イタリアからの手紙
昨日家にかえるとカードらしきものが届いていた。イタリア？と考えていると、なんとまあ古い友達からのクリスマスカードだった。語学学校の同級生だったジュリアナだった。彼女はきまぐれなので突然絵葉書を旅先から送って来たりするが、ここ２年ぐらい音信普通だった。実家は確かコンピューターショップを経営していたと思う。あの学校にいた人は比較的裕福な家の人が多かったから、きっと彼女のおうちもそうだと思う。
懐かしいgromit私の事を覚えているかしら？私もあまり英語得意じゃないから、文章が下手なのを許してね。私は今自分の店をもったので毎日死ぬほど忙しいの。ステキなボーイフレンドもできて、クリスマスの後から一緒に住みはじめる予定です。またお話できたらうれしいわ。
彼女と一緒に過ごしたのはたったの３週間ほどだったけど、すごくパワーをもらった。イタリア人独特の陽気さはほんとに元気になる。「そんなことで悩まないの、悩んだって何も変わらないよ」とケタケタと笑う彼女の顔が今でも思い浮かぶ。
ベネツィアに近い小さな街に住む彼女は、どうみても生粋のイタリア人の容姿ではない。スイスが近いから、結構ルーツはフランス系の血とミックスしてるのかな、とういう感じだ。
そしていつものとおり、返信の住所は書いてこない。・・・やっぱりイタリア人だ。（笑）まあいい、実家の住所は知ってるから
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