** 長島便り **

2004/03/23
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タイトルに「イジメとセクハラ」とつけましたが、実は、このときの出来事で、私が「イジメ」や「セクハラ」という言葉を使うのは、この日記が正真正銘初めての事です。理由はただ、ここに書くのに分かり易いからこれを使いました。

勿論、当時上司や仕事仲間に「私イジメられています」とか「セクハラを受けました」なんて言ったことも、自分で思ったことも、一度もありませんでした。

ALの事件について「セクハラ」と言って事を大きくしてくれたのは、ANチャンのおかげでした。私はあれは「セクハラ」に感じていませんでした。あえて言うのなら「仕事妨害」。

「イジメ」と思わなかったのは、ANチャンの私に対しての態度が、あまりにあからさまで、「ネチネチ、チクチクいじめる」というよりも、「お前の母ちゃん出~べ~そ~!」的なやり方だったのです。50歳の女性がですよ~!これもイジメではなくて「仕事の妨害」でした。

どんなやり方だったかと言うと、例えば、お昼休みに仲間と食事にでて、オフィスに戻ると、カウンターの前で午前中の飛行機に乗り遅れたお客がいたりなんかして、それに捕まる。私はお客の対応でカウンターに残り、あとの仲間はオフィスへ先に入る。

お客の対応が終わり、皆より10分ほど遅れて私がオフィスへ入っていくと、ANチャンはここぞとばかりに大きな声で「A子、B子、you know the lunch break is only 50 minutes, right?! Good, you are so smart! (A子、B子、お昼休みは50分だけだって知ってるわよね?そう、偉いわね!)」とA子さんとB子さんに向かって、でも声は私へ向かって、オフィス中が振り返るような大声で言い、まるで私が人より多く休憩をとってずるいことをしてしているかのような目で見るのです。

ANチャン、それがスーパーバイザーのやることですか?あなたこそ、むか~し昔この会社で働いていた「いかず後家仲間」を呼んでオフィスの中で1時間も2時間もランチパーティーをしてるでしょうが~!仕事の邪魔だ~、それはいいのか~!?

しかも、私はお客の対応をしてたんですけど。仲間はそれを知っているのですが、それをANチャンに言える子はいなかったです。皆~、ANチャンなんかのどこが怖いんだ~?

私はANチャンの言葉より、仲間この態度の方がしんどかった。皆、ランチの時は我こぞってANチャンの事をこき下ろしておいて、その直後に本人が目の前で私を叩いている時は、どうしてそんなに可愛くなっちゃうのだ~!?そしてANチャンに食べ物を分け与えられている。君達プライドってもんは無いのかい?



例えば、オフィスの中に、10人のagentプラス私がいて、ANチャンは「A子、B子(と続けて10人の名を呼び)!Tsan(所長)gave us some sweets, but not enough for the others, so don’t tell the others, Okay? (所長から皆にお菓子を貰ったわよ!でも“他の人”の分はないから”他の人”には言っちゃだめよ、いい?)」と大声で言いながら10人の名前だけを再び呼ぶのです。

他の人って?アタシね。そこに一緒にいて「他の人」扱いされ、さらにこのあからさまな「お前の母ちゃん出べそ」に加え、仲間の反応はというと、皆とっさに私の顔を見るのです。皆、ANチャンが私に嫌な思いをさせるために、お菓子を持ってきたことを分かっているのです。

そして、「kangちゃん、私の半分あげるからね」と言ってお菓子を貰いに行くのです。。。いらないぞ~。お~い、それより君達~、プライドってもんは無いのか~?!しかし食べ物の力ってすごいんだなぁ。

それで後で所長に会って、「旅客部にお菓子の差し入れありがとうございました」を言うのは、“ひとつも食べてないこの私だけ”でしょう。なんだか私が一人で全部食べたみたいじゃないか~!頼むよ皆~。

ANチャンは、私を中心に集まろうとする仲間を、必死で引き離そうとします。それには食べ物で釣るのが一番でした。ある日、フライトのビジネスクラスの食事が、注文ミスで大量に余ったことがありました。

