが何故か態度だけは強気、ところどころにその指南者の影すら匂わせる。それ自体を悪いというのではないが、しかし事ここまで来れば最早言って判らない人間相手に言うよりは人のコンサルする輩相手にしたほうが早いと思うのも人情で。そんなこんなをさほど深く掘り下げてもいない私でさえ考え始めた時にこの場外戦というか余波というかは発生した。やり取りのはじめはもっと前だが纏めて下さった方がおられる。私的メモ:keijitakeda さんとnext49のやりとり表題に一切先日からこの問題に関してお名前を出している高木浩光氏は出てこないけれど、実際は高木氏に関する表題お2人のやり取りが中心になっている。ここの片隅でこっそり付け加えるのなら10年半ほど前になるがお題にある武田氏はとあるイベントでお見かけした事もある。当時公表していた経歴とその後からいってセキュリティ関係の方であるのは間違いない。無論、何の関係者であっても人の数だけ見解というものは存在し、厳密な意味で同一見解というのはありえないものであるくらいは私にも判る。で、今回数カ月前から高木氏はだれでも見られる場所で情報を書いてきた。他方それに反論している側はFBを使っているので公開設定にもよるがFB利用者のみ閲覧できる。どこを使おうと自由ではあるものの、せめて公開しているものへの反論は公開で行おうよ、それなりで双方名前もあるんだからというのが今回この余波への私の意見。何故なら有益な議論だから。私は今回のこの纏めに関しては武田氏に組みすることはできないが、しかしそういう考え方捉え方があるのだと、そしてどうしてそういう意見になるのだろうと考えることはできた。2012年にこうした議論があったのだと後世に残す意味でも、そして先にえらい人が初めちゃったんで意見を言い難くなった若い世代の方々の為にもね。
2012.09.03
Oracle、Javaの脆弱性を修正する緊急アップデートを公開-早期のアップデートが困難な場合は引き続きJavaプラグインの無効化をこのサイトの赤いボタンの下に「Javaの有無のチェック」という小さな字のリンクがありますからまずはそこを踏んでください。踏むと現在のバージョンが表示され、新しいバージョンが出ていると更新を促されます。ブラウザの設定によっては許可ボタンも出ますので「今回は許可」を押して確認してください。この脆弱性と0dayを見かけたのは英語のセキュリティニュースで先週だったと思う。その時はまだアップデートパッチも出ていず、Firefoxが無効化するようなアドバイザリを公開していた。こういう時に迷うのはどう告知したものか、タイミングなのだが同時に「どうすりゃいいか」のお知らせができない時に無効化のアナウンスだけをしても果たしてそれが親切なのかどうなのかといことでして。IEを使うのが一番スタンダード、かつ説明が必要な方々だったのはもはや過去の話で、今やブラウザは3つどもえ+1の様相になっている。だから迂闊に事前に無効化を促すとそれぞれおのおのブラウザで無効にしたままの場合、アップデートするにあたって「ないよ」と表示されてしまい安心してしまう事もなくはない。自分の利用ブラウザとプラグインなりなんなりのバージョンを記憶している人はごく僅かで、それもブラウザが複数使うというのは以前はそれなり人に一々言われずともなんとかしているものだったけれど今は違う。元々Javaのアップデートも中々面倒で、アンインストール→インストールを手動でやらねばどこかしらに問題が残っていたから、私もそれが癖になっていたけれどWin7導入と同時に人柱としてブラウザ経由の更新に切り替えている。ごくごく普通のアナウンスしやすくまた更新もしやすい方法でUpdateしてみればなにか問題があった時もお知らせしやすい。また今回の緊急アップデートができない環境にある方は無効化することが推奨されている。どうしようもないのならネットから切り離すなどしての運用が必要だろう。セキュリティアドバイザリと同時に0dayか0dayが出てアドバイザリになったかどちらにしても今回のは早く更新するか更新できないマシンはネットから切り離すのがいいようです。
2012.09.01
おいおい婆さん今頃何いってんだかと笑われるのは一向に構いませんが、しかしやはり大事なのは「自分で自分のポリシ、枠決めておく」ことだよねと改めて考えたので。高木浩光による怒濤の講演「ゲーム業界におけるプライバシー保護」がすごいことになんでまたこんな煽りの入った見出しかなと思ったら意外なことに(喜ばしいことに)これだけ煽りタイトル入れるだけの証拠というか根拠を一段落使って最初にリンクを張り説明している懇切な意図であったと。ここをお読みになる方には高木浩光氏の日記は既出であろうけれど、膨大な量と専門用語が飛び交うひろみちゅ日記の中で今のトレンドは何を読んでおけばいいのという場合の「迷わず踏めよ踏めば判るさ」を厳選してある親切さと私は好意的に受け取った。Gigazine記事本文も非常に判りやすく、順番に読み進めていくとなるほど高木氏の考える個人情報の枠が判る。説得力がありなおかつセキュリティ関係を見てきた人には既出ながら具体的な例が挙げられていてそれらの相関関係が明らかになるという仕組みでもある。だからこれを読んだ上で今度は自分の枠を考えてみる、ポリシというほどの規定じゃないにしろ「ここからここまで」を少し考えなおしてみるいいヒントを戴いたと思う。私自身でいうのなら。今ならコンビニにもスーパーにもドラッグストアにも採用されている「ポイントカード」がその最たるもので、一昨年ここ自宅に戻ってきた時に常用する店舗がそれまでとは様変わりしたのだが最寄り店のどこでも「ポイントカードは」と聞かれるのにも驚いた。カードを作る特典やらポイントを貯めると何かになるやら時にはポイントカードのお得日があり利用金額、品目などによっていつもより多くのポイントが貯まるというのだが結局何度申込書を戴いても全部捨ててしまっているのが今のところの私のポリシといえるものかもしれない。個人としては買ったものと私が紐つけられて困るような事は何もない。いやほんと何もないというか困らない。但し50過ぎた婆さんが一体何をいついくらで買おうが人様にも関係ないとは思っている。時には一家のまとめ買いもするので店によってはいかにもポイントを貯めないのは損なような口ぶりでカード作成を勧められるが、そう言われても現状だと概ね1%ですか、その為に住所氏名電話番号えーとあとなんだっけをお知らせする気にはならない。特に私は公的なもの以外自分の名前は見たくないわけで、自分の名前が非常に不愉快だが一般的に通用するので変えられないとう個人的理由もあるので書きたくないのも大きいが。だから私にとっての枠は自分の名前を知られるまでは仕方がないが呼ばれたくない言われたくない聞きたくない見たくないのでその拡散を防いでいるということになるのかもしれないね。これまで数箇所居住を変えたが今のように一般環境のセキュリティに敏感でなかった昭和の時代でさえ見たくないという理由でフルネームの表札はどこにも掲示したことがない。こんな理由の人間も数の中にはいるから、これほど極端でなくとも人の枠のコピペじゃあなく自分の枠のそれなりの理由などを改めて考えなおす機会を戴いたと思ってもいる。
2012.08.27
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