ピアノとアルハープと好きなこと

ピアノとアルハープと好きなこと

2008.06.16
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ペダルって、上手に使うと自分の実力以上の演奏になり、


だから使うときは、自分の耳でよ~く響きを聴いて
上手に踏む工夫が必要なんです。

原則は、音がにごらないように踏むこと。
譜面に書いてある表示どおりに踏まないといけないなんて、思わない。
あれは、参考に書いてあるのであって、
踏むタイミングが正確に書いてある物ではないので。

ペダルを踏むのは、曲がスラスラと慣れて弾けるようになってから。

弾けてると錯覚して、指の動きがいい加減な弾き方になる。
きっちり弾けないまま慣れてしまう。

あくまでも、ペダルは補助。
指の届かない音をスラーにするために使ったり、
伴奏のリズムに変化を与えるために使ったり、
音量を出すために使ったり、
音色・響きを工夫するのに使ったり・・・。

だから、ペダルに頼ってはいけない。
たとえば、ペダルで響きが残るからといっても、
指でつなげられる音はきちんとつなぎ、のばせる音も指で伸ばす。
じゃないと、ペダルだけで伸びてる音なのか

断然指でもきちんと弾いている音色の方がきれいだし、
ていねいに聞こえる。

ペダル無しで綺麗に弾ける状態+ペダルを補助的に使うと
一番きれいに聞こえると思う。

踏むタイミングも問題。

音を鳴らして鍵盤の底についた瞬間ペダルを踏む→にごらない。
このタイミングを、身につけてからじゃないと、
曲でうまく使えない。

生徒達にもペダルを初めて教えるとき、手と足のタイミングのことは
うるさいほど言ってる。
うまくなると、手でスタッカートしながら、ペダルでつなげて
スラーに聞こえるように弾ける。
それができたらタイミングにおいては合格。

初めて踏む時って、体中が踏むことに集中していて、
手も足も体も頭も、足と一緒に動いてしまって(笑)、
曲は踏む場所にアクセントがついてしまって、
大変な状態になる(それだけ必死に弾いてるのね)(^^)。
でもそのうち、生徒達は手で普通に弾きながら
足は別物として動くようになってくる。
「慣れ」。一度身についたら、どの曲でも使える。
だから、最初が肝心かな、やっぱり。

ペダル使うって言ったら生徒は嬉しいやら難しそうやら、
何か、すごいことしてるみたいに初めは思うんだろうな。
生徒の反応見ているとそう感じる。
でも、みんな、上手に踏めるようになってきてる。
実力以上の演奏に聞こえるよ(^_^)v








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Last updated  2008.06.17 00:53:06
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