「旅客部でなんとかしちゃって下さい」と言われ、その日たまたまゲートを担当していた私が一人で2往復して、そのビジネスクラスミールをゲートからオフィスへ運びました。

2往復目が終わってオフィスに入ると、ANチャンの声で、今日働いている人全員の名前マイナス私の名で、皆を呼び集め、「今日はここ(オフィス)で皆でこれ(ビジネスの食事)の試食会をしましょう~、Okay?」が聞こえるではありませんか。。。誰がここまで運んだと思ってるんだ。。。

私は持ってきたミールを皆さんの所へ置き、自分のお弁当をとって、ターミナル内のカフェテリアへ行くためにオフィスを出ようとしました。誰かが勇気を出して「kangさんもよかったら一緒に食べませんか?」と言ってくれましたが、なんかその「良かったらあなたもご一緒に~」みたいな声のかけ方ってどうなんでしょ?そうじゃないでしょ、食事は全部kangさんが運んでくれたのだから、まずはkangさんに一言「ありがとう」じゃないですか~?

お弁当を持った私は「そうだ、総務のK子ちゃんを誘おう」と総務のオフィスへ行こうとすると、向こうのほうからK子ちゃんが歩いてくる。なんとANチャン、やる事が徹底してます!私が総務部のK子ちゃんの所へ行くのを見越して、私がオフィスを出るやいなやK子ちゃんに電話をして、彼女も旅客部の「試食会」へご招待していたのでした!さすがANチャン、敵ながらアッパレな戦闘姿勢でした。

でもK子ちゃんは「私も実はお弁当持って来てしまったんよ~、一緒にカフェテリアでお弁当食べませんか~?」と言って私に付き合ってくれました、ANチャンに電話で呼ばれているのに!ありがとう~K子ちゃん。本当に本当に嬉しかったよ~!強くて優しいK子ちゃん、このことは絶対に忘れないよ~(涙)。

ANチャンはこの他にも、あの手この手を使い、私を孤立させようと必死に攻撃してきます。私は幸い最後まで孤立することはありませんでしたが、それも逆に私の首を傾げさせました。上記のK子ちゃんを含めたANチャンの前で毅然としてくれた数人の頼もしい仲間達には本当に感謝しています。彼らとは仕事をやめて何年もたった今でも友達です。


あなた、ANチャンの前で私をどう言ってるの?なのにどうして平気な顔で「帰り駅まで乗せてって~」が言えるの?!いいのよ~私に気を使ってくれなくても~、一人でバス乗って帰っても良かったのよ~!

彼らとは仕事を辞めた直後にきれいさっぱり連絡を絶ちました。あなた達も辛かったでしょ?私も辛かったぞ!

ANチャンが私を孤立させようと必死で頑張った攻撃の中で、極めつけだった出来事があります。それは大変浅はかなのですが、ANチャンなりに「セクハラ」というセンセーショナルな言葉を用いて「絶対にイケル」と確信したであろう作戦だったと思います。

それがどんな攻撃だったかは、明日、もしかしたら又今度、書きます。




書いているとあれもこれも思い出されて、人間の記憶力ってすごいな~と思います。腹の底に沈めておいたはずなのに。ANチャンと同じシフトの日は一日8時間、ず~っとこんな目にあっていたのかと思うと、これが2年続いたんだから、私もよくやってたなぁ。



だってANチャンが原因で辞めた有能な人材は数多いのです!(私はこの会社が私のビザサポートをしていたために、「辞める」ことが出来なかったのですが、ANチャンもそれを知っているからやりたい放題でした)そしてこの会社大企業なんですよ。もし裁判で勝てたら弁護士さんは絶対に儲かります。(と浅はかな夢は広がる。。。)

ちなみに当時、私はちょっとだけ体調を崩し、めずらしく医者に行ってみたら、ちゃんと「ストレスが原因」という診断をもらいました!これにはとっても嬉しかったので、この証拠だけは取ってある~!






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最終更新日  2004/03/23 11:09:22 PM


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