全3件 (3件中 1-3件目)
1
WDBホールディングス(2475)の有報を読んで感じたことをメモ。・経営指標等の推移一時期停滞していた時期があったが、近年は増収増益基調が加速。・沿革及び事業内容事務職派遣→技術職派遣→研究職派遣と事業展開し、研究職派遣でトップ企業となり、成長の起爆剤となる。近年は技術職派遣にも力点を置き始め、また、自社で雇用している研究職を活かせる事業(CRO等)のM&Aにも力を入れている。 ・株主構成代表者及び代表者の資産管理会社で過半の株式を所有している。 ・役員構成取締役5人中2人が社外取締役。・備考技術職や研究職の人材派遣業は大企業の動向を考えると底堅いと思われるので業績にブレがある可能性があるものの、順調に成長していくのではないかと考える。一方でM&Aによる周辺隣接業務の多角化戦略については、M&Aをした会社をどのようにマネジメントをしていくかが課題かと思われる。現在のような10数社くらいなら持ち株会社からぶら下げるような組織体制でも大丈夫かと思うが、会社が思い描くような数十社くらいになると現行の形では難しい。
2013.08.27
コメント(0)
ウォーターダイレクト(2588)の有報を読んで感じたことをメモ。・経営指標等の推移創業当初は赤字であったが、近年は増収増益基調で上場のタイミングもよく、今後の成長が期待できそう。・沿革設立から7年弱と若い会社。近年はOEM供給も手がける。・事業内容天然水のワンウェイ配送方式が売り。家電量販店・百貨店といった独自の顧客獲得チャネルを持っている。ストック型ビジネスモデル・株主構成VC系の名前が多く、将来的には利益確定売却の可能性がある。・役員構成代表者はリヴァンプ出身で、社外取締役の一人もリヴァンプの役員。取締役の半数が社外取締役で、その内訳もVC系出身、ファンドマネージャー出身、企業再生・経営コンサル出身と多様。監査役も社外監査役にフージャースにいた手嶋さんの名前があったりと興味深い。・備考事業内容はストック型ビジネスであるため底堅く、安定的な成長が期待できる。社外取締役の陣容が興味深く、藤野さんが入っているので、隠れたひふみ投信銘柄なのかなとも思う。現在の自己資本比率では配当は期待できないが、成長性は高いため、中長期で保有したい銘柄。
2013.08.23
コメント(0)
先週上場したアメイズの有報を読んだ感想をメモ。・経営指標の推移売上高は順調に増加中で近年拍車がかかった感じ。利益は赤字から大幅に黒字転換したところで上場しており、今後の成長が見込める。・沿革旧名は亀の井ホテルで10年くらい前にジョイフル創業者が株式を取得。ジョイフル創業者はこれを期にジョイフルの経営から一線を引き、ホテル業に専念(ジョイフルの経営は息子へ)。・事業内容ビジネスホテルの出店は競合が少ない幹線道路沿いや中小規模駅近辺に集中。飲食機能はFC等で親族が経営するジョイフルの運営ノウハウを利用。店舗展開はこれまで自己所有が主であったが、今後は大和ハウスのサポートを受けた賃貸借契約に切り替える方向(これ以上の借り入れが融資条件的に難しいことも一因か)代表者の妻が経営するグッドインとビジネスが類似している点がやや気にかかる(今後の動向)。・役員の状況取締役6人のうち、4人がジョイフル出身。専務は代表者の親族。・備考新規出店の考え方はジョイフルのホテル版みたいな感じで、よくも悪くも親族が経営するジョイフルとの関係を強く意識してしまう。ジョイフルの店舗展開からすると、ホテル事業の方もまだまだ出店余地が大きく、今後の成長が期待できるが、ある時点で踊り場を迎える可能性があるので、その見極めが大事。現行の株価は配当利回り面からは魅力的であるが、福証単独上場という流動性面で問題性を抱えるため、中長期で配当成長に期待して保有すべきと考える。
2013.08.21
コメント(0)
全3件 (3件中 1-3件目)
